タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

エッ、こんなに???

2012年02月29日 | 日々雑感
 春とは名ばかりの寒い日が続きますが、今日からタカ長ブログは春色に変更しました。

 気分だけでもそれらしくならないかなぁ。

       

 さてこの写真、お茶屋さんの宣伝写真ではありませんよ。

 2000mlのペットボトルが2本。500mlのペットボトルが2本、あわせて5000ml。

 当たり前ですが、これだけの水で重さは5kgですね。

 昨年の12月からダイエットに取り組んできて、その効果が現れていることはすでに紹介しました。ダイエット前より約5kg減量でき、体が軽くなって山歩きも楽になりました。

 これだけの飲料水をザックから取り出して歩くのですから、ザックが軽くなったことを実感できることは容易に想像できるでしょう。

 それにしてもこれだけのものがタカ長の体のどこにどのようにたまっていたのでしょうか?腹囲が5cmくらい少なくなっているので、腹の中にたまっていたのでしょうが、、、、、それにしてもこれだけの量ですよ。

 仮にこれだけの水を袋に入れ、それを腹の中に詰め込んだらタカ長の腹囲は85cmをはるかに超えていたように思えるのです。まして脂肪として蓄えられていたとしたら、、、、、脂肪の比重は水よりは軽いような気がしますから、、、、もっと大きなものをしまいこんでいたことになりそうなと、素人的には考えてしまします。

 そのようなことを考えると何となく不思議な気がしているタカ長です。

       

 このまま体重が落ちていったら最後には無くなりそうで(そんなことは無いか、、、)今日の山歩きは休止ししました。朝はいつも行く店にタカカノと行き、そのあと買い物の付き合い。

 そのあとパソコンを相手にゴソゴソ、、、、。それがいまのタカ長の休養日です。

               

 それにしてもハッキリしない天気。今年はサクラの開花も遅れそうですね。

 タカ長たちは4月17日に岡山県の山間部に行く予定なのですが、、、、その日あたりが「アタリ」になりそうな気がしています。


今日の裏山~2月28日

2012年02月28日 | 山歩きから
会長が元気だと困る???

     

 今日の裏山は月例。つまり弁当持参の裏山歩きなのです。半日の日と違って時間があるのでゆとりを持って歩くことが出来ます。

 いつものように山上の古刹を訪ね、そのあと展望の丘に行って昼食。

 今日は県北の山も見ることが出来ました。この時期は雪をいただいているのでよく分かります。安芸冠山、十方山、深入山など私たち広島の山好きには馴染みの山を展望しながら昼食を採ることが出来て最高でした。天気は曇でしたが、風がなかったのが良かったですね。

 問題はそのあとです。

      

 昨日歩いたルートを逆に歩きました。75番鉄塔から74番鉄塔へ。この間は落葉樹の森のトラバースで、アップダウンはないのですが急斜面を横切るので気は抜けません。厚く積もった落ち葉の下に石などあると足を取られることもあるからです。この写真では良く分かりませんが、右下はかなり落ちこんでいるのです。

      

 74番鉄塔から73番鉄塔まではアップダウンのある道です。このあたりは広々とした杉林、夏にはサンコウチョウを期待したいような雰囲気のところです。

 ここまで下りたあと73番鉄塔に向けて急な登りになります。高圧線の鉄塔のワンピッチの距離ですが、ルートは沢に下がったり尾根に登ったりと変化があって、チョッとした山を歩いているような雰囲気があります。

  

 それが楽しいのですが、、、、、、73番鉄塔に着くと山慣れない初心者はご覧の通りです。経験者はまわりの展望を楽しいながらゆっくりと休憩できます。右の写真に写っているのは窓ヶ山です。

     

 73番鉄塔から72番鉄塔を経て林道まではアップダウンの少ない快適な尾根歩きが続きますが、、、、、、最後に林道に下りるときが急傾斜の道になります。

 これから71番鉄塔へのだらだら登りは案外きつくて私たちのグループでは評判が良くないのです。そのため今日は鉄塔めぐるをやめていつもの道を駐車場へ帰りました。(と言っても途中チョッとだけ新ルートを案内しましたが、、、、)

 と言うのも、74番から73番までの道が山らしくて、多くのメンバーには評判が良かったからです。せっかく気分を良くしているところで、人気にないルートを歩かせると、それまでのルンルン気分が吹っ飛んで会長の評判が落ちてはいけませんから、、、。

