タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

gpsは有難い

2020年06月30日 | 山歩きから
予報通り雨になりました。

この雨の中を歩くほどファイトはないので、今日は「ステイホーム」しながら、昨日の裏山歩きを頭の中で復習しています。

    

裏山新ルートのところを拡大してみました。

昨日の今日ですから、軌跡の小さな曲がりの意味をシッカリと記憶しています。

たとえば、a地点、軌跡が左に曲がっていますが、あそこは倒木を避けたところです。

b地点はテープを巻くためにひき返したところです。

あの森には下草が無くて、どこでも歩ける状態だったので、ひき返し用のテープは不要です。だからテープも巻かないで歩き始めたのですが、、、、

ルートを確定するためにはテープも必要かと思い返し、あの地点で少しバックしたのです。

そのようなことや、沢すじのぬかるみを避けるためにコースを変えたところなど、軌跡のチョットした変化も記録されています。

gpsって有難いなぁ、とあらためて思います。

    

昨日は初めてなので、この地点から一番無難なことろを歩きました。

地図を見てお分かりのように、谷地形の左岸側です。

今日この軌跡図を見ながら、次は尾根の上から690の数字を上を横断するような感じで、左岸側に向かい、b地点に下りてみたくなりました。

それから先は成り行きですが、左岸側と右岸側を歩けば、この森の大まかな状況は分かるのでは、と思うのです。

その中に、ランドマークになるような巨樹とか、特徴ある岩が見つかると嬉しいのですが、わが裏山の小さなエリアなので、大きな期待をしないほうが良いのかなぁ???

    

いつも歩く牛池の西側はこのような普通の登山道です。

このルートから663メートルの峰がある尾根に登ることが出来ますが、その登るルートも小さな森です。

その森とこの森を比べたら、間違いなくこの森のほうが雰囲気があります。

と言うことでやる気が出てきたタカ長、倒木などに邪魔されないで歩けるルートを見つけたいと考えています。

    

いつも歩く牛池の対岸にまだ知らない森がある、と思うだけで楽しいですね。

チョットした登山から見ると、タカ長の裏山歩きなど箱庭の中を歩いているようなものですが、、、、、

その箱庭歩きが高齢登山者には面白いのです。

歩きなれた裏山にも未踏のルート(?)が残されており、そのルートを探すことに目を輝かす、、、、、。

タカ長はまだ少年のような好奇心を持っているのだ!

と宣言したくなりました。

危険を感じることもなくそのような遊びが出来る、、、、、gpsって有難いですね


裏山の新ルート

2020年06月29日 | 山歩きから
明日は雨予報が出ています。それも、ところによっては強く降る予報です。

と言うことで、今朝、独りで裏山を歩いてきました。その軌跡です。

      

牛池から西へ歩きましたが、この間が新ルートです。

新ルートと言っても直線距離にすればたかだか300メートルくらいですから、大袈裟にいうほどのことではないのですが、、、、

それでもタカ長にとっては新鮮な山歩きが出来ました。その話題です。

    

登りは白樫尾根。椿尾根より急登ですが、登山道は荒れていません。

いつものように、登るときはえっちらおっちら、、、、、、。

    

障子岩に登っても安芸の宮島は見えませんでした。

空気感が悪くて麓の町がやっと見えるくらいです。この時期は仕方ないのでしょう。

しかし、風は安芸の宮島の方向から吹いてきて、快適な小休止でした。

とその時、、、、、

    

目の前の尾根をトビではないタカ、おそらくハチクマだと思うのですが、とにかく1羽飛んだのですが、、、、

コンパクトカメラではズームする時間もかかり、何となくそれらしい姿さえ撮ることが出来ませんでした。

ひょっとしたら、この山のどこかでハチクマが繁殖しているのかも分かりません。

そこから牛池に登り、、、、、、

    

半周して、対岸の湿地帯へ行き、そこから690メートル地点に向かいました。

入ってみると人が歩いた気配がほとんど無くて、その上に下草が茂っていないのでどこでも歩ける感じです。

     

