タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

初めての山は

2020年06月16日 | 山歩きから
    

県北の掛頭山に行きました。

本日のタイトルは説明が必要ですね。芸北山群と言われている(今はこのような言い方をしないのかも分かりませんが、、、、、)このあたりの山には何度も何度も登っています。それなのに「初めての山」と言うタイトル。

その意味は81歳になって初めての山、と言う意味です。昨日が誕生日でした。

あの平らな山が掛頭山です。土樽峠から登りました。

    

登り始めは少しだけ急ですが、そのあとはダラダラとした登りです。

山頂に着く時間が早すぎてもいけなのでのんびり登りました。こののんびり歩きは想定内ですが、、、、、

土樽峠を離れると鳥の声がしなくなったのは想定外でした。

頂上近くの、車道に出る手前でキビタキがいて、ゼロにはなりませんでしたが、それにしても鳥の気配が少ない登りでした。

    

車道を歩き、スキー場のリフトを過ぎて、もう少し先まで歩きました。

この車道は登山道の少しだけ東側にあるので、帰りはその登山道を歩いて帰るつもりでした。しかし、その考えはあっさり放棄しました。

    

何でもない風景ですが、このポイントはタカ長には忘れられないところです。

少し古い話ですが、このポイントでハイタカが渡って行くのを見ていたら、左側背後からクマタカが飛んできて、タカ長のすぐそばをあの方向に飛んで行きました。目線より下です。

その翼の広かったこと。あそこに乗せてもらいたいと思ったものです。

そのあと山頂に行きましたが、まわりが茂っていて、写真らしい写真を撮ることが出来ませんでした。

まわり登山道もハッキリしない状態でした。あのポイントからひき返したのは正解だったようです。

今は、この山に登る人は少ないのでしょう。今日は終始タカカノと二人だけ、誰にも会いませんでした。

    

スキー場リフトの頂上、プラットフォームと言うのかどうか知りませんが、とにかく、ここを借用して昼食。

時間はやっと11時です。

    

天下を取った気分です。お行儀が悪いなぁ、、、、、。

山頂部は明るすぎてディスプレイがよく見えませんでした。スキー場の施設を避けて足を上げたつもりだったのに、、、、、。

左足の向こうが、先日登った毛無山方面です。

    

さて、帰りです。

林道を帰ることも出来ますし、南の臥竜山方面に行って、山頂から下りることも出来ます。

臥竜山の手前の猿木峠から下りることも可能です。しかし、タカ長たちは、、、、

一番楽な往路を下りました。

その下りですが、土樽峠までは下りのほうが10分くらい多くかかりました。そのわけは、、、、

    

路傍のフキを採っていたからです。

女房殿は田舎育ちの姫様ですから、何かあったらタダでは帰りません。

    

    

花も少ないように感じました。

癪なのはこのササユリ。一応足もとに注意しながら登ったのですが、このササユリは目にはいりませんでした。

このようなことがあるから、山菜採りの時、人さまが歩いた後でもワラビを採ることが出来るのでしょう。

    

ポンコツ登山隊でも、この程度の山なら楽勝です。

と大きなことが言えるのはあと何年か分かりませんが、とにかく、満81歳になって最初の登山は楽勝で終わりました。