加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和5年 百万石まつりが開催された

2023年06月03日 | 日々雑感

令和5年6月3日 第72回百万石まつりが4年ぶりに通常通り開催されました。
コロナの感染症法上の位置づけが5月8日から「2類」から「5類」に変更されたことから各種のお祭りが通常通りの開催となってきている。

今年の利家公役は歌舞伎の市川右團次さん、お松の方役は俳優の紺野まひるさんとなっていたので、昨年のように日焼けするのが嫌だから黒い傘で日よけをし、肖像権侵害などを理由に写真撮影はNGだったりとひんしゅく物でしたが、今年はどうかと心配してテレビで観ていました。

午後2時から音楽パレードが出発し、加賀とび行列も出発して金沢駅前の交差点でも最初の梯子登りの演技を勇壮に披露して沿道に詰めかけた人々から大きな声援や拍手を受けていました。

玉姫と利常、遊び相手役の子供たちが乗った車が通過していきました。
お松の役の紺野まひるさんが車の上から笑顔で手を振ると沿道からは「お松様~」と歓声が上がっていました。
昨年のような肖像権の問題もないようで沿道の方もスマホで撮影しているようでした。
やはり祭りは沿道の方も一緒に盛り上げるものだと思いました。

祭りのメイン行事である百万石行列で武者が勢ぞろいし、利家公役の市川右團次さんが
「皆のもの、出立じゃー!」と貫禄のある一斉で行列が始まりました。
市川右團次さんは歌舞伎で人の馬に乗ったことはあるが本物の馬は乗ったことがないそうで、乗馬ではスタッフに手伝ってもらい乗馬しましたが、馬上の利家公は凛々しい姿で
さすが役者さんと思いました。
沿道から「利家さま~」と声がかかると何度も笑顔で手を振る姿がテレビに写されていました。

今年の百万石まつりのテレビ中継は長時間の中継でしたが、利家公役の歌舞伎の市川右團次さんには今までの中でも何人かに並ぶはまり役と思いました。
長時間の視聴でも飽きずに見ることが出来ました。




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