タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月23日

2009年09月23日 | タカの渡り観察
逃がした魚は大きいよ、、、、、

 朝はハッキリしない天気。そのためではありませんが今朝はカメラを忘れて観察地にかけつけました。下の運動公園で野球大会があるために観察地一帯が混むので急いで出かけたのですが、、、、それにしてもカメラを忘れるなんておかしいですね。

 25日にベトナムに向けて出発します。そのためのそわそわしているわけではありません。荷物を関空に送った今でも何となくよそ事みたいな気がしているタカ長なのです。今回は信頼できるガイドMr.Hung Le Manhに空港到着から空港出発まですべて世話をしてもらうので、現地についての心配はまったくしていないのです。

 それよりは来春の韓国での渡り調査の準備を気にしているのです。そのためにカメラを忘れたわけではありませんが、、、、、、

 今日の渡りは全体的には遠かったのですが、しかし、それでも近くを帆翔してくれるハチクマもいました。そのなかにはウロコ雲をバックに帆翔したハチクマオス1と♀1がいました。高度も低くてタカ長カメラの射程距離です。
 しかし、あぁ、残念。カメラを忘れていました。



 と言うことで私の写真を紹介できないので、苦しいときはソンヒョン研究員の写真をアップさせて頂きます。





 
今日の結果

9月23日    曇

  観察者    トビ吉 タカ長 ジューヤク 若大将 カメ吉 カンヌシ 御大 キョージュ
  観察時間   7:00-17:00

     ハチクマ          270
     ツミ               1
     ハイタカ             1
     ハイタカSP           1

   渡りはすべて西向きです。

 今日の観察地は野鳥の会の観察会もあり多くの観察者が集まりました。その参加者からも色々助けて頂きました。有難うございます。

 タカのわたり観察は目の数です。これからも機会があればタカ長観察地にお出で頂きサポートして頂ければ大変助かります。これからもよろしくお願い致します。


かねてからお知らせいていますように9月25日からベトナムに行きます。その留守の間にパソコンをグレードアップするために明日から入院させます。そのためにこの次の更新は10月10日以降になります。ベトナムからの土産話を楽しみにお待ち頂きますようお願い致します。

タカ長観察地の数値速報は従来どおりホームページで行っていますから、留守中はそちらをご覧下さい。





今日の観察~9月22日

2009年09月22日 | タカの渡り観察
雨の日は渡らない???

 今日の観察地。弱雨のち曇り。観察に適した天気でないことは確かですが、それでもタカ長観察地には7名が集まりました。こんな天気に???と思われる人がおられるかも分かりませんが、この人たちは渡りが分かっている(?)人なのです。奇人でも変人でもありません。

 初心の頃「雨の日は渡らない」と先輩から教えられました。しかし、その先輩の言葉が怪しいことをすぐに体験しました。

 今日よりもはるかに天気が悪い日にタカ長観察地で、車の中で雨を避けているときに50+のハチクマがA山方向の、不気味なほどの黒い雲に向けて飛んでいくのを観察したことがあります。その数は観察地のすぐ近くを飛んだハチクマの数で、雨で見えない視界の外をいくら飛んだのか数える方法はありませんでした。あの時はかなりの数のハチクマが飛んだはずです。

 雨の中で傘を差してA山の斜面を帆翔していくハチクマを見たこともあります。同じように傘を差しながら王道コースを次々と渡ってくるハチクマを観察したこともあります。

 雨が強くなったためか観察地の前の木に止まって休み、雨が小降りになったのをみて一生懸命羽ばたきながら眼前を飛び立っていったハチクマも見ています。そのような雨中での渡りを何度もみていますから、今日も観察地に出かけたのですが、、、、、



 まったく飛んでくれませんでした。1羽も飛ばないのは天気だけが原因ではなくて在庫不足なのではないでしょうか?



