タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

きょうようある生活

2014年03月31日 | 日々雑感
予約投稿です。

この記事がアップされる頃タカ長は多くのハイタカを見ているはずです。

   

角島大橋の夕陽です。ここでは何度もこのような光景に会いましたが、、、、

今日の話題はそのようなものではありません。

   

新年度を前に私たちの山グループに新入会者がありました。

その新人氏が「きょうようあるせいかつをしたい」と入会の挨拶をされました。

そうですよ。私たちのグループはレベルが高いと自認していますから、私たちのグループに入ると教養のある、日々ワクワクする生活が出来ますよ。

と思ったら、、、、、、。

   

きょう(今日)ようの(用の)ある生活」と言う意味だとか。

今日用事がある、今日することがある生活と言う意味です。

そうですね。いままで企業戦士として働き、定年退職して自宅に帰ったらすることがない、というのでは幸せな年金生活を送ることはできませんね。

その新人氏は3月31日まで仕事をして定年退職、4月1日から私たちの仲間と山歩きを始められます。

レベルの高い(?)わがグループに入る新人氏もさすがですね。レベルが高いでしょう?

新しい仲間がふえてますます発展している山グループです。

角島へ

2014年03月29日 | タカの渡り
小さな雨が降ってきました。予報どおり明日の午前中まで雨になるのでしょうか?

明日から山口県の角島に行く予定ですが、明日の渡り観察は期待できないようですね。

しかし、月曜日は晴れ予報、雨のあとの晴れだと期待すること大です。と言うのは2006年の記録があるからです。

   

2006年4月16日。この画像とは関係ないのですが、その日も前日は雨でした。その雨の中を角島まで走り、、、

16日に大爆発したわけです。その日は海を渡るハイタカにとっては向かい風、その風に向かってゆっくりとハイタカが飛びたってゆきました。その数がものすごくて、観察しているのはタカ長ひとりだったのでパニック状態に。

そのため南側だけを見てカウントしまいた。背後を出てゆくハイタカもいましたが、そちらを見る余裕はありませんでした。

それでも記録したハイタカの数は538羽。一日の記録としては最高記録で、この記録はいまだに破られていません。

   

角島では夜が明ける前から観察地に立ち、、、

   

太陽が海に沈むまでゆっくりとした時間を過ごすつもりです。

今回は下関の仲間も一緒なので、もし多くのハイタカが現れればシッカリとカウントしてくれますが、、、、、

柳の下に2匹目のドジョウはいないでしょうね。

   

   

タカの数が多いとか少ないとかいうのはまったくの偶然でしかありませんが、数は別にして、このように低く海上を渡っていくところを撮りたいものだと考えています。このような写真だけはタカ長観察地では絶対に撮ることができないのですから、、、、、、。

   

   

もちろん、空抜けのタカも撮りたいですね。このように近いものが撮れることを期待しているのですが、仲間たちのコメントによるとこれもまた偶然のことだと言えます。

朝から高く飛び出していく日もあれば、低く飛び出していく日もあるようです。出来るものなら後者になってほしいのですが、、、、、。

と言う事情のためブログの更新はしばらくお休みになります。


開花宣言

2014年03月28日 | タカの渡り
急に気温が上がり、タカ長観察地のサクラが咲き始めました。

   

   

開花した花は昨日とは明らかに多くなりました。天気が良ければこの週末には花見が出来そうですが、天気予報は良くないですね。当たらないで良い予報は当たるかも知れません。

と言うことは雨?週末組の人には気の毒な天気になりそうです。

   

さて、問題の標準木ですが、パッと見るとこんな感じですが、よく見ると、、、、、

 

 

このような感じで、間違いなく5~6輪以上は咲きました。

と言うことで、今日3月28日にサクラが咲いたことを宣言します。と言っても何の意味もありませんが、、、、、、、。

             

好天の中でタカの渡り観察は続けられていますが、写真的にはどうにもならないくらい遠くて、、、、

キャノンの50倍も出番がありませんでした。ハチクマがやって来るとこのカメラも出番があるかも???

