タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

県境を越えて

2020年05月31日 | 山歩きから
緊急事態宣言が解除され、色々な自粛要請が解除される方向になっています。

中国5県の知事会議で、中国地方の県境を越えての移動も、6月1日から自由になるよう決められたようです。

自粛要請には反発するところもあるタカ長ですが、県境を越えての移動は自粛していました。と言っても特別な予定を持っていたわけではありません。

5月には四国の大座礼山か山犬嶽に行ってみたいと思っていましたが、この予定はキャンセルしました。

日帰り圏では島根県の日晩山に行ってみたいと春先から考えていたのですが、このプランも実現できていません。

暑くなると「青菜に塩」状態になるタカ長としては、日晩山に行くのは、少なくとも夏前では今が最後のチャンスと思っています。

あとは天気だけ、県境越え最初の山は日晩山にするつもりです。

    

2019年1月、YAMAPを使い始めてから今日までの軌跡です。

明らかに県境を越えているように見えるのは、昨年4月の英彦山、古処山と、今年4月の三瓶山、大江高山だけです。

このところ遠出を考えていないので、当然の軌跡ですが、この軌跡はいかにも「コロナ時代」のもののようにも見えます。

このような狭いエリアで、県境を越えて島根県に行ったり、山口県東部に移動するのは、コロナ的には大きな問題はないように思えるのですが、それでも世の中の流れにそって自粛していたわけです。

    

自粛が解除されても遠出するつもりはありません。

コロナ問題が起こる前は、たとえば大江山酒吞童子で有名な丹波の大江山とか、その先にある若狭の青葉山が気になっていました。

マッターホルンを思わせる青葉山の山容は、その下を通るたびに気になっていましたが、登るチャンスはありませんでした。

京都府の美山町を気にかけている仲間もいますが、時が流れるにつれて、ロングドライブするのが億劫になり始めています。

そのあたりの山に行くとしたら、今年の秋が最後のチャンスになるかもわかりません。

国境を越えることはほとんどあきらめ状態のタカ長、せめて県境くらいは越えて移動したいと思っています。

秋になるとまずやって来るハチクマの季節、今年も北九州市に行きたいのですが、、、、、

それまでにコロナ問題がおさまるか、気にかけているところです。


思わぬいい登山

2020年05月30日 | 山歩きから
    

天気予報が気になり、6月2日に予定していた毛無山登山を前倒し、昨日行って来ました。

毛無山と言う山はあちらこちらにありますが、大暮養魚場のところにある毛無山、と言えば広島の山屋さんにはすぐ分かります。

私たちには色々な思い出がある山ですが、その中の一番は山グループを立ち上げたころのことです。

その近くの阿佐山に登るつもりでマイカー7台で出かけましたが、大暮養魚場の方に曲がったときに車が5台しかいないことに気づきました。

携帯電話で連絡がつく時代ではなかったので、迷った2台が車が来るまで待つ羽目になりました。

そのため時間を大きくロスして、時間のかかる阿佐山はあきらめて、毛無山登山にしたのです。

    

そのような小さな山なので、今回も時間が余るかも分からない、と思いながら出かけました。

いつも車を置くところではオオルリが近くでさえずっていました。

しかし、山道に入ると鳥の声が無くなりました。気に入った花もありません。

のんびりと、しかし、順調に登っていったら、、、、、

    

山頂手前でクロジがさえずっていました。

この檜の木の中から聞こえるのですが、どうしても見ることが出来ませんでした。

地味な鳥なので仕方ないのですが、やはり残念でした。

    

そのようなことをしながらでも、山頂に着いたのは10時半でした。

ここで遠くの山でも見ながらのんびりするつもりでしたが、しばらくご無沙汰しているうちに木が茂り、展望はまったく無くなっていました。

昼には早い時間です。さてどうする、、、、、、。

ここで初めて、山頂から南に歩き、登山口に帰る周回コースを歩くことに決めました。

    

頂上から南にはいい感じのブナの森がひろがっていました。

ルンルン気分で歩き、その森が終わるころ、、、、左下に車道が見えてきました。

ルンルン気分、と言いましたが、本当はいつも以上に緊張していました。ここで足を痛めたら、、、、、

自分が痛めてもいけないし、タカカノが痛めてもいけません。

車道が見えて、その緊張もゆるみ、、、、空腹も感じ、ここで昼食としました。

     

その軌跡です。画像に一番下が昼食をしたところです。

青い軌跡が右上に伸びていますが、あれはタカ長の失敗(?)

