タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~2月28日

2010年02月28日 | タカの渡り観察
渡りは始まりましたが、速報体制が出来なくて、、、、

 夜来の雨も上がって青空の観察地、ノスリもこの時期としては順調に出てくれて、楽しい観察が終日続きました。



 週末組も観察に参加、ほぼ全員観察地に駆けつけたことになりそうです。この時期にこの人数、この観察地で観察を始めたころのことを考えるとウソのようですね。有難いことです。観察者の数が増えるにしたがって観察されるタカの数も増えています。渡り観察はなんと言っても目の数ですね。



 タカ長が所用で観察地を留守にしたときにノスリが近くで帆翔したようです。しかし、そのほかは高くて遠いのです。タカ長観察地の西側には山がありますから、春はその山を越えてくるタカを観察することになります。そのため高いのです。これはタカ長観察地の宿命みたいなものです。

 もちろんたまには近くを飛んでくれることもあるのですが、その数は全体から見るとごく一部だということです。

 今日タカ長が見た一番近いタカがこれ、ハイタカですが順光の中を飛んでくれました。しかし、ファインダーでみても豆粒よりも小さいのですからなかなかピントがきません。やっとのことで撮れたのですから、シャッターを切ったタイミングが良いとか悪いとかいえません。これしか写らなかった、と言うのが正解です。

 ちなみに今日はカメ吉おじさんは留守でした。

今日の結果

  2月28日   晴

    観察者    ジューヤク キョージュ トビ吉 タカ長 カンヌシ ガミーネ
    観察時間   8:00~16:00

      ノスリ          26
      ハイタカ    西向き  8
      ハイタカ    東向き  1
      ハイタカSP  西向き  4
      ミサゴ           3

 以上ですが、何となくそれらしくなってきたでしょう。昨日と今日、一日でこれだけ違ってきます。明日はどうなるのでしょうか?その予測がつかないのがタカの渡りです。


 タカ長グループのホームページの更新はそれぞれの観察地の担当者が行っています。タカ長観察地や近辺の観察地、韓国での調査結果の更新はタカ長が担当しています。もともとパソコンのことが分からないタカ長は何かトラブルがあってつまずくとお手上げになります。

 今回もなかなかうまく出来ませんでした。何が原因か良く分かりませんが、昨年できたことが今春できなくて苦労しました。

 事務局の指導を受けて何とかトラブルなくできるようになりました。これからは問題ないはずです。ブログとあわせてホームページもご覧下さい。

     山口県下関市の情報もアップしています。こちらのほうもご覧下さるようお願いします。


今日の観察~2月27日

2010年02月27日 | タカの渡り観察
暇な一日でしたがとにかく初日が出ました、、、、

 昨日は終日雨でしたが今朝はきれいに晴れました。風らしい風もありません。



 観察地に上るとA山の上に白い雲が出ています。空気もクリアです。観察条件としては最高です。気分もうきうき観察準備を済ませました。



 ジューヤクさんもやる気満々です。四国の実家から帰っているトビ吉おじさんから、山陽道のPAでノスリが渡っていくのを見たと電話が入りました。そのノスリは高速道路上を東に渡って行ったようです。しかし、タカ長観察地近くの山陽道の上にはカラスも飛びませんでした。



 それもそのはずです。ノスリが飛んでいく方向にはこのような大きなバッテン印が出ていました。これで遠慮した???

 タカ長観察地には観察者ばかりが集まって肝心のタカは飛びませんでした。



 仕方なく観察地の前にやって来る野鳥と遊びました。例えばこのような鳥。この鳥を相手にしているのですから、暇さ加減がお分かりだと思います。他にはシジュウカラやアカゲラなどが出ましたが、いずれもタカ長カメラの射程距離外で写真にはなりませんでした。



 午後になって雲が出てきました。夜は雨になるのでしょうか?

