タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

釈然としないなぁ

2020年04月30日 | 日々雑感
自粛生活が続いています。

昨日は町内会長1名と、車の窓越しに話しただけです。人との接触をそこまで減らすこともないのでしょうが、団地の広報部長の仕事が終わってしまうと、他に出かけることもなくて、、、、、、。

     

わが家が檀家になっているお寺から、「寺だより」と一緒にこのようなものが届きました。

作成した人や団体名もないものです。

チョッとユーモアがあるように感じたので紹介しています。

     

それにしても、ステイホーム、ステイホームの大合唱。

その意味はタカ長なりに理解しているつもりですが、それにしても、報道が一方的ではないか、と思うのはタカ長だけでしょうか?

新型コロナウイルスを「正しく恐れよ」と、最初に言われたように記憶していますが、これがその意にそうものだとは思えません。

いつも行く道の駅のレストランも休業していました。

そばの店ではおばさん店員が淋しそうにこちらを見ていました。そこでふらふらとその店に行き、、、、

ソフトクリームを買いました。タカ長たちがその日何人目の客?

そのような思いがよぎりましたが、もちろん、そのような質問は出来ません。

隣では、移動販売車のお姉さんの淋しそうな顔。でも、そこまではつきあえません。

あの人たちは「ステイホーム、ステイホーム」の大合唱をどのような思いで聞いているのでしょうか。

新型コロナウイルスを「正しく恐れる」ためには、自分たちも勉強しないといけない、と思います。

⒑MTV


タカ長はこの有料サイトを視聴しています。

小宮山宏先生の話はとても参考になりました。


広報紙づくりが終わって

2020年04月29日 | 日々雑感
    

団地新聞の配布を済ませました。今年度最初の仕事の終了です。

今回は立案から作成、発注から納品、そして町内会長に各戸配布の依頼。

それらのすべての作業が17日間で終了、私たちの団地新聞としては異例の、超スピード作成です。

それを可能にしたのは「テレワーク」です。編集会議はナシ、関係者が電話やメールを利用して作業を進めました。

    

唯一、テレワーク出来なかったのが第5面です。集会所ホールで写真撮影しました。

広島県の資料を再編集した、自宅で出来る筋トレの方法ですが、モデルにこだわりました。

1番上がボランティアグループ代表のタカカノ。次が長寿会会長、そして一番下が町内会長です。

皆さん、腰は曲がっても足は上がらない状態ですが、町内の人がモデルなので、親しみを持って見て頂けるのでは?

と言うタカ長のアイデアを紙面にしたものです。反応が見えてくるのはこれからですが、担当者としては楽しみにしています。

    

新型コロナウイルスに関連する防犯情報もいれました。

その仕事が終わったあとは家にこもっています。今日話をしたのは、車の窓越しに町内会長と話しただけです。

ゴールデンウイークはこのような日が続きそうですが、その後ハチクマの季節がやって来ます。

    

人との接触は自粛モードですが、ハチクマさんとの接触は自粛対象ではありません。
出来るものならこのように、至近距離で濃厚接触したいのですが、、、、、

さてさてどうなることやら、気になる季節がまもなくやって来ます。

    

花とは濃厚接触が可能。この機会に勉強し直さないといけないのでしょうか。

若かりし頃はハルリンドウやフデリンドウを瞬時に識別したり、、、、、

スミレの仲間にも少しは顔なじみがいたような記憶がありますが、今は知らない人ばかり、の感じです。

この状態では山歩きも「イマイチ」ですね。



今年のゴールデンウイークは

2020年04月28日 | 日々雑感
今年のゴールデンウイークはどう考えても楽しいものにはならないようです。

しかし、これまでは楽しいゴールデンウイークでした。

20代のころは、、、
  県内の山か信州の高原を放浪していました。宿泊はテントか民宿。
  広島県の最高峰、恐羅漢山のふもと、古屋敷の民宿は登山者であふれていました。

30代のころは、、、
  子どもと遊んでいたような、、、、、。

年を経て探鳥に熱心だったころは、、、、
  韓国を放浪していました。
  3週間とかそれ以上の長期滞在です。

    

探鳥だけではありません。その間に山にも登りました。そのひとつがプサン近郊の鷲棲山(ちそさん)です。この時はタカカノと二人でした。

釜山から慶州に行くバスから見ると、特徴ある岩壁がつづく山があります。バスから何度も見たその山にやっと登ったわけです。

やっと登った山の上は広くて、高原状のところもありました。岩壁の雰囲気を感じたは少しだけです。

    

エヒメアヤメのような花も咲いていました。このような花はここ鷲棲山だけではありません。韓国ではいろいろな所で見ました。

    

今年のゴールデンウイークは、海外はもちろんですが、県境を越えることも自粛モード。
これでは楽しいゴールデンウイークになるわけがありません。

    

そのような状況であっても、工夫して山は歩きたいと思います。

1・0・1・0・3・2・0・1

何の数字か分かりますか?

