タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

もしこの本があったなら

2015年11月30日 | 旅行のことなど
朝からきれいに晴れています。

昨日は、、、、今日は山に行くつもりでいたのですが、、、

明日も山予定なので、その上明日は夜の予定もあり、3連チャンのあとの夜の予定はつらいかなぁ、、、、

ということで今日の山は中止しました。師走を前に年賀状づくりをしています。

      

さて今日の話題です。

私たちの山グループは来年北海道のニセコの山を歩くことになりましたが、、、、

そのニセコに個人的に何度も言っている仲間が「これ、私のバイブル」と言って貸してくれたのがこの「なまら蝦夷」の第6号でした。

ぼろぼろになるほど読みこまれた本ですが、、、、、

実際に読んでみるとなかなか有用な本で、この本のことを一口で言ったら「地元情報満載の本」でした。

そこでアマゾンで調べてみたら8号が手に入るようだったので即注文、ご覧の本がすぐに届きました。

    

この8号は2012年4月20日の発行ですから、、、、

タカ長が北海道を長期旅行した2013年には手にすることが出来たはずなのです。しかし、先日仲間に見せてもらうまで「なまら蝦夷」という本があること自体を知らなかったので、、、

タカ長が地元情報を持って北海道へ行くことができなかったのです。



たとえばこの摩周湖。このときはご覧のように最高の天気でした。何年か前に行ったときは「霧の摩周湖」で何も見えなかったので、、

摩周湖のこのような風景を身分の目で見るのは初体験でした。しかし、この本によると、、、、、

「中島を右に見る(中略)ここを訪れて未だ人に会っていない」という撮影ポイントが紹介されています。

あの時もしこの本を読んでいたら、多くの観光客が行く、普通のポイントからの普通の写真ではなく、別なアングルからの摩周湖を撮ることができたはずなのです。

いまさら言っても仕方ないのですが、残念と言えば残念なことです。

    

このことはほんの一例で、この本には普通の旅行ガイドにはない情報がたくさんあります。

北海道旅行をする人、特に個人旅行で、、、、、そして長期旅行をする人は絶対に読むべき本だと言えます。

仲間から見せてもらった第6号とこの第8号、掲載されている情報がまったく同じではないので、タカ長も第6号と、ついでに第4号を追加注文しました。

あわせて三冊の「なまら蝦夷」からいろいろの情報をひき出し、、、、

もし、来年北海道長期旅行をすることがあれば、2013年のときより、より充実した旅をしたいと考えているのです。

それにしても、あの時この本を知っていたら、、、、と考えるとかえすがえす残念です。


マイ・プライベイト・ルート(?)

2015年11月29日 | タカの渡り
今日も裏山を歩いてきました。

そのルートは仲間たちもほとんど知らない、タカ長のプライベイト・ルートです。

といってもいつもあるいている道のすぐそば、といってよいところです。

    

裏山に入るときはいつも見ている尾根に陽が射しています。あの上が新しいルートで、、、

あそこを歩くとこれまでとは違った風景を見ることが出来ます。

しかし、所々繁ったところがあり、今日は手鋸をもって、ルートを拓きながら歩いたと言うわけです。

ということで、写真はほとんどありませんが、いいルートが出来たと自負しています。

本当ですよ。このルートにはどこかの探鳥地の森のようなところもあり、今朝はシジュウカラなどを見ましたが、、、、

ゆっくり鳥を探しながらあるのも面白そうなのです。

     

それから沢ルートを登り、、、

ここでも夏にはオオルリやキビタキ、運が良ければサンコウチョウなど見られそうな雰囲気があり、、、

夏鳥のシーズンが待ち遠しくなるようなルートです。

    

沢の奥のほうには大きなツル性の植物がありました。

ここまで大きくなるといい雰囲気がありますが、写真だけでは分かりませんね。そして、、、、、

    

ここを過ぎると見慣れた照葉樹の森。

この森はどこでも歩けます。適当に登ってゆけばいつもの道にでます。

いつもの駐車場から二郎杉や障子岩に行くとすれば、このルートを歩くとものすごい迂回ルートになりますが、、、、

変化のある裏山歩きをしたい時や、鳥を探しながら歩くには面白いルートだと思います。

今のところ誰も知らないのでプライベイト・ルートとしましたが、もちろん仲間たちと歩くつもりです。

その前に明日、今度は作業をしないで歩くつもりです。これでルートが一本できあがることになります。


藪山あるき

2015年11月28日 | 山歩きから
    

私たちが平素歩いているのはいわゆる「藪山」です。

私たちのまわりの山には、顕著な岩峰もありませんし、そこにいたる岩稜をもった山もありません。

写真に撮っても「山岳写真」といえるような山もありません。

若いころはこのような山が嫌いでしたが、だからと言って遠くの、山らしい山に行く機会もあまりなくて、そのような藪山を仕方なく歩いていました。

    

