タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~2月28日

2011年02月28日 | タカの渡り
今日は完全休養日

 朝から雨。小降りになったときは深い霧。

 当然今日の観察は休止。完全休養日としました。

   

 タカ長は韓国での渡り観察のことをあれこれ考えたり、、、、夏山の計画を検討したり、、、、

 完全休養日と言っても昼寝しているわけではありません。

 上の写真は釜山の太宗台展望所で撮ったハチクマです。今年もこれ以上良い写真を撮りながらカウントも続けたいですね。タカ長は欲張りなのであれもこれもしてみたいのです。

   

 釜山での観察はこの写真でも分かるように早朝からの観察になります。

 5時過ぎにモーテルを出てタクシーで太宗台公園の入り口まで行きます。そこから徒歩で30分以上かけて展望所に行き観察を始めるのです。

 体力、気力がないと難しい観察、と言えるかも分かりません。

 このように書いてから「同行者を求む」と書いても手を上げる人はいないかも分かりません。

 しかし、マジで観察者を求めていることも事実なのです。

 タカの観察は釜山に限らずどこも人手不足状態ですから、、、、。

 そのようなことをあれこれ考えながら一日を過ごしました。


今日の観察~2月27日

2011年02月27日 | タカの渡り
やはり2月ですね

   

 終日曇。陽が射さないとやはり寒くて、、、、早めの撤収となりました。

 幸か不幸か午後はさっぱり飛ばなくなったからですが、トビも飛ばない空を見るのは楽ではないのです。時は2月、光の春は近づいていても、陽が射さないと冬なのですね。

   

 タカ長は暇な時間観察地の花を撮りました。カメラはコンデジ。接写機能のテストを兼ねて近づいてみました。

   

 小さなイヌノフグリの花も画面いっぱいに撮ることができます。手ぶれに注意すれば十分使えます。

 タカ長が帰ってすぐ、仲間たちが撤収しているときに、観察地の「止まり木」にハイタカの成鳥♂が止まったそうです。名カメラマンのコリ吉おじさんもいたようですが、、、、カメラの準備は出来ていませんでした。

 写真の準備が出来ていないときに突然写真のチャンスがやってくるのですね。

 チャンスと言えば昨日観察地に立ってたら耳元でバタバタと言う羽音。見るとハイタカでした。チョッとオーバーに言えば手づかみできる距離です。そのときもカメラマン不在。もっともカメラマンがいてもはいたかとの距離が近すぎてどんなに速写してもピントは来なかったでしょうが、、、、。

今日の観察結果

2月27日     曇

   観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ ひげじい ガミーネ カンヌシ コリ吉 ほか
   観察時間    8:00~15:00

       ノスリ               5
       ハイタカ       西向き  22
       ハイタカSP     西向き   2
 
  明日は雨予報。休養日になりそうです。

角島情報

  シンチャンが観察に出かけハイタカ16羽の渡りを確認しました。

  角島でもハイタカの渡りが始まっているようです。この時期観察した例はないので、この16羽は貴重な記録と言えそうです。

  若い世代の人は仕事があるのでタカ長観察地のように連日観察することは出来ませんが、事情の許す限り観察して欲しいですね。

  無理をしないでがんばってください。




今日の観察~2月26日

2011年02月26日 | タカの渡り
まぁまぁかたいことは言わないで、、、

 今日も好天。朝は冷えましたが日中は風もおさまりお花見日和でした。

 と言ってもタカ長観察地のサクラの芽は硬いですよ。当たり前のことですが、、、、、。

   

 タカ長は裏山のとあるところで、あるひとたちとこのようなことをして楽しみました。

 鍋の中はしし肉です。昨日白湯を飲んで空き腹をごまかしたタカ長には最高の味でした。

 さぁ、これで景気をつけて観察することにしますか?と言うことはこれまでは観察しないで適当に数字を並べていた???

 まぁまぁ、あまりかたいことを言わないで下さいよ。適当にやっていますから、、、、。

今日の観察結果

2月26日     晴

   観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ ガミーネ ひげじい ほか
   観察時間    8:00~16:00

       ノスリ               6
       ハイタカ       西向き  21
                   東向き   1
       ハイタカSP     西向き   3
       ミサゴ                2
       トビ                 1

 ハイタカはけっこう渡っていますが、ほとんどの個体は高くて、、、、したがって小さくて見難いのです。観察地の上空には適当に雲があったので、今日は助かりましたが、いつも今日のような条件で観察しているわけではありません。

 タカ長観察地では2月20日前から観察を始めたことが無いので確たることは言えませんが、ハイタカは私たちが考えるより早くから渡り始めているのかも分かりません。九州の信用のおける仲間からは2月17日(今年ではありませんよ)にハイタカの渡りを見たと言う情報をもらっています。

