武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

キタハマ猫の日常

2008-11-21 23:16:38 | Weblog
キタハマ猫は、猫なんだけれど行動が犬に似ているところがある。
猫の声で「わん」とか「わ~ん」とかいいます。お迎えもしてくれるが、いってらしゃいと道路のある地点まで送ってくれる。いっしょにお散歩もする。いつまでも、ヒロク二さんとわたしの後をついてくるので、車の往来の激しいところがあり心配になるので、お散歩は取り止めにした。お散歩は気に入っていたらしく、時間になると、玄関で行こうという態度をいつまでもしていた。猫も食べること以外に、楽しい、嬉しいという感情がよく解かる猫ちゃんです。


トイレットペーパーをぐしゃぐしゃに。
これは、明らかに飼い主に不満があるときにする。猫は戸を開けても、閉めないので、ちょっと忙しいせいもあって開けてあげず知らん振りしてたのに反抗か。留守にすると必ずこういう事をする。別のトイレットペーパーを持って「キタハマ、これは!!だめだと解からないのか。」とキタハマの顔にトイレットペーパーを突きつけると、目をそらす。「見てごらん!!」ともう一度。目をそむけて「くう~ん。」という。悪かったと思っているみたいだ。しばらくしてからトイレットペーパーを突きつけると見ようとしない。それには興味ありませんという態度をするので「よし。」と許してあげる。


子供の工作のために作ったドールハウスに。キミの家じゃ、ありません!!


よほど気に入ったのか、お寝んね。

小さい家に入ったキタハマを見ると、ガリバー旅行記の「小人の国」に行ったガリバーを思い出します。子供の頃に読んだ本ではありますが、大人になってから読み返すと違う面白さを発見しました。かんたんにいうと、当時の近代社会への風刺なのですが、今読むと、現在の現代社会をも十分風刺、また反逆している物語なのです。著者のスイフトは、性格も悪く、ひねくれものであった。とあとがきにありましたが、ひねくれものだからこそ出来えた物語であり、今をも読み継がれる傑作の一つと締めくくってありました。訳は、曽野綾子さん。子供の本とはいえ、気品のあるいい訳でした。「ガリバー」とついたお店の名前が多いけど、子供だましのような感覚で「ガリバー」と命名してるのかしらん。ガリバー旅行記は、毒がいっぱいつまってる物語なのに。

すいません!!間違っていました。
大人になってから再読したのは、「ロビンソン・クルソー」でした。物語はまったく違うけれど、読後感が似ていて間違えました。「ガリバー旅行記」のスイフトは、性格が悪く、ひねくれ者ではありません。「ロビンソン漂流記」の作者ダニエル・デフォーが性格が悪く、複雑怪奇な人物で絞首刑にて最後を終えたそうです。普通は、死刑者に内臓や、汚物を投げつけるそうですが、死刑の時に聴衆の、花と涙の中で死んでいったということです。2人の作者の共通点は、ほぼ同時代を生き、マルクスの資本論に影響を2人とも与えたということです。勘違いしていてすいません。



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