武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

特急の入り口(色鉛筆作品紹介414)とヒロクニさんがお気に入りのCD

2016-03-11 15:25:14 | Weblog



2002年作、絵の裏側に「特急の入り口」とタイトルが書かれていた。
アトリエにおじゃまして、ふと見ると私の記憶にない作品が置かれていた。
地図のような街の絵。
6Bと色鉛筆の混ざり方がなんともいえない。
乱暴さと繊細さの混ざり方もいいなぁ~と見ていました。
絵の中に人が刷り込まれている。
生きいきとした街のいとなみを感じ、ジーと見てヒロクニさんとの散歩の時間を思い出し、
それから絵の中を散歩する。

冬は、今年もほんとうに外に出ず、みごとにこもりっきりの生活をヒロクニさんは送りました。
家の中では、制作しては、その合間にゴミの整理を。
ゴミ箱の中の少量のゴミを小まめに大きい袋に移し変える。
「洗剤が切れる恐怖症」からか、やたら買い物メモに洗剤が書かれていて、注意をうける。
「まだ、充分あるよ」というが、先々の心配をするようで「洗剤の話し」を長々と聞いています。

春が近づいてきていますが、私はちょっとお疲れ気味。
なんと肩こりだけでなく、腰痛も加わりなんか嫌な感じなのです。
冬は淡々と過ごしていました。
そんなに楽しいこともなく、淡々と。
そういう時思うのです。
「楽しさを追い求めるばかりではなく、こういうのも普通だと」。
無理に楽しくする必要もないし、こういう時も修行の一つと思うようにしている。
「何事も執着してはいけない」と。(これは、お釈迦様の教え)
楽しい時期や、辛い時期もいつも変容していくからいいのだと。
そう、思いながら今の状況に納得しています。

しかし、ヒロクニさんは春の訪れを感じているのか、暖かい日にCDを「検索してくれ!!」と私に言った。
そして、2枚のCDを購入。

ノーマルの頂へ
クリエーター情報なし
Pヴァイン・レコード


ヒロクニさんは、「このアルバムの一曲目にすべてに音が収容されている」と断言。
意外と、とても静かなアルバムなんです。
ホルガー・シューカイは、現代音楽家のシュットク・ハウゼンのもとで、音楽を学んだ人で、
そのシュットク・ハウゼンは、なかなか頑固な人で、急に怒り出したりする人物だと話してくれた。
だから、CANというホルガー・シューカイを筆頭にしたグループの音楽は、単にロックではなく、
特殊なロックグループなんだと言う。ヒロクニさんが、CANやホルガー・シューカイの好きな理由はそこにありそうです。
(私は、CANを聞かされすぎて、無言の人になってますけど・・・)



マスターズ・オブ・コンフュージョン
クリエーター情報なし
Pヴァインレコード


こちらのアルバムは、イルミン・シュミット。
シンセサイザーを使った音楽を聴いたことがある。
海の底へ沈んで行くような印象をもったことがあるが、気分がいい日に聞いたら沈むような感じがしなかった。
人はその時の気持ちで、音楽すら別ものになることを知った。
私が聞いたアルバムは、アマゾンですらもう取り扱いをしなくなったようで、この1枚しかなかったのです。
その1枚を購入。
こちらも、静かな音楽よ。

ヒロクニさんは、この2枚のアルバムで英気をやしなっています。
しかし、人があまり聞かないようなアルバムが好きだなぁ~と感心しています。

春になると作品も変化しそう・・・・。
冬の間はJAZZが多かったです。
そう、我家はいつも音楽が流れています。



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