その頃、、、「このような山を歩かせたら、中央の山らしい山ばかり歩いているヤツには負けない」と強がっていましたが、、、

半分以上は負け惜しみだったようです。本当はいつも、山らしい山を歩きたかったのですから、、、、、。

今日の写真は先日歩いた、安芸の宮島の三つ丸子山のものですが、この山では久しぶりに地図の助けを借りて歩きました。

山歩きに地図はつきものですが、最近は老眼がすすんで、山を歩いているときに地図を見るのがつらくなって、、、、

それに、、、、、道がシッカリしていて、地図を見ることが少なくなっているのです。

    

写真では分かりずらいのですが、先日の山ではとつぜん道が見えにくくなっていたり、ルートが錯綜したところがあって、、、、

チョッと面白い山あるきが出来たのですが、、、、、

本当は事前に想定したほどの難コースではありませんでした。藪山歩きを続けてきたものとしては、たまには難コースを歩くのもいいような、、、

そんな気がしますが、でも、健康登山としてはルートを探すために労力を使いたくないような、、、、

やはりこの歳になってはわざわざ難コースを選ぶ必要はないのでしょうか?

若いころのような山歩きをして、迷ってしまえば笑いものになりますから、、、、、、。


裏山の初雪

2015年11月27日 | 山歩きから
わが裏山に初雪がやってきました。

家を出る頃は厚い雲におおわれていて、、、、横着病が頭をもたげてきたのですが、、、

天気は回復すると言う予報を信じていつもの駐車場へ行ったら、、、、、、、

    

まわりはめったに見ることが出来ない雪景色なのに、、、、、、

カメラを持ってこなかったぁ、、、、というドジをしたことが分かり、、、、

といってもカメラを取りに帰るのも癪なので、今日の記事は仲間の写真を借用して書くことにしました。

タカ長がドジをすることはめずらしいことではありませんが、何で今日、、、、何で初雪の日に、、、、、、。

ということでタカ長はカメラをもたないで中国自然歩道へ、、、、

仲間の二人は気になるキノコがあったということで尾根道へ、、、、、

    

自然歩道の雪もこの程度でした。問題になるような雪ではありません。

ここまで来てしまえばもう少し雪が欲しいくらいですね。

    

尾根を登った仲間の写真ではこの程度の雪が写っていました。

これも問題になるような雪ではありません。少し時間下が経過すれば解けてしまう雪です。

    

でも、初雪は初雪で、、、、、、

雪が降るとポチのように元気になって歩きまわる、、、、、といいたいのですが、それは若いころの話で、、、

今では雪が降ればダメ、雨もダメ、暑いのも寒いのもダメ、、、、

と、何かにつけて横着を考えるようになりました。

でも、いったん戸外に出て、歩き始めると、、、、、雪景色はいいなぁ、、、、

となります。人間って本当に勝手なものですね。

              

本日初雪の中を歩いたメンバーです。8名しかいないということは、、、、、

タカ長より横着心が強い人がいると言うことでしょうか???

若者、、、、、、、ではなく、年寄りよ、コタツの番をしないで外に出よう


山の本

2015年11月26日 | 山歩きから
今日のタカ長は朝から読書の時間です。

日本野鳥の会の機関紙「野鳥」に目を通し、、、

渡り鳥研究の第一人者中村司先生の本「渡り鳥の世界」が出ていることを知ってさっそくアマゾンで購入のクリック。

そのあと手元においている山の本を開いています。

      

その本は加藤泰三の「霧の山稜」

アマゾンで見ると平凡社からも出版されているようですが、タカ長が持っているのはもっと古いものです。

この本は昭和16年に出版されたものですが、それが昭和46年になって復刻されたのです。タカ長が持っているのはその昭和60年発行の第5版です。

箱入りの豪華本、ということでしょうか。300ページを超える立派な本です。

    

このことからうかがえるように、この本は名作なのです。

しかし、この本を出した後に出征した加藤は南方で戦死、そのため加藤の本はこの1冊しか残されていません。

多彩な人で、、、、木版画家と言ってよいのか、画家と言ってよいのか、詩人と呼ぶべきなのか、、、、

多くの才能がひとつに凝縮される前に逝ってしまったということかも分かりません。

    

