天気予報どおり雨になりました。
今日の裏山歩きはキャンセルして、朝から昨日の写真の整理、チョッとした休養日ですね。
昨日の下見登山ですが、ネットで
降松神社をみたり、また
こちらのサイトでは神社の背後にある山の記録などもあり、、、、それらを何度もみて、、、、、、
とにかく気になっていたのです。都市近郊とはいえ山の中に忽然と現れる神社、、、、、そのようのイメージを持っていたのです。それを確かめるため相棒を誘い、昨日でかけてみたというわけです。
山ろくの若宮まではカーナビに誘導されて簡単に行くことができました。そこに車を置かせてもらい、、、、、
最初は集落の中のアスファルトの道を登ります。その道も程なく地道に変わりますが、まわりの植生は照葉樹の森、ということなのでしょうか、わが裏山の雰囲気とはまったく違う山道を歩くことになります。
途中にある「展望台」という広場に寄り道し、もとの道に帰ってしばらく行くと、、、、、
本当に忽然という感じで山門が目にはいりました。この山門、随神門との最初の出会いは劇的でした。
平凡な山の中に忽然と現れる山門、、、、、何で、、、、、、と言う気がします。その山門の奥には紅葉が、、、、、
その山門を入るとまもなく、、、、
地元出身の長岡外史書の石碑があり、、、
その近くの紅葉はまだまだ観賞に耐えるものでした。このあたりは標高が低いので例年この時期が紅葉期ということで、、、、
そのことは分かっていても何故かしら得した気分になる紅葉でした。
その先の鳥居をくぐり、、、、
100段以上ある石段を登り、、、、
ちなみにタカ長、この階段を休むことなく登りきりました。まだまだ余裕、、、、、、これって本当ですよ。
その先にもうひとつ石段があり、それを登りきると中宮につきます。
このお社もなかなか立派なものですが、、、、、、
どこを見ても人はいなくて、、、、、お宝が無造作に放置されているような気がしました。
この中宮から先が登山者の世界と言うことなのでしょうか?
照葉樹が主体の森の中をなだらかな道がつづいていました。この先に標高差にして5~60mの登りがありましたが、、、、、
全体的にみれば楽勝コースと言えそうな山道でした。
烏帽子山から茶臼山への縦走路に合流してからチョッとだけ烏帽子山方面に歩いてみましたが、、、
烏帽子山や虎ヶ岳までは距離もありそうなのでいさぎよくひき返して茶臼山に向かいました。
最初の葉山の登りは急登でしたが、その距離は短く、、、、、その先も特に問題にするほどのアップダウンはなかったのですが、、、、、、
茶臼山を目前に見るところまで来ると、、、、、、けっこう疲れました。気温が高かったのと空腹を感じていたからでしょうが、、、
それにしても疲れた感じで、何となく狐に化かされた気分でした。
茶臼山の山頂に立って西側を見ると、タカ長が子どものころ社会の時間で習った「徳山工業地帯」の工場群が見え、都市近郊の低山であることが分かりますが、、、、
東側の烏帽子山方面を見ると、山また山の感じがし、300m級の山とは思えない雰囲気がありました。
眼下にはこのようなものが見えました。山頂に居合わせた人に聞くと、、、、、、
左側の、山かげに見える六角形の建物は石炭貯蔵施設だそうです。左側に大きな船が着き、そこからベルトコンベアでその建物に石炭を運びこんでいるようですね。
右側には円筒形のタンクみたいなものが三つ見えていますが、これは福島原発に送るものだということでした。
私たちの裏山からは近くに海を見ることができませんし、海が見えてもそこは工業地帯ではないので、このあたりの風景とは違います。
自分たちのフィールドを離れてよその山に行くと、私たちにとっては珍しいものを見ることができて楽しいですね。
そういえば、工場の遊休地を利用しているらしいソーラーパネルも見ることができました。
茶臼山の山頂から降松神社の若宮に下りる道も特に問題はありませんでした。
踏みあとがハッキリしないところが何ヶ所かあり、初心者の人だけで行くと戸惑われるかも分かりませんが、、、、、
私たちベテラン(?)二人組には問題なく、1時間半くらいで帰り着きました。
降松神社からの帰り道
三国志城博物館に立ち寄りました。背後にある岩城山に関する資料をいただきたかったわけです。
この山には車で登ったことがあるのですが、次回はガイドの方に案内していただきながら登り、この山のことをより深く理解したいと考えているのです。
岩城山は古代朝鮮式山城だとか、、、、、「こうごいし」(この漢字を打ちだすことができないので、、、)と呼ばれる巨石が頂上8合目付近を約2500mにわたってとりかこんでいる、、、、、、とかいっても、、、、
ただ単に見るだけでは面白くないので、現地ガイドしていただくことを考えているのですが、、、、、
その要望は聞きいれられることが分かりました。この面でも「成果あり」でした。
昨日は一日で二つの下見ができ、有意義な一日だったといえそうです。