タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

明日から9月ですが、、、、

2011年08月31日 | タカの渡り
 明日から9月ですが、、、、、、

 こう暑いと観察に出かける気にもなれません。タカ長観察地だけのことではありませんが、、、どこの観察地も高齢化が進んでいるようですから、明日から始めるところはないのではないかと思っています。

 よそさまのことはよそさまのことですが、、、タカ長が始動するのは一週間か十日先になりそうですね。この暑さでは集中できませんから、、、、。

        

 昨日、鳴門と徳島に行きました。

 震災復興を後押しするプランとして企画された「東北のまつりと伝統芸能」を見るためです。

 私たちが入場するのは午後の2回目公演です。そのため朝は鳴門に行って渦潮の見学。

           

 鳴門の渦潮を見るのは初めてではないように思いますが、、、、、、前に行ったのはずいぶん昔のことで、、、いまあるような「潮の道」などなかったような????

           

 とにかく、ガラス越しとはいえ潮の流れを真上から見たことはこれまでありませんでした。間違いなく初めてのことです。

 仲間たちと渦潮を見ながら、、、、、時どきは、、、、、、

           

 この方向を見ていました。この上に見えるのがタカの渡り観察を続けておられる展望台のはずです。

 この上で、、、暑いとき、、、、そして2月の下旬からの寒風の中での観察、、、、、。

 タカの渡り観察ではどこの人も苦労されているのですね。そのことを思いながら鳴門の風景を見ていました。

           

 メインのイベントは盛会でした。これは秋田の竿灯ですね。さすがにすごいですね。

                    

 そしてこれは友情出演された地元の阿波踊り。本町大名連の皆さまです。さすがですね。足がピタリとそろっています。

 とにかくいずれの演技も素晴らしくて、、、、もう少し見せて頂きたかった、、、、と言うのが正直な感想です。


タカの渡り情報交換会

2011年08月29日 | タカの渡り
まずは盛会裏に終わりました

 昨日のタカの渡り情報交換会、まずは盛会裏に終わったようです。

 今回はタカ長の勝手を言って、、、、、会場はタカ長団地の集会所にさせてもらいました。フォーマルな会合でもありません。そのため良くて10名規模の、、、悪かったら数名が集まれば良いのかも、と考えていました。

 しかし、実際は20名規模の会合になりました。タカ長としては大満足な結果になりました。

                

 前座、と言っては失礼なのですが、、、、しかし、最初はこの、、、、、イヌワシの話から始めてもらはないと、、、、、、

 と言うことでモンゴルのイヌワシやそのほかの鳥の話をして頂きました。

          

 先日モンゴルから帰ったばかりのメンバーによる報告です。湯気が出るようなホットな話題、と言うことでしょうか?

 そしてそのあとは、、、、

          

      韓国のイヌワシの話、、、、

      北海道宗谷岬での渡り観察の話

      対馬での渡り観察の話

      韓国での渡り観察の話、、、、、などなど、、、、、

 タカ長としては時間が余って、会場がシ~ンとするようなことになっては面白くないと危惧していましたが、それは単なる危惧で終わりました。

                      

 タカの好きな人が集まれば話題に事欠くことはない、と言うことなのでしょう。

 大きな会合でもないので発表時間が制限されることもないので、その面でもこの程度の小さな会合が良かったようです。

 一年に一回か二回はこのような場を持つことも無意味ではないのですね。タカの渡りのことで言えば、全国規模の集会はだんだん開けないような状態になっているようです。どこの観察地でもメンバーの高齢化が進んでいるようで、そのことがネックになってきているのではないかと愚考しています。

 大きな会合が持てないようであれば手作りの小さな会合もそれなりに存在意義があると言うことなのでしょう。

                     

 昼食は「お好み焼き」を出前してもらいました。例によって???少し食べたところで写真を撮ることを思いついたので見苦しい写真になりました。

 遠来の参加者もいらっしゃいましたから、、、、チョッと奮発して、その店で一番豪華なスペシャルを注文しました。

 地元のものから言わせてもらえれば、、、お好み焼きは暑い時期でも、汗を拭き吹き鉄板の前で食べるのが一番です。昨日は時間の関係で出前してもらいましたが、機会があれば次はお店に行って食べたいですね。