今日は初めてなので一番無難なところを、所々にテープを巻きながら歩きました。

距離は短いので最短距離を歩く必要もありません。次は大きな木とか、面白そうな岩場みたいなものを探しながら歩いてみるつもりです。

小さな森ですが雰囲気は上々でした。

事前に想定したことですが、尾根に近いところで倒木や伐採のあと放置された樹に邪魔されるところはありました。

でも、なかなかいいコースが出来そうな雰囲気があります。

次回は上から、谷地形の様子を見ながら下りて行き、少しずつルートをかためてゆくつもりです。

暑い時期ですが、ここなら近いので、暑いのが苦手なタカ長でも何とか出来そうです。

     

尾根に登ったあとさくらの里に下りて小休止。

そのあと東亜の森⇒桜尾根経由で帰りました。

      

今日の記録です。

それにしては時間がかかり過ぎているようです。と言うのは、、、、

椿尾根を下りるとき、今日は珍しく5名の登山者に会い、その登山者に話しかけられたからです。

そのうちの2名は友だちですが、そのようなことで5回もストップしたので、登るより15分以上時間のかかる椿尾根の下りになったのです。

それ以外のところでは誰にも会いませんでした。

5名の登山者に会うのはとても珍しいことと言うのがわが裏山、どんなに転んでもにはならない里山です。



   


山にいる時

2020年06月28日 | 山歩きから
    

雨の心配はありませんが、スッキリとは晴れません。

今日も何もしないで家でゴロゴロしています。

コロナ問題が起きて、ステイホームが叫ばれ、家でゴロゴロしている生活が完全に市民権を得たような気もします。

だから、大手を振って(?)ゴロゴロしている感じです。でも、当たり前のことですが、このような生活は生きているのか死んでいるのか分からないようなところがあります。

    

しかし、山を歩いている時は、生きているような実感があります。

2軍歩きではありますが、山を歩いていても息が切れるわけではありませんし、足が痛むわけではありません。

キョロキョロと色々なものを見ながら、我ながら生き生きしているような気がします。

ささやかな実感ですが、タカ長には嬉しい実感です。

この実感を失わないためにも、明日は裏山を歩くつもりです。毎日毎日ゴロゴロではいけませんから、、、、、、。

    

家でゴロゴロしながら今日も星野道夫の本を読みました。

星野道夫がなかなかの人だったことが分かりますが、それとともに、そこに描かれている市井の人の素晴らしさを感じています。

北国の厳しい自然の中で磨かれた人の素晴らしさ、と言うことでしょうか。

この話題は星野道夫の本をもう少し読んでからにします。

そう、「旅をする木」を読了する前にワンクリックして別の本を買っているのです。


雨の中の山歩き

2020年06月27日 | 山歩きから
丘の上の歌姫さんにセットして頂き、JR呉線ぞいの山を歩きました。

スタート・ゴール地点は呉市の焼山公園。

タカ長にとっては土地勘が無いところですが、迷うことなく焼山公園に着き、ここから歌姫さん、ganchanさんと3名で山に入りました。

    

行き先も何もかも歌姫さんまかせで、タカ長は彼女の後をついて歩くだけです。

後ろにはganchanさんが目を光らせているので、コースを誤ったりする心配もありません。

    

最強のお二人にガードされた殿様登山みたいなものですが、、、、、、

昼までは大丈夫だと思っていた雨が早々にふり始め、雨の中の山歩きになりました。

この時期の、低山での雨は怖くもなくて、その雨でひるむようなメンバーではありませんでしたが、、、、

    

その雨も時間の経過とともに強くなって行きました。

夏山で高山を目指していたころは、「雨の中を歩くトレーニング」と称して、わざわざ雨の日を選んで山を歩いたこともありますが、最近はそのようなトレーニングはしませんし、降水確率が50%以上になると登山そのものを中止しているので、タカ長にとっては本当に久しぶりの「雨の山歩き」になりました。

    

スタートしてしまえば、この時期の雨は気にならないのですが、、、、、

しばらく登って行くと雷様がゴロゴロ

これは低山でも歓迎できません。そのため途中でひき返すことになりました。

    

ひき返し地点は西小屋山と言う小さなピークです。

眼下に墨絵のような風景が広がっていました。このような風景を見ても山の名前がよく分からないのですが、、、、

    

こちらが今年も登った天狗城山方面です。

呉線沿線の山に登るときはほとんどがJRを利用しているタカ長、車で来ると頭の中に地図が描けなくて、何となく、どこを歩いているのか分からないような気がするのです。

    