 このところタカ長の体調は快調なので、これまでとは違ったところへメンバーを連れて歩くことが多くなっています。それを喜んでいるメンバーもいれば、、、、、、迷惑がっているメンバーもいるかも???(本当はそのような人はいないと思っているのですが、、、、、)

   

 帰りに道でミヤマウズラが芽を出しているのをメンバーが見つけました。寒い日が続いていますが、しかし、季節は確実に前にすすんでいます。

 このミヤマウズラが花をつけてくれるのが楽しみですね。


今日の裏山~2月27日

2012年02月27日 | 山歩きから
 天気予報によると今日だけが晴れマークで、それから先一週間くらいは曇マークばかり。と言うことで今日もまた裏山歩きをしました。わが裏山は低い山ですが、、、、、それでも山は晴れた日が最高です。

     

     

 朝日の中を歩くのは快適ですね。気分まで軽くなります。

 今日の相棒は長靴おじさん。あれこれしゃべりながらいつもの道を登り、73番鉄塔を目指しました。今日の目的はその先です。

     

 この写真で一番手前に見えるのが72番鉄塔で、その先に73番、74番と続いてゆきます。これまで73番までは何度か歩きましたが、その先はタカ長には未知の世界です。今日はその未知の世界に踏み込むつもりで裏山に入ったわけです。

 75番鉄塔の近くにいつもの「さくらの里」があります。そのため75番まで行けばあとはまったく問題はありません。そのことを頭において73番から74番に向けて電力会社の管理道を歩きました。

 結論的に言うとこの間の道はアップダウンが多くて地図で見た感じよりはハードでした。一部ルートの分かりにくいところもあり、山に慣れていないひとは遠慮したほうが良いのかも分かりません。

 かく言うタカ長もこの間だけは慎重に歩きました。大きな山ではないからと言って馬鹿にしてはいけません。初めてのルートでおかしな谷に迷い込むと思わぬアルバイトを強いられることもあります。そのため地形の変化だけには注意していました。

 74番から75番へは落葉樹の森をトラバースする快適なコースでした。ここは楽勝コースですね。

 今日でこれまで気になっていたルートはすべて歩いたことになります。気がついてみればタカ長観察地から見える裏山の、そのもうひとつ奥にある尾根まで縄張り(?)を拡げたことになります。

 体重を5kgおとして快適に歩けるのでついつい遠くまで足をのばしています。ついてくるメンバーは大変(?)かも分かりませんが、、、、、いろいろ変化のあるルートを歩くことが出来るようになったのだから我慢してもらうことにします。

 最後にもうひとつ。

 今日もまた鳥的にはまったく成果ナシでした。3枚目の写真を撮ったところではしばらくゆっくりして、双眼鏡で遠くまで確認しましたがカラス1羽飛んでいませんでした。

 渡りの時期にここで見れば、タカ長観察地ではよく見えない北側を渡るタカが見えるのではないかと期待しているのですが、これまでのところまったくその気配ナシです。

 過去の記憶をよびさますと2月25日にノスリの渡りを見ています。そのため今日は少しは期待していたのですが、、、、、。

 気になる渡りシーズンがそろそろ始まります。



今日の裏山~2月26日

2012年02月26日 | 山歩きから
 朝から曇。このような日は思い切って家を出ないと終日家で何となくゴロゴロすることになります。それではまずいと思って裏山へ出かけました。タカ長には週日も日曜もありません。毎日が日曜日ですから、、、、。

 今朝の裏山は冷たい風が吹いていました。薄着で歩き始めましたが、体が冷えるのであわててウインドブレーカー(?)を着用しました。

     

 中国自然歩道を歩いて林道に出ましたが、今日もまた鳥の世界も日曜日なのか、まったくと言ってよいくらい鳥がいませんでした。カケスの声を聞いたのとヤマガラを1羽見ただけです。

 まもなく渡り観察が始まりますが、、、、、、タカの世界の状況はどのようなものか、チョッと気になります。

     

 林道では未明に小さな雨が降ったのでしょうか?路傍の植物の葉に水玉がたまっていました。

 今日は何か春の気配を探して歩いたのですが、、、、それらしいものを見つけることが出来ませんでした。

     

 稜線の道は薄化粧。しかし、先日までと違って地面が凍結していないので歩きにくいことはありません。そのあたりが春が近づいている証拠だと言えば言えますが、タカ長としては例えばマンサクとかキブシの花を見つけて春を感じたかったのです。
 その季節にはまだチョッと早いようですね。

     

 稜線から見る大峰山には雲がかかり、このあたりの山はまだ雪景色でした。この時期に春を探すのはまだチョッと早いのでしょうか?