YAMAPに軌跡を残した人(赤線)はこの林道を帰ったのだろうと勝手に判断したのと、、、、

それ以上の理由は、キビタキを見たり(と言っても実際に見たのはタカカノだけ)しながら歩き、軌跡のチェックをする時間間隔が空いてしまったのです。

そのまま行くと、地図では消えている林道に行くらしいことが分かりひき返しました。

YAMAPの軌跡までひき返しましたが、そこには何もありませんでした。茂った灌木が何となく切れたところの地面に、小さなピンク色のテープが落ちているだけでした。

ここから先、数百メートルは「経験者同伴コース」だと思います。

いつもは女房殿の後を3歩、ではなくて10歩以上離れて歩くタカ長ですが、ここは女房殿を先行させるわけにはゆきません。

見え隠れするかすかなルートを捜し、足場の悪いところ避けながら歩ける所を指示。

途中にひとつだけ古いテープを見つけましたが、どこをどのように歩くかはすべてタカ長の判断です。

時々、YAMAPを見ましたが、その時は「あの人も同じところを歩いたのだ」と確認するだけでした。

    

明るいところに出てワンショット。

この間一枚も写真を撮っていません。写真より自分たちの足場です。いわゆる難所はありませんが、転んで足を痛める危険性はあるわけですから、気を抜くことは出来ません。

里近くで林道に下り着きました。

すぐ近くでサンコウチョウの声。しかし、その姿はまったく見えませんでした。残念。

    

この間誰にも会いませんでした。そのような山なので小さなトラブルも怖いのです。

マイナーな山には人がいないので、メジャーな山にはない危険がある、といつも考えながら山を歩いています。

何しろ人がいないのですから、すべては自分たちの肩にかかってくるからです。

里に下りたところで二人のご婦人がワラビ採りをしていました。毛無山で会ったのはあの二人だけ。と言っても遠くから話しかけただけです。

そのような毛無山登山でしたが、あの数百メートルがあったのでとても充実した登山になりました。

   
    

チョッといい言葉

2020年05月29日 | 日々雑感
これは予約投稿です。これが公開される頃タカ長たちはある山を歩いています

   

自粛生活でヒマなタカ長、ある本を読んでいていい言葉を見つけました。

40歳は青年の老年期であり、50歳は老年の青春期である(ヴィクトル・ユゴー)

かの有名なフランスの文豪の言葉です。

この言葉を目にして、その言葉の続きが頭に浮かびました。この論法で言えば、、、

80歳は老年の壮年期である。

ヴィクトル・ユゴーのパクリですが、、、、しかし、我ながらいい言葉を思いついたと自画自賛しています。

    

タカ長の親父は102歳、おふくろは98歳で亡くなりました。夫婦の平均は丁度100歳です。

ここまで生きてはじめて、老年の老年期を生きたことになるのではないでしょうか。

そのように考えたらタカ長は今が壮年期、まだまだ老けこむわけにはいきません。

タカ長ブログを読んでくださるのは、肉体的には老年の人が多いと思われますが、でも、皆さんもタカ長も老年の壮年期、年寄りくさい発想は止めて、老年の老年期を目指しましょう。

タカ長も頑張ります!

山のグレーチングを見ながら

2020年05月28日 | 山歩きから
自粛生活で家にいる時間が永くなったからではないのですが、このところ「山のグレーチング」をネットで見て、山の想い出にしたっています。

そもそも「山のグレーチング」と言っても絶対的なものではありません。全国同じ基準で作成されているようですが、実際に使用するときは鵜呑みには出来ません。

しかし、今日の話題はそのようなマジメなものではありません。

単なるお遊び、私たち山グループの想い出さがしです。

山グループを立ち上げてから初めて行った高山は加賀の白山です。グレーチングでは「3B」になっています。山経験のない人を集めて立ち上げたグループですから、丸2年でそこまで行けたら上出来だと思います。