この地図の上端、絵下山を目指した登山でしたが、雷様は歓迎できないということで、この地点でひき返したわけです。

このお二人につきあっていると3万歩や5万歩くらい歩かされることになりかねないので、今回は「2万歩までですよ」と事前に釘を刺していました。

しかし、そのような事情で早々の下山。

    

焼山公園に下りたころには空も明るくなっていました。

あの塔があるところが絵下山ですが、そのずいぶん手前でひき返したことになります。

    

下山した焼山公園の、屋根付き、テーブル付きのベンチでコーヒータイムを始めたら、、、、

コーヒータイムが昼食タイムになり、長時間の山談義を楽しむことになりました。

      

ご覧のように小さな数字の山歩きですが、初めてのルートを案内して頂き、、、、

その上の山談義にタカ談義、天気は悪くてもとてもハッピーな登山になりました。

姫様そしてganchanさん、有難うございました。

5万歩の山には付き合えないタカ長ですが、この程度の山歩きなら大丈夫です。またどこかの山を案内して下さいね。

お蔭さまで女房殿を連れて歩く山がひとつ増えました。






この作業が面白い

2020年06月26日 | 山歩きから
朝は雨が降っていたので、今日の裏山はキャンセルしました。

昼前には上がることは分かっていましたが、元来が朝型のタカ長は昼前から山歩きをする気になれません。

そこでまた、カレンダーを広げて山行きプランをあれこれ考えました。遠出プランだけではありません。日常の小さな山歩きをふくめたプランです。

    

何度同じことをするのだろうか、と思われる作業です。

カレンダーに鉛筆書きで山の名前を書いたり、消したり、、、、、。

そのようなことをする一つの理由が、「登りたい山と登れる山は違う」からです。

この場合、その違いを分ける一番大きな理由は体力、脚力ですが、、、、

今はその上にコロナ問題がかぶさってきました。

    

今年になってコロナ問題が起きて、2月下旬にはタカ長たちも無視できないことを実感するようになりました。

そのため3月20日に予定していたJR利用プランを取りやめました。4月に予定していた山友との個人的な山歩きも延期、その頃からコロナ問題がからんで、登りたい山が登れなくなりました。

そして、この時期になって、移動自粛などは緩和の方向にありますが、、、、

たとえば、マイカー利用で山に行くとしても、相乗りOKの人もいれば、登山口集合が良いという仲間もいます。

そのようなことになると、裏山以外の山に行く人は少ないとは思いながら、これまで以上に登山口の駐車場の広さが気になり、、、、

登山口の駐車場の広さが行き先決定の大きな条件になってきます。

    

このようなことの繰り返し。

カレンダーの上に山の名前を書いたり消したり。考えてみればアホみたいな作業ですが、、、、、

この作業が面白いと言えばこれほど面白い作業はありません。

この段階では心臓がパクパクすることはありませんし、天気の様子を気にかける必要もありません。

登山ではこの作業が一番面白いのでは、と思うくらいです。

明日はganchanさんらに案内してもらって呉市の山を歩く予定ですが、そのように、人さまに段取りをしてもらう山歩きもたまには良いのですが、、、、

ほとんどすべての山歩きが人さまの段取り、と言うことはタカ長には耐えられません。

それはタカ長の単なるわがままかも分かりませんが、大小にかかわらず、登山計画をたてる楽しさを知ったら、この作業だけは人に渡したくない気持ちなのです。

今年の紅葉探勝プランは、最終的にはどうなるのでしょうか?この段階でプランは出来上がっていますが、最終決定していません。


もうひとつの時間

2020年06月25日 | 山歩きから
雨になりました。ゆっくり読書、としたいのですが、このような日は何となく気が重くなります。

今日も星野道夫の本からです。画像へネットで探した無料画像です。

僕たちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは、天と地の差ほど大きい。(星野道夫)


     

星野道夫とアラスカを旅し、目の前でザトウクジラが、突然空に飛び立つようなダイナミックな風景をたくさん見て帰国した女性の感想。

何が良かったかって?
それはね、私が東京であわただしく働いている時、その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない、それを知ったこと、、、、、、

この女性もアラスカを旅して人生観が変わったのかも分かりません。

    

雨が降っていますが、今この瞬間、世界のどこかの満天の星の下で、感動の涙を流している人がいるかも知れません。その星空の下で永遠の愛を誓っているペアーがいるかも分かりません。

    