 観察地の前のススキの穂も心なしか重く感じられます。明日は天気が回復するようですから、小さな渡りが見られるのではないかと期待しています。



 このグラフで見るように昨年の今日は700飛びました。昨年との比較を考えるとこの700が今日はゼロですから明日以降たくさん飛んでくれないと今年の記録が少なくなります。

 明日一日でこの不足分を取り返すことは不可能ですから、24日から月末、さらに10月初旬の渡りに注目することになります。

 タカ長がベトナムに出かけ観察者の数が少ないときにドカッと出るのでしょうか?

 過去の大当たりの日は観察者が少ないことが多かったのです。今シーズンも同じようなことになるのでしょうか?

今日の結果

  9月22日   弱雨のち曇り

    観察者    トビ吉 ガミーネ タカ長 カメ吉 ジューヤク カンヌシ コリ吉
    観察時間   7:30-15:30

       タカの渡りを認めず

 このような日があるのがタカの渡りです。

 予告していますようにタカ長は25日からベトナム旅行に出かけます。24日にはこのパソコンを入院させてグレードアップをはかるためにブログの更新は明日23日までになりそうです。留守中はホームページでの数値速報だけになりますがご容赦下さい。

 

今日の観察~9月21日

2009年09月21日 | タカの渡り観察
今日の観察地は遠来のお客さんで賑わいました

 シルバーウイーク。昨日は熊本から帰省中の方が観察地に来られました。今日は大阪、岡山、高知、鳥取からのホークウォッチャーが早朝から観察地に来られ、皆で楽しく観察することが出来ました。

 早朝はどんよりとした曇り空、昼間でもてるのか心配するほどでしたが10時頃から明るくなり少しずつ飛び始めました。そして昼前には観察地の近くに何本ものタカ柱が立って全員フィーバー、大いに盛り上がりました。



 天気の回復した午後は飛ばなくなりましたが、昼前のドラマに遠来のお客さんも満足されたようです。タカ長観察地にお出でくださった皆様有難うございました。タカの渡り観察は皆様ご存知のように当りもあれば外れもありますが、当っても外れても同好の士が集うだけで楽しいものです。タカ長観察地をこれからもよろしくお願いします。



 今日一番良いときはカウントに忙しくて写真は撮れませんでした。しかし、やっと青空と白い雲の近くで小さなタカ柱が出来て、それを写すことができたので写真的にも満足です。



 上の写真の中の1羽をタカ長カメラいっぱいにズームして写しました。何とかハチクマの♂であることが分かります。私の写真はこの程度で満足しています。



 昼前には近くにタカ柱が出来ましたが、しかし、一番近くまで飛んできてくれるのはやはりトビです。トビもタカの仲間ですから一枚撮ってみました。

 今日の結果

  9月21日    曇のち晴

   観察者    トビ吉 御大 タカ長 タカカノ カメ吉 他
   観察時間    7:00-17:00

     ハチクマ           351
     サシバ              3   
     ツミ                1
     ハイタカ    東向き     1
     ハイタカSP  西向き     1


 このところ大当たりはありませんが300羽プラスの渡りが続いています。これまで天気が安定していたからでしょうか?

 満塁ホームラン一発で終わりになるより、ソロホームランや二塁打、シングルヒットなど色々あるほうが楽しい観察が出来ますね。

 まだまだ渡りは続きます。タカ長観察地にお出で下さい。常連一同心から歓迎いたします。



今日の観察~9月20日

2009年09月20日 | タカの渡り観察
ハチクマの総数が1000羽を超えましたが、、、、、、

 タカ長観察地のハチクマの総数が1000羽を超えました。しかし、感動という面ではイマイチ、大きなドラマを見ないままここまで進んできました。

 今朝も早い時間は低いところを飛びました。それも頭の上を、、、、、



 しかし、私の技術では一発でしとめることが出来ません。ピントが合わないのかぶれているのか、、、、、



 観察地の東で2羽のハチクマが帆翔。その動きを追っていたらあまり高度を上げないまま観察地に向けて流れてきます。



 これくらいの距離では何とか撮ったつもりでしたが、、、、、、



 スピードを上げて頭上に来たときにはもう対応できません。シッカリしたカメラで連射すればよい写真が撮れる距離ですが、私の腕とカメラではご覧の通りのピンボケです。距離が近すぎて(?)スピードが速くて、私のカメラと腕では対応できていないのです。