 角島での観察例では4月中旬に多くの渡りを記録しています。そのことを考えるとハイタカの渡りはだらだらと2ヶ月以上続いていることになるようですね。

 

今日の観察~2月25日

2011年02月25日 | タカの渡り
最低記録を更新しました

 観察を始めて7日目、今期の最低記録を更新しました。自慢にはなりませんが、、、、、。

 これまでも同じような流れで渡りが進んでいたとしたら、昨年までは最初の渡り(ボクシングで言えばジョブのようなものですが、、、)が一段落して低調になったころから観察を始めていたことになります。もちろん現段階では検証のしようがありませんが、かたちとしてはそのようなものを連想させる今日の結果でした。

今日の観察結果

2月25日     曇のち晴れ

   観察者      ジューヤク トビ吉 ひげじい タカ長 コリ吉 ほか
   観察時間     8:00~15:30

       ノスリ               3
       ハイタカ       西向き  6
       ハイタカSP     西向き  1

  それでも何とか10羽、二桁になりました。

  観察を始めてからゼロの日はありません。一桁の日もありません。それだけでも立派なものですよ。

  そうは思われませんか?

   

  タカ長は朝裏山を歩いてきました。雪はほとんど消えてしまいました。雪の消えた後をイノシシが掘り返していました。このような広場ばかりではありません。登山道を延々と掘り返しているところもありました。彼らも空腹なのでしょう。

   

 雪の消えた後に花が咲いていました。これはイヌノフグリ?タカ長はイヌノフグリとオオイヌノフグリの区別ができないのです。いずれにしても青い花です。早春の花と言えばマンサクのような黄色の花をまずイメージしますが、青い花は今日が初認です。

   

 季節は確実に一歩前に進んだと言うことでしょう。今日の気温は四月なみ、もちろん山上の池の氷は解けています。

   

 落葉樹が芽吹くのはまだ先になるのでしょうが、確実に春は近づいています。

 タカ長観察地に近くでもウグイスのさえずりが聞こえるようになりました。まだ、完全な「ホーホケキョ」ではありませんが、すぐに完全なさえずりを始めるはずです。

   

 それは良いのですが、、、、タカ長は昼食用のカップラーメンを忘れて、、、、白湯だけ飲んで空腹をまぎらわせました。と言ったらとても熱心に観察しているようなので本当のことを言いますが、、、、、

 チョッとだけご飯を持ってきていたので倒れないですみました。

 いろいろなものを忘れるようになりました。困ったことですね。


今日の観察~2月23日

2011年02月23日 | タカの渡り
おだやかな観察日和でした

 二日続いた快晴。今朝は適当に雲もあり最高の観察日和になりました。

 朝からノスリがタカ長観察地の王道コースを流れてきて、、、、今季初めて二桁の渡りを記録しました。と言っても最小の数字ですが、、、、、。

   

 素晴らしい差し入れもありました。まるで宴会料理(?)

 あるメンバーの奥様からの差入れですが、このような差し入れは大歓迎ですね。このような差し入れがあるときは前日から連絡してくれ、と誰かが言っていました(そのようなことを言うのは〇〇長しかいない???)
 だってそうでしょう。このような美味しいものが頂けるのなら前夜から食を控えておかないといけませんから、、、、。

今日の観察結果

2月23日      晴のち曇

   観察者     ジューヤク タカ長 ひげじい トビ吉 ほか
   観察時間    8:00~16:00

       ノスリ               14
       ハイタカ       西向き  10
       ハイタカSP     西向き   3


竜ヶ岳に登る

2011年02月22日 | 山歩きから
暑くて夏のような(?)山歩きでした

 山口県玖珂町の竜ヶ岳に登りました。今は合併して岩国市になっているはずですが、、、、、。

 竜ヶ岳は山陽自動車道の竜ヶ岳トンネルの真上にある山です。高さは低くて365.5m。

 300m級の山ですが、玖珂町のパストラルホールの駐車場から大黒山に登り、尾根道を山頂に向けて歩くと、アップダウンもかなりあって数字以上に山らしい山になります。山らしい山とは数字以上に疲れる山という意味にもなります。

 贅沢を言ってはいけないのですが、今日は快晴無風の状態でしたから、結構暑くて疲れました。先週は積雪50cmの裏山歩き、そして今日は暑さを感じる山歩き。体がうまく対応していないのでしょう、汗かきのタカ長としては夏になったような気がしました。

   

 大黒山の手前の岩峰の向こうに見える玖珂の町。

 この峰を背にして大黒山に登ると目指す竜ヶ岳が見えてきます。近いような遠いような小さな峰です。

 アップダウンを繰り返しながら竜ヶ岳の頂上に向かう稜線に立つとその向こうは、、、、

   