霧の山稜

       はい松の香りに噎びつつ
                     霧疾き山を描きて
                               午たけにけり


と添えられた絵が好きなのですが、、、

気になる人は本を買ってください。タカ長はいつも不親切ですから、、、、、。

平凡社の本の表紙に使われている木版画は「かかる登山もありけり」という文章に添えられているもので、、、

若者らしい楽しい登山の様子が書かれています。

タカ長があれこれ言っても仕方ないのですが、とにかく多彩な人で、、、いろいろなことを感じさせてくれる本です。



最近は山の本を読む人が少なくて、、、

チョッと生意気なことを言わせていただくと、そのことが薄っぺらな登山者を量産していることにつながっていると感じています。

このような本は、若くて感性が豊なときに読むと良いのでしょうが、、、、

中高年になってから読んでも何かと得るところがあるはずです。

山をもっと深く感じるためにはテレビで「百名山」を見るだけではダメで、、、、もっともっと本を読め、、、

というようなことを言ったら生意気だと叱られるでしょうか?

山の歌

2015年11月25日 | 山歩きから
朝から雨模様の天気。タカ長にとっては恵みの雨になりました。

一昨日は33,900歩、昨日は24,100歩、二日で58,000歩あるいたのですから、今日は当然休養日です。



朝から山の歌を楽しみました。

いまは便利な時代で、山の歌のCDやDVDを持っていなくても、パソコンから好きな歌を聴くことが出来ます。

そのようにして何曲も聴いたのですが、、、、、

山の歌にはいい歌が多くて、、、、、と考えるのはタカ長が山好きだからでしょうか?

そのようなことではなくて、、、、タカ長以外にも山の歌が好きな人そして、、、

山の歌にはいい歌がたくさんあると思っておられる人が多いはずです。



山にはいい歌が多い、、、、、そのような曲が生まれるのは、、、

山登りが、山という人の存在をはるかに超えた大きなものを相手にした活動、、、、、その大きなもののふところ深く入ってゆく活動、趣味だから、、、

ということと無関係ではないと思うのです。

山に入り、、、、、、山に向き合い、、、、、自分に向き合い、、、、

そのような活動が登山だから、、、、山の世界では人のこころの奥深くに届くようなものが生まれるのでは、、、と考えるのです。

そこに人への愛、自然への愛があり、、、

時に友だちとの死別があり、そのようにして歌が深まると感じているのです。



タカ長の青春のころは歌声喫茶が隆盛をきわめ、そこではたくさんの山の歌も歌われていました。

そこで覚えた歌を山で歌うことも日常的なことでしたが、、、、、

最近は山で歌を歌うことなどなくなったようです。

カラオケ万能の世の中になったからかも分かりませんが、そもそもアカペラで歌うことなどなくなりました。

そのような風潮をチョッピリ淋しい気持ちでみているタカ長です。




月例登山

2015年11月24日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き、今日は月例登山です。

月例と言うのは山で昼食を済ませて午後に下山するということで、毎月一回行っています。今月の月例は今日、コースはいつもと違って極楽寺山の正面コースを登りました。

このコースは「新・分県登山ガイド広島県の山」(山と渓谷社)に紹介されています。この本に「原生林に包まれた霊山。広島湾を一望」と書かれていますが、その通りです。

    

今日のコースですが黄色の軌跡が登り。廿日市駅から歩きはじめ、このコースを登り、、山上の極楽寺に参拝して、その先にある売店のところまで記録しています。

そこからはアルカディアビレッジのバスでアルカディアまで、、、、、。この間は軌跡ナシです。

赤い線が下山コースで、この軌跡は自宅まで記録しています。

    

このコースのよいところはいわゆる急登がないことです。

昨日3万歩以上歩いたタカ長には有難いコースですが、、、、、正直言うと昨日の疲れが残っていて、のんびり歩きの登山になりました。

でも、昼食にはじゅうぶん間に合いますから、、、、、このコースはもう少し多く使ってもよさそうです。

その登りの様子は写真でお分かりいただけると思いますから、とにかく貼り付けてみます。

    

登山道にはいってまもなく高圧線の鉄塔があり、そのあたりから広島湾の海を見ることが出来ます。そしてもう少し登り、、、、

    

山陽自動車道の上を通過すると展望の良いところに行きます。

ここからは昨日歩いた安芸の宮島などを見ることが出来ます。ここで昨日の山を紹介し、、、、、

    