 このハチクマは運よく頭上で帆翔してくれたのですが、しかし、腕がないと撮れるものも撮れないのですね。まぁ、いつものことですが、、、、、。



 少し遅い時間ですがサシバも流れてきました。私の射程距離に来てくれたのは今期はじめてのことです。ピンボケ写真ですが私には貴重な証拠写真です。



 2羽が観察地の西側で帆翔しながら高度を上げたのですが、2羽がクロスしたところをねらったら思い通りに手前のサシバにピントが来たようです。これでも私にとっては上出来な写真なのです。

今日の結果

  9月20日    晴

   観察者    トビ吉 タカ長 ジューヤク カンヌシ こり吉 他
   観察時間   7:00-17:00

     ハチクマ          312
     サシバ             8
     ノスリ              1
     ツミ               1
     ハイタカSP           1

   渡りはすべて西向きの渡りです。


今日の観察~9月19日

2009年09月19日 | タカの渡り観察
パット出てパッタッと止まり、、、、、

 

 観察地に着いたら頭上にハチクマが帆翔中、そのハチクマに向けてもう1羽が王道コースを流れてきました。準備も何も出来ていません。大急ぎでカメラを持ち出して撮るには撮ったのですが、一段落してディスプレイを見たら真っ白。よく見ると露出補正が+2以上(?)。とにかく目いっぱい+補正されているのです。そのような撮影をした覚えはないのですが、何がどうなったのでしょうか?

 そのためにまったく色が出ないハチクマを紹介することになりました。仲間からの情報では6時15分頃別のところで数羽が帆翔していたそうです。今朝は北よりの風が強かったので山の斜面を昇る風を利用してはや立ちしたハチクマがいるのでしょうか?

 準備が終わると飛ばなくなりました。観察者のぼやき節。

 しかし、1羽出るとあとから後から続く感じで10羽とか十数羽が流れて来て、それらが合流して観察地の上にタカ柱が出現、、、、、、





 十羽程度を一枚に収めるとこのようにしか撮れませんでした。タカの写真超初心者のタカ長だから仕方ないのでしょう。カメラの限界ではなく腕の限界、と言うことなのでしょうね。



 双眼鏡で見ると多くのハチクマはこれくらいのイメージで見えるのですが、タカ長カメラではいっぱいにズームしても目ん玉が映るような写真は撮れませんし、少しひいてたくさん撮ると言っても10羽程度で、それ以上ひくとファインダーを見てもどこにタカがいるのか分からない状態でした。

 それにしても今日の渡り、本当に出るときは出るけど、止まってしまうと1時間待っても出ない状態でした。梅雨の雨に例えれば「男性的な梅雨」と言うことになるのでしょうが、タカの渡りの場合は「男性的な渡り」と言うのでしょうか???

今日の結果

  9月19日    晴

   観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク 二位の方 カンヌシ 御大 カメ吉 ほか
   観察時間   7:00-17:00

     ハチクマ          322
     ノスリ              4
     サシバ             2
     ツミ               3
     オオタカ            1
     ハイタカSP          1

  渡りはすべて西方向への渡りです。

 やっと300台を記録しました。この連休中にピークが来るのでしょうか?

 明日以降に期待しましょう。



今日の観察~9月18日

2009年09月18日 | タカの渡り観察
ままにならぬが渡りです、、、、、、、

 朝から雲におおわれた今日の観察地。少々気流がわかないのか早朝は鳥の動きはほとんどなし。

 観察者もそろい、空も明るくなっても渡りはパラパラ。それも遠くて高い。なかなか思うように渡ってくれません。



 たまに近くに来てくれたら逆光。厚い雲をバックのシルエット状態です。近くに来てくれないのなら、遠くでもよいけど雲に表情があるところに出て欲しいのですが、もちろん思うようなところには出てくれないのです。



 青空バックと言ってもこの程度で、羽数もたったの2羽です。これでは絵にならないのではないでしょうか?



