武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ギャラリー島田 特別企画展 2022「CREWS」のご案内

2022-05-28 16:22:38 | Weblog

神戸にある、ギャラリー島田での企画展に出品しています。

日時:5月28日(土)~6月21日(火)

   11:00~18:00 *最終日は16:00まで

            *会期中水曜休廊

場所:ギャラリー島田

   神戸市中央区山本通2-4-24、リランズゲートB1・1F

   TEL&FAX 078-262-8085

   ホームページ:http://gallery-shimada.com/

企画のテーマは、「CREWS」

“CREWS”は、「乗組員たち」という意味で、運命共同体の一員として、

今を伝える展覧会を目指して企画されました。

たくさんの画家や彫刻家などが参加しています。

武内もその中の1人として、参加。

こういう展覧会では、武内の絵は際立って、個性的なんだと再認識します。

他の人の絵を見てから、武内の絵を見ると、

やはり、「頭がブッとんでいるよ・・・な・。」と思うのです。

作品は、以前紹介しましたが、再度紹介。

作品のタイトルは、「CREWS」

絵は、A3サイズ。29.7 cm × 42.0 cm 

素材は、紙の上に、鉛筆、色鉛筆、クレヨン。

パネル貼りされています。

価格は、29,000円

この絵を見て、元気が出るか、頭痛がするかは、好みだと思います。

物事を杓子定規にとらえる人には向かないかもしれない。

武内の絵には“静けさ”を感じる作品もありますが、

この絵は、エネルギーというか“動”を感じる作品です。

老体に鞭打って描いていたのだと思われる。

絵の価格は、武内ヒロク二価格でわたしが決めた価格ではありません。

「絵を買った人が、生活に困ったり、貧乏にならないように。」と言う、

武内価格。

わたしが付けるともっと高く付けるでしょうが、こういう企画展は当人にまかしています。

ネット販売は、会期の途中から始まる。

この価格の理由がとても、武内らしく「可愛らしい」ので書きました。

他人も自分と同じような生活をしていると、考えているのでしょうね。

 

 

腫れ物も、やっと一週間空けて診察という間隔になり、企画展の絵も納め、

ホッと一息いれているようでした。

いつも武内が支配しているCDラジカセからは、静かな曲が流れ、寛いでいるようでした。

いつも観察していて、息苦しい妻のように思われるかもしれませんが、

いつもわたしの周りに来て、「あれして。これして。」と言うのはヒロク二さん。

例えば、自分の方が冷蔵庫に近いくせに、「冷蔵庫から、とうふの残り取って。」など言い、

「あなたの方が冷蔵庫の近くにいるでしょ。」と言っても、

「どこにあるか、わからないから。」と。

実際、わたしも冷蔵庫の何段の左とか言いたいが、そこまで記憶していない。

自分の部屋からピーちゃんのゲージを周り、冷蔵庫に向かう。

そういう日常なので、息苦しく感じてしまうのは、わたしの方。

我家の音楽事情としては、わたしがヒロク二さんのCDをかけても、いきなり変えられたりする。

音楽は詳しくない方なので、もう好きにやってとなっていて、

嫌いな音楽の時は、心を閉じてしまうという技も身につけた。

一息入れているヒロク二さんは、普段聞いていないジャズをCDの前で聴いている。

パソコンの前に座っていて、作業をしながら、とてもいい感じと思い、

どのCDをかけているのか聞いて確かめ、ジャケットを目に焼き付けておいた。

名前は、簡単な場合は覚えられるですが、少し長く感じる名前はダメ。

英語のセンスが0(ゼロ)を自覚します。

だから、ジャケットが頼り。

では、日常の音楽から、気に入ったものを紹介。

どれも落ち着くし、音色がきれいに感じました。

3番目に上げたイラストのアルバムは、東京、渋谷で買ったのをふたりで思い出しました。

「この俺が、めずらしくジャケ買いというのをしてみようと思うけど、このジャケットどう思う?」と、

聞かれ、「えー、いいよー。」とポケーとした顔で返事したような。

東京の個展の帰り道で、CD売り場で長居されて、疲れていたかも。

まだまだ、当時の初々しい頃の思い出なので、随分前に買ったものだ。

何年ぶりに聴くのでしょうか?

ヒロク二さんは、「あんまり粋だと、人は聴かないんよ。」と一言。

音楽を聴きながら、「粋???」と思いながら、一緒に聴いています。

今は、外出が減ったので思うことが少なくなりましたが、

ヒロク二さんのCD売り場の滞在時間の長いこと!