 一人で歩くと休憩時間が短くなるので、いつものコースを歩いても若干時間があまりました。そのため前々から気になっていた、50番鉄塔から椿尾根ルートに下りるショートカット・ルートを探しました。

 結果は予想通り簡単にルート工作が出来ました。早々に仲間たちと十数人で歩けば新ルートの完成です。ここを通れば椿尾根ルートが崩落しても大丈夫、その代りのルートになります。

 いつものルートをチョッとだけ外れて新しいルートを見つけるのも、木の葉が繁っていないこの時期の楽しみのひとつなのです。


久しぶりに病院へ

2012年02月25日 | 日々雑感
 少しだけですが暖かくなりました。高速道路もタイヤを気にしないで走れるようになりました。

 そのため安心して県北の病院へタカカノの母の見舞いに行きました。義母は病院をかわっているのでタカ長は初めてその病院へ行くことになります。

 その病院の玄関で見舞いに来たことを告げると、面会票がないと出来ないとか。冗談じゃあありませんよ。高速代を使って、ガソリンを消費してここまで来て、お見舞が出来ないなんて、、、、、。

 「それがキマリですから、、、」の一点張り。ここで引き下がるタカカノやタカ長ではありません。すったもんだがあって、臨時面会票を出してもらってやっと病室に行きました。

 それにしても、、、、、家族には面会票を出しているとか言っていたけど、、、、それなら家族って何?実の娘が母の見舞いに行っても家族扱いさせてくれないの?石頭の受付嬢に怒り心頭のタカ長夫妻でした。

 そのようにして病室に行ったら、、、隣のベットに見舞いに来た人は面会票はつけていませんでした。

 そうなのだ。バカ正直に受付を通すから杓子定規なことを言われるのですね。黙って病室に行ってしまえば不愉快な思いをすることはないのですね。

 キチッとした管理をしているようで、実はザーザーの水漏れ状態になっているのではないか?

 これまでの病院では受付で名前を書けば面会票はもらえました。病院によって面会の仕方を変える必要などないはずです。キマリだから、の一点張りで追い返すような態度を見せるのなら、面会の方法などを統一するなど病院側も来訪者に分かるような努力をする必要があるのではないか?

 それにしてもキマリだけはキチットしているようで、その裏ではザーザーの水漏れ状態、、、、、マニアル人間って面白くないなぁ。

     

 前置きが長くなりましたが、本当はそのようなことはどうでも良いのです。

 今日のお見舞。義母はタカカノの話に反応を見せるようになりました。話は聞こえているようです。少しですが言葉で反応を示すこともありました。

 こうなると、当然のことですがもう少し症状が改善するよう願ってやみません。植物人間状態なら、生きていることが良いのかどうか、、、、、、もっとハッキリ言えば死ぬことも出来ないでいることは本人にとっても幸せなことではないのでは???と考えてしまうタカ長ですが、しかし、今日のように最小限のことでも意思疎通が出来る状態なら、当然のことですがもう少し、もう少し良くなってくれるよう考えるのが人情ですね。

 とは言っても自分ではほとんど動くことが出来ない義母。病室の窓から見えるこの風景がすべてなのです。

 気の毒と言えば気の毒な状態ですが、この窓から見える風景が冬から春へ変わっていくことを楽しんでくれるよう願っています。

     

 お見舞のあと豆腐料理が有名な店までドライブ、このように豪華な昼食を採りました。田舎の店なので見た目は垢抜けていませんが、味は良い、行列の出来る店なのですよ。



     

今日の裏山~2月24日

2012年02月24日 | 山歩きから
 天気が回復しました。そのためかどうか今日の裏山歩きには19名の参加がありました。いわゆる常連で、今日はたまたま来ていない人もいますから、、、、、わがグループの実働人員は30名くらいになるのでしょうか?