タカ長にはタカ長の時間があります。友だちには友だちの時間があります。

アメリカの人にはアメリカの人の時間がり、アフリカの大地を生きる人には彼らの時間があります。

そのように考えると心が大きくなるような気がします。

日々の暮らしの中で、心の片隅でそのようなことを意識出来るかできないか、そこには星野道夫の言うように、「天と地の差」があるような気がします。

クマがいる贅沢

2020年06月24日 | 山歩きから
先日紹介した危ない本(「旅する木」星野道夫著)に下記のような1節があります。読者の自然観を変えるようなことが書かれている、と言ったことの一つです。

アラスカの自然を旅していると、たとえ出合わなくても、いつもどこかにクマの存在を意識する。今の世の中でそれは何と贅沢なことだろう。クマの存在が、人間が忘れている生物としての緊張感を呼び起こすからだ。もしこの土地からクマが消え、野営の夜、何も恐れずに眠ることができたなら、それは何とつまらぬ自然なのだろう。4月のアラスカは、姿は見えなくとも、そろそろ雪の下からクマの気配を感じ始めるときである。


       

わが裏山にはこの種の貼り紙が何ヵ所かに掲示されています。

ここに書かれている観音台では公園にクマが出現し、それを仲間が目撃したことがありますが、その情報は実際にクマを見ているのですから信用できます。

しかし、これはあくまでタカ長の独断ですが、クマの痕跡があったとか、足跡があった、声がしたというような情報はまゆつば物だと感じています。

そもそも登山者が少ない山で、丁度そのときにクマのことが分かる登山者が通りかかるということ自体が信じられないのです。

わが裏山の入り口には「クマの足跡があった」ように書かれていますが、そのあたりはそもそも生き物の足跡がつきにくい所です。そのような所でクマの足跡であると断定できるとしたら、たとえば米田一彦さん(「山でクマに会う方法」などの著書あり)のような専門家だけだと思うのですが、そのような専門家がそのときわが裏山にいたとは思えないのです。

この件で区役所の担当課に問い合わせましたが、どのような人がそのような判断をしたのか、明確な返事は頂けませんでした。
何かあった時に行政は何もしなかったと言われるのを避けるための保身。そのようなものしか感じませんでした。

    

わが裏山を含む西中国山地はツキノワグマの生息域です。そのためクマに対する注意を怠ることは出来ませんが、だからと言っていたずらに恐れていてはアウトドアー活動そのものが成り立ちません。

タカ長自身は登山中にクマに遭遇した経験はありませんが、、、、、。

    

仲間たちと隊列を組んで比婆山を歩いている時、先頭を行くタカ長の後ろの方を一頭のクマが横断したことはあります。しかし、それを見たのはタカ長の後ろを歩いていたメンバーだけです。あっという間の横断だったので、タカ長はその気配さえ感じられませんでした。それがクマとの唯一の遭遇です。

車で走っているときにクマを見た経験は何度かあります。その中の一つですが、朝の光の中で見た子熊の毛並みは忘れられません。動物園で見るクマのような、しょぼくれた色ではありませんでした。
車を下りてナデナデしてやりたいところですが、子熊のそばには親熊がいて危険、と言うのは常識なので、車の中から見ただけです。


山を歩いていて生き物の気配を感じることはよくあります。特にソロ登山の時です。ソロ登山の時は全身を耳にして歩いている気分なので、何かを感じるのかも分かりません。

何かの気配がカサカサと近づいてくる時は緊張しますが、それがイノシシの群れであることが見えると安心し、その中にいたウリボウを、目を細めて見送ったこともあります。

     

そのようなタカ長ですが、山でクマに遭遇したいわけではありません。

出会い頭の遭遇は危険とされているので、それを避けるために笛を吹くこともあります。大声を上げることもありますが、そのような時に人に会うと嬉しくないので、「懺悔、懺悔、、、、六根清浄」と大声をあげます。信仰のためではなくて、単なる「奇声がわり」です。

    

山にクマがいるのは普通のことだと思いますが、それが「今の世では何たる贅沢」とまでは考えたことはありませんでした。しかし、言われてみれば、確かにその通りだと思います。

わが裏山にクマがいるのかどうか定かではありませんが、星野道夫の本を読んでいると、何頭かのクマがいるほうが贅沢な裏山歩きが出来そうだと思えてきます。

このような発想は危険なのでしょうか?

