タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島たより~8

2015年04月30日 | タカの渡り
雨模様の天気になりました。お陰で「団地の編集長」の仕事を少しだけ前に進めることができました。

山歩きのほうは少しペースが落ちているので、明日から少しペースを上げるつもりですが、、、、、、、、

さてさてどうなることやら、相変わらずやりたいことの多いタカ長です。

    

角島でタカ長が写したハイタカです。「友だちの友だち」さんの作品ではありませんよ。

このような写真がたくさん撮れたら、1万円あたりの点数ではタカ長のほうが勝なのに、、、、、、などと変な理屈を考えています。

しかし、このような順光線の中を飛ぶハイタカを撮るためにはひき返し個体とか、渡り不明の動きをしているハイタカを追う必要があり、一応カウントすることを第一と心得ているタカ長としては、このような写真を撮ることに執着できないのです。

    

この観察地の場合、頭をこちらに向けて飛んでくるタカをねらうにはカメラを太陽の方向に向ける必要があり、、

その条件の中でそれらしい写真を撮ることはタカ長のウデでは無理なのです。

    

    

このように頭の上を飛ぶタカが撮れればよいのでしょうが、この場合は見た目のスピードが速くてタカ長のウデではついて行けないのです。そのため良くてこの程度、ほとんどの場合は撮り遅れて後追いの写真ばかり、ということになるのです。

ということで、何かのはずみで撮れる、、、、、、

    

このような写真に期待しているのです。

タカ長でもこのような写真が撮れたということは、現れたタカが多かったと言うことです。文字どおり数うちゃぁ当たる写真で、いつもいつもこのような写真が撮れるわけではありません。

    

2000枚以上撮った写真の中にこのようなものが1枚だけ写っていました。

パソコン上で操作したわけではありませんよ。撮った本人も気づかなかったこの写真、このハイタカは何をしているのでしょうか?


角島たより~7

2015年04月29日 | タカの渡り
角島にはほとんど毎年のように行っています。

建前としてはハイタカの渡りを調査することですが、本音を言うとそれだけではありません。写真を撮ることも大きな目的です。

しかし、機材が機材で、ウデがウデですから多くを望んでいるわけではありません。強いて言えば広島で撮れないような写真を撮ることができたらそれで満足なのです。

それもハイタカだけの写真でなくても良いのです。

    

たとえばこのホオジロ。平凡な写真ですが、海をバックにしたホオジロは広島では撮り難いので、これで満足なのです。

角島での写真はもちろんハイタカの写真がメインですが、、、、

ハイタカが見えない日でも何かを見ることができます。タカの仲間なら、、、、

    

    

ミサゴは普通に見ることができます。そのミサゴを相手にしていれば退屈することはありません。

何も撮るものが見えないとみえても、、、、

    

    

今回はウをたくさん見ることができました。ヒメウだと思われる群れが何度も何度も飛んで来ました。

    

小さな鳥ではこのヒヨドリ。前回のときはこのヒヨドリの群れがドーナツ状になってぐるぐる回っているのを見ました。タカ長としては初めてみる光景で、デジカメを使って動画も撮ったのですが、その紹介方法が分かりません。

    

飛んでいる小鳥を撮ってみたら何枚か写っていました。今はデジカメ時代ですからこのような遊びもできます。

何も撮るものがいなくなったら、、、、、

    

これですね。トビです。といっても普通のトビを撮っても面白くないので尾羽のおかしなトビばかりねらいました。

このようなことをしていたらタカの渡りが暇でも何とかなるのですが、、、、

初めて行った4月下旬の角島は、日中風が吹かないと暑くて、暑いのが嫌なタカ長にはこの気温のほうが敵になるかも分かりません。

わが家から角島まで200kmたらず、高速を使って3時間くらいです。もう少し歳をとっても行けない距離ではないので、この角島通いはもう少し続けるつもりでいます。





カタクリの咲く山

2015年04月28日 | 山歩きから
    

広島県中央のカタクリの咲く山に行ってきました。

前回の山歩きのあと2泊3日の角島行き、そして今日の山登り、元気なものですね。これで後期高齢者ですから、、、、、

この健康は何物にも代えがたいですね。ありがたいことです。

さてカタクリですが、、、、、、

    

この様子を見ると分かりますが、一面のカタクリといった状況ではありません。あちらに一輪、こちらに一輪、、、、、といった状態ですから、遠来の客を呼ぶことはできませんが、、、、、

それでも私たちのメンバーは大満足でした。元気に歩いて花を見ることができればそれだけで満足ですね。

    

    

    

里のカタクリは終わっていますが、低い山でも山は山、山のカタクリは今が見ごろといえそうですね。

  