 いつものコースを登って、いつもとは違う展望の丘に行きました。タカ長以外のメンバーには初めてのところです。皆さまチョッと感動された(?)ようですが、、、、、、天気が先日のようにクリアでないので、下のような風景を見ることが出来ませんでした。空気が春霞のようにもやっていて、残念なことに遠くの山を見ることが出来ませんでした。このような、、、、、。





 しかし、初めてのところはそれなりに感動するもの、風も強くなかったので今日はここで休憩しました。

     

 この展望の丘を通るルートも私たちのコースに加え、これからは何度も来ることになりそうです。そのためには少し環境を整備する必要がありそうですが、最近は参加者も多いのでその気になれば簡単に出来るはずです。

     

 この丘は伐採地のあとです。多くの木が放置されたままです。その中を歩くのですから、、、、、、危険なところはないのですが、これが町中の工事現場だったら間違いなく「立入り禁止」の看板が出るはずです。山はすべてが「自己責任」の世界ですから、あれこれ細かいことは考えないで、自分たちが楽に歩けるルートをこれから見つけることにします。

 今日は気温も上がって山歩き中の水分補給の量が増えてきたようです。春は近いのですね。

        

 イタヤカエデの大木をパノラマ写真にして1枚におさめました。しかし、この写真では大きさは分かりません。こんど時間があるときに人物を配して、それなりの写真を撮りたいのですが、、、、、、。


恵みの雨?

2012年02月23日 | タカの渡り
 朝からの雨は10時前にはあがりました。しかし、今日のタカ長は休養日。

 休養日と言っても朝から寝ているわけではありません。団地新聞の校正や今夜の山グループの室内例会の準備などなど、いろいろやることはあるのです。それらの作業もほぼ終わってからブログの更新をしています。

     

 火曜日の冠梅園は梅の花が咲き始めたばかりで、花の面ではハズレだったようです。しかし、私たちはいつもと違うところを適当にぶらぶら歩くことを目的に言っているので、予定通り歩くことが出来ればハズレと言うことはありません。

 今回も予定通り歩くことが出来たので「アタリ」です。

 この日はこのような風景にめぐり合えたので「大アタリ」だと言えそうです。タイワンフーの森。白樺を思わせる白い幹の木が森をつくっている風景は初めて見ました。

     

 いつも思うのですが、寒くても暑くてもアウトドアーに出ないとドラマは始まりません。

 歩くことは賢者のスポーツ、と言うような題名の本を見つけて今日注文しました。タカ長たちのグループは熱心に歩いているので賢者ばかりのグループと言うことになるのでしょうか?その本を読んだら記事にしたいと思いますが、、、、、。執筆者は医者で登山家の先生ですから、健康のためにも山歩きをしなさいと言うようなことが書かれているのでしょうか???

     

 昨日のブログにも書きましたが、いつもと同じ条件で体重を量ると一気に数百グラム落ちていました。数百グラムでウソみたいに体が軽くなるのかどうか分かりませんが、今日もまた体を動かすのがとても楽に感じています。

 このまま体重が落ちていったらやがて無くなってしまうので(そんなことは無いか、、、、)時期遅れの義理チョコ(失礼)を食べています。午後の3時頃はビーマルワンの活動が一番低いときなので、この時間の間食しても脂肪として体に残らないようですから、、、、、、。

今日の裏山~2月22日

2012年02月22日 | 山歩きから
 雨と雨のあいだの、ハッキリしない空の下の裏山歩きでしたが、、、、、

 何故かしら今日は快適に歩けました。減量の効果が出てきたのか、それとも昨日のだらだら歩きが丁度良い休息になったのか、とにかくウソのように快適に歩くことが出来ました。

 私たちのグループであまり評判のよくない牛池林道から71番鉄塔への登りもすいすい、とは言いませんが案外簡単に登りきりました。人間の体ですから調子のよい日もあれば悪い日もあって当たり前ですが、それにしても今日は快適、20代に逆戻り(と言ったらいささか言いすぎですが、、、)したような気分でした。

     

     

 牛池の氷も後退しました。そろそろ解けてなくなるのでしょうか?

 これから上はガスがかかったような状態だったので、先日紹介した伐採地には行きませんでした。しかし、遠目から見てみると、私たちだけのコースから案外簡単に展望抜群の露岩のところに行けそうなことが分かりました。天気が回復したら誰かを誘って行ってみるつもりです。

 

 尾根から見る近くの山も気のせいか少しずつ微笑みかけてきたようです。「山笑う」季節はもう少し先になるのでしょうが、その少し前の「微笑み」の段階になっているように思えたのはタカ長の気のせいでしょうか?

