タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

気になっていた山

2020年06月05日 | 山歩きから
ポンコツ登山隊、今日は赤帽さんのブログを参考に大丸峯(おおまるみね)に登りました。

大雑把に言えば、北にある竜頭山、そしてわが町である広島市佐伯区の北にある東郷山とか天上山とか、その間にある山です。

その存在は古くから知っていましたが、そのあたりはタカ長にとっては空白地帯、その空白地帯を今日やっと埋めることが出来ました。

    

登山口から山頂まで1650メートルの小さな山です。

暑くなってきましたが、この程度の山ならポンコツ登山隊でも登れます。

    

終始、森の中を登ります。

尾根に出るまでが急登と言えば急登ですが、わが裏山のジャイアントコースのことを思えば問題にはなりません。

途中でサンコウチョウの声を聞きましたが、その姿はまったく見えません。

    

尾根に登ってしばらく行ったところでキビタキの声が近くから聞こえましたが、これも声だけです。

尾根は落葉樹の葉が茂っているので、よほど運が良くないとキビタキの姿は確認できないでしょう。

    

    

大岩への分かれを通過、先ず山頂を目指しました。 

尾根に登れば大きなアップダウンは無いので、楽に登れます。

と言いたいのですが、暑さがこたえる季節になりました。ポンコツ登山隊としては、えっちらおっちらの感じです。

    

山頂には大きな木はありませんでした。

チョッとオーバーに言えば、突然森林限界を抜けた感じです。展望も申し分ないのですが、、、、

今日は空気がもやっていました。

この展望を楽しみながらゆっくりしたいところですが、風のない山頂は暑さがこたえました。

       

記念の1枚を撮って早々に下山開始です。

この山に登るのは秋、雲海が楽しめるころが良さそうです。

    

左前方の山が竜頭山です。

あの山の下が都志見地区。わが裏山の旧河内峠を越える道は都志見往来。

広島藩の絵師、岡岷山が1797年に旧河内峠を越えて竜頭山の麓のある滝を訪ねたのだと思えば、平凡な風景にも深みが感じられました。

    

大岩に寄ってみましたが、これは平凡でした。名前負けしているようです。

    

再び尾根道に戻り下山開始。

終始足にやさしい道です。

    

尾根から下る道もタカカノが難儀しないで歩けるのですから、ここは急登とは言えないのかも分かりません。

登りの時に聞こえたサンコウチョウの声はしなくて、、、、、

    

早目の下山になりました。

歩数で7500、牛池往復より少ない歩数です。ガレ場を登ることもないのでポンコツ登山隊向きの山でした。

    

下山後、豊平のどんぐり村に寄り道。

わざわざ寄り道をして帰り、シャワーを済ませても14時前。本当に小さな山でした。

でも、落葉樹の中を登るのは雰囲気が良くて、タカ長的には満足できる山でした。

次は紅葉のころ登りたいと思います。

気になっていた山に登ることが出来て、今日もハッピーなタカ長です。

 


広島市立図書館のホームページから画像を借用して、岡岷山の絵を2枚だけ紹介します。

    

    

上が「上竜頭滝」、下が「駒ヶ滝」です。