 ともあれ情報交換会は無事に終わりました。参加して頂いた皆様にはただ感謝、感謝です。有難うございました。


山歩きのプレゼンテーション

2011年08月28日 | 山歩きから
 8月28日は何かと忙しいので、、、、めったに行わない予約投稿をすることにします

 町内のあるところから依頼されて「いきいき健康登山」をテーマにした講演をすることになりました。

 と言っても実際に講演するのは12月のことです。時間は十分あるのですが、そのための資料集めなどしています。どれだけのことが出来るのか分かりませんが、同じやるのなら精一杯のことをしたいのです。

 私たちの山のグループは健康のために歩く、と言うことをテーマにしています。ですから自分たちが日常行っていることを話せば講演のテーマにそうことになるだろうと考えて、人の良いタカ長はこの依頼を快諾したわけです。例によって何も考えないで受けて、、、、、さてどうするか???と言うのもいつものパターンです。

 タカの話は経験した事はありますが、山のことをテーマに話すのは初めてのこと、、、、どのようなことになるのでしょうか?

        

 私たちの仲間で市内の某大病院のOB(内科医)から借りた資料です。チョッとリアルですね。

 人間の成長と加齢による能力の低下を示したグラフですが、そこに体型の変化が描かれているのでリアルになっているのですね。たとえばこのような資料を使って、私たち人間は20歳ころをピークにして歳とともに能力が低下していくことを説明するのです。

 筋力の低下は少ないのですが、20歳を100とした場合、70歳になると敏捷性は80くらいまで下がり、平衡性は20くらいまで激減します。そのことが高齢者登山の転倒や滑落事故につながっていくことを説明したいわけです。

 いろいろな資料を調べ、、、、、これまでの山歩きの経験から健康登山に対するタカ長の考えや活動実績を説明してプレゼンテーションを完成させたいと考えています。

                       

 話が固くなっては面白くないので、プレゼンテーションの中にはわが裏山の草花や、、、、、、、、、

                       

 四季折々の風景など入れて、、、、、楽しく聞いていただけるようにしたいと意気込んでいるのですが、、、、、、、

 はたしてタカ長が意図したものが出来るか????その意図したことを伝えることが出来るか????何も分かりません。

       

 そもそもタカ長の話を聞きに来てくださる人がいらっしゃるのでしょうか?

 そのような不安もおおいにあるのですが、、、、、、、能天気なタカ長としてはあまり深く考えないで出来るだけの準備をすることにします。


明日は情報交換会

2011年08月27日 | タカの渡り
プサンでの日常生活

 明日は情報交換会です。

 県外からも仲間が来てくれます。そのため昼食は広島名物のお好み焼きを、、、、、などと考えて準備しています。

 タカ長は本題の部分は何も話すことがなくて、、、その部分は仲間たちにお願いしているようなものですが、、、、、、、、。

 タカの渡り調査に出かけたときのプサンでの日常生活を知らない人も参加されるので、前座としてタカ長の平均的な生活について簡単に紹介する準備をしています。

               

 プサンでの生活はこのエリゼーモーテルをベースにしています。立派な温泉マークですが、韓国のモーテルは日本で言う温泉マークの意味とビジネスホテルのような性格を持った宿泊施設です。プサンの繁華街・ナンポドンや国際市場にも近く、観光でも有名な竜頭山公園のそばにあります。便利なところにありながら1泊4万ウォンです。安いと言うことは長期滞在する私たちには絶対的な条件になります。

 ちなみにタカ長の部屋は203号室。昨年も今年も同じ部屋を使わせてもらいました。下のほうがビジネスユースで、日本で言う温泉マーク的な利用者は上のほうに案内されているようです。そのため隣のほうからなにやら怪しげな、、、、、と言うようなことは起きません。

               

 観察地に向かうため毎朝5時前にはこのモーテルを出ます。そしてタクシーを拾って観察地のある太宗台公園の入り口に行きます。公園の中は車両進入禁止ですから、そこから30~40分歩いて観察場所の太宗台展望所に着きます。タクシーはこの時間でも簡単につかまえることが出来ます。

 そこで数時間の観察。

 午後モーテルに帰ってきます。

              

 帰ってくるとすぐに観察結果の整理やブログの更新、、、、、

 何日かに一回は洗濯もあります。そのときはこのロープに洗濯物がずらり、、、、、、。

              

