加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和3年 3・11凧絆プロジェクト(3)

2021年03月08日 | 3・11 凧絆プロジェクト

令和3年3月8日 今日は10枚の凧に尻尾を貼りつけ揚げ糸に通します。
以前から作った連凧を段ボールの箱から取出し、凧の破損や凧を止めるストッパーの破損を確認しながらすべての凧を別の段ボールに入れていきます。
最後の凧を出して、揚げ糸を最後まで延ばして今回作った凧を一枚ずつ揚げ糸に通し、ストッパーを付けて10枚全ての凧が揚げ糸に通り、110枚の連凧は完成しました。
完成まで10年を要した大作?の完成にホットした気持ちとやり終えた安堵感がありました。




今年の凧から一枚ずつ段ボール箱に収めます。先頭凧10枚は2011年に作った凧なのでセロテープが劣化してパリパリに硬化していたので悪い部分だけ貼りかえました。10年の歳月を感じさせてくれる一幕でした。



この連凧を作った目的は仙台凧の会の呼びかけで「凧絆プロジェクト」が発足し、途中から「スマイルカイトアクション」と名称が変わりましたが私は当初のままで続けてきました。
震災から10年目の節目の年に、東北のどこかの地区で慰霊のために連凧を揚げるのを目標としていましたが、コロナ禍のため県外への移動は遠慮する風潮となり、その思いは叶いません。
今年は11日には地元の海岸で慰霊の凧揚げをしたいと思っています。

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