タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

二つの軸

2021年08月02日 | 日々雑感
以下はタカ長の山ときどきタカ見と同じ内容です。

コロナの感染拡大が止まりません。

緊急事態宣言を連発されると「緊急」では無くなり、オオカミ少年の感じになります、、、、、

と言うようなことを書き始めるとキリがないので、今日は別の話題です。

    

この本を読んで、本間真二郎医師の発言に「わが意を得たり」の思いを強くしたことです。

感染症対策には二つの軸があります。「外側の軸」と「内側の軸」です。
「外側の軸」というのは、自分の外から来る敵であるウイルスを防ごうとする対策です。手洗い、マスク、ソーシャルディスタンス、ロックダウン、これらはすべて外側の軸です。もちろん、これらにも意味はあると思います。でも、それ以上に私は「内側の軸」のほうが大切だと思っています。つまり、自分の免疫力、抵抗力、解毒・排出力をあげることで、ウイルスに対抗する力を高めようという対策です。

私は外側の対策は必要ないとか、間違っていると考えているわけではありません。ただ、それ以上に大切なことを忘れていませんかと言っています。内側の軸のほうが本質ではないですか。


    

コロナ問題が起きて1年半、今では膨大な情報を見ることが出来るようになりました。しかし、政府からの情報も、マスコミからの情報も「一方向」からのもの、と言うのがタカ長の不満の一つです。

今日の話題で言えば、「外側の軸」だけが報道されています。しかし、それは間違っていると思っていました。

「外側の軸」より大切なのは免疫力を落とさないことだと最初から考えていました。マスク至上主義ともいえる風潮に批判的なのは、下手にマスクを着用すると免疫力の低下を起こしかねないと危惧しているからです。

必ずしも健康体だったといえない子ども時代、お世辞にも屈強とはいえない青春時代を過ごしてきたからか、自分の免疫力を大切にする気持ちが人一倍強いのかも分かりません。

    

拙宅の向かいにお住まいの土肥先生はこの本の中で、自己免疫力が大切なことを説いておられます。

患者さんの治癒の手助けをするのが医師の仕事、主役は患者さんご自身の自然治癒力なのです。

「内側の軸」が健全であってはじめて「外側の軸」が機能するのだと愚考します。「内側の軸」が弱いと砂上の楼閣のようになり、治る病気も治らなくと思うのです。

しかし、目にする情報は「外側の軸」ばかり、その一方的な報道が不満なのです。