      
               大急ぎで下山・顔が疲れています。

白山にはその後も行きました。台風接近で予定を早めて、急ぎ下山したこともあります。ダラダラ歩きの、おかしなツアー登山グループを追い越して下りました。このような時は「3B」以上の体力が要求されるはずです。

    
                     鷲羽岳

3年目に3000級の山を目指しました。木曽御嶽山です。濁河温泉からの往復登山でした。4Bにランクされています。実際に登ったのは剣が峰ではなく、摩利支天、2959.5メートルです。

その時は足の遅い人がいて、往復12時間かかりました。ご存知の人はすぐにお分かりですが、いくら何でもかかり過ぎです。遭難騒ぎになってはいけないので、タカカノを先に下ろし、宿に事情を知らせました。そのころ携帯電話はありませんでした。

タカ長は辛抱強くリード。最後のワンピッチは「黙って自分の足元だけに集中せよ」と厳命しました。一言も言ってはいけないと厳命したのは、後にも先にもあの時だけです。

    
           鷲羽岳頂上:私たちが登った北アルプス最奥の山

私たちのグループで登った山では、「体力度7」が最高です。燕岳から常念岳の縦走と、新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳の登山です。
黒部五郎岳が気になりましたが、私たちには無理だと判断しました。

    
            穂高岳と涸沢を見ながら縦走

山のグレーチングを見ながらあらためて思うことです。

このグレーチングが、例えば学校の学年のように確定されたもので、体力度5の人は5ランクの山しか登ってはいけない、と言うようなものだったら、面白くもおかしくもありません。

    
          常念小屋を見ながら、、、、、

タカ長のささやかな山経験から言えば、山は登り方、登らせ方です。

御嶽山のことは褒められたものではありませんが、上手くリードすれば体力度5の人を連れて7のコースを歩くことが出来ます。

反対に、リードの仕方を間違えると、体力度5の人3の山を登れなくなります。それが山登りです。

ある山をねらって計画を立てる。その頂上を落とすために色々な工夫をし、作戦を立てていざ実行、その醍醐味はヒマラヤ級も裏山級も同じだと思います。それがあるから山は止められません。

    
          三俣蓮華山荘の食堂から槍ヶ岳が、、、、、

高齢になって、高い山に仲間を案内することが出来なくなり、山のグレーチングを見ながら昔の山を懐かしむだけになりました。

世が世であれば、この時期は夏山プランの作成真っ最中ですが、タカ長には縁のないことになったようです。

それにしても昔の山。

北沢峠からの甲斐駒ヶ岳や仙丈岳は「3C 」にランクされていますが、昔のように戸台から歩いて登る場合はどのようなランク付けになるのでしょうか?

チョッと気になるグレーチングです。

ササユリの花

2020年05月27日 | 山歩きから
    

昨日、久しぶりに裏山を歩きました。

本隊は椿尾根の方向に向かいましたが、タカ長たちは自然歩道へ。

2軍歩きと言う意味もあるのですが、本当のお目当てはサンコウチョウでした。写真には撮れなくても、チラッとでも見たいと思っていました。

    

しかし、ご覧のような天気で、森の中はもっと暗いので、声を確認しただけです。

でもまぁ、今年も来ていることを自分の耳で確認できたので、タカ長としては満足です。

    

予報より早く、小さな雨が降り始めましたが、皆さんはカフェ46の方向に向かいます。

そのお目当ては、、、、、

    

これです。たったの1本だけのササユリです。

私たちの団地では、あるお宅の法面にたくさんのササユリが咲いています。一般には公開されていない法面なので、その一角ではたくさんのササユリが咲きます。

私たちは散歩の時に、その法面を見上げて拝見。それだけでも楽しいスポットです。

    

その昔は普通の花で、チョッと1本失礼して玄関に飾ったこともあります。

香が強くて、玄関に飾る花かどうか、と考えたものです。

今はとてもレアな花になり、小雨の中をわざわざ見に行く花になりました。

最近裏山をご無沙汰していますが、タカ長にはこれが今シーズン初めての1本です。

    

天気が悪くなり、サンコウチョウのところで粘らなかったので、チョッと早めの帰還でした。

サンコウチョウに関しては大きな期待はしていませんが、しかし、チラッとくらい見たいものです。

いずれにしても、これからの裏山歩きの、楽しみのひとつです。


持つべきものは

2020年05月26日 | 日々雑感
    

北九州市の弟子(?)からタカ長向きのマスクが届きました。

緊急事態宣言は解除されましたが、マスクはこれからの必需品です。

有難く頂くことにしますが、、、、、、

このマスク、後が怖いのかなぁ???