山の落葉樹も芽を吹いていました。里は急に夏めいたといいたいような天気でしたが、山はこれからが春本番といえそうです。

カタクリのほかにも花菜咲いていました。その代表として、、、、、

    

ニシキゴロモの花を紹介します。タカ長としては花の形や色よりその優雅な名前に惹かれているのです。


角島たより~6

2015年04月27日 | タカの渡り
海に沈む太陽

この2~3日予約投稿などしていましたが、実はタカカノのリクエストで急遽角島に行っていたのです。

町内会の用事ができなくて仲間に迷惑をかけたり、日程的もきびしいことになるのですが、、、、、

女房殿の意向に反しているとわが家の平和が保てなくなるので無理をしたわけです。

    

今回の角島行きは天気に恵まれました。良すぎたくらいですが、、、、

良かったのは海に涼む太陽を見ることができた、ということでしょうか?

夕陽の写真にこだわっているのではないので、夕陽の名所を訪ね歩いたこともないのですが、太陽が海に沈むところを写真におさめた記憶はありません。いつもは、水平線の近くに雲か何かがあって丸い太陽がだんだんと海に沈んでゆくのを見る機会は少ないような気がしていますが、どうなのでしょうか?

太陽が水平線に接するとき徳利型になると良かったのですが、それは見ることができませんでした。

4月26日角島で見た日没の写真を時間順にならべてみます。コメントは不要ですね。

    

    

    

    

    

    

    

    

    

太陽が海に沈むと空がいっそう赤くなり、、、、、

    

ゆっくりと夜が訪れました。

何度も訪れたことのある角島ですが、このような夕陽を見たのは初めてのことです。

忙しい思いをしてタカカノにサービスしたご褒美なのでしょうか?





 

実際にはありえないことですが、、、、

2015年04月26日 | 山歩きから
本日の画像はすべて相棒が撮影したものでタカ長のものは1枚もありません。

    

先日360km走って訪ね歩いた桜めぐりのルートです。

今年は例年より早くサクラが咲いて、見ごろだったのは1本だけでした。自然相手のことですからこのようなことになっても誰一人不満を言う人はいませんが、、、、、

実際にはありえないことですが、先日訪ね歩いたサクラがすべて咲いていたらこのようになります。

    

    

    

    

    

    

    

    

町のサクラも山のサクラも一度に咲く、このようなことはありえませんが、これらの写真の中には2007年の写真もあります。つまり相棒が何年もかけて撮ってきた写真だと言うことです。

それを一度のツアーで見ることができたら、、、、、、そのようなことがもしできたら木戸銭が高くなりますよ。

          

今回見ることができたのはこの千鳥別尺のヤマザクラだけですが、、、、、

これを見ることができただけで皆さん大満足でした。その顔をお見せしたいのですが、、、、、、肖像権ということもありますから、、、、、、

この程度の写真で、、、、、あとは想像して下さい。

これも予約投稿です。それでも更新できない日があるかも分かりません。別に長いわらじを履くわけではありませんが、、、、、。



    

角島たより~5

2015年04月25日 | タカの渡り
広島では撮れない写真~2

このところのタカ長は予定がたてこんでいるので予約投稿をします。

広島では撮ることのできない写真の話です。

    

それはこのような写真です。ピンボケ写真のことではありませんよ。タカに朝陽が差して赤みをおびて見える写真のことです。

これは午前5時55分の撮影です。

    

これは5時56分の撮影です。やっと光が感じられる時間です。

    

これは6時01分の撮影です。角島の定点から前向きのハイタカを撮るためには太陽の方向にカメラを向ける必要があり、このようなシルエット写真になります。

    

これは6時10分の撮影です。そして、、、、

    

これは6時16分の撮影です。この時間になるといくらか明るくなり、シッカリした機材を準備していたらいい写真が撮れるかも分かりません。

この時間はカウントのほうも大忙しですから、タカ長としては写真の質にこだわっているわけにはいかないのです。

でも、これでも大満足、この時間に飛ぶタカを撮ることは広島では不可能ですから、、、、。

だって、どんなに繁忙期でもこの時間から観察地に行くことはありません。つまりこのような写真を撮ることは、少なくともタカ長にとっては角島以外では不可能なのです。

例の「友だちの友だち」はこの時間にはおられなかったので、あの機材でどの程度の写真が撮れるのかは分かりません。

    
                                  撮影:友だちの友だち 

最後にプロ級の写真を紹介します。

このような写真を見ると写真を撮る人が高価な機材を求められる気持ちが分かるような気がします。

         

