タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月30日

2008年04月30日 | タカの渡り観察
サシバがノスリに恋をした?

 今日の観察、タカの姿はほとんど見られません。そのような暇な中で渡りとは思えないサシバやノスリが出てくれたのがせめてもの救いです。

 そのノスリの動きを追っていたら双眼鏡の視野にサシバが入ってきて一緒に帆翔を始めました。帆翔しながら少しずつ西方向に移動して行きます。渡りが忙しいときならここで目を切るのですが、今日はあまりにも暇なので2羽の動きを追っていました。

 するとどうでしょう、2羽の距離が離れたと思ったら次の瞬間サシバがノスリの前に向かってディスプレイするような飛び方をするのです。
 「おいおい相手が違うのじゃない?」とトビ吉おじさんと観察を続けました。結局少し間をおいて3回同じような飛び方をして2羽は離れていきました。

 タカ長はサシバの習性をよく知らないのでこのような飛び方を度々するのかどうか知りませんが、少なくとも私には初めての経験でした。

 「そのうちサシバとノスリのハイブリットが飛び始めるよ」とトビ吉おじさんと話しましたが、そのようなことは無いですよね。

4月30日  晴

 観察者    タカ長 トビ吉
 観察時間   8:30-15:00

  ハイタカSP  西向き 1

 渡りはたったそれだけです。いまが一番暇なときなのでしょう。さすがのトビ吉おじさんも1時間早く観察を終了しよう、と言いました。

 パワーを温存しておきましょう。まもなくハチクマの本体がやって来ます。

今日の観察~4月27日

2008年04月27日 | タカの渡り観察
もう少しは期待したのですが、、、、、、、

 今日の日曜日、先週のこともあるので少しは期待して観察地に行ったのですが、なかなか思うようにならないのがタカの渡りです。午前中は適当に雲もあって観察条件としては最高でしたが、、、、、、、、、、、、、、

4月27日  晴

 観察者  タカ長 トビ吉 カンヌシ キョージュ 他 1名
 観察時間  8:30-16:00

    ハチクマ         1
    サシバ          5
    ハイタカSP  東向き 1
    大型SP    東向き 1

 観察体制は1000羽出ても対応できるものですが、飛ばないものは見ることが出来ません。やはり楽しみは5月になるのでしょうか?

 天気予報ではしばらく好天が続きそうです。大当たりはないでしょうが少しずつ数が増えていくことを期待しています。


今日の観察~4月26日

2008年04月26日 | タカの渡り観察
今日も寒かったです

 予報ではこんなはずはなかった(?)のに、観察開始早々から雲が広がり、太陽の光が恋しい観察になりました。真夏の国から帰った身にはこの寒さはこたえます。冬物を着て観察しました(?)
 いえいえ、本当を言えばタカ長は冬眠状態です。

 4月26日  曇りのち晴

 観察者    タカ長 トビ吉 カンヌシ ほか 2名
 観察時間   8:30-16:00

  サシバ    1

 これがすべてです。

 週末の観察地は社交場です。毎週何人もの人が集まって勝手なことを言って楽しんでいます。

 観察地の周りをキジバトが飛び回っています。また出てきたのかと思ったがチョッと雰囲気が違います。良く見るとハイタカ。その鳥が私たちをめがけて近づいてきます。双眼鏡で大写し。顔の雰囲気と尾羽の感じはオオタカ。その鳥が私たちのすぐ近く、太陽をバックに飛んで近くのセルラーのアンテナの上に止まってくれました。急いで詳細を確認しようとしたらカラスが飛んできて追っ払ってしまいました。そのときのカラスの大きさと比べてそのタカの小さかったこと。あれはツミ?

 「皆さんは幸せですね。同じタカがハイタカになり、オオタカになり、ツミになり、1羽で3回楽しめるのだから、、、、」とタカ長が言えば
 「最後は何かわからなくてSPになったのだから4回楽しめた」とカンヌシ。

 我が観察地の識別能力はその程度(?)
 こんなことをネットに書いて良いのでしょうか?

今日の観察~4月22日

2008年04月22日 | タカの渡り観察
観察には最高の天気でしたが、、、、、、

 暇になりました。空はうす曇、風はそよ風で観察には最高の天気でしたが、渡らないものは見えません。別に眠っていたわけではありませんよ。

4月22日  うす曇のち晴

観察者   タカ長
観察時間  8:00-13:00

   サシバ     2
   ノスリ     1

そのほか渡り不明のノスリが2回、ハイタカが1回出ただけです。
トビやカラスの動きも静かな一日でした。ハチクマがやってくるまでこのような日が続くのでしょうか?

それにしては一昨日のサシバの渡りは何だったのでしょうか?

ベトナムは細長い国です

ご存知のようにベトナムは細長い国です。首都のハノイから南の大都市ホーチミンまで1900km、列車で38時間かかる国です。

町の通りに面した建物はみなお店。間口の狭いうなぎの寝床です。私たちの泊まったホテルでも間口は4mくらい。本当です。中はもう少し広くなっていますが、各フロア3室のホテルです。





ホテルの小さなベランダから通りを写した写真です。すべての建物が間口3~4m程度で4~5階建て、中には6回程度のものもあります。弁当箱を立てた形、ベトナムは建物も細長いのです。

普通の人の家も間口3~4mで3階建てが多いように見えました。ベトナムは地震のない国なのでこのような建物が建てられるのでしょう。地震国で育った私たちにはとても危なっかしい建物に見えました。