これは21日(火)から今日まで、タカ長が家族以外の人と話した人の数です。

このうち5名は、人としては当たり前の挨拶をした人です。このように家族以外の人と話すことはほとんどありませんでした。

そのような状況ですが、正直に白状するとこの間に未知の山にも行きました。

その山の登山口が分からなくて、麓の集落をウロウロしました。

そのとき3~4名の人を見ましたが、車を止めて話しかけることは止めました。この時期だから、当たり前と言えば当たり前のことです。

そのような努力(?)をして、人との接触を最小限にしています。

工夫をすれば人との接触を減らすことは出来ますが、この状況では楽しいゴールデンウイークにはなりませんね。

心したい言葉

2020年04月27日 | 日々雑感
突然ですが、学校で習ったことのある「徒然草」です。
タカ長の記憶に残っているのは唯一、百九段だけです。

高名の木のぼりといひしをのこ、人をおきてて、高き木にのぼせて梢を切らせしに、いと危うく見えしほどは言う事もなくて、降りるる時に、軒長ばかりになりて、「あやまちするな。心して降りよ」と言葉をかけ侍りしを、「かばかりになりては、飛び降りるとも降りなん。如何にかくいふぞ」と申し侍りしかば、「その事に候。目くるめき、枝あやふきほどは、おのれが恐れ侍れば申さず。あやまちは、安き所になりて、必ず仕る事に候」といふ。

学校で習った「徒然草」はこの段だけではないはずです。他の段も習ったはずですが、記憶に残っているのはこの段だけです。

もちろん、一字一句記憶しているわけではありません。でも、そのストーリーと、兼好が言わんとしたことはハッキリと記憶しています。

しかし、、、、

    

タカ長たちの山歩きでも、足場の悪い、いわゆる「難所」ではトラブルを起こしていません。何件か経験したトラブルはすべて「安き所」です。

この傾向はタカ長たちだけではありません。高齢登山者の事故が問題になっていますが、そこでも「安き所」で多くの事故が起きています。

    

ヤマルリソウがたくさん咲いている道を下りてきたことがあります。
山を下りた安堵感、そしてきれいな花。花に目を奪われていては足もとが、、、、、。

この「安き所」が問題ですね。

    

登山は家に帰るまでが登山、どこかの添乗員が、ツアー旅行の時に言っていることと同じことですが、、、、、、

あやまちは、安き所になりて、必ず仕る事に候

心したい言葉です。


嫌味な好天

2020年04月25日 | 日々雑感
    

世の中、「ステイホーム」「ステイホーム」の大合唱。

その初日は最高の山日和です。しかし、今日は山予定がありません。

庭でタカカノが植えたイカリソウを撮っていたら、お隣さんの声がして、しばらく立ち話。

そうしていたら、出勤を急ぐお嬢さま。その彼女への声かけをふくめて、今日は4名の人と話しました。

そのうちの1名は女房殿です。昨日は女房殿と話しただけ。人との接触を避けながら、このような生活です。

    

とか何とか言いながら、自分のしたいことはしているつもりです。

でも、この雰囲気ではあまりオープンにしたくないような、、、、、、。

だから、ブログの更新も休み休みにしようかなぁ、と言うような気分です。

拙宅の庭には終日光があふれているので、1枚だけハイキー調にしてみました。

    

昔の写真です。2003年3月撮影の山口県秋吉台。

山焼きが終わったあとだったので、一面「黒っぽい台地」でした。

気をつけて歩いたつもりですが、帰宅してみたらあちらこちらに炭の黒。

    

登山まで自粛要請が出ているのはご存知の通りです。

そのことを言えばキリが無いので、すべて封印して、、、、、

でも、体力と脚力を落とさない努力だけは継続するつもりです。

自粛要請に従って体力を落としても、そのあと誰も補償してくれませんから、、、、、。

    若葉萌ゆ一日暮らしこれで足り   鷹蝶

自然の営みはコロナ問題とは関係なく進んでゆきます。

色々あっても、自然を見つめる目だけは失わないようにしたいものです。


人に会えない?