 夕方になると食事のため町を歩きます。町にはこのような彫像がたくさんあります。それを見るのも楽しいのですが、、、、一番の楽しみはウインドウショッピングですね。何しろ軍資金がないので本当に買うのはまれですが、、、、、。

 一番良く行くのはアウトドアースポーツ用品の店ですね。たくさんの店がありたくさんのブランドの商品を見ることが出来ます。ラフマとかカリマーとか、広島ではチョッと見るのが難しいようなブランドもあります。さすが韓国第二の都会。町の規模が広島とはまったく違いますから、町をぶらぶらするだけでけっこう楽しむことが出来ます。

        

 食事を終えると早々にモーテルに帰ります。居酒屋の赤提灯があっても、、、、、下戸のタカ長には無縁です。

 朝が早いので夜も9時頃には寝ることにしています。そのような生活を二週間以上続けます。

               

 食事はいろいろなものがあって、、、、どこに行って何を食べるか、、、、いつも迷うことになります。これはロッテ百貨店の地下で食べる「海鮮豆腐チゲ」です。6000ウォンです。味が良くて満腹します。

               

 これは「石焼ビビンパ」です。安く簡単に済ませたいときはデパ地下ですね。

               

 一度は食べたいのがこの「参鷄湯(サンゲタン)」ですね。プサンに行ったときは必ず行くようにしています。

               

 簡単に済ませたいとき、チョッと何か食べたいときはこの冷麺でしょうか?5500ウォンです。

 出来るだけ多くの店に行って、多くのものを食べたいのですが、店もたくさんあるので2~3週間の滞在では必ず「あの店に行くことが出来なかった」と言うことが起こります。

 明日の情報交換会ではこのような日常生活と観察地のようすを前座として紹介し、、、、、本論の話を聞く気持ちを高めて頂ければ、と思っています。

gooブログのテストを兼ねて、、、、写真を2枚追加します。

                

 いつも行く店を紹介していませんでした。

 これは「農協スーパー」です。果物だけではありませんが野菜などもこのように盛り上げられています。日本のように小さくパックされているのはないようです。

 タカ長が利用するのは、たとえば牛乳を買うとか、、、、、、。もちろんスーパーですから必要に物はそろいます。土産物としてたとえば唐辛子味噌などを買うこともあります。シェイビング用品を買うこともあります。とにかくプサン滞在には欠かせないスーパーです。

 パンも売っていますが、、、これは専門の店で買うことが多いですね。

 町の真ん中に宿泊するモーテルがありますから何をするにも便利です。2~3週間の滞在なら不自由することはありません。

 今年は為替レートが私たちにとっては良くて1万円が13万ウォン以上になりました。このような状態が続けば来年も行くことが出来そうですが、、、、その前のように1万円が8万ウォンにならない状態だときびしくなります。為替レートの変動だけで宿泊料とか食事代が出たり出なかったり、、、、、。私たち個人旅行者にも為替レートの変動は生活に直結しているのです。




今日の裏山~8月26日

2011年08月26日 | 山歩きから
晴れましたね。暑いですね。

 梅雨のような雨模様の天気も嫌だけど、、、、晴れれば暑くてこれも嫌。早く秋になってほしいのですが、長期予報によると9月もまだまだ暑いようですね。もっとも子の長期予報、いまさら言っても仕方ないのでしょうが、明日の天気も当てない人たちが出しているのだからどれほどの信頼を置いてよいものやら、、、、、、。

 タカ長の提案としてはこれからは、天気予報と言わないで天気予想と言ってもらいたいですね。それなら文句はないでしょう。当るも八卦、当らぬも八卦ですから、、、、、。

        

 花の写真は晴の日より曇りの日が良さそうです。晴れると花弁の色がとんでしまうからです。その面で言えば今日は花の撮影に適した天気予報でした。しかし、実際は晴。花の撮影日和とは言えないような天気でした。

        

 もうひとつ、晴れると背景の処理が難しくなるような、、、、、背景が写りすぎるような、、、、、そんな気がしているタカ長です。これは単なる気分の問題、写真のウデを棚に上げた単なる八つ当たりかも分かりませんが、、、、、、、、。

        

 タカ長の好きなブルー系の花、ツユクサです。今たくさん咲いていてついついカメラを向けるのですが、そのわりに気に入った写真が撮れないでいます。ゆっくり時間をかけて撮れば素晴らしい写材だと思いますが、タカ長の場合はいつものように山歩きの途中の何なる「チョイ撮り」です。

           

           

 この時期にウスキキヌガサタケを見ました。これまで見たことのないところで2本見つけました。下の写真がその1本です。

 シッカリとした記録をとっているわけではないので何とも言えないのですが、これまでこの時期にウスキキヌガサタケを見たことはないように思います。

 今年はキノコが豊富なの???と言うことは秋の味覚松茸も豊作が期待できる???