しかし、その日はもう少し先になりそうです。


花便り~3月27日

2014年03月27日 | タカの渡り
春がやって来ました。

気温が上がり、一気に花が咲き始めました。タカ長団地では咲きはじめていますが、、、、、

   

タカ長団地より標高にして100m以上高い観察地のサクラは、よく見ると、、、、、

   

5輪や6輪は咲いている感じですが、、、、

   

標準木の花芽は赤みを増した程度で、これでは開花宣言はできませんね。

明日が開花宣言でしょうか?

   

肝心のタカですが、相変わらず遠くて、、、、、

これでも「近い、近い、、、」となかばヤケクソになって叫びながら観察しています。

そう、何とか肉眼で見えるのですから近いのですよ。

  

本当は、せめてこの程度の写真が撮れるくらい近いと良いのですが、春の渡りでそれを期待するのは無理なのでしょうか?

   

ところでこれ、白く見えているのは何か分かりますか? 

UFOではありませんよ。金星だということですが、、、、、天文にうといタカ長としては責任あることは言えません。仲間たちが言っていますから間違いないでしょうが、、、、、、、。

 

今日の裏山~3月27日

2014年03月27日 | 山歩きから
   

昨日の雨から一転してきれいに晴れました。光の春の到来です。

裏山入り口の工事現場、たくさんの石が取り除かれたようですが、しかし、まだまだ残っている感じです。

ひと皮むけば石ばかり、と言った感じですが、この現場がどのようになっていくのか、チョッとだけ関心を持っています。

   

   

木の芽もふくらみ、、、、花芽も動き始め、、、

   

間伐されたヒノキの森にも光が入りこんでいます。

   

71番鉄塔の西斜面も光がいっぱい。

光がいっぱいの裏山歩き、今日は13,500歩あるきました。気温も上がり、体を動かすのも楽になりました。

これからが裏山歩きの季節???

明日は仲間たちと歩きます。


   

山頭火の小径

2014年03月26日 | 旅行のことなど
雨になりました。この雨が昨日でなくて良かったです。

と言うのは、、、、、昨日は仲間たちとマイクロバスをチャーターして山口県の防府市に行ったからです。

防府市の街歩き。

   

山陽自動車道防府東ICを下りるときに「旅レコ」のスイッチを入れたので、この軌跡は車で移動したところと徒歩で移動したところを記録しています。

   

地図でみるとこのようになります。軌跡が乱れているところが目的地と言ってよいのかも?

左から山頭火の資料をたくさん収蔵されている護国寺。防府天満宮。国分寺。毛利氏庭園。

それと最初の画像の右上に見える阿弥陀寺。これだけを見てまわったのではありません。

タカ長の個人的なお目当て「山頭火の小径」を歩くのが今回の楽しみの一つでした。その軌跡は「八王子」と書かれた上から右に折れて「上天神町」の近くで上に折れているところまで。距離にして1kmくらいでしょうか。

   

   

   

その小径の入り口に山頭火の生家あとがあります。ここにはこのような句が、、、、、、。

     あたたかく 人も 空も

     うまれた家は あとかたもない ほうたる 

     空へ 若竹の なやみなし 

     何を求める 風の中 行く 

そのすぐ先から小径にはいります。

   

ご覧のような小さな径。特別なもの花にもありませんが、、、、、

   

家の壁を見るとこのような短冊が掛けられており、、、、よく見ると、、、、

   

     晴れきった 空は ふるさと

     育ててくれた 野は山は 若葉

と読むことが出来ます。と言いたいのですが、資料がないと読めないものもかなりあります。

資料を作成して下さったボランティアガイドさんに感謝、感謝ですね。

   

     腹いっぱい 飲んで寝る ふるさとの水

これは読めますね。しかし、その隣は読みづらいですね。下手なことは書かないことにしましょう。

   