2020年04月24日 | 日々雑感
    

実は今月末に五郎さんのところに行きたいのです。

五郎さんが誰か、分かる人は分かるのですが、広島県北の町に住んでいる人です。

タカ長はその気になっていたのですが、タカカノが「今は行かないほうが良いのでは?」と言いだしたのです。

チョッと考えすぎ、と言う気もするのですが、しかし、いまタカ長たちはクラスターが発生した町に住んでいるのです。

そのことを思うとタカカノの提案に反対する理由も見つからなくて、五郎さんのところに行くのは延期しました。

ご存知のように、今は色々なことに自粛要請があり、とても窮屈な思いをしているのはタカ長だけではありません。

タカ長は山口県や北九州市、四国にも会いたい友だちもいて、、、、

山歩きにひっかけて会いに行きたいと言う思いがあるのです。しかし、いまは五郎さんの例のように、すべてがダメ。

いまは友だちにも自由に会えないのでしょうか?

    

そのような中でも山歩きだけは継続したいので、このような感じで歩けるところを探しています。

タカ長たちがやっていることは、いま自粛要請されている「登山」とは異質のものだと思っていますが、それでも何となく肩身の狭い思いをして、山に向かっています。

何とも嫌なことになりましたね。早く終息して欲しいものです。

    

このような時は明るい花ですね。

先日紹介したニホンサクラソウです。

人生いつも明るい色でありたいですね。


流行の最先端?

2020年04月23日 | 日々雑感
新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺や悪質商法に注意!

と言うような防犯情報も取り上げた団地新聞が間もなく出来上がります。

その紙面づくりを始めたころ、タカ長のところにはこのようなメールが来ました。

  

例の10万円が正式には決まっていない段階です。

その時期にこのようなメールが来るのですから、タカ長のところには最新情報が集まっているということ???

それにしても、悪いことをするのなら、日本語くらいまともに書けよ。

政府は次のサイトで1人当たり10万円の補助金を申請しています。

これだと、国民に補助金を申請することになりませんか?

  

その次のこのようなメールが来ました。

何でタカ長のところへ医療用マスクを送る必要があるの?

タカ長は怪しいメールになれているので、このようなものは相手にしません。

即削除。

      

特殊詐欺のことが社会問題になっていますが、昨日も銀行員を語る男にカードを預け、預金を騙し取られる事件がありました。

何故、見も知らぬ人にカードを渡すのか、その心理が分かりませんが、敵はあの手この手で攻めてくるので、くれぐれも注意したいものです。

それにしても、このような時、誰かに相談できなかったのでしょうか?

すこしの事にも、先達はあらまほしきことなり。(徒然草第52段)

先日紹介した徒然草第52段ですが、先達はいつの場合にも必要ですね。

    

    木の芽風コロナはどこに居るのやら   鷹蝶


いまさら言うまでもないことですが、世の中は新型コロナウイルスで大変なことになっています。

しかし、自然の営みはそのようなことも超越し、時が来れば花が咲き、新しい芽を吹かせます。

家にこもっていると気持ち的にダメになりそうなので、あの新芽を見に行くつもりです。

ちなみに、これはカラマツの新芽です。広島でもカラマツの新芽を見ることが出来ますが、信州のように「絵になるカラマツ」はないようです。

でも、カラマツの芽吹きは好きです。







森を歩いて

2020年04月22日 | 山歩きから
    

昨日はこのような森を歩いて山に登りました。

行くときは曇り空で、写真撮影には不向きでした。しかし、下山時ははれて、気持ちの良い「森歩き」が出来ました。

     

オオルリがさえずっているのを裸眼で確認することが出来ました。

しかし、タカ長の無責任は判断ですが、ここに居ついた個体には見えませんでした。

夏鳥たちがやって来るのはこれからになるのでしょうか?

このあたりは冠高原と言われているところだと思いますが、よくよく考えてみたら、昔から呼びなれている冠高原のエリアを正確には承知していません。

そのエリアのことはどうでも良いのですが、このあたりを適当に歩くのは楽しいのでは、と思いました。

     

探鳥目的で冠高原に行ったことがないので何とも言えないのですが、、、、、

アカショウビンくらいは見えるかも???

どんなに間違っても、、、、、

      

クマゲラを見るチャンスはありませんが、キツツキの仲間は普通に見られるはずです。

昨日はコゲラを見ただけですが、アカゲラくらいは期待しても良いのでは???

    

昨日歩いたのは、それまで何度も歩いたことがあるルートです。

カタクリの季節には何度も歩きました。しかし、、、、

ルートを外れて、森の中を適当に歩いてみたい、と思ったことはありませんでした。

ルート沿いの森や、なだらかな谷地形が気になったのは、山に登るのがきつくなってきたからでしょうか?