 是非そうあって欲しいタカ長です。


雨の深山峡

2011年08月24日 | 山歩きから
終わってみればそれなりに充実した一日でした

 昨日の深山峡。マイクロバスを貸切ってのプランでしたがあいにくの雨。ほとんど終日降りました。

 雨の日は雨の日の楽しみがある、と言いますが、昨日のようにメンバーの孫が4名参加したプランでは、青空の下で渓流遊びがしたかったのは言うまでもありません。

 しかし、いろいろ予定変更などして、予定外のところにも行って、、、、終わってみればそれなりに充実した一日になりました。

        

 まず最初に安芸太田町の上殿小学校に行き校庭にあるアメリカキササゲの木を見ました。

 ノウゼンカズラ科のこの大木、推定樹齢は250年で胸高幹周りは3.4m、アメリカキササゲとしては広島県一の大木です。調べてみるときれいな花が咲くようですが、その花期は6~7月ですから昨日は花は見ることが出来ませんでした。花は見えない、紅葉はしていない、、、、と言うことでこの木を見るには最高のときではありませんでしたが、これは仕方ありませんね。木を見るために行ったのではありませんから、、、、。

        

 そのあと近くの堀八幡神社に行きました。この神社は長和4年(1015年)に豊前の国の宇佐八幡宮より分けられ祀られた古社です。この木はヒイラギの古木ですが、この木を見るために行ったのではありません。一番の目的は、、、、これ、、、、

          

 自然石で造られた灯篭としては日本一と言われるこの石灯篭を見に寄ったのです。

 この灯篭は安政4年(1857年)に3年間の時間と延べ6万人の労力を使って造られたものです。高さは5.5m、上のかさの部分の広さは畳8枚分あるそうです。

 そのあと深山峡の前を素通りして温井ダムに行きました。タカ長は工事中の温井ダムは見た記憶がありますが、、、、、完成した温井ダムに行くのは初めてのことです。ずいぶん長いあいだこの辺りに行っていないのですね。

 温井ダムでは展示室を見学したあと高速エレベーター(分速240m)で下に下り、、、、、

        

 気温16℃の地下通路を通ってダムの下に向いました。

        

 その途中にはダムの堰堤を支えている岩盤に触ることが出来るよう工夫されたところがあります。

        

 その先を行くとダムの下に出ます。放水するときは下に見えるブルーの部分からするようです。上の放水口はダムの完成テストのときに使ったもので、それ以降は使っていないと言うことでした。

        

 ダムを見学しているときは雨足も強かったのですが、、、、、、

 深山峡に着いたときは傘がなくても気にならない程度の小降りになっていました。

 そろそろ昼食が気になる時間になりましたが、ここでは24名が入れるほどの東屋もありません。そのため仲間が竜頭峡の温泉施設に電話して部屋を借りることにしました。

 そこで昼食、希望者は入浴し、、、、、雨は小降りなので外に出て竜頭の滝まで行きました。

          

 これは雄滝です。この前を通って100m先に、、、、、、

          

 雌滝があります。この前で子どもたちは水遊び、、、、、。時間は短かったのですが、それでも水遊びをしたことで子どもたちも安心したようです。

 このような遊びは傘をさしてするものではありませんが、しかし、子どもたちにとっては水に入るか入らないかは大違いなのですね。

 ここから帰りに右側の岩壁に気になる花を見つけたのですが、そのすぐ前にマムシがいたのでゆっくり撮影できませんでした。そのため帰って見るとピンボケ。仕方ありませんね。マムシに噛まれることを思えばピンボケ写真は我慢できます。

          