角島たより~4

2015年04月24日 | タカの渡り
広島では撮れない写真

タカ長が角島に行くのは、建前としては渡り調査のためですが、本音を言うといい写真が撮りたいから、ということになります。

特に、例の3万円のキャノンを買ってからその思いを強くしています。

角島を渡るタカのほとんどはハイタカですが、地元広島で見るハイタカはほとんどの場合は遠くて、タカ長のウデと機材では写真らしい写真を撮ることができません。

そのてん角島では近くを飛ぶハイタカを見る機会も多く、それらしい写真を撮るチャンスは多くなります。そのため調査のために行っても、本音の部分ではそれらしい写真を撮りたいと考えているのです。

    

そのひとつがこのように海をバックに飛んでいるハイタカの写真です。このアングルだけは私たちの観察地では撮ることができません。

    

そのため角島に行くたびにこのアングルの写真をとることを頭にはおいているのですが、ハイタカはタカ長の思い通りには飛んでくれないので、なかなかおもうにまかせないのです。

今回はこれまでになく多くのハイタカが低く飛んでくれたので、そのチャンスが多くなりました。海面すれすれを渡るハイタカも目につきましたし、渡るのか渡らないのかハッキリしないハイタカも低く飛ぶのが多く、タカ長でもこのような写真を撮ることができました。

    

といっても横着者のタカ長がそのつどカメラの設定を変えるようなことはしないので、写真的にはボケボケ写真ばかりです。鳥友によると{M設定」で撮るとピントのきた写真が撮れるようですが、試してみたことはありません。

もし、誰かからピンボケ写真ばかりだといわれたら、、、、、「写真を撮りに行ったのではなくて、カウントしに行ったのですから」という言い訳はいつも準備しています。

    

でもまぁこれでも広い海の上を渡ってゆくタカのイメージだけは伝わりますね?

    

    

海の上を飛んでいるミサゴも撮ってみました。これとてシャープな写真ではありませんが、相手が大きいぶんいくらかでもハイタカよりは成績が良いようでした。

いずれにしても海をバックに飛ぶタカを撮ることは、タカ長の行動圏内ではまず不可能です。そのためこのようなピンボケ写真でも、タカが写っているだけで楽しくなるのです。

    
                                     撮影:友だちの友だち

見苦しい写真を紹介したので最後に「友だちの友だち」から送っていただいたシャープな写真を紹介します。

この写真なら文句はないでしょう?これもまたタカ長が絶対に撮ることのできないタカの写真です。


角島たより~3

2015年04月23日 | タカの渡り
友だちの友だちは

    

いきなり鉄旅らしい写真ですが、今日の話題はそのことではありません。

JR特牛駅にはいってくる列車ですが、、、、この駅名が読めますか?初めてこの地名に接した人はまず読むことができない、日本の難解地名の上位をしめる地名なのです。

特牛、これを「こっとい」と読みます。というような難解な地名の話ではありません。4月17日にこの特牛駅にやってくる関西の鳥友を迎えに行ったとき写した写真を貼りつけただけです。

    

角島で観察しているとときどき写真を撮る人や小鳥類や山菜を探している人に会うことがあります。しかし、タカ長たちが観察している定点に行く道は分かりにくくて、その数は多くありません。

そのような観察地に上の画像のような機材をもった人が来られました。関西からの人です。

タカ長には関西にも鳥友がいますから、そのことを話題にしたら、Aさんは知らないがBさんは知っているとか、、、

広島のCさんとは懇意だがDさんは、、、、おそらくあのひとがDさんでは、、、、、という程度であったり、、、、

つまりお互いの友だちの事を話題にしながらそれぞれの接点を確かめていたのです。

特牛駅にやってきた鳥友のことはそのとき話題にしなかったのですが、、、後からやってきた鳥友にその人のことを話すと、、、

「その人はよく知っている」というようなことになりました。後日確認すると間違いなくその二人は知り合い、友だちと言うことになりました。

「友だちの友だちは友だち」という言葉がありますが、その論法で言えばここで話した人は皆さん友だちと言うことになり、、、、、もちろん初対面のその人もタカ長の友だちということになります。

世の中は広いようで狭いですね、ということをあらためて感じた遠来の客の訪問でした。

その人はタカ長の4月13日の記事を見てからこのポイントを探していた、ということでした。

今の時代、パソコンの検索機能はすごいですね。パソコンのことにうといタカ長にはただただあきれるばかりです。

とにかくそのようなことがあってこの関西からのお客さんとは二日間色々なことを話しながら楽しい時間を共有しました。

    

                            撮影:友だちの友だち

その友だちの友だちから素晴らしい写真を送ってもらいました。事前に許可を得ていますからこのブログで紹介させていただきます。

といっても一度に出すのは惜しいので、小出しに紹介させていただきます。

その友だちと張り合う気持ちはまったくないのですが、、、、、

    

