加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和3年 干し柿作り(1)

2021年10月30日 | 日々雑感

令和3年10月30日 今年も干し柿作りの時節となり、毎年の風物詩でもあります。
25日に毎年渋柿を購入している南砺市の「ぬくもりの郷」へ行ってきました。
この時期はまだ柿の購入には早く、店の人からも11月に入ってからの方が柿の熟れ具合が良いと言われました。昨年のブログでもこの時期は購入には早いと言われていたことを後で知りました。

毎年購入している生産者ではなく、渋柿の色合いも黄色く熟れ具合が良いのがあったので違った生産者の柿を購入してきました。
昨年と同じく柿を追熟させて、今日干し柿作りを行いました。


柿1箱は10.6㎏で昨年より若干重く、柿の数も52個入っていました。
平均1個200グラムです。昨年よりは良い状態です。

柿を水洗いし余分の額を切り取ります。

ピーラーで皮を剥いていきます。例年のことですが今年の柿は肌がモッチリとしています。中には熟していない青い柿もあり、サクサク感で梨の皮を剥いているよな感覚の柿もあります。


1個だけ柿の下部が熟れて柔らかくなっている物もありましたが、その他の物は順調に皮剥きができました。
52個の皮剥きは35分位で終わりました。

剥き終わった柿の皮です。



妻は皮剥きが終わった柿に吊り紐をつけ、消毒のため熱湯の中にドブーンと浸けていきます。






熱湯消毒が終わった物をまとめて、ポーチの竿にかけました。
26組の柿を竿に掛けて終わっても、とても少なく感じました。

最高に多かったときは400個位の干し柿を吊るしたものでしたが、近年はこの程度がちょうどよい数と思っています。



柿の皮は沢庵漬けに入れると甘みと風味が増すので、籠に入れて乾かします。


渋柿を吊るすまでに1時間位で終了しました。