    

わが弟子よ、近々、県境を越えての移動も問題なく出来るようになるから、、、、

マスクのもとを取りに来るのなら早く来てね。

一律給付金を使いきったらタカ長銀行が閉店しますよ~ぉ。

ともあれ、持つべきものは友だち、いろいろ気をつかってもらい幸せいっぱいです。

有難う!

友だちの家で

2020年05月25日 | 日々雑感
    

野暮用があって、タカカノと友だちの家に行きました。

今の状況ですから、玄関先で用事を済ませて帰るつもりでしたが、、、、

「まぁ、上がれや」と言われて、ふらふらと上がりこみ、、、、

奥さまをふくめて4名が楽しいおしゃべりをしました。

久しぶりにおしゃべりを楽しみながら、チョッと考えました。

緊急事態宣言は解除ましたが、これからは「新しい生活」として、3密避けるとか、マスクを使用するとか、、、

そのようなことが言われています。そのことはタカ長も理解できますが、、、、、、

今日のように、友だちの家に上がり込んで話すことまで自粛する必要があるのか?

普通の家で、4名がおしゃべりしても、過密状態にはなりませんし、密着することもありません。

しかし、何かにつけて「3密、3密」と言われると、そのムードが先行して、本当の問題を考えることがおろそかになるのではないかと愚考したのです。

    

自粛、自粛と言って家にこもっていると筋力が落ちて健康的な生活が出来なくなります。

それとともに怖いのは、人との接触が絶たれて、孤立する人が増えることです。特に高齢者には深刻なダメージになりかねません。

人と接触すると言っても、家に招いたり招かれたり、だけではありません。屋外でもいいし、どこかの店で食事しながらおしゃべりしても良いのです。

コロナ問題はこれで終わりではありません。

これからはコロナウイルスと共生することになるので、ムードに流されることなく、本質的なことを考えて対応したいと思いました。

今日、家族以外と話したのは友だち夫妻だけと思っていたら、、、、、

夕方、ご近所さんが野菜を持って来て下さり、「今日話をしたのは貴女が3人目」と話したら、笑っておられました。

そのようなことを話題にするような状況は歓迎できませんね。


今日も独りで

2020年05月24日 | 山歩きから
    

今日も独りで裏山を歩いてきました。

行き先は469メートル峰、余禄山ですが、今日はルートを少し伸ばしました。

余禄山の先の倒木をよけながら、その先の、標高500メートルくらいのところにある岩場まで行きました。

この間だけ手鋸が活躍しました。

    

その岩場ですが、まだ名前がありません。その候補も思いつきません。

と言うことは平凡、と言うことです。

荒谷林道からこの岩場を往復すると軽い半日コースになります。そのルートをかためることが出来ました。

その岩場からひき返しました。

    

と言うことで、今日はこれと言った話題もありません。

山歩きの回数を増やすために行ったようなものですが、その回数は昨年とまったく同じになりました。

コロナ問題もありますが、山歩きの回数だけは変わっていません。

       

しかし、内容的には2軍歩きが多くなっているような気がします。

これから暑くなってくるとロングコースを歩くことはあまりありませんから、累計標高差や歩行距離は少なくなっているかも分かりません。

     

考えてみたら、4時間近く、ほとんど休まないで活動していました。

スピードが遅いので問題はないのですが、午後いちに活動することは難しくなりました。

一休みしないと次のことが出来ません。

でもまぁ、それでも実生活にはまったく影響ないので、、、、、

とにかく、小さな山歩きの継続、これだけは心がけて行くつもりです。

コロナなどに負けてはおれません。この意気だけは大切にします。

半日山を歩いてきましたが、この時間まで家族以外の人に会っていません。3密とは関係ない生活をしながら、2軍歩きだけは継続します。




昨日の続きです

2020年05月23日 | 山歩きから
昨日の記事に対して、赤帽さんから「続きを希望」と言うリクエストが寄せられました。
そのようなリクエストを頂いても、これと言ったモノはありませんが、1~2お知らせしたいことはあります。