タカ長のカメラにも何かの間違いのように数百枚に1枚あるなしの確率でそれらしいものが写っていました。タカ長の写真としては今回の角島でのベスト3にはいるハイタカです。

    

ほとんどの場合は「上の上」でこの程度、ほとんどはボケていたりブレていたりの写真ばかりでした。

そのようなボケボケ写真でも紹介するのがタカ長ブログのよいところ(?)ですから、これからもタカ長の写真もずいじ紹介することにします。


草津まち歴史の散歩道

2015年04月22日 | 日々雑感
私たち山グループのメンバーが所属している「五日市西国街道散策倶楽部」のイベントに参加してきました。

今年度最初のイベントは「長州戦争と西国街道」の1回目です。

    

広島市の西部、草津は先年以上の歴史をもつ町で、いわれのある社寺が多数あります。その草津ですが、海岸線が今よりずっと陸に近いところにあった港町で、軍(いくさ)の港としてつかわれたので「軍港」(いくさつ)と呼ばれ、それが「草津」になったといわれています。

この町にはタカ長の母方の親戚もあり、なじみの多い町といいたいのですが、、、、、、タカ長が幼少のころその親戚でいたずらをしていてひどく叱られたことがあり、、、、、そのことが子どもこころにひどくこたえたのでしょう、、、、それいらい「草津には絶対に行ってやらない」という思いをもってしまったのです。

三つ子の魂というのでしょうか、その思いは成人してからも続き、いまでも冠婚葬祭などの付き合い程度しかできない状態になっているのです。

ということで、草津はなじみのまちであっても、実際に歩いたことはまったくない、何も知らない町になっていました。その空白を少しでも埋められれば、、、、、と思って参加したのですが、、、、、

    

そのコースは右下の公民館から歩きはじめ、このコースを反時計まわりに歩いたのですが、、、、、

このところのタカ長、過密日程でお疲れ気味、チョッと集中できなくて、、、、、それらしきことは何も書くことが出来ません。

    

慈光寺での話。資料には「1447年(室町時代)に禅宗寺院として建立された、とあります。その境内には神仏習合時代の鳥居がありました。

    

そのあと鷺森神社に行きました。資料には960年(平安時代)建立、とあります。社神は市杵島姫命と金比羅神で、ご祭神が女神なので、弁天さんと称し、豊漁と海の安全を祈った、とあります。

裏の山をご神体として南北に向けて建っていましたが、JR山陽線の敷設により敷地がとられ、東西に向けて建てかえられたというような説明も受けました。

    

そのあと海蔵寺に行きました。ここには江戸元禄時代に造られた石組みの庭があり、その説明も受けたのですが、、、、

お話したように集中できなくて、何の話を聞いたのやら(先生ごめんなさい)、、、、、

ただ、今日は天気が良くてさわやかな風が吹き、この新緑を見るだけで幸せな気分になりました。

このあたりはタカ長が叱られたという親戚からも近く、もし、あの日タカ長がいい子をしていたら何度もこの親戚に行き、そのころのわが家ではとてもめずらしかった新鮮な魚などご馳走してもらい、このあたりを遊びまわっていたはずです。

そのことを思うとあの日いたずらをしたことが悔やまれますが、今となってはどうすることもできませんね。

ということで、今日も記事らしい記事になりませんが、、、、、今夜は団地の広報委員会があり、頭をそのほうに切りかえないといけないので、これで失礼します。


桜めぐり

2015年04月21日 | 山歩きから
このところのタカ長は予定がいっぱい、忙しい日を送っています。

今日は山の仲間たちと広島県東北部の桜めぐりをしました。しかし、写真の整理もできていませんし、次の予定もあるので記事らしい記事を書くことが出来ません。そのためほとんどコメントナシで失礼します。

    

本日の軌跡です。右のほうの周回部分が桜めぐりをしたところです。

    

こうしてみるとよく走っていますね。記録を見ると360km以上走っていました。

この間にサクラの銘木を7本、そしてサクラ以外の大木を何本か見たのですから仲間たちも満足したはずです。

そしてお目当てのサクラですが、、、、予想していた通り「千鳥別尺のヤマザクラ」だけは見ごろでした。

その写真を紹介します。パソコン的にもまったく加工していないノートリ画像です。

    

    

    

葉桜ではないことがお分かりですね。

今日の画像はこれからチェックですが、、、、、、明日は明日で予定があるので、、、、、、、

角島たよりを含めて次の更新はそのあとになりそうです。

何かと忙しいタカ長ですが、それもこれもボケ対策だと思えば嬉しい忙しさです。本当ですよ。