加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

大阪支部の講習会用凧を作ってみました(1)

2016年03月23日 | 凧の制作
平成28年3月23日 先日大阪支部の月例凧揚げに参加させていただきました。
坂井代表から新たに試作した凧を渡され、揚げてみてと言われ試し揚げをしました。
その凧は正方形で骨組みは水字形で骨組みが交差した個所に丸い穴が明けてあります。
風が強くても1本糸目で良く揚がる凧で”穴あきシンプル凧(なにわちどりながれ)と命名されていました。

凧紙と竹骨の講習会用の材料を頂いて帰りましたので、今回制作することにしました。
一昨年の大阪支部の研修会で講習会用の製作資料をいただいていましたので、それらの資料の凧も今回作って見ることにしました。

先日から凧紙に絵を描きため、講習会資料のように竹骨を貼りつけました。
講習会では絵を書き、彩色してから竹骨を付ける手順で制作するのですが、個人的
に製作するときは、絵を描いて竹骨を付けてから彩色するようにしています。
このように彩色を後からすると、最終的な仕上がりは紙が張った状態で仕上がります。
これは私の凧作りのこだわりかも。

角凧は横47cm、縦60cm

(角凧表面)

(角凧裏面)

なにわちどりながれは47cm四方の正方形

(なにわちどりながれ表面)

(なにわちどりながれ裏面)

土佐凧は47cm四方の正方形

(土佐凧表面)

(土佐凧裏面)

するめいかは47cm四方の正方形

(するめいか表面)


(するめいか裏面)

六角凧は横47cm、縦55cmの変形六角形

(六角凧表面)


(六角凧裏面)

組立が終わり、彩色が始まります。