 この風景。唖然としました。山火事があったのですね。

 その山火事も広範囲に燃えたようですね。山頂の近くまでこのような風景が続いていました。

   

 山頂からの帰りは大黒山への稜線を離れて大梅山の稜線に入りましたが、このあたりもごらんの状態でした。

 いつもなら木陰の道を歩くのですが、山火事の後のこのようなところを歩くのでいっそう暑さを感じたのかも分かりませんね。

   

 どのような事情で山火事になったのかも分かりませんが、、、、

 火事は怖いですね。タカ長はタバコを吸わないので、、、、、山で火を使うことはありませんが、とにかく山火事には注意したいものです。

 今日の山歩き、駐車場を出発する前、駐車場の上空をノスリが1羽飛んでいました。幸先が良いと喜んだのですが、、、、その後飛んだのはカラスとトビだけでした。いや、正確に言えば山頂で昼食をとっているときハイタカ属が1羽飛んでいました。しかし、わたり個体かどうかは不明です。それがすべて。鳥の面では良いことの無かった今日の山歩きです。


今日の観察~2月22日

2011年02月22日 | タカの渡り
今日も渡ったようですね

 タカ長は山歩きのために欠席しましたが、、、、

 今日も渡ったようです。確かにこれまでの例より早い、と言っても良さそうですね。

 観察結果だけお知らせします。

2月22日    快晴

   観察者     ジューヤク ひげじい トビ吉 コリ吉 カンヌシ ほか
   観察時間    8:00~16:30

       ノスリ             5
       ハイタカ     西向き  11
                 東向き   1

   今日も終日快晴。観察者の数は増えても、、、見難かったはずです。その中で連日二桁の渡りを記録しているのですから、やはり出足が良いと考えるのが妥当だと思われます。




今日の観察~2月21日

2011年02月21日 | タカの渡り
暖かくなりましたが、、、、


 暖かくなりました。朝は北よりの風もあって寒さを感じましたが、午後には気温も上がり春になったような気分です。

   

 朝早くから飛ぶことは無いと思いつつ、毎朝散歩に来ておられる「門前の小僧」にも手伝ってもらって観察をしています。

 しかし、この天気、この青空ではタカを見つけるのは難しいですね。

   

 いま観察しているポイントからは南側の視界が良くないので、もう一ヶ所北側で観察することを検討しています。少しの距離ですが、それだけで南側の視界は良くなります。その反対に北側はまったく見えなくなります。

 このところタカ長観察地の観察者は多いので、その時は二つのポイントで見ながら、ダブルカウントにならないようトランシーバーを使って連絡をとることにしています。

   

 北側のポイントから見ると海ぬけで飛ぶタカも見ることができます。遠くの島すれすれに飛ぶタカも確認できます。そのいずれもがいままでのポイントからはサクラの木に隠れて見ることができない個体になります。

 今日はそのトランシーバーを使ってテストもしてみました。タカはあまり飛ばなかったのですが、朝のうちカラスがたくさん飛んだので、そのカラスを使ってテストしたわけです。その結果は今シーズンの観察に反映されるはずです。

今日の観察結果

  2月21日     快晴

     観察者      ジューヤク タカ長 ひげじい ほか
     観察時間     8:00~16:00

         ノスリ             6
         ハイタカ      西向き   4
         ツミ        東向き   1
         ハイタカSP     東向き   2

  本当はもっと飛んでいるはず(?)ですが、終日一点の雲も無い青空なので確認できないのではないかと思われます。
  渡り観察を始めたばかりですが、まだゼロの日がありません。

  今年は渡りが早いのかどうか???これまでこの時期に観察したことが無いので確たることは何も言えません。

 

今日の観察~2月20日

2011年02月20日 | タカの渡り
石鎚山が見えました

 タカ長は観察前に裏山を歩きました。観察シーズンに入っても山とはご無沙汰することのないように注意するつもりです。運動不足になると体重増に拍車をかけることになりますから、、、、。

   

 障子岩から見る厳島。双眼鏡で見ると朱の大鳥居も確認できました。いつも見慣れた風景ですが、、、、今日はこの谷の下からチェンソーの音がしていました。障子岩から牛池林道への尾根筋には何本もの木が伐られていました。その斜面の杉や檜を稜線まで伐採すると、ピークの上からは360度の展望を得ることが出来ます。

   

 障子岩から見るその山です。この頂上部分を伐ってしまうと360度見渡せる展望台が出現するのです。牛池林道を利用しても15分か20分山道を登ることになりますが、、、、しかし、それだけの価値がある展望台になるはずです。