 その雲をバックにミサゴが飛びました。このミサゴはA山の近くから現われてB 山の向こうに隠れたかと思うとすぐに姿を現して窓ヶ山方面に飛び、いつの間にかA山の前に帰ってきてやっとのことで枯れ木の上に止まりました。気にいったテーブルがなかったのでしょうか?「気にいった姉ちゃんがいるテーブルが見つからないのだ」と仲間と話しながらそのミサゴの行動を見ていました。

 15時を過ぎてカンヌシさんがA山から流れてくる、正真正銘のノスリを肉眼で見つけてくれました。バンザーイ。これでやっと初日が出ました。先ずはめでたし、めでたしです。

  今日の結果

  2月27日(土) 晴のち曇

     観察時間    8:00-16:00
     観察者     ジューヤク タカ長 カメ吉 ガミーネ カンヌシ コリ吉 他
        ノスリ           1
        ハイタカSP  西向き  2

  私たちのグループの事務局からは「今日は初日が出るはずだ」とメールが流されていました。ホームページも開かれ、全国ネットワークにもリンクされました。その記念すべき(?)日にゼロでは面白くなかったのですが、とにかく出てくれたのでほっとしています。

  ボツボツ渡り始めるはずです。昨年の例では3月初旬にはそこそこ出ているのですが、来週の天気予報は良くないようですね。今シーズンの渡りはどのように推移するのでしょうか???

 

今日の観察~2月25日

2010年02月25日 | タカの渡り観察
とにかく観察開始です

 かねてからお知らせしていたように今日から観察開始としました。朝から曇り空が広がり、あまり期待できない状態でしたが、とにかく「プレーボール」です。



 観察地に上がるとジューヤクさんが花を植えていました。花がある観察地、良いですね。観察地のサクラが咲くのはしばらく先にことになりますから、スーパーの特売で買った花でも有ると無いでは大違いです。



 観察地の前の木にアカゲラが止まってくれました。しかし、距離があるのでタカ長カメラ絵は射程外になります。その雰囲気でもと思って一枚撮りましたが無理なものは無理みたいですね。



 観察地のサクラのつぼみをまだまだかたいですね。時々はサクラ便りをアップしますが、花見をするのは今しばらく先になりそうです。

 季節はずれの暖かな観察初日でしたが、今日はこれと言った成果はありませんでした。

2月25日  曇一時晴

  観察者    ジューヤク タカ長 他2名
  観察時間   8:00~15:00

     タカの渡りを認めず

     渡り不明ですがハイタカが4回、そのほかハヤブサやミサゴが出ました。しかし、いずれも距離が遠くて証拠写真も撮れませんでした。


観察前日

2010年02月24日 | タカの渡り観察
ジジ・ババを楽しみました

 観察前日も快晴無風の好天。ノスリを待つ天気ではなくてハチクマを観察する天気になりました。本当に急に暖かくなったものです。

 山仲間のところにチョッとした事情があってジジ・ババをしました。頼まれた、と言うより強引に立候補したと言うほうが正解です。タカカノは小さな子どもが大好きなのです。

 そのタカカノは仲間の孫を連れて山口県の「きらら浜自然観察公園」に行きたかったのです。鳥を見せてやると言ったら喜んでいた、とタカカノは言っていましたが、本当は本人が一番楽しんでいるのです。

 タカ長は単なるアッシー君のつもりでしたが、小さな双子の姉妹にまとわりつかれて鼻の下をかなり長くしていました。



 センターに着いたら先ずパソコン画面へ。このあたりが今の子どもなのですね。今日見た鳥をメモするためにノートを持ってきているのですが、先ず最初は本物の鳥ではなくてパソコンの画面に映し出される鳥を見るのです。



 それが終わってからセンターの前の池にいるカモなどの観察です。冬鳥のシーズンもそろそろ終わりかけているようで思ったほど鳥がいなかった感じです。今日は子守に来ているのですから別に不満はないのですが、、、、。



 観察センターに入る前からチュウヒが飛んでいました。猛禽類で残っているのはチュウヒだけのようです。そのチュウヒが何度も出てくれました。タカ長はこればかり見ていました。



