必勝!合格請負人 宅建試験編

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免除科目予想問題(土地・建物)

2021-08-26 | Weblog
免除科目予想問題


〔問1〕 土地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 自然堤防に囲まれた低地は、地盤が安定していることが多い。
2 台地の縁辺部は,集中豪雨の際、崖崩れによる被害を受けることが多い。
3 盛土をした部分は、擁壁などがしっかりしていなければ、崩壊の危険がある。
4 丘陵地は、一般に水はけがよく、地盤が安定していることが多い。


〔問2〕 次の記述のうち、宅地を選定するに当たって適当なものはどれか。

1 旧河道
2 台地の縁辺部
3 干拓地
4 自然堤防


〔問3〕  土地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 旧河道でそれを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるときは、
 軟弱地盤である可能性が高い。
2 宅地予定地周辺の擁壁や側溝、道路等にひび割れが見られる場合、
 地すべりが活動している可能性が高い。
3 河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、
 洪水常習地帯である可能性が高い。
4 丘陵地苛で地下水位が深く、団結した砂賃土で形成された地盤の場合、
 地震時は液状化する可能性が高い。



〔問4〕 建築物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、仕口や継手の加工をせず、床や壁、
 天井、屋根等をパネル化して組み立てる構造法である。
2 窓その他の開口部のない居室は、原則としてその居室を区画する主要構造部
 を耐火構造とするか、又は不燃材料でつくらなければならない。
3 木材は,湿潤状態にあると気乾状態に比べて強度が小さくなり、また、
 白あり等の虫害や腐朽菌の害を受けやすくなる。
4 木造の外壁のうち、鉄網モルタル塗りである部分の下地には、防水紙などを使用
 する必要はない。




〔問5〕 建築物の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 階数が2以上の建築物における隅柱は、原則として、通し柱としなければならない。
2 自然換気設備を設ける場合においては、給気口は、排気口より高い位置に設けなければならない。
3 居室の天井の高さは、原則として、2.1m以上でなければならない。
4 鉄骨造は、自重が軽く、靭性(粘り強さ)が大きいことから、大空間を有する
 建築や高層建築の骨組みに適している。


〔問6〕 建築材料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 常温常圧において,鉄筋と普通コンクリートを比較すると、温度上昇に伴う体積の
 膨張の程度(熱膨張率)は,ほぼ等しい。
2 コンクリートの引張強度は、一般に圧縮強度の10分の1程度である。
3 木材に一定の力をかけたときの圧縮に対する強度は、繊維方向に比べて繊維に
 直角方向のほうが大きい。
4 木材の辺材は、心材より腐朽しやすい。


〔問7〕 建築物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 鉄筋コンクリート造の柱については、主筋は4本以上とし、主筋と帯筋は緊結しなければならない。
2 枠組壁工法は、主に柱の耐力によって地震などの外力に抵抗する方式であるため耐震性が高い。
3 自然換気設備を設ける場合においては、給気口を居室の天井の高さの2分の1以下の高さの位置に設け、
 排気口を給気口より高い位置に設けなければならない。
4 杭基礎は、建築物自体の重量が大きく、浅い地盤の地耐力では建築物が支えられない場合に用いられる。



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<解答>

ドラッグすると答がわかります。


〔問1〕 正 解 1

1 誤  自然堤防に囲まれた低地は、地盤が軟弱であり、洪水や地震に弱い。
2 正  台地の縁辺部は、集中豪雨の際、崖崩れによる被害を受けることが多い。
3 正  盛土をした部分は、擁壁などがしっかりしていなければ、崩壊の危険がある。
4 正  丘陵地は、一般に水はけがよく、地盤が安定していることが多く、
    洪水や地震に対する安全性が高い。


〔問2〕 正 解 4

1 不適当  旧河道は、過去の河川経路であり、地盤が軟弱、低湿で、地震や洪水
      による被害を受けることが多いので宅地としては好ましくない。
2 不適当  台地は、一般に水はけもよく、地盤が安定していることが多い。
      しかし、台地の縁辺部は、集中豪雨の際、がけ崩れによる被害を受けることが多いので、
      宅地として好ましくない。
3 不適当  干拓地は、海水面下のことが多く、波や高潮による災害の危険があるので、
      宅地としては好ましくない。
4 適当   自然堤防は、微高地で砂や小礫からなっているところが多く、排水性がよく地盤の
      支持力も大きいので宅地を選定するに当たって適当である。


