タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察・4月30日

2009年04月30日 | タカの渡り観察
タカ長に替って、トビ吉が報告します。

渡ったタカの羽数は少なかったのですが、定点観察地の付近で渡りを止め住人に
なっている サシバ が何度も姿をみせました。

住人のサシバは2羽で、内1羽は右の翼の初列風切羽の一部(P6~7)がなく
よく目立ちます。

昨日は、その目立つ サシバが「ヘビ」をつかんで飛翔していました。


 今日の結果

 観察日 4月30日 快晴

 観察時間 8:30~16:00

  観察者 トビ吉、ジューヤク、御大、スワロ、二位の方

      ハチクマ 5羽
      サシバ 3羽
      ツミ 東向き 1羽
      ハイタカsp 西向き 1羽

今日の観察・4月29日

2009年04月29日 | タカの渡り観察
タカ長に替って、トビ吉が報告します。

 タカ長は日韓共同タカの渡り調査に参加するため韓国に向かいました。
 調査期間中、日本に渡るため、朝鮮海峡に飛び出る数多くのハチクマを見ることでしょう。

タカ長が韓国・釜山で観察したハチクマの一部を広島のわれわれの定点観察地で見ることになります。 

 定点観察地では ハチクマの渡りを初認 しました。
 9時台1羽、11時台2羽、15時台の1羽です。
 (昨年も4月29日に1羽のハチクマを見ています)

 また、定点観察地の西側の 上勝成山 でも2羽の ハチクマ を初認しています。


   観察日 4月29日 快晴

   観察時間 8:30~16:30

   観察者 トビ吉、キョージュ、ジューヤク、カンヌシ、スワロ、二位の方、
        若大将

     ノスリ 4羽
     サシバ10羽
    
ハチクマ4羽
     大型不明1羽

  

いよいよ出発です

2009年04月29日 | タカの渡り観察
いよいよ韓国に向けて出発します

 タカ長たち8名は今夜の関釜フェリーで韓国に向けて出発します。

 明朝プサンに着いたらすぐ大田(テジョン)に向かいます。テジョンデはキム・ソンヒョン研究員が歓迎会をセットしているようですが、参加者の顔ぶれなどは何もわかっていません。何かハプニングがあると面白いのですが、、、、、。

 その前に「国立科学館」に行きます。昨年の7月神戸でそこの副館長さんらに会っているので、今回は私たちが表敬訪問をするような意味もあります。

 そのあとトモエガモの群舞で有名になった群山(クンサン)からフェリーで於青島(オチョンド)に渡り主に小鳥類を見ることにしています。が、私の視線はついつい空を向くことになるでしょう。黄海を渡ってくるハチクマがゼロではありませんから、運が良ければ観察することが出来るはずです。

 5月5日にプサンに入り5月6日から連続調査にはいります。

 台湾チームが衛星追跡しているサシバが中国大陸に入っている情報がありますから、ひょっとしたらあのサシバがプサンから日本に向けて渡ってくるかも分かりません。

 そのようなことも考えながら観察を続けるつもりです。韓国からの速報をご期待下さい。

これからしばらくの間はトビ吉おじさんがこのブログの更新を続けます。

今日の観察~4月27日

2009年04月27日 | タカの渡り観察
日韓タカの渡り共同調査に出発します

 今日の観察、と言っても観察はトビ吉おじさんらにお願いして、タカ長は韓国への出発準備をしています。

 今年の調査期間は6月6日から16日までです。

 調査期間は例年の渡りの時期を考えて、渡りのピークが調査期間に入るように設定しています。しかし、今年はノスリやハイタカ属の渡りが例年より早かったので、ピークがはずれないか心配しています。

 上記の期間が連続調査で、その後はスポット的になりますが、24日頃まで調査は続けられるはずです。理想的には5月初めから終わりまでするのが良いのでしょうが、現段階ではそれだけのことをするだけの人材がいません。



 調査地はプサン市影島区太宗台(テジョンデ)です

 タカ長はこれまでテジョンデの展望所で観察していましたが、今回の調査ではキム・ソンヒョン研究員等が他に2地点を候補にあげています。そのため今年の調査は、これまで実績のあるテジョンデの展望所での観察をメインにして、観察者に余裕のある日は他の2地点で観察し、その結果を検証して来年以降の調査方法を考えたいと思っています。