脚力のことは別にしても、、、、

昨今のコロナ問題で、人が集中する山への登山を自粛するよう要請されているので、、、、

その間にこのような森を歩いて、心身の健康保持に努めるのは良いことだと思いました。

それに、何より有難いのは、今はgpsで自分の軌跡をリアルタイムで確認できる時代。

適当に歩きまわっても、元のルートに戻れなくなる心配はありません。

その利点を利用して、本当に歩きたくなりました。


予定を変更して

2020年04月21日 | 山歩きから
    

今日は山口県の山に行くつもりでした。しかし、、、、

昨夜は特に耳についたのですが、、、、、

県境をまたいでの移動は、、、、県境をまたいでの移動は、、、、と

嫌になるくらい聞かされて、タカカノの気持ちが変化。

タカ長もマスコミから暗い話ばかり聞かされて嫌になり、、、、

予定を変更して、広島県の吉和冠山に行きました。

    

山だから登りはあります。

しかし、山には誰もいないので、文字通りのマイペースで歩きました。

カタクリは咲き始めていましたが、先日の雪の被害を受けているように感じました。

    

7時に出発して15時30分に帰宅。この間に話したのは、タカカノをふくめて3名だけ。

山で1名のベテラン登山者に会いました。ソーシャルディスタンスと風向きを意識して、自分の立ち位置を決めて、少しだけ話しました。

それともう1名。帰りに寄った産直市のお兄さん。

道路を走る車も、途中の道の駅に駐車している車もほとんどいなくて、、、、、

「大変な状況ですね」と話しかけたら、産直市は地元の人も来てくれるので、大きな影響は受けていない、と言うことでした。

このような山歩きでも自粛の対象になるの?

人っ子ひとりいないような山に行っても、県境をまたいだらいけないの???

そのようなことを考えて、ご機嫌ナナメのタカ長です。


気は重いけど

2020年04月20日 | 日々雑感
今日は昨日の画像を使っての更新です。

紅白の画像でご機嫌をうかがいます、と言うと、この時節では不謹慎と言われるかも分かりませんが、、、、

何かにつけて過剰反応するのもいかがなものかとも思います。

    

今日も新型コロナウイルスの感染者が報告され、この問題の終息はまったく見通せない状況が続いています。

とりあえずは5月6日までの外出自粛要請が出ていて、、、、

登山も例外ではないと言う考え方もあります。その意味がまったく理解できないわけではありませんが、

だからと言って、コロナ問題のためにタカ長たちが25年以上やっていたことを止めることはありません。

    

その山グループの活動ですが、一貫して健康登山を希求してきました。

その活動のお蔭で、タカ長をふくめて何名もの人が健康になったと思っています。

その活動は国が求めてやまない健康寿命を延ばすことにも貢献してきたと思っています。

その面では、親孝行ならぬ国孝行をしてきたと言う自負があります。

そのような個別の状況も考えないで、一律に「登山も例外ではない」と言われても承知できません。

もちろん、登山活動は誰かに強制されてするものではありません。タカ長たちのグループでは、山に行く行かないの判断は100%会員の判断に任されています。

だから、タカ長の考え方を強制することはありません。

ただ、タカ長はタカ長の判断で対応して行くだけです。

    

山も例外ではない、と言われる理由の一つは、、、、

山には密閉はないけど、密接密着はあり得るということだと思われます。

そのことはタカ長も自覚していて、たとえ裏山歩きであっても、メンバー同士や、他の登山者とそのような状況にならないよう留意しています。

大体、高齢者が家に引きこもってストレスをためこんでしますと、、

酒の量が増えたり(タカ長にはあり得ませんが、、、、)家族に当たり散らすことになりかねません。

そのような愚を避けながら、いま自分に出来る最善のことを考えたいと思っています。

人間生きて行くためには、人との接触をゼロにすることは出来ません。そのため「ソーシャルディスタンス」、人との距離を取るよう指導されています。

その指導に従いながら、いま自分が出来ることに集中したいと考えています。

でもやはり、この状況を見ると気が重くなりますね。

でも、負けないぞぁ!

    

動画と静止画の区別も出来ないようなタカカノが、散歩中にスマホでこのような写真を撮って来ました。

ノートリ画像ですが、何か分かりますか?

もちろん無理、しかし、思い切りトリミングすると、、、、、

    

レンジャクであることは分かります。

この時期のレンジャクと言えば、何年も前のゴールデンウイーク、残雪の八ヶ岳の東天狗岳で見たヒレンジャクの群れを思い出します。

登山中の遭遇ですから、もちろん裸眼です。それでも確認できました。

そのヒレンジャクは八ヶ岳の尾根の上を、蓼科山の方向に飛んで行きました。

タカ長としては標高の一番高いところで見たヒレンジャクです。