 観察センターのガラス越しに撮っているのでピンとはイマイチですが、観察開始前のトレーニングとしてはトビを撮るよりははるかに嬉しいものでした。



 やはりタカは素晴らしいですね。写真の写りが良いか悪いかはタカ長にはそれほど重要ではありません。もちろん良く撮りたいし、撮れるにこしたことはありませんが、要は見て楽しかったらよいのです。

 見ることが出来たら楽しいタカの渡り観察が明日から始まります。今シーズンはどのようなドラマが待っているのでしょうか?楽しみな、楽しみな幕開けです。


ノスリが渡り始めました

2010年02月23日 | タカの渡り観察
観察開始まじか~ノスリが渡りました

 快晴無風の天気に誘われて裏山の障子岩に登ってみました。もちろん期待を持って、、、、。

 早い時間は何も飛びませんでした。しばらく待っていると極楽寺の上で鳥の姿、それも3羽。やったー!と一瞬喜んだのですがあの飛び方は間違いなくカラスです。



 近くを飛んでくれたのはこのトビだけです。それもすぐに背後の松林の先に消えて行きました。タカ長カメラの試運転を兼ねて写真を撮ってみましたが、2枚撮るのがやっとでした。



 次にハヤブサが出てきました。計4回出ましたが、最初に出たときは何かを追って目の前の谷に向けて急降下してゆきました。

 まだ早いのかなぁ、と思い始めた11時30分すぎ極楽寺の上で1羽の鳥が帆翔しているのを見つけました。これは今までの鳥とは違う。あの翼の反り具合。間違いなくノスリ。そのように特定するとほとんど同時に流れ始めました。



 画面に見える向こう側の尾根の上、平坦になって見えるところが極楽寺です。あの上で見つけたタカが帆翔して少しだけ高度を上げ、この画面の左上の方向に流れて来ました。タカ長カメラの射程外だったので写真は撮っていません。

 その次に見えたのは13時半を過ぎてからです。極楽寺の尾根の向こうから流れて来ました。その鳥はだんだんと高度を落とし海ぬけになりましたが、画面の左側の宮島(向こう側の島)を左端あたりで帆翔して高度を上げ、空ぬけになったあと左に流れてゆきました。最初のノスリより距離がありましたが、帆翔している翼の反り具合などから自信を持ってノスリだと断定できました。



 実はそのときもう1羽の鳥が遠くで帆翔していたのですが、そのノスリを折っているあいだに見失いました。そのようなことが他にもありましたが、ノスリの渡りだと自信を持って言えるのはその2羽だけでした。

 向こうに見えているのが世界遺産の島、宮島です。あの宮島をバックに帆翔するタカの群れを、タカ柱を写真に撮りたいのですが、タカ長カメラでは先ず無理です。ここはカメ吉おじさんかコリ吉おじさんに頼んで撮ってもらいたいと思っています。

 景色のなかのタカ柱ですが、そのバックが世界遺産の島宮島なら写真としても面白いのではないでしょうか?



まもなく観察開始

2010年02月22日 | タカの渡り観察
皆さん待ちきれないようですね

 観察準備を進めているジューヤクさんから聞いた話です。

 好天に恵まれた昨日の日曜日、タカ長観察地には観察開始を待ちきれない人たちが訪れたそうです。



 その人の名前は、、、御大 ガミーネ そしてキョージュ

 皆さんのお目当てはこのノスリの渡り。天気が良いので渡ってくれるのではないかと観察地に来られたようです。確かに2月の20日を過ぎればいつ渡ってきても驚くことはありません。そのことを思うとこの人たちにキ印をつけることは出来ませんね。タカ長よりはるかに熱心なのですから、、、、、。



 春の渡りはノスリから。それと重なるかたちでハイタカ属の渡りも多くなってきます。おそらく今年も例年と同じパターンを示すのではないかと思われますが、自然観察の鉄則は余談を持ってモノを見ないことですから、素直な目で渡りを観察することにします。