観察結果の速報体制もできています。

 観察結果の速報はこのブログと広島タカの渡り研究会のホームページで行うよう準備しています。そのためにはタカ長からトビ吉おじさんへの携帯メールによる連絡が出来ることが前提になります。この点は予定通り、トラブルもなく出来るよう祈るばかりです。

 何かトラブルがあるとそれに対処するだけの知識も技能もないタカ長とトビ吉ですから、、、、、、。



 遊覧船上から見たテジョンデの展望所です。ここからハチクマたちが飛び出してゆきます。右が南向き、対馬方向です。渡りは南向きだけでなく南東や南西に向けて飛び出していくものもいます。



 展望所から対馬方向を見たところです。気象条件が良い日には対馬を目視することが出来ます。この空を帯のごとくハチクマが渡っていく、と言いたいのですがそれはないはずです。

 ご存知のように韓半島の南には日本に向けて飛び出した特徴的な地形のところがありません。そのために渡りが一点に集中することはないはずです。ですから、数的にはタカ長観察地のほうが多い、と考えるほうが常識的だと思っています。

 とは言っても大きな渡りを一度くらい見たい、と言うのが正直な気持ちです。

以上のようなわけで、タカ長の留守中このブログの更新はトビ吉おじさんが担当します。

 優先順位はホームページの更新が第一位で、その次がブログの更新になります。

 タカ長の留守中もよろしくお願い致します。




今日の観察~5月25日

2009年04月25日 | タカの渡り観察
今日の観察は雨で中止になりましたが、、、、、

 今日の観察は雨のために中止。観察地に出かけることが出来るようになったトビ吉おじさんは残念だったはずです。タカ長は晴れていても、あれこれすることが多くて観察に行けなかったでしょう。

 今日は「高齢者講習」でした。車の免許更新のときに必要なあれです。何かにつけて「高齢者」と言うグループに入ってしまったタカ長ですが、この言葉には抵抗があります。

 4月29日から韓国に行き、5月6日から釜山でタカの渡り観察を始めます。初めての日韓共同調査です。そのための準備も進んでいるようですが、具体的には行って見ないと分からないことばかり、と言った状態です。



 もちろんお目当てはこのハチクマですが、釜山ではいつもの太宗台での調査のほかに、同じ影島区のボンレサンに登って観察したいと考えています。太宗台で見ていると、この時期北に向かって飛んでいくサシバを観察できるのですが、そのサシバと、それとクロスするだろうハチクマを同時に観察してみたいのです。



 ともあれ間もなく韓国。今年は大きなテーマもあって、いつもとは違う訪韓になりそうです。


今日の観察~4月24日

2009年04月24日 | タカの渡り観察
観察しやすい空でしたから、、、、、

 今朝は8時過ぎにいきなりハイタカが1羽A山に現れて渡って行きました。朝から薄い雲があり、空を見るのが楽でした。その空に救われて見つけたタカもいました。

 とは言っても暇な時間があるので、その時間はカメラ遊び?



 ヤシャブシの木で囀っているホオジロを撮影していたら、、、、



 その手前のサクラの木の中で何やらゴソゴソ動きます。注意していたらアトリが出てきました。色鮮やかになってきたようですね。



 ♂もいました。ホオジロは囀ることに忙しく、アトリは食べることに忙しい風でした。



 2羽一緒に撮ろうとしたのですが、両方にピントを合わせることはチョッと無理だったようです。手持ち撮影ですからシャッタースピードを落とすことも出来ませんし、、、、、

 このような写真を撮ってみると、次には夏鳥と冬鳥をワンショットにおさめてみたくなります。

今日の結果

   4月24日   晴のち曇

     観察者    タカ長 ジューヤク カメ吉
     観察時間   8:00-16:00

       サシバ           8
       ノスリ           3
       ハイタカ    西向き  3
       ハイタカ    東向き  1
       大型不明         3