     ほうたるこいこい ふるさとに きた

   

     ふっと ふるさとのことが 山椒の芽

   

資料によるとここには、、、、、

     なつかしさは ふるさとの 山の松の木

と言う句がかかっているはずですが、風化していて読みにくかったですね。

と言うように、この小径は特別なものは何もなくて、普段着のところが良いのでしょう。

山頭火のファンならずとも、一度は歩いていただきたい小径ですね。


本日は「開店休業」です

2014年03月24日 | 日々雑感
今日は裏山の障子岩の上で観察するつもりで早めに家を出たら、、、、

登山靴を片方履いたときにカメラを忘れていることに気がつきました。取りに帰っても片道5分ですが、まぁ無くてもよいか、どうせ良いことはないのだから、、、、、、

と言うような気持ちになってそのまま山に登りました。

   

この写真は2010年3月14日に撮影した障子岩からの風景です。今朝もこのような感じでした。

この尾根の手前、谷すじからノスリが5羽わきあがり、ゆっくりと帆翔して高度を上げ、タカ長の左上のほうを流れてゆきました。9時5分のことです。

その前後に1羽ずつ、近いノスリが現れ、、、、、カメラを忘れないで行ったら合計7羽は撮ることができたはずですが、、、、

何しろ本日撮影した画像がないので、タカ長ブログは「開店休業」と言うことにします。

まぁ、いろいろありますよ。歳が歳ですから、、、、、、、。


天気のめぐりあわせが、、、

2014年03月23日 | 日々雑感
このところのタカ長、天気のめぐりあわせが良くないようで、、、

晴れてほしいときに雨になったり、雨でもかまわないときには快晴になったり、、、、、

なかなか思い通りになってくれません。

今月末は好天になってほしいのですが、天気予報で見る限りあまり良くないようです。

   

タカカノの実家に墓参りに行ってきました。この丘の上にある墓に、、、、、。

広島県北も今日は晴れました。もう雪などどこにもありません。

  

   

早朝に出かけ、タカカノの弟夫妻がまもる実家でのんびりとして、、、

午後かえって来ました。人さまより早めに出発して、午後は早めに帰宅する。こうすれば渋滞知らずです。

   

その墓地から見るこの山、冠山と言っているようですが、いまだに登ったことがありません。

一度くらいはその山頂に立ってみたいと思ってはいましたが、何となくその機会がなくてこの歳になりました。

   

道のそばにはオオイヌノフグリの花が咲き、丘の斜面ではスミレも咲き始めていました。

県北の村にも春の訪れました。この好天が続けば月末には九州へ行ってみたいのですが、いまの予報では気持ちが引きかけています。

延び延びになっている九州行き、ついでにもう少し延ばして、シギチの夏羽を見て帰ろうかとかんがえています。

そのとき天気が悪いと、、、、、、、というようなことはいまから考えないようにします。本当に悪くなったら困りますから、、、、、。


暗黙の了解

2014年03月22日 | 山歩きから
昨日は変わりやすい天気で、裏山歩きも大変でした。本当なら山の上でノスリの渡りを見たかったのですが、、、、

今日は天気も回復しましたがヤボ用があったり、、、、、、明日はまた親の墓参りくらいはしないといけないので、ノスリを見に行くチャンスはなさそうです。

   

それはそれとして、今日の話題です。

今日もまた山での遭難死が報じられていました。このところこの種のニュースが多すぎます、と思えたり、、、、

外野席からとはいえ、人さまの歩き方が多少は見えるつもりのタカ長の思いとすれば、でもまぁこのくらいで済んでいるのだから、遭難事故は案外起きないのかなぁ、、、、、と思えたり、、、、、。