 タカ長のメインはこれ。韓国でのハチクマ観察です。

 今春は5月3日から2週間の連続調査を行うつもりです。もし機会があればボンレサンに登って、釜山港をパックに飛ぶハチクマの写真を撮りたいと考えています。

 日韓共同調査に全精力を傾けたい、と考えているタカ長です。

 タカ長観察地は2月25日から観察開始です。週末の天気予報が良くないようですが、25日は大丈夫だと思われます。時間を取ることができる人は2月25日にタカ長観察地にお出かけ下さい。お待ちしています。



ベトナムの旅から~その30

2010年02月21日 | 旅行のことなど
サパでの食事

 旅の楽しみの一つは食べることです。なかでも海外旅行は現地の国の食事を頂くわけですから、食事が楽しく美味しく頂けることは、その旅行の結果を大きく左右することは間違いありません。その国の食事が合わない、体調が悪くて食事がまずいと言ったようなことがおこると最悪の旅になります。

 生来の食いしん坊でビンボー育ちのタカ長は好き嫌いがありません。その上外国の料理も、少なくとも今まで口に合わなかったことはありません。そのため毎回楽しい旅をさせて頂いています。

 サパでの食事は快適でした。日本人ならどなたでも美味しく頂けるはずです。問題なしです。



 朝はお決まりですがホテルでのバイキングの朝食です。これは世界共通ともいえるものですから問題はありません。ホリデーサパホテルで朝の山を見ながらの朝食です。ファンシパンの山を望みながら、朝のさわやかな空気を吸って、、、、。ですからまずいわけがありません。



 目線を右に移すとサパの町が見えます。絵葉書的な風景ですが、これが急傾斜の上にある町の風景になります。



 昼は弁当であったりローカル食堂であったり、、、、、。味はどこも問題ありません。

 夕食は「バンブーレストラン」に2回行きました。複数回行ったと言うことは全員が気に入ったと言うことですね。

 竹はベトナムの生活に深く根ざしているように思います。このような内装もベトナム独特なものだと思われます。と言ってもタカ長は世界中を歩いているわけではありませんから、これは単なる独断です。



 最初はワイン。マーさんはいつもこの「ダラート・ワイン」を持って来てくれました。マーさんのお気に入りなのでしょうが、もうひとつの意味はダラートの宣伝でしょう。この場合のダラートはワインの名前ではありません。ベトナム南部の高原都市の名前です。ダラートは探鳥地としても有名なところなのです。

 このダラートをはじめベトナム南部への探鳥旅行はタカ長たちも密かな関心を寄せているのです。



 メインの料理はどれも美味しいものです。味も見た目も文句なしですから特に紹介しません。

 この赤いものはスープです。これが韓国料理なら辛くて辛くて、、、、、と言うことになるのでしょうが、ここはベトナムなのです。ベトナムの料理も中国の影響を受けているのではないかと想像させるものもありますが、これは確かトマトベースの甘いスープだったと思います。

 その右上がご飯です。大きな器にドカッと出てきます。これを適量自分の茶碗に採って頂きます。そのときこのスープをかけて、汁ご飯にするのがベトナム風です。日本人としては犬めしか猫めしのようなイメージがしてチョッと抵抗があったのですが、実際にいただいてみるととても美味しいものでした。



 このご飯とスープの組み合わせはこのバンブーレストランだけではありません。ベトナムのレストラン、食堂のすべてがこの方法です。まさにベトナム風です。

 これはローカルな食堂の野菜スープです。味はどこも薄味で日本人にもまったく抵抗なしにいただけます。

 タカ長はいつも美味しく頂きました。そのため今回も帰国したら体重が増えていました。これもまたいつものパターンです。



虎ヶ岳登山

2010年02月19日 | タカの渡り観察
寅年だから登ったわけではないのですが、、、、、

 虎ヶ岳に登ってきました。今年が寅年だから計画したわけではないのですが、山で会った人の話では、今年は虎ヶ岳に登る人が例年より多いそうです。干支を連想する山は全国にたくさんあるので、そのような山を選んで登る人も多いのでしょう。