あとはひたすら登り、、、、。

ご覧のように丁石があり、これは十八丁と読めますが、、、、、極楽寺は三十七丁、、、、

その丁石に励まされながら登ってゆきます。

    

ご覧のようなダラダラ登り、、、、急登らしい急登はありません。

展望の良いコースではありませんが、所々展望が開けたところがあり、、、、、

    

広島湾の海や広島市の市街地を見ることが出来ます。

右下に見えているのが山陽自動車道、展望が開けるたびに高度が上がっていることが実感できます。

そしてまたダラダラ登り、、、、、、

    

    

    

もちろんこのような石があるところもありますし、数は少ないのですが階段もあります。

しかし、気になるほどではありません。気になるとしたら、昨日の疲れが残っているからでしょう。



そして三十六丁の丁石がある山門につきます。

ここで階段を登り、、、、、、

    

またダラダラ登りですが、このあたりまで登ると疲れもあって、最後の一丁が長く感じました。

このあたりはガイドブックに紹介されているような原生林です。そして、、、、

    

最後の階段を登ると極楽寺の境内に出ます。登りはこれでほぼ終わり、、、、。

ここで広島湾の海を見下ろしたあと、、、、

アルカディアビレッジのバスがやってくる売店まで歩きました。

ここからは横着をして無料バスの利用です。そしてアルカディアビレッジのレストランで温かい昼食です。

帰宅して万歩計を見たら24,100。これだけ歩くと疲れました。後期高齢者ですから仕方ありませんね。








    

三つ丸子山下見登山

2015年11月23日 | 山歩きから


三つ丸子山といってもほとんどの人はどこにある山かお分かりないはずですから、最初にこの画像を出してみました。

これでお分かりのように安芸の宮島にある山です。

実はタカ長もその存在を知ったのは最近のこと、中国新聞社が出した「ちゅうごく山歩き」を読んで知ったのです。

安芸の宮島と言えば弥山や駒ヶ林などには何度も登っているのですが、その山の南西側の尾根は歩いたことはもちろんですが、その尾根に登山道があることさえ知らなかったのです。

しかし、上記の本でその存在を知ってしまうと、何となく気になり、、、、

相棒の都合が良い今日を選んで登ったと言うわけです。



5万分の1の地図に軌跡を落とすとこのようになります。

この地図で367mのピークが見えますが、ここが三つ丸子山です。

この山は「レベルの高い読図力が要求されるので熟練者の同行が必要」と紹介されていますが、実際に歩いてみるとそれほどのことはないように感じました。

といっても所々注意しないといけないところがありますから、未経験者だけで行くのはお勧めできないようです。

この尾根の最高地点が502mですから、標高はありませんが、多少はアップダウンもあって、、、

初めて歩くととても面白く感じました。

              

相棒が撮ってくれた写真ですが、、、、、、タカ長カメラマンが撮っているのは、、、、、、



三つ丸子山から見下ろす大野の瀬戸です。

今まで見たことのないアングルですね。反対側を見ると、、、

    

宮島口方面が見えます。といってもご覧のようにスカッとした展望とは言いがたいですが、、、、、

    

この尾根を歩く楽しみの一つは、いつも見ている宮島の山を反対側から見ることが出来ることだと思います。

このピークは左から三剣山、駒ヶ林、弥山です。

    

別の場所から見た弥山です。こうして見るとこれらの山は見る山ではないようですが、、、、

実際に歩いてみるといろいろ変化があって面白いコースでした。

    

このコースの最後は大野の瀬戸を見下ろしながら、広島大学の宮島自然植物実験所に向けて下山します。

標高199mの室浜山から下りてゆくのですが、まるまる199mを下りるのですから数字以上にきつい下りでした。



今日も楽しい登山が出来ましたが、これで見るように山の部分は中央だけ、、、両端の緑色のグラフが高くなっているところはアスファルト道を歩いているところです。

本日の歩数は思った以上に伸びて33,900でした。その2/3はアスファルトということです。そこが玉に瑕ということでしょうか?