 A山の上に10羽程度のタカ柱が出来てもタカ長カメラには遠くて手に負えません。雲に表情があればもう少しズームして撮れば面白そうですが、、、、、、。



 このように秋らしい雲が出ているときにはまったく飛んでくれないのです。この空をバックに10羽程度でもハチクマが流れてくればタカ長としては満足なのですが、本当に本当にままにならないのがタカの渡りなのですね。

 カメラマンの苦労が分かる一日でした。

今日の結果

  9月18日   晴

   観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク 二位の方 カメ吉 カンヌシ 御大 コリ吉
   観察時間   7:30-17:00

     ハチクマ           79

 そろそろ300とか500とか言った数字を見たいのですが、この先どのように推移するのでしょうか?


今日の観察~10月17日

2009年09月17日 | タカの渡り観察
朝は最高の観察日よりでしたが、、、、、、

 早朝の観察地の空には白い雲が広がり、空気はクリアで観察には絶好の天気でした。昨日の今日、ルンルン気分で主役の登場を待っていましたが、、、、、思うようにならないのが渡り観察ですね。



 タカ長観察地の「王道コース」には白い雲がかかっています。



 王道コースを渡ってきたハチクマが帆翔して高度を上げ越えて行くA山からB山の上にも白い雲、これ以上ない観察条件でした。しかし、この雲をバックに渡ったのは1羽(7時43分)だけでした。

 その後はぱったりと止まり、次に小さな群れが出たときは快晴状態で、よくもまぁ見つけたものだと感心したものです。

 渡らないのか、渡っていても見えないのか、、、、

 同じことを何でも書いていますが、このような日は視力の落ちたシルバー世代の観察者にはなんとしてもつらいのです。


今日の結果

  9月17日   晴

   観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク カメ吉 二位の方
   観察時間   7:30-17:00

     ハチクマ         108
     サシバ           1
     ノスリ           1
     ツミ            2

 タカ長は都合により少し早く帰りましたが、トビ吉おじさんの報告では16時台に30+のタカ柱が出現したそうです。この時間に出てくれると何となく明日にも期待したくなります。

 そろそろ大きな山がやってくるのでしょうか?


     予  告
 
 タカ長は9月25日から10月9日までベトナム探鳥旅行のため観察地を留守にします。この間タカ長のパソコンを入院させてグレードアップする予定です。そのためこの間はブログの更新ができませんこのブログを楽しみにして頂いている皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご容赦くださるようお願いいたします。


 この間も私たちのホームページの速報は続けていきますから、下記のほうにアクセスして下さるようお願いいたします。

        http://taka-ken.cool.ne.jp/index.html

今日の観察~9月16日

2009年09月16日 | タカの渡り観察
ハイシーズン到来まじかを予感させる渡りが続きました

 朝は一点の雲もない観察地。

 早い時間からA山の左稜線から3羽のハチクマが飛び立ち水苔池の方向に渡って行きました。時間的に見て塒だちと思われるハチクマです。
 しばらくおいて50番鉄塔の前、山抜けで上がったハチクマを追っていたらいつの間にか数羽のタカ柱(?)になり帆翔しながら少しずつ西方向へ移動していきました。



 写真では良く見えませんがこれらはすべてハチクマです。今日も度々カラスが団体で出ましたがこの中には入っていません。やっと出来た小さなタカ柱です。



 その群が山を越える前にA山のほうからやって来た数羽のハチクマが合流して次々と山を越えて行きました。待ちに待った渡り、やっとそれらしい、最盛期到来間じかを思わせる渡りが始まりました。

 そのほかにも窓ヶ山方面で柱が出来たり、王道コースを7羽のハチクマが流れてきたり、、、、、、やっとそれらしくなってきました。


今日の結果

  9月16日    晴

   観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク 二位の方 コリ吉
   観察時間   8:00-17:00

     ハチクマ          128
     サシバ            1
     ノスリ             4
     ツミ              5
     ハイタカSP  西向き    1