 登り口は渓月院。ネットで見ると「中国四十九薬師霊場巡拝23番亀玉山渓月院」とありました。禅寺です。

 ここから山に取り付いて尾根に上れば後は尾根上の道を一路西に歩くだけ、まったく単純な登山路です。途中展望の開けるところもありますが、ほとんどは樹林の中の道を歩くことになります。登山道としては平凡ですが、この尾根道は鳥の気配が濃厚で、その面では楽しい道でした。中でも耳についたのはシロハラの声です。まさに「シロハラ銀座」の感じですが、姿としては樹林の中を飛ぶところがチラッと見えるだけでチョッと消化不良の感じでした。



 のんびり歩いても頂上には11時前に着きました。天気は良いのですが風がある頂上です。どこで昼食を採るか考えましたが、時間的には早くても展望の良いところで食事をするのが常識(?)と言うものでしょう。そのように決めて早弁にしました。



 山頂からは光市や瀬戸内海の展望が開けています。いや、展望は南だけでなく360度、400m級の山にしては素晴らしい展望です。

 流れる川は島田川、河口近くの煙突から白い煙を出しているのが新日鉄の光工場です。

 この写真はズームしているので画面の左に外れていますが、そこには牛島(うしま)も見えます。タカ長はカラスバトを見ることが出来る島として知っています。もちろん行ったことがあります。

 今日は天気も良かったので遠く九州の山も見えたようです。国東半島あたりが見えていたようですが、九州の山までは特定することが出来ませんでした。



 昼食後虎ヶ岳の西にある烏帽子岳を往復し、下山路は立岩ルートに取りました。前回は虎ヶ岳を東側に引き返し、常安寺分岐から谷筋を下りたので、今回は尾根筋を下りることにしたのです。しかし、尾根筋を歩いたのはつかの間で、急な下り道を谷にむけて下りることになりました。たった400mの山ですがこの下りは半端ではありませんでした。

 谷筋に下りると、こちら側にも隠田跡がありました。隠田と言うのは毛利蕃の重税を逃れるために農民が人目を避けて谷の奥に拓いた秘密の田のことです。水神が守る滝の奥に農民たちの秘密の喜びがあったのでしょう。



 この滑滝の上に今も隠田跡の石垣がありました。そこには木がたくさん生えていて隠田をそれらしく撮影することは出来ませんでしたが、狭い谷の底の日当たりの悪い田であったことは十分想像できました。猫の額ほどの田に稔る米をアテにしなければならなかった農民の苦労がしのばれます。

 その滑滝のそばを下がって林道に下ります。そこには広い竹林がありました。もともとは田んぼがあったところのようですが、耕作を止めたあとに竹が一気に攻め込んできた感じです。



 下りついた所が常安寺。常安寺は萩毛利家の重臣、旧大河内村領主の粟屋氏の菩提寺です。境内には樹齢300年の桜の古木がありますが、この時期ですから境内に入って桜の古木を探すことはしませんでした。



 常安寺から笠野川に下りてその川沿いの道を東側に歩き、渓月院前の駐車場まで帰って今日の山歩きは終了となりました。終日冷たい季節風が吹きつける山歩きでした。




今日の裏山

2010年02月18日 | 山歩きから
雪が降る~鳥が鳴く、、、、、

 今朝は晴れ、拙宅から見える富士山型の山の頂上から朝日が昇りました。小さな、小さなダイヤモンド富士の出現です。

 その天気に誘われて裏山に向かいました。今日は桜尾根を登り、、、、と半日の予定が頭の中に固まったのは山道に入ってからでした。この一年余りの間に色々なコースを見つけたので、最近の裏山歩きはバカの一つ覚えならぬ、一本だけのコースを往復するパターンはなくなっています。選択の幅が増えたのは良いのですが、その分レパートリーが多くて困ることもあります。

 桜尾根にはいると北のほうから雪を含んだ風が吹いてきました。第一休憩点から窓ヶ山を見ると雪模様、その雪が桜尾根に来るまでに時間はかかりませんでした。あっと言う間に曇り、木立の上から雪が落ちてきました。