          

その歩数を少しでも少なくするために潮がきている朱の大鳥居の前を歩いてショートカットしました。

ご覧のように靴を海水に濡らしてのショートカットですが、、、、、

そのようなこともしてみたくなるほど歩いたと言うことですね。


団地の美術展

2015年11月22日 | 日々雑感
またまた天気がおかしくなりました。カラッとした秋とは言えませんが、、、

時は「美術の秋」です。その秋に恒例の美術展が始まりました。

団地住民の美術展ですが、、、、、この名前ではチョッと遠慮があって「作品展」という名前になっています。

この作品展は今年で9回目になります。

        

町内会長と作品展の実行委員長のテープカットから作品展が始まりました。

その開会を待っていた人もいて、、、、、

    

会場にはさっそく鑑賞者が、、、、、

    

その作品もこの陶芸だけではなく絵画、書、写真、工芸など多岐にわたります。

タカ長のみるところ作品のレベルも高く、、、、、、

    

これなど県立美術館に出展したら、、、、、と来場者と話をしたのですが、、、、、、

製作者によると上には上があって、、、、、これなどまだまだだということでした。

    

この作品展にはタカカノも関係していて、団地の役員さんたちと準備をしていました。

タカ長は写真係りで少しだけは関係しています。

来年は10回目の記念展になりますから、そろそろタカ長の作品も、、、、、、

と考えるのですが、チョイ撮り写真ではここに展示できるものはなかなか無くて、またまた見送ることになりそうです。

この作品展は29日まで、毎日10時から17時まで(最終日は12時まで)開かれていますから是非お出で下さい。

関係者一同皆さまのご来場をこころからお待ちしています。


そば打ち体験

2015年11月21日 | 山歩きから
実は、昨日の金曜日、、、、広島県北部の庄原市高野町の農家民宿に遊びに行ったのです。

行き先は前にも紹介したことがありますが、タカカノの親戚の五郎さん宅です。

この時期に行くのは新そばを打つことが最大の目的ですが、行けば何かプラスαがあるのが田舎遊びです。

今回のそば打ちは五郎さんの奥様を先生役に行いました。

    

まず、高野町産のそば粉400gに小麦粉100gを正確に計量します。

タカ長のように、いい加減な目分量ではいけません。そして、、、、、、

    

二つの粉を一緒にしてふるいにかけます。ここで異物など取り除きます。

そして水を280ミリリットル入れて混ぜるのですが、、、、250ミリリットルは一度に入れても良いのですが、残りの30ミリリットルは様子を見ながら入れる、と教わりました。

  

そして指先で混ぜるのですが、、、、、左のような混ぜ方はダメ、、、、

指先を立てて、、猫の手のように混ぜると言うことですが、、、、、、

  

こちらのほうは成績が良いようですね。この人は陶芸もやっていて、そのため粘土を混ぜることに慣れているのですが、、、、

そのためそばを混ぜるのも上手なのでしょう。

    

混ぜている間にそば粉がだんだん集まって、小さな団子状になってきます。

それを見計らって大きな団子状にしてゆくのですが、、、、、、

最初に混ぜる過程が大切で、これは成績の悪かったものをタカ長が苦労して丸め、、、、、

そのあと伸ばしてゆきました。

    

薄く伸ばしたあと半分にたたみ、それをもう一回たたんで、、、、、

    

細く切ってゆくのですが、、、、、大きな包丁が手に合わなくて、、、、そのうえ力もいるので、、、、

タカ長の成績はあまりよくなかったようです。しかし、、、、、、

    

最初の混ぜるときは成績の悪かった仲間が、この切る段階では汚名返上、、、、、

ご覧のようにきれいに切ってゆきました。これは秀逸、脱帽ものですね。

    

上手に打てても、、、、、それなりにしか出来なくても、、、、、

自分たちの売ったそばの味はプロの蕎麦屋に負けないもので、、、、、

    

昼食はその蕎麦。

この時期にここに来るのは初めてではないのですが、今年は暖かくて昼食は屋外で、、、、、、、。

部屋の中でストーブに火を入れて食事タイムにしたことを思うと、昨日はウソのような暖かさでした。

    

昼食のあとは、、五郎さん宅の裏山に放置してあるホダ木から出てきたキノコを採らせてもらったり、、、、

トマトなどを収穫させてもらったり、、、、、

そのようなことで少しだけ時間を使ったあとは、、、、、夕食(?)のBBQ、、、、

    

昼を食べてからすぐなので、腹がへらないとか何とか言いながら、、、、、

    

それでも食べて、飲んで、、、、、

といってもタカ長はノンアルコールですが、、、、、

とにかく夕暮れ近くまで屋外での小さな宴会を楽しませてもらいました。

次は来年5月末、山菜の頃に行くことにしています。

たまには汗をかかないで、宴会のような遊びをするのもいいものです。これなら脚力に問題のある人も参加できますから、、、、、、。