 山仕事の人がどこまで伐るのかタカ長には分かりませんが、とにかく気になるチェンソーの音でした。

 
 今日は朝から曇り空ですが、そのわりには空気はクリアなので遠くまで見ることが出来ました。

   

 タカ長観察地から見るとA山の左稜線方面を見たところです。静かな広島湾の海が見えますが、、、、

 この画像の左端に四国の石鎚山がハッキリと見えています。コンデジで撮影したワイドの画面では良く分からないでしょうが、、、

   

 少しズーミングすると石鎚山の天狗岳の特徴ある稜線がハッキリと見えます。石鎚山から二の森、堂ヶ岳への稜線の北側にはシッカリ雪がついていることが確認できます。

 最近は冬晴れと言ってももやった感じの日がほとんどで、わが裏山から石鎚山をハッキリと確認できる日は少ないのです。晴れた日より一見どんよりと曇った日のほうが視界が良いのかも分かりませんね。

今日の観察結果

2月20日     曇のち晴

   観察者     ジューヤク キョージュ ひげじい ガミーネ カンヌシ タカ長 ほか
   観察時間    8:00~15:30

       ノスリ          5
       ハイタカ   西向き  13
              東向き   2
       ツミ     東向き   1

  ハッキリ言ってしまえば冷やかし半分で始めた今シーズンの観察ですが、いきなりそれらしい渡りを見ることになったようです。
  明日からは観察者の数も少なくなるので、、、、タカ長もエンジンをかけないといけませんね。

  と言っても午後から予定があるのですが、、、、、。

  本当は25日から観察開始にするつもりだったのです。それまでに連日二桁(と言っても数は少ないのですが、、、、)の渡りを見ることになるとは想定していなかったのです。

  西向きハイタカも多いようなので、この春も三桁の渡りを観察することがあるかも分かりませんね。期待しましょう。


今日の観察~2月10日

2011年02月19日 | タカの渡り
いよいよ始まりましたよ

  

 素晴らしい青空。今朝荒谷林道で撮影したものです。

 観察地に出かける前に赤い鳥がいないかと思って行ってみたのです。しかし、結論から言えば、、、、ほとんどゼロ。

   

 はっきりと見たのはルリビタキが1羽くらい。赤く見える鳥が何羽か林道の右斜面を忙しく移動したのですが、それが赤い鳥だったのか、それともホオジロが赤く見えたのか、それさえも確認できない状態でした。

 他にはアオジが1羽とヒヨドリを1羽見ただけです。

   

 そのあと観察地に「重役出勤」したら、、、、、。

 ノスリが渡って行ったという情報。それも2羽。そのほかにもう1羽飛んだが、それはシッカリ確認できなかったので記録していないと言うことでした。

 他にはコジュケイが4羽あらわれたとか、、、、、と言うような話を、コゲラがサクラの木を飛び回るのを見ながら聞いていたら、ひげじいtのお孫さんが「ベニマシコの声がする」と

 若い人(小学校6年生)にはかなわないなぁ、と言いながらキョージュらとあとを追っていったら、、、、

   

 確かにベニマシコのメスが枝先で鳴いていました。しかし、写真的にはどうにもならないところでした。

 この前に一瞬隣の木の枝先に止まったのですが、ファインダーにつかまえる前にこの木に移動したので、証拠写真も撮ることが出来ませんでした。

 今日のタカ長は諸事マが悪かったようです。

 ノスリが帆翔するのを見ていたらそのノスリはあらぬ方向へ、、、、、。結果は「渡り個体とは認められない」でした。

   

 他にはミサゴやハヤブサが何度か出ました。そのうちの1羽のミサゴは30cmくらいの魚を持っていました。トビ吉おじさんが写真に撮って欲しいミサゴでしたが、、、、、何しろ距離が遠くてタカ長カメラでは無理でした。

   

 観察地にはテーブルも出ています。その上にはなにやら怪しいものが、、、、、、。

 観察が始まったばかりなので、タカ長観察地には観察者用の差し入れより、猫のための差し入れのほうが多いのです。タカ長観察地のメンバーは皆ビンボーですが、だからと言って猫のえさを横取りして観察するようなやからはいません。念のためお断りしておきます。

  今日の観察結果

 2月19日     晴

    観察者    ジューヤク ひげじい キョージュ ガミーネ タカ長 カンヌシ ほか
    観察時間   8:00~16:00

      ノスリ            5
      ハイタカ    西向き   9

  西向きハイタカの目撃情報は(観察地以外)これまでもあるのですが、それにしても思った以上に多く渡りました。昨秋は東向きのハイタカが異常に(?)多かったので、それらのハイタカが無事越冬すれば西向きハイタカが多くなるのは当たり前のことですが、、、、、。
  さて本当のところはどのようになるのでしょうか?チョッと気になる今シーズンの西向きハイタカです。