    

その話題です。

鳥を見ることを主目的に臥竜山に行ったのは本当に久しぶりのことです。

夏鳥がとても少なく感じたので、臥竜山をフィールドにしている鳥友(鳥の博士様ですよ)に電話してみました。

    

電話ですし、電波の状態も良くなかったので長話は出来ませんでした。そこで聞いたことです。

今年の夏鳥が少ないわけではない、と鳥友が言っていました。昨日はタカ長たちの運が悪かっただけかも分かりません。

    

タカ長がもうひとつ気になったことです。

広島の人はご存知なのですが、当該地区では米軍岩国基地の軍用機が低空飛行訓練を行っています。
昨日も飛来しました。ものすごい轟音です。

鳥友は「その衝撃波でトビが落ちたことがる」と言っていました。

それだけインパクトがあることですから、夏鳥にも影響するように思ったのですが、それほどの影響は見られないような話でした。

と言っても、電波状況の悪い電話での話なので、詳しいことは聞けていません。タカ長の理解が間違っているかも分かりません。

    

それより風車の問題です。36基が立つと言っていました。

その詳しいエリアは電話で確認できていませんが、冗談を交えて言えば、そのうちこのあたりの山に登れなくなる心配がある、と言うことです。

その風車が出す低周波音は色々な問題をひき起こす、と聞いたことがあります。その問題は小鳥類にも無縁ではないと彼は言っていました。

今、この臥竜山にほど近い弥畝山には風車が林立しています。それに加えて36基の風車。

    

赤帽さん、今のうちに登っておかないとそのうち登れなくなりますよ。

と言うようなことは余計な心配ですね。だって、風車が立つ前に赤帽さんの足が立てなくなりますから、、、、。(笑)

ご存知の状況で、今は仲間たちと鳥談義もままなりません。
コロナ問題が早く終息して、仲間たちと喧々諤々の鳥談義がしたいのですが、、、、、、、。


本当の2軍歩き

2020年05月22日 | 山歩きから
    

仲間たちとの山歩きの日です。目的地は広島県北の臥竜山です。

しかし、参加のリクエストがなくて、今日もタカカノと二人だけの山歩きになりました。

臥竜山と言えば、広島では探鳥地としても有名で、熱心に鳥を見ているころ6週連続で通ったこともあります。

この車を置いた所にシートを敷き、仲間たちとおしゃべりしながらアカショウビンなどの夏鳥が飛んでくるのを待ったこともあります。

今日は二人だけの山歩きなので、鳥を捜しながら歩き、スタート地点に帰ってから1~2時間鳥の出現を待つつもりでした。

しかし、今日は鳥が現れるような雰囲気も無かったので、予定のコースを時計回り回ったあと、早々に山を下りました。

    

林道を歩きながらアカショウビンの声は聞きました。

しかし、姿は見えず、他の鳥も見ることが出来ませんでした。

鳥を見るためにこの林道を歩くのは久しぶりのことですが、今日は鳥が少ないように思いました。

最近行っていないので、今日この時間だけ少なかったのか、最近は夏鳥の飛来が少なくなっているのか、そのことは分かりません。

    

林道の終点からブナの森に入り、チョットだけ遠回りする感じで頂上を目指しました。

この間も鳥の声が少なくて、意外な感じでした。

    

ほどなく、誰もいない山頂へ到着。

鳥のほうは期待はずれでしたが、緑がきれいで、何より足にやさしくて、いい山歩きでした。

    

林道にはカメラをかまえてアカショウビンなどの出現を待っている人が何名かいましたが、山の中は誰もいません。

貸し切り状態です。

    

登山だけ考えると物足りない数字ですが、2軍歩きとしては最適かも分かりません。

ここにはブナの森が残っていますし、野鳥などの自然も豊かです。

そして何より急登がありません。ポンコツ登山隊としては、このようなコースを数多く見つけておく必要がありそうです。