一緒に居ながら、そのCD売り場で、

「どうして、近くにベットがないのだろう。

あれば、助かるのに。医務室とかはどうなっているのか?」と、妄想していました。

立ちっぱなしの苦痛やら、待つのに疲れるやらで、寝て休めたらどんなにいいか・・・という思いが、

妄想になり、仮病を使ったらうまくいくか?という考えにまで発展していたのでした。

ヒロク二さんは、CDを見て、音楽を思い出すことで、記憶も引き出せるらしく、

記憶の再生をしているのがよく分りましたので、耐えていました。

その時していた妄想の中味を思い出すと、わたしも異常者か?と思える自分が怖い。

そうだからといって、その場で座り込んだり、寝る度胸はない。

 

今日の食卓の花は、大きめのビオラで。

↑ビオラの種からいきなり大き目の花。

虫に食べたれています。

虫に食べられていない、薄いアプリコットの色が出ている黄色いビオラの花を摘みました。

 

↑そして、茶系のビオラを合わせ、色が重くならないように白いビオラを添えた。

アプリコットの色が引き立つようにと思いながら、まとめました。

大きいビオラは、難しいなぁ~と思いながら、強引にあわせました。

 

 

武内も久しぶりに企画展に参加。

会場でも、ネットでも(会期の途中から)宜しかったら、覗いて頂けると嬉しく思います。

今日は、いつもより文章が短いですが、この辺で。

お読み頂いた方、ありがとうございます。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2022-06-01 21:36:19
前々回にご紹介いただいた作品は、こちらの企画展へ出店される作品だったのですね。ギャラリー島田のサイトに行き、告知を拝見しました。
ヒロクニ先生のこの作品は、弾けています。船の乗組員はいろいろな個性が集まるのが昔からの伝統なので、このように弾けた人も必要だと思いました。
この作品は、このギャラリーの企画展で他の人の作品と一緒に展示されると、すごくインパクトありそうです。単独で拝見するのとはまた違う感じになるように思いました。
青い海と白い波しぶきに浮かぶ船の、なんとエネルギッシュなことでしょう!
ギャラリー島田に行くことは難しいので、ネット展示会が始まったら、観覧させていただきます。

腫れ物が落ち着いてきたようで、本当に良かったです。化膿してしまうと痛いし辛いし治療も大変になってしまうので、そうなると通院に尽力するさほりんの負担が……と思ってしまっていました。
音楽のジャケットは、やはりレコードの方が美しいと思うことがしばしばです。大きさもそうですが、紙に印刷された全体の雰囲気のアナログっぽい感じが、飾っておきたくなるような魅力がありました。
お安くはないCD(レコード)のジャケ買いは、結構勇気が必要です。でも、そうしたリスクというかドキドキした感じもあってか、当たるととても嬉しいです。
CD(レコード)売り場は、確かに長居になってしまうかも。売り場に入ったら、はじからはじまで、全部のタイトルの内容をチェックしないと気が済まなくなります。
なので、基本的にはそういう場所へは一人で行きます。一緒に行った人は、たまらないことでしょう。残念ながらベッドがあるCD(レコード)屋さんはないと思うのです……。さほりん、お疲れ様です。

茶系のビオラのアクセントがすてきです。白い花器によく映えています。
前回のコメントの私の活け花のこと、申し訳なく思わせてしまってごめんなさい。上手に活けられないのは、すべて私のセンスの問題で、さほりんのアドバイスが役に立たなかったわけではないのです。
へこたれずに、花を活ける機会があったら、苦手意識を持たずにこれからも果敢にトライしていきます。
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際立つ個性。 (さほりん)
2022-06-04 10:00:22
コメントありがとうございます。
多くの方、皆一点出品の企画展なのですが、ヒロク二さんは、異質な感じなんです。いつも家で絵を見続けているせいか、私にとって、その異質さが普通になっているのを知るいい機会でもあります。オンラインは、5月7日から見れるそう。(一日遅れることもあり)どんな感じなんでしょう。私も楽しみにしています。

腫れ物は、直っていっています。やっと、二週間、空けていいと診断されました。ホッと一息。
CD売り場は、ともりんも長く滞在するのね。ヒロク二さんと仲間ですね。(笑)
音楽によって、過去の記憶がすぐ復活するみたい。時代や思い出を語るので、記憶と密接に結びついている曲やアルバムの語りを聞くのは、楽しいというか、面白い。CD売り場にまつわる、例の決め文句、「さほりにいいと思って。」と言って、CDをおねだりするヒロク二さんも思い出してしまった。「私じゃなくって、自分が欲しいと違うの!」と、気持ち悪い言い方するな!と言い放つ私の姿を。
ジャケットは大きいレコードの時代の方が断然いいと私も思います。あの硬い紙に印刷されたあの表面の具合がとても良かったと思う。ただの薄い紙にペラッと印刷されたものは、やはり味気ない。それに、デザインもあの頃の方が気合が入っていた気がします。疲れていたけど、いろいろ話が聞けるから頑張って待っていました。でも、ほんとうにお疲れだったわ。ともりんのねぎらいありがたく頂戴します。優しいよね。

茶色のビオラは数が少ないので、あまり摘まなかったのですが、この大きなビオラに合わせました。この黄色い大きいビオラをヒロク二さんは好きだと言っています。私と趣味が違うよう。
生け花のアドバイスのこと、そんなに恐縮しなくていいですよ。うまく行かなかった様子を伝えてくれたりして、嬉しいです。それより、ともりんの誠実さが損なわれたりしませんように。

さっき、ヒロク二さんが話しかけてきたので、「往復書簡なの。武内ヒロク二を巡る二人の女よ。」と言うと、「俺は、そんな色男じゃないよ。」と言って笑って目の前から消えました。照れているのか?
今日は、ここで終わります。
コメントありがとうね。
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