ガイドが言っていました。ベトナムでは女性も細長いのです。確かにスマートな人が多いです。ついでに言えば彼女たちの頭髪も細長いのです。頭髪は細長いとは言わないでしょうが、人によってはヒップより下まで頭髪を伸ばしている人もいました。

ベトナムは細長い国なのです。

今日の観察~4月21日

2008年04月21日 | タカの渡り観察
柳の下にドジョウは2匹いないけど

 今日の観察地は快晴で東よりの微風が吹いていました。昨日の今日、柳の下にドジョウが2匹いるとは思いませんが、しかし、昨日のおこぼれ程度は期待したのも事実です。でも結果は良くありませんでした。

4月21日  快晴

 観察者  タカ長 二位の方 他
 観察時間 8:00-14:00

  サシバ        8
  ノスリ         5
  ツミ     東向き 2
  ハイタカSP 西向き 3

観察者が昨日の「オールスター」より劣ることは認めますが、飛ばないものは見えないのです。と言うことにしてください。視力0.4のタカ長、最近視力の衰えを感じている二位の方。その二人ですから見落としもあるかも分かりませんが、あまりにも出ないので集中力が落ちてきたので早めに終了しました。

 正直言うと昨日見すぎたので疲れたのです。


今日の観察~4月20日

2008年04月20日 | タカの渡り観察
今期最高が出ました

 ここ何日間かの悪天候が回復した(風は残っていましたが、、、)からでしょうか、予想以上のタカが渡って行きました。今季最高。いや、4月に200以上をカウントしたことはこれまでありませんでした。正直に言えば、この時期にこれほどマジメに見たことがない、と言うことですが、、、、、、、、

4月20日  晴

  観察者  タカ長、キョウジュ カンヌシ スワロ 二位の方 他 2名
  観察時間 8:00-15:15

   サシバ          172
   ノスリ           14
   ハチクマ          2
   ハイタカ   西向き    2
   ハイタカSP  西向き  10
          東向き    3
   オオタカ   西向き   1
   ミサゴ    東向き   2
   大型SP    東向き  7

 2日続きの風が残っていてほとんどのタカは翼をしぼって流れていきました。そのためどのタカも同じように見えて識別に苦労しました。本日の観察者は「オールスターキャスト」で、数的にも識別面でも良い観察ができたようです。

 一度の出たタカは7羽が最高で、パラパラと言った渡りが8:15から17:07まで続きました。この時期のこのパターンも記憶にありません。

 いずれにしてもこの観察地のサシバに対する認識を変える必要を感じた今日の観察でした。



 観察地のサクラは葉桜になりました。これからはこの日陰が恋しい季節になりますが、昨シーズンは毛虫が異常発生してほとんどの葉が食い尽くされました。

 今シーズンはハチクマの季節終了まで無事でいて欲しいものです。

裏山にも春が来ました

2008年04月18日 | 山歩きから
裏山にも春が来ました

 今日の裏山は強い風。杉の木がしなり高圧線の電線がゴーゴーとうなっていました。しかし、山上の桜はいまが満開、風に飛ばされることもなく咲いていました。



 サクラ広場はサクラとタンポポが満開。しかし、未明までの雨で芝はシッカリと水を含んでおりこの上で弁当を広げることは出来ませんでした。





 この下ではカワラヒワが飛び回っていました。

 2週間留守にしているあいだにオオルリが渡って来ていました。ヤブサメの声も確認できましたがクロツグミやキビタキは確認できませんでした。鳥の世界はそろそろ夏本番ですね。

 山道ではミツバツツジやショウジョウバカマ、キブシなど春の花が咲いています。花の世界はこれからが春本番、裏山歩きも楽しい季節になりました。

ベトナムから帰宅しました

2008年04月16日 | 旅行のことなど
昨日ベトナムから帰宅しました。2週間以上のご無沙汰でしたが終わってしまえばあっと言う間のことで、帰宅してみるとハノイのあの雑踏が何やらなつかしく思われます。

一つの目的はARRCNのシンポジュームに参加することでしたが、この面では私の英語力などはまったくの役立たずで存在感ゼロの状態でした。東南アジアの若者たちの英語力は想像以上で、彼らは英語をほとんど自国語のようにあやつって、欧米からの参加者たちとも対等に討論していました。ここまで話されるとタカ長などごく一部の英語に堪能でないものは入りこむ余地はありませんでした。

タカ長たちが存在感を示すのは一番先に食事に行くときやシンポのあとのナイトバザーなどのイベントのときだけでした。



ナイトバザーで折り紙を披露しているところです。ここでは日本からの参加者が存在感を示した、と言いたいのですが、参加者の中には驚くほど器用な若者がいて日本の婦人方も大変でした。

シンポの合間には(本当は適当にサボって、、、)会場のホテルの周辺を探鳥して歩きました。会場のあるタム・ダオは標高1000mくらいのリゾート地で若い学生グループと何度か遭遇しました。彼らにとって外国人は珍しいのか、私たち外国人は大もてで一緒に写真を撮ったりして交流しました。とても純朴で明るい若者たちでした。



ここでは私たちもチョッとしたタレント気分でした。



これはシンポのあとの探鳥、クックフォン国立公園でベトナムNo1のLee Manh Hungさんに案内されているところです。彼はすごい力を持っていますが、私たちに英語力がないので彼の力を十分に発揮させられなかったのが残念です。
しかし、2泊3日の探鳥ツアーは十分満足なものでした。もし、ベトナムに探鳥旅行される機会があれば是非彼に案内を依頼されるようお勧めします。彼のガイドは完璧です。

詳しくは http://bietnambirdtour.vn/

以上とりあえず帰国の報告とさせていただきます。