〔問3〕 正 解 4

1 正 旧河道でそれを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるときは、軟弱地盤である可能性が高い。
2 正 宅地予定地周辺の擁璧や側溝、道路等にひび割れが見られる場合、地すべりが活動している可能性が高い。
3 正 河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、洪水常習地帯である可能性が高い。
4 誤 液状化とは、地震に伴う地盤の変動、地震による急激な振動や水圧などの外圧により、水が地表面に
   噴出したり、地盤に亀裂が入ったり沈下したりする現象をいう。
    この液状化現象は、流量の多い河川の旧河道、海岸、河床、砂材を用いた埋立地、砂質地盤地などで
   起こりやすい。
    しかし、丘陵地帯で地下水位が深く、団結した砂質土で形成された地盤の場合、地震のときに液状化
   する可能性は高くない。


〔問4〕 正 解 4

1 正  枠組壁工法は、仕口や継手の加工をせず、木材で組まれた枠組みに構造用合板などをくぎ打ちして
    パネル化した壁や床などを組み上げる構造法である。
2 正  窓その他の開口部のない居室は、原則として、その居室を区画する主要構造部を耐火構造とするか、
    不燃材料でつくらなければならない。火災が発生した際などに避難、救出活動が困難であり、その居室
    以外での火災感知も遅れがちになるので、十分な耐火性能を備えておくためである。
3 正  木材は、湿潤状態にあると気乾状態に比べて強度が小さくなる。
     また、木材が湿潤状態にあると、白あり等の虫害や腐朽菌の害を受けやすくなる。
4 誤  木造の外壁のうち、鉄網モルタル塗りその他軸組が腐りやすい構造である部分の下地には、防水紙その他
    これに類するものを使用しなければならない。


〔問5〕 正 解 2

1 正  階数が2以上の建築物における隅(すみ)柱またはこれに準ずる柱は、原則として、通し柱としなければならない。
     ただし、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した場合においては、この限りではない。
2 誤  自然換気設備を設ける場合、給気口は、居室の天井の高さの2分の1以下の高さの位置に設け、常時外気に
    開放された構造とし、排気口は、給気口より高い位置に設け、常時開放された構造とし、かつ、排気筒の
    立上り部分に直結しなければならない。
3 正  居室の天井の高さは、原則として、2.1m以上でなければならない。
     ただし、学校(専修学校、各種学校および幼稚園を除く。)の教室でその床面積が50㎡を超えるものにあっては、
    天井の高さは、3m以上でなければならない。
4 正  鉄骨造は、自重がく、靭性(粘り強さ)が大きいことから、大空間を有する建築や高層建築の骨組みに適している。


〔問6〕 正 解 3

1 正 常温常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較すると、温度上昇に伴う体積の膨張の程度(熱膨張率)は、
   ほぼ等しい。
2 正 コンクリートの引張強度は、一般に圧縮強度の10分の1程度である。
3 誤 木材に一定の力をかけたときの圧縮に対する強度は、繊維方向に比べて繊椎に直角方向(せん断)のほうが小さい
4 正 木材の辺材は、心材より腐朽しやすい。
    なぜなら、木材は,樹心部より辺材部のほうが乾燥による収縮が大きく、気候・天候の影響やシロアリなどの
   害虫による被害を受けやすいからである。
          

〔問7〕 正 解 2

1 正 鉄筋コンクリート造の柱については、主筋は4本以上とし、主筋と帯筋は緊結しなければならない。
2 誤 枠組壁工法(いわゆる、ツーバイフオー工法など)は、2インチ×4インチの断面を有する木材などの一定の
   規格の木材を使って建築し、壁全体で建築物を支える工法をいう。
    地震などの外力に対しては、主に壁の耐力によって抵抗する方式である。
3 正 室内の空気は、暖められることによって部屋の上部に滞留する。
    したがって、自然換気設備を設ける場合、給気口を居室の天井の高さの2分の1以下の高さの位置に設け、
   常時外気に開放された構造としなければならない。
    他方、排気口は、吸気口より高い位置に設け、常時開放された構造とし、排気筒(いわゆる煙突など)の
   立ちあがり部分に直結しなければならない。
4 正 杭基礎とは、杭を用いた基礎をいう。
    杭基礎は、建築物自体の重量が大きく浅い地盤の地耐力では建築物が支えられない場合に用いられる。



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