 この時期になると大型不明と言うのが気になります。サシバ、ノスリ、ハチクマ。どれが出てもおかしくない時期ですから、私なりに注意はして見るのですが、どうしても分からなくて「不明」と言うことになってしまいました。


今日の観察~4月23日

2009年04月23日 | タカの渡り観察
いよいよ主役の登場を待つだけになったようです

 

 山はきれいに装い、爽やかな風が吹き、、、、、、

 カメ吉おじさんはさんぱつに行って無精ひげを剃って、、、、

 ジューヤクさんはタカ長より立派な椅子に座り、、、、、

 タカ長観察地は主役の登場を待つばかりとなりました。しかし、まだ出てくれません。



 新緑がまぶしいA山の上をハチクマが次々と流れてくる日は近いのですが、、、、。

今日の結果

4月23日   晴

   観察者    タカ長 ジューヤク カメ吉
   観察時間   8:30-16:00

     サシバ           8
     ノスリ           2
     ハイタカ    東向き  2
     ハイタカSP  西向き  1

 少しでも飛んでくれると、、、、それだけで良いです。多くは望みません。間もなく大群がやってくるのですから、、、、、。

カタクリの花が満開です

2009年04月22日 | 山歩きから
気分転換にカタクリの花を楽しんできました

 今日のタカ長はタカの観察はお休みしてカタクリの花を楽しんできました。本当は別の山に登るつもりでしたが、参加者が想定以上に多くて、安全を考えて行き先を変更したのです。

 一緒に行く仲間が「いまカタクリの花が満開」と言う情報をくれたので、迷うことなく行き先変更をしました。



 場所は寂地山の稜線。冠高原に車を置いて、松の木峠から稜線沿いに歩きます。カタクリの花は、安芸冠山への分かれ道の手前から現れました。



 本当にいまが盛りですね。左に見える白い花はミヤマカタバミ。

 カタクリ以外にはスミレの仲間が何種か咲いていましたが、私は詳しいことは分かりません。エンレイソウも咲いていました。ゆっくり見ればカタクリ以外にもたくさんの花が咲いているのでしょうが、今日のところはカタクリの花が主役です。



 仲間が白花のカタクリを見つけてくれました。登山道のすぐそばに咲いていて撮影するのは楽でしたが、バックの処理が思い通りに出来ませんでした。

 間もなくハチクマの季節ですが、その前にカタクリの花を楽しまれてはいかがですか?この時期の山は、稜線の木が芽吹いていないので、明るくて快適です。

タカ長は一週間先に迫った訪韓のため忙しくなりました。早々にブログの更新をトビ吉おじさんにお願いすることになりそうです。

今日の観察~4月20日

2009年04月20日 | タカの渡り観察
韓国行きを前に忙しい日が続いています

 このところのタカ長は忙しい日が続いています。韓国行きの準備だけでなく、3週間近く家を空けるとなるとそれなりに雑用もあって、、、、、。



 同じ忙しいのでも、タカを数えるのが忙しいのなら良いのですが、、、、、、。

 今夜も町内会の会議、、、、、、明日の雨は恵みの雨になりそうです。いろいろデスクワークがたまっていますから、、、、。

今日の結果

  4月20日   曇

    観察者    タカ長 ジューヤク 二位の方 カンヌシ 蜘蛛博士 他
    観察時間   9:00-14:00

      ノスリ           3
      サシバ           3
      ハイタカ    西向き  2

 数は少ないですが、曇り空で観察しやすかったこと、低く渡ってくれたことはありがたかったです。

 観察地の裏山からいつもよりツツドリの声が多く、大きく聞こえました。


今日の観察・4月19日

2009年04月19日 | タカの渡り観察
タカ長にかわって、トビ吉が報告します。

快晴の空で、高く飛翔するタカを見つけることに苦労しました。

サシバとノスリのほとんどが帆翔することなく、A山の上を高く滑翔しました。


 今日の観察結果

  4月19日 快晴

  観察者 トビ吉、ジューヤク、キョージュ、カメ吉、ガミーネ、カンヌシ

  観察時間 8:45~15:00

     サシバ 18
     ノスリ 2
     ハイタカ 西行き 2
     ツミ 東行 3
     ハイタカsp 西行き 1
     ハイタカsp 東行 1