 今季初めての三桁です。季節がめぐってくれば渡って来るのですね。


ノビタ君がやって来た

 観察前に観察地の前の斜面を見ていたら小さな鳥がブッシュの中を動きました。見るとコサメビタキ。今季初めての対面です。

 その斜面の方を見ながら準備しているとノビタキが飛んできました。コサメビタキはタカ長カメラの射程外でしたが、ノビタキは何とかなりそうなのでカメラを持ち出しました。



 ご存知のようにノビタキは枝先に出るので何とか証拠写真だけはゲット出来ました。これだけ撮れればタカ長としては御の字です。



 ノビタキは2羽。この木の上でしばらく休んだあと観察地の北側に向けて飛んで行きました。

 次にはエゾヒタキを待つことにします。小鳥たちの渡りも本格的になってくるのでしょうか?やっと観察地に通うのが楽しくなってきました。



今日の観察~9月15日

2009年09月15日 | タカの渡り観察
朋あり 遠方より来たれど タカは渡らず

 今日は遠来の客がありましたがハチクマは渡りませんでした。このようなことがあることは十分に承知されたベテランのお客さんですが、それにしてももう少し飛んで欲しかったですね。

 そこで話題に不足して、これまでのグラフを紹介します。



 これを見ていただくとお分かりのように、この時期は例年ほとんど渡っていないのです。今年だけ少ないのではないのです。昨年と今年と差があるとしても、それは誤差ていどのもので、この段階では問題にするほどのことは無いはずです。

 来るときはドカッと出るはずですが、その日が待ち遠しくてついつい今年は出が悪いように感じるのでしょう。



 今日もノスリが出ました。ノスリだけは例年より早いようです。春も早かったのですが、今年の秋も早くから姿を見せています。

今日の結果

  9月15日   曇一時晴

    観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク ほか
    観察時間   8:00-16:00

      ハチクマ          11
      サシバ            1
      ノスリ             2

 今日東の天気が悪かったから出なかったとすれば、明日あたりは期待できそうですが、本当のところはどうなるのでしょうか?少ないとは行ってもそろそろ三桁の渡りが見られてもおかしくない時期にさしかかっています。



今日の観察~9月14日

2009年09月14日 | タカの渡り観察
ハチクマが たった3羽で 盛り上がり
              泣かず飛ばずで 今日も終わりぬ


 今日も飛んでくれません。

 昨日は渡りをしないハチクマが何度も出ましたが、今日はそのハチクマもあまり出ません。飛んでいるのはカラスだけの状態です。

 東のほうから、この観察地の王道コースに3羽の鳥が見えても、どうせカラスだろうと誰も相手にしなかったのですが、、、、、よく見ると、、、、、

 「違う、違うハチクマだぁ!」
 「カメラ、カメラ!」
 「カメ吉さん、早く、早く」

 観察地は大騒ぎになりました。



 もちろんタカ長もカメラを取り出して撮影開始。

 この観察地の王道コースは写真的には初心者コース。このハチクマたちはゆっくりと帆翔してくれるのでシャッターを押すチャンスはいくらでもあるのですが、、、、



 このとき空は曇り状態で、どこを飛んでも逆光になり、ハチクマはシルエットに見えるだけです。



 このような写真でもバックが秋らしいウロコ雲ならそれなりの写真になるのでしょうが、、、、、、

 なかなか思うように飛んでくれません。

 それはよいのですが、それが最初で最後の盛り上がりで午後はほとんど飛びませんでした。


ハチクマが  たった3羽で  盛り上がり
             泣いてぼやいて  今日も終わりぬ

 になってしまいました。いつになったら本格的な渡りが始まるのでしょうか?

今日の結果

  9月14日   曇

    観察者    トビ吉 ジューヤク タカ長 二位の方 カメ吉
    観察時間   8:30-16:30

      ハチクマ          16
      ハイタカSP   西向き  1

 例年の流れから大きくはずれているわけではないのですが、しかし、気持ちの上ではそろそろ三桁の渡りを期待しています。そのためこの数字では「ぼやき節」になってしまうのです。

明日こそ 明日こそはと 通いつめ

 と言うことになりそうですね。