山歩きとかかわり始めてまもなく60年になろうとしているタカ長の独断と偏見で、一刀両断に切り捨てるような言い方をすれば、、、

いまの登山者は登りたい山=登れる山と考えて山に行っているのでは、と言うのがタカ長の指摘です。

この意味、少ない言葉で説明できないところがありますが、要は入り口から間違えている登山者が多すぎると感じているのです。

    山を歩けば事故が起こるのは当たり前

    雪山に行けば雪崩があるのが当たり前

そのような認識も持てないで、事故が起これば「まさかこんなところで、、、」とテレビカメラの前でも平気で言える人は山に行かないほうが良いのでは

と言うのがタカ長の独断と偏見です。この独断、ある面では勝手すぎますが、、、、、

   

山を歩けば、そこがどんなに低い山でも事故は起こります。遭難事故が起きない山なんてどこにもないのです。

でも、おそらくほとんどの人は、特に低山と言われる山を歩いている人は、山の遭難事故なんてよその世界のことだと言う感覚で歩いておられるような気がしてならないのです。

          

多くの人がそのような軽い気持ちで山に登り始めたのは、車時代を迎えて、山へのアクセスが良くなったことと関係しているような気もします。そのように考えるのもタカ長の独断ですが、、、、、

タカ長が山歩きを始めた頃には、登山者の間にある種の「暗黙の了解」が確かにありました。

登山経験のないものが、いきなりそれらしい山に連れて行ってくれ、と言えない雰囲気が確かにありました。

また、そのような初心者を連れて行ってはいけない、と言う思いを先輩たちは持っていました。

タカ長の登山の原点は広島県の山ですが、その広島県の最高峰は1346mしかありません。その最高峰を盟主とする「芸北山群」と言われる山には、いきなり連れて行ってもらえませんでした。連れて行ってくれといえない雰囲気が、単位山岳団体をこえて、山を歩く人全体にありました。

          

いまはそのような「暗黙の了解」みたいなものは感じられません。

行きたいと思えば行ける、そのような感覚で山に行かれますが、、、、、いきなり山らしい山に行く人は何かが身についていないはずです。

そのことに気づかないで歩いている人に事故の危険がしのび寄る、と言うのがタカ長の思いですが、これって独断に過ぎるのでしょうか?




変わりやすい天気で

2014年03月21日 | タカの渡り
朝からめまぐるしく天気が変わる一日でした。

家を出るときも曇でしたが、車で何分もかからない駐車場へ行くまでに裏山の上は快晴状態の青い空。

それが、、、、出発時間前には風が出て、雪が降り、、、、

その雪は桜尾根を登っている間じゅう降っていたようですが、、、、、

   

尾根に出る頃には陽が射してきて、、、、、、、

   

   

いつもの牛池では日向ぼっこが出来そうな感じになったり、、、

と思っていたらまたまた黒い雲が流れてきて、、、、

   

タンネの森も暗くなり、、、、、

と言うようなことを何度も何度もくりかえす天気でした。

今日は弁当持参の月例ですから、山頂の広場でノスリの渡りを見ながら大休憩をするつもりだったのですが、タカ長のそのもくろみは見事はずれてしまいました。

この雪、この寒さでは屋外で弁当を食べる気にもなれなくて、、、、、

   

雪の中をいつものアルカディアビレッジに急ぎました。

そこで昼食をとるまではいつものパターンですが、、、、、そのあとは休憩室に集まって、、、、

   

テレビなど見ながら大休憩。

このパターンは良いですね。寒いときは暖かい畳の部屋で休憩、暑い夏は冷房のきいた休憩室で昼寝などして、、、、、、

わがグループはどんどんレベルが下がっている???

いやいやレベルが上がって人生を楽しむことをおぼえてきているのですよ。本当に、、、、、、。

   

 

ハッキリしない天気の中の寒い山歩きでしたが良いこともありました。ヒラタケを見つけたのです。

この時期でも出るのですね。これで数軒ぶんのヒラタケが採れたので、今夜はわが団地のあちらこちらからヒラタケの香りが、、、、、

と言いたいのですが、ヒラタケは松茸のようには香らないですね。