この本はやはり「危ない本」だと言えそうですね。

チームを分けて

2020年06月23日 | 山歩きから
    

仲間たちとの裏山歩き、今日は大勢のメンバーがやって来ました。

その数は10名以上、タカ長のカウントは⒑名を超えると怪しくなるので、そのあたりの管理は仲間に頼んでいます。

その大勢が同じルートを歩くのは、今日的には良くないので、適当にばらけることにしました。

タカ長は二郎杉コースを登ることにして、仲間たちより少し早く出発したら、ついて来たのはタカカノをふくめて3名だけ。

4名のパーティーで二郎杉の尾根を登りました。

   

今日の合流点は牛池です。

その牛池に行くのは椿尾根が一番楽で、二郎杉の尾根や桜尾根はいくぶん傾斜がきつくなるようです。

だからと言って、今日の4名が健脚組とは言えません。むしろその逆です。

    

その中には二郎杉を初めて見る新人もいるので、この尾根を登るのはコロナ対策だけではないようです。

このコースとはしばらくご無沙汰しているので、タカ長がトップを務めました。

道が荒れていないので助かりました。

    

二郎杉を過ぎて尾根に出るところです。

ここから桜尾根の合流点に行く前に地獄の直登(?)があります。

その直登をこなし、586.8メートルのピークを過ぎ、アップダウンを2~3回くりかえすと障子岩に到着します。

    

ここで少休です。今日は障子岩の上で記念撮影。

安芸の宮島は見えていますが、その向こうにある周防大島は見えるような、見えないような、、、、、、、。

特徴のある嵩山は見ることが出来ませんでした。

    

牛池に行くと仲間たちが着いていました。

タカ長たちは一番遅かったようです。暑い時期なので皆さんもロングコースを取らなかったようです。

ここで3チームが合流、記念撮影を済ませて早目の下山です。

   

途中のオオルリマンションに入居者があったようです。

前回見た時は無人でしたが、今日は立派なベットが出来ていました。繁殖に成功することを願うだけです。

    

出発点に近いところでウグイスがさえずっていました。

先日、仲間が良い写真を撮ったので、タカ長も負けないようにトライしたのですが、枝先には出てくれなくて、これが一番良い写真でした。

    

山からのお土産、今日はこれです。タカカノはタダでは帰らない???

下山も3班くらいに分けて出発したので、タカ長たちがいつもの駐車場に帰ったとき半数の人は帰っていました。

少なくともわが裏山に関しては、皆さん山の様子が分かっているので、2班、3班に分かれて歩いても大丈夫です。

皆で同じように歩くより、密を避けて歩くのが今日的だと思います。

        

    

本日の記録です。

歩行距離がずいぶん違うようですが、この差は水平距離と実働距離の違いでしょうか???

タカ長にはよく分かりませんが、暑い時期はこの程度の裏山歩きでも満足です。

 

 

危ない本?

2020年06月22日 | 山歩きから
本日の画像はネット検索し「著作権フリー」と明記されたアラスカの画像を借用させて頂きました。本文とは関係ありません。



     

YAMAPの春山代表のお勧め記事を見てこの本を買いました。

著者の星野道夫は高名な写真家で、1996年8月にアラスカで取材中ヒグマの事故で急逝されたことはご存知の人も多いはずです。

タカ長は星野道夫を写真は見た記憶がありますが、彼のエッセイを読んではいないようです。

そこでワンクリックして即購入。

チョットだけ読んで、これは大変危ない本だと思いました。読者の自然観とか人生観を変える、麻薬みたいなものを含んでいるような気がしました。

        

YAMAPの春山代表も星野道夫の本を読んだ事がきっかけになり、アラスカ大学野生動物管理部の進まれました。そのアラスカでの留学体験がYAMAPをつくる下敷きになっていると話されています。

星野道夫が単身アラスカに渡ったのは彼が26歳の時で、それから18年間に多くの写真やエッセイを残しています。

タカ長より若い世代の人なので、タカ長が自分自身の人生を決める若い時期に彼の著作を目にすることは物理的に不可能ですが、、、、、、

もし、仮にこの本を20歳ころ読んだとしたら、大きな影響を受けたことは間違いありません。

と言ってもタカ長には海外留学するほどの能力も財力も無いので、具体的な行動を起こすことは出来なかったでしょうが、この本から受けるインパクトは今とは大きかったと思われます。

    