 この天気が回復したら数日間は晴予報がならんでいるようです。この間にそろそろノスリが渡ってくるはずなのですが、、、、。


花には遠い冠梅園

2012年02月21日 | 山歩きから
 楽しみにしていた観梅と山歩き。しかし、今年は例年より花が遅れていて咲いている木はパラパラと言った状態でした。

 ところは山口県光市の冠梅園。ここで梅を楽しんだあとすぐそばにある千坊山に登る予定でした。しかし、肝心の梅が、、、



 ご覧の状態。入口には「例年の見ごろは2月21日頃」と書かれていたようですが、今年は花が遅れているとはネットを見ても紹介されていなかったようです。私たちはマイクロバスを予約していたので急遽予定を変更することは出来ません。花が遅れていることは承知の上で予定通り行ったわけです。

   

 とは言っても咲いている梅が1本もなかったわけではないので、今日のところはまぁヨシとしておきます。飲める仲間は一升瓶をバスに持ち込んで朝から楽しんでいたのですから、、、、、。

       

 冠梅園をあとにした私たちは、車のほとんど走らない「コバルトライン」と言う名前のドライブウエーをのんびりと歩きながら千坊山に向かいました。

 この木はタイワンフーと書かれていました。この人たちは木を見ているのではなくて鳥を見ているのですよ。念のため。

 千坊山と言うのは文字通り、起伏の少ないこの山に千の僧坊が建っていたことによるようです。それに関する記録は「防長風土注進案」の上田布施村の旧跡の項で見られると手元の本(「山口県百名山」中村篤巳著。1995年葦書房刊)に書かれています。

 もちろん千と言うのは本当に千あったわけではなくて、多くあったと言う意味ですが、「防長社寺由来」には「室積村には東千坊、西千坊と申し候て、真言宗多数御座候」とあるそうです。

 実際には三百余寺が建てられていたようですが、私たち素人が歩いただけではその遺跡みたいなものは見ることが出来ませんでした。郷土史の専門家と歩けば千坊山の面白い一面を見ることが出来るのかも分かりませんが、、、、、

     

 私たちは眼下に瀬戸内海の海を見ながら歩いただけです。今日は曇だったので海の色はよく分かりませんが、晴れているとその名前のようにコバルトブルーの海を楽しむことが出来るのでしょう。



 千坊山の稜線沿いの車道を歩き終えた私たちは、チャーターしたマイクロバスに拾われて、この写真に見える室積に向けて下りて行きました。

 今日は超のんびりの山歩きでしたが、万歩計は13000を超えていました。



今日の裏山~2月20日

2012年02月20日 | 山歩きから
 きれいに晴れました。まさに快晴。しかし、気温は低いので山の雪はカチカチに凍っています。

 もう少し雪があって、それがしまっていたら、、、、、、アイゼンを聞かせて快適な雪山歩きが楽しめそうな天気です。

 まぁ、わが裏山ではそのような雪山登山は望むことは出来ませんが、しかし、今日は気分よく歩くことが出来ました。

 いつものコースをいつものように歩いて、、、、、、そしてチョッと気が変わって人がほとんど歩いていないところを下りてゆくと、伐採地が広がっていて、その上に立つと予期しなかった大展望を楽しむことが出来ました。

     

 これがその伐採地に一部ですが、、、、このカメラ位置から左を見ると、、、、、、





 ご覧のような大展望です。広島以外の人には馴染みのないローカルな山ばかりですが、私たちには興味をそそる山がずらりと並んで見えるのです。

 写真には写していませんが、この左には山口県東北部の山が望まれ、下の画像の右側の外にはタカ長観察地で「マド」と言っている窓ヶ山まで見ることが出来ました。

 この森には2~3年前に入ったことがありますが、あまり大きくない杉(?)が密生していて陰湿なイメージだったのでその後ははいる気にもなれなかったところです。

 上から入っても下から入っても入り口は狭いのですが、、、、中に入って少し高いところに登るとご覧の大展望です。いつも歩いているところのすぐそばにこのようなところがありました。

 その伐採地の上には適当に岩が散在しており、この大展望を楽しみながら休憩もできます。

 今日は何も考えないでふらりと入ってみただけですが、そのようなところがあるのなら、いつものコースから出来るだけ簡単に行く方法を考えなくてはいけません。

 何しろわが裏山の欠点(?)は遠くの山を見ることが出来ないことなのですから、この展望を楽しむことが出来るところを探したのはタカ長のヒットですね。と、自画自賛しておきます。

 このポイントは、少なくとも今現在はわが裏山最高の展望台であることは間違いありません。写真的には高圧線の電線が邪魔なのですが、そのようなわがままは言えないのがわが裏山なのです。