 最後に広島市の奥座敷と言われた湯来温泉に立ち寄りました。

 女性たちは物産品販売所で野菜などの購入。そのあと足湯に浸かって、、、、、それなりに充実した一日を終わりました。

 他の山歩きでは雨の日は雨の日の楽しみがある、と言うことは出来ます。しかし、渓流遊びの日は晴れなくては面白くありませんね。

 しかし、昨日はみんなの知恵を出し合って、、、、楽しい日を過ごすことができました。これは負け惜しみではありませんよ。




デジブック 『プサンを飛ぶハチクマ』

2011年08月22日 | タカの渡り
        

 多くの人はご存知のはずですが、タカ長はここ何年間か春のハチクマの時期に韓国へ行き、韓国から日本にわたるハチクマをカウントしています。

 そのカウントの合い間に撮った写真をデジブックにまとめてみました。ご笑覧頂ければ幸いです。
       

        

 このデジブック、ただいま見習い中につき無料版を利用しています。そのため30日後には削除されるはずです。

 それまでのあいだにご覧下さい。

 レンズはタムロンの18~270mm、タカの撮影としては良いレンズではないでしょうが、観察機材もあるので大きなレンズは持ってゆけません。(もっともタカ長はそのような高級なレンズは持っていませんが、、、、)

 カメラの人がそのつもりで行けばもっともっと素晴らしい写真が撮れるはずです。しかし、近いと言ってもそこは外国、国内での撮影のようには出来ないのは言うまでもありません。

 タカ長としては一緒にカウントして頂ける人の参加を期待しているところです。


   デジブック 『プサンを飛ぶハチクマ』

今日の裏山~8月22日

2011年08月22日 | 山歩きから
陸軍の標識

 今日の広島。午後には雨が降り出しました。気温が上がらないのは有難いのですが、しかし、それにしてもハッキリしない天気が続きます。明日は山予定ですが、天気が気になります。

 その雨の前に裏山を歩いてきました。最低週2~3回の山歩きはしたいと思っていますが、このところ天気が悪くて歩けないでいました。

        

 今日の裏山は墨絵のようでした。このような風景も悪くないですね。

 この時期は出来るだけ簡単に稜線まで登ることを考えます。となるとコースは椿尾根です。

 その尾根に出てから国体コースを登ると、牛池の上にあるピークに立つことが出来ます。そこにあるのが、、、、、、

        

 この標柱。昭和15年に立てられたようですから、太平洋戦争直前になります。

        

 ここに書かれている「陸軍輸送港域、、、」と言うのがどのような意味なのかタカ長には分かりませんが、広島からここを目視して何かの目印にしていたのでしょうか?そのあたりの事情はまったく分からないのですが、ここから広い範囲の展望が得られることだけは容易に理解できます。

 裏山には他にも「陸軍」と言う字が読める石の標柱がありますが、そこもまた展望の良いところです。

        

 いまも広島湾が見下ろせるほど展望が良いとしたら、ここは間違いなくハチクマの渡り観察の最適地になります。仮に360度の展望があれば春と秋、年に2回タカの渡りを楽しむことが出来ます。

そのハチクマを見るために地元以外からもファンが訪れることは間違いなしです。ハチクマに関して言えば全国的に見ても有数の観察地になることは間違いないのです。

        

 しかし、いまはこのように杉や檜が植えられてまったく展望がききません。私たちタカを見るものにとってはとても残念なことなのです。

 どなたかお金持ちがいて、タカのファンのためにこの山を買い、この山頂部だけ木を伐って小さくても良いから展望台を造ってくれないかなぁ、と夢みたいなことを考えているタカ長です。

 いや、タカ長だけでなく、タカ長観察地に来る多くのホークウォッチャーが願っていることなのです。

 どこかにカネの使い道に困っているお金も違いないかなぁ、、、、、、。



雨の日曜日

2011年08月21日 | タカの渡り
情報交換会に向けて、、、

 今日の広島は朝から雨でした。午後にはあがりましたが一時タカ長の町にも警報が出たようです。

 そのためなのかなぁ、終日家に居てパソコンとにらみっこしていました。その仕事(?)のひとつがこれ。
          

            

 28日の情報交換会の準備です。タカ長は何も話す予定はないのですが、当日参加される人の中には韓国での調査地に不案内な人もおられるようなので、タカ長が前座として観察地紹介をしようとしているのです。そのための準備です。