若いころ登山者とは何だろうか、と自問したことがあります。

心の磁石がいつも北を向いている人、と言うのがその時の答えでした。

いま思えばささやかなことですが、熱心に冬山に取り組んだのもその心があったからだと思います。

     

そのようなタカ長ですから、その頃この本を読んでいたら、後先考えずにフラフラとアラスカに渡って行き倒れ、ヒグマの餌になっていたかも分かりません。。

そのように考えると、この本は、やはり危険な本だと思われます。

今はそのような心配も無いので、自分の青春を懐かしむような気持ちで読んでいます。

33編がおさめられている文庫本で、その気になれば一日で読めるでしょうが、一気に読んでは面白くないような気がして、一日に1編か2編ずつ読んでいます。

歩いて歩いて、、、、

2020年06月21日 | 山歩きから
    

今朝も独りで裏山を歩いてきました。

いつもの駐車場から椿尾根を登り、50番鉄塔⇒71番鉄塔⇒大杉集落⇒自然歩道と言うコースです。

    

ツバメさんに見送られて出発です。

いつものことですがのんびり歩き、特に最初はゆっくりです。

ゆっくりですが、幸か不幸か夏鳥の声も少ないので、歩行を止めることはほとんどありません。歩いて歩いて、、、

    

50番鉄塔に登りました。ここまで誰にも会いません。

ここで展望を楽しみながら水分補給です。

    

左下が「カフェ50」です。その向こうの峰が鈴が峰です。

ここから見ると鈴が峰など屁みたいな山だ、などと言うと、髭親父に叱られるだろうなぁ、、、、、、。

   

71番鉄塔に行く途中に倒木がありました。しかし、右側を迂回できるので実害はありません。

倒木と言えば、椿尾根の、何シーズンもヒラタケを採らせてもらった木も倒れていました。

大きな変化ではありませんが、少しずつ何かが変わってゆきます。

   

71番鉄塔の手前から見る窓ヶ山と向山、見慣れた風景です。

この時期ですから風景はもやっています。

    

このまわりも茂ってきて、ここから大峰山が見えなくなりました。

ここもあっさりと通過、大杉峠に向けて下りて行きます。

    

大杉の紫陽花は良くない、と仲間が言っていましたが、それほど悪いとも思いません。

このようなものでも世話をする人がいなくなるとすぐにダメになりますが、今のところ、まぁまぁ合格点だと思いました。

    

その大杉集落を周回して荒谷林道を下って行きます。

大杉峠を過ぎたところで、高齢のランナーがよぼよぼと上ってしました。

タカ長に言われたくないでしょうが、本当に大丈夫なのか心配になるランナーでした。

ランナーと言いましたが、スピードはタカ長が歩くより遅いくらい???

今日初めて会った人です。

    

特に急ぐわけではありませんが、このあたりから「歩いて、歩いて、、、」と言うような感じになりました。

先日、山友から「81歳の誕生日おめでとう」と言うメッセージをもらいましたが、そのとき、、、

8と1の数字の並びが間違っていないか、と返事をしました。

気分だけはそのようなもので、その頃と同じようなスピードでホイホイと歩いているつもりなのです。

    

中国自然歩道に入っても快調な歩きです。

しばらく行くと背後からバイクの音が、、、、、。

こんなところを走るの、嫌だなぁ、と思っていたら、背後で人の声がしましたが、バイクの音は聞こえなくなりました。

ナメラ沢が通過できないので、自然歩道を走るのはあきらめたようです。

   

ここから下りなのでいっそうペースがあがります。  

途中にあるイチヤクソウは盛りを過ぎたようなので、今日はカメラを向けませんでした。

歩いて、歩いて、、、、、です。

涸沢のところで逆方向に行く、若い登山者に会いました。

今日会った2人目の人です。そしてそれがすべてです。

    

実働3時間と少しでいつもの駐車場に帰って来ました。

車が少し増えていました。タカ長より遅い時間に山に入った人がいるのかも分かりません。

        

      

今日の記録です。歩数は1万5千を超えていました。

これから暑くなるとどうなるか分かりませんが、梅雨が明けてもたまにはこの程度の裏山歩きをしたいと思っています。

それにしても歩行時間。本人は快調に歩いているつもりですが、加齢とともにスピードが微妙に落ちています。

荒谷林道出合からいつもの駐車場まで50分。

何年か前はもう少し早く歩けたような気がするのですが、、、、、、、。