 今年最後の寒波(?)それともまだ何度か寒波が吹き出して来るのか、それは分かりませんが、まぁこの程度のことは何と言うほどのことではないので、桜尾根に降る雪を楽しむことにしましょう。



 尾根道のそばの倒木の上にもひっそりと雪が積もり、、、、



 ふり返ると常緑樹の葉も白くなっていました。文字通りの薄化粧ですが、これだけ積もるだけで山道の雰囲気は変わってきます。横着者のタカ長は家を出る前から降っていたら今日の山歩きを止めたかもしれませんが、いったん歩き出せばこの程度の雪は気にすることはありません。むしろ気分はルンルンと言ったところです。



 水苔池(牛池)への林道も薄化粧していました。

 この林道の右上の木でシジュウカラがさえずっていました。雪の中のさえずりです。シジュウカラもその気になれば、この程度の雪では予定変更が出来ないのでしょうか?

 寒い、寒いと言っても暦の上では春です。実質的な春になるのももうすぐ、一ヶ月もすれば桜が咲き始めます。

 タカ長たちはその前に観察開始です。ノスリがやって来ます。

 ジューヤクさんの報告では2月13日にノスリが1羽東にむけて渡って行ったとか、トビ吉おじさんも同じ頃渡りらしいノスリを1羽見ています。ひとりタカ長だけがそれらしいものを見ていないのですが、いずれにしてももうすぐです。

 月末にはタカ長観察地にお出で下さい。その頃は間違いなく(?)出るはずです。


ベトナムの旅から~その29

2010年02月17日 | 旅行のことなど
フットマッサージをして快適に、、、、、

 サパでの探鳥はけっこうハードでした。マーさんの立てたプランについていけなければ、それなりのプランに変更してもらうことは可能なのですが、そこは平素から山を歩いているタカ長グループは変な意地を張って頑張りとおしました。チョッと疲れたときは「アイ・アム・セブンティ」元気なときは「アイ・アム・セベンティーン」と二つの言葉を使い分けながら、全員落伍することもなく歩きとおしました。



 その探鳥を支えた一つの要素は「フットマッサージ」かも分かりません。

 私たちが滞在したホリデー・サパホテルの隣がフットマッサージ屋さんでした。ホテルを出るときも、ホテルに帰るときも、嫌でもこの店の前を通らなければなりません。店の前を通れば当然のように呼び込みの声がかかります。

 サパについた初日はホテルに帰る時間が遅かったのでその呼び込みを無視しましたが、次の日はモノは試しと入ってみました。



 一日歩き回って足が疲れているので、足をマッサージされると気分はウトウト、眠気はきましたが特に不満はありません。



 一緒に行ったトリカノなどメンバーにも好評でした。そのため結果的には二日目から三日間連続してフットマッサージ屋さんに通うことになりました。一日のすべての予定を終えて最後にフットマッサージを済ませてホテルに入る、これが日課になってしまったのです。

 これはタカ長の足をマッサージしてもらっているところです。



 マッサージする人は男性も女性もいました。マッサージのやり方も人それぞれ、といった感じです。タカ長は別に指名をしませんでしたから男性にしてもらった日もあれば女性の日もありました。男性は力が強くてチョッと痛いくらい、それに比べたら女性は弱く感じましたが、別に不満はありませんでした。

 マッサージを済ませることでどれだけ疲労回復につながったかは分かりませんが、とにかく気分良く一日を終わることが出来たこと間違いありません。



 気になるお値段はご覧のとおりです。50000とか100000とか、ゼロがたくさん並んでいると恐ろしいものを感じますが、大雑把に言えばこの数字を200で割ると日本円になります。つまり30分で250円、厳密にはそれより若干多くなるかも分かりませんが、いずれにしても安いものです。

 値段的には1時間コースをお願いしても良いのですが、私たちはいつも朝が早いので三日とも30分コースで済ませました。

 元気印のタカ長は日本ではマッサージを頼んだことがありませんが、このように安いと行ってみたいですね。しかし、現実には日本では安くないので、何千円も使うのならほかのことに金を使いたいと思っています。