 グーグルアースから必要な画像を引っ張り出してこのようなものを作ったわけです。


           

 パワーポイントの使い方がまったく分からなくてあきらめていた時期もありましたが、友だちに初歩の初歩をレクチャーしてもらってからできるようになりました。出来栄えを言えばキリがありませんが、とりあえずタカ長の話程度なら十分と言えそうです。

 自分のプレゼンテーションですから人に頼んでつくってもらうことは出来ません。やはり自分で自分が話したい内容にそってつくっていくのが一番良いのです。

 何ごとも勉強、分からないところは誰かに聞いてでも何とかする。それを実行したお陰でタカ長の世界もずいぶん広がりました。


           

 韓国プサン市影島区にあるこの太宗台(テジョンデ)展望所には10年以上前から何度も何度も通いました。

 ここでの観察は夜明けからになります。そのためには4時過ぎには起床。展望所のある公園入り口までタクシーで行き、そこから展望所まで30~40分歩く必要があります。

 その体力がなくなるか、、、、、韓国に行く軍資金がなくなるか、、、、そのどちら科の理由で止めることになるでしょうが、とりあえずは来年も行ってみたいと思っています。

 それまでに次の世代の人が出てきてくれること。そのことを切望してやまないタカ長です。


その前に28日の情報交換会に来て頂きたいと考えているところです。

命より大切な暑さ対策???

2011年08月20日 | 日々雑感
 天竜川の川下り舟が転覆して死者、行方不明者を出しました。ご存知の通りです。

 このニュースを聞いて、、、、正直言ってまたか、と言う程度しか考えませんでした。

 暑いから救命胴衣を着けてもらわなかった、つけなかった、、、、、。

 この種の舟に乗ったことの無いタカ長ですが、、、、だいたいこの種の舟はひょっとしたら転覆するかも分からないと言うスリルが売り物ではないのですか?

 もちろん本当に転覆しては困りますし、転覆しないよう関係者は最大の努力はされているはずです。しかし、、、、、、

 車のハンドルを握れば事故を起こす確率、事故にあう確率は絶対にゼロではありません。そのことは常識のはずですが、、、。

 それと同じように川下りの舟に乗ればその舟が事故を起こす確率はゼロではないはずです。

 それをゼロとして信じているところに落とし穴があったのではないでしょうか?

 法律で義務付けられている12歳以下の子どもに対しても救命胴衣を着用させない乗せる側。自分の命より大切なわが子にも着用させなかった親もいたはずです。

 暑いから着用しない???タカ長には分からない理由です。

        

 このニュースを聞いて2009年に行ったベトナムのことを思い出しました。

 ところはハノイを流れる紅河(ほんがわ)の河口にあるセンティ国立公園。

 広大でフラットな地形なので、どこが川岸でどこが河口になるのか、初めて行った旅行者にはまったく分かりませんでした。とにかくガイドに案内されて、河口にある中州に渡るためにこのような豪華船に乗りました。船首でフィールドスコープを持っているのがガイドのマーさんです。

        

 舟に乗るとすぐに救命胴衣を着用するよう指示されました。私たちもそのことを当然のこととして受け入れました。

 これはタカカノですが、このように鳥見に夢中になって転落したらかないませんから、、、、、。

 南の国とは言ってもその日は雨模様で暑くはありませんでした。だから着用したわけではありません。

        

 その舟はこのような小さなマングローブの森のあいだをぬって中洲の小島に向いました。見ての通りのベタ凪状態、波ひとつありません。それでも救命胴衣の着用を船長さんから指示されました。

 当たり前のことといえば当たり前のことですね。

 この舟が事故を起こす確率はゼロに近いでしょうが、絶対にゼロではないのですから、、、、、。

        

 舟の上ではまったく不安を感じませんでしたが、、、、、、、、、この舟を降りるときは怖くて内心ビクビクでした。

 私たち高齢者(70歳)の能力は20歳のときを100とした場合

       敏捷性は80、持久力は60までしか落ちませんが、平行性は20まで激減しているのです。だから怖いのは当たり前なのです。

       その上この板は雨で少し濡れていました。おっかなびっくりで下りるのも当たり前ですね。本当に、、、、。

        

 そのようにして下りた中州の小島では鳥や花を楽しむことが出来ました。

 このあたりのことはすでに紹介済みのはずですが、、、、、、、、。