~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

おばさん二人の山陰鉄旅レポート ~最終章~

2019年11月12日 | 鉄旅
いよいよ最後の旅レポです。

11月4日 12:00
足立美術館から無料バスに乗車し安来駅へと向かいました
旅の2日目は天気が悪く伯備線を走る「特急やくも」から見れなかった大山

頭は少し雲に覆われていますがバスの中からやっと出会えました。

20分で安来駅に到着


木造りの駅舎


駅構内にはユーモラスな人形がお出迎え

安来節のキャラクターは爺ちゃん婆ちゃんや小さな子供もいました(笑)

家の中にこんな人形があったなら・・・嫌なことも吹っ飛び
きっと夫婦喧嘩もないかもですネ~

そうそう~街を走るイエローバスも安来節のキャラクターのイラスト


出雲市行き列車への乗り換え時間は35分、私は早めにホームへ
お陰で岩見神楽ラッピング列車に遭遇できました



石見神楽は島根県西部に伝わる伝統芸能
石見地方の集落、神社の祭礼の際に奉納されますが秋が一番多いそうです。
また、浜田の三宮神社では毎週土曜日20時から夜神楽週末公演があり
700円で見学できるそうで、是非いつの日か浜田を訪れ見てみたいなぁ~

12:55 快速アクアライナーに乗車し出雲市へ向かいました。


今日は天気も良く宍道湖も奇麗に見えます。


途中、直江駅では観光列車「天地 あめつち」に遭遇



土日・祝日に出雲市~鳥取間を運行する観光列車
いつか乗ってみたいなぁ~

13:58 出雲市駅に到着すると・・・

一両編成の浜田行き普通列車
JR九州とは違う車両についつい写真を撮ってしまいます(笑)

私達は特急列車に乗車するので乗り換え時間1時間半
駅前で遅めの昼食はもちろん出雲そば

オジサンが蕎麦打ちを始めたので1年3ヶ月振りの外で食べる蕎麦
揚げたて天ぷらやマイタケの炊き込みご飯は美味しかったけど
蕎麦はオジサンの打ちたての勝ちかな?(笑)

15:28 特急スーパーおき5号に乗車するためホームに行くと
今度は鮮やかなオレンジ色の浜田行き普通列車が・・・

特急の乗客は満席らしくホームに列ができていて特急車両の写真は無しです。

乗車後、直ぐに駅で購入した缶ビールで旅最後の乾杯(笑)
暫くすると日本海が見えてきました。

私が住む熊本で見る海は有明海など内海で日本海などの外海は憧れでして
予約時点で日本海が見える進行方向右側の指定席を選びました。

浜田駅を過ぎると再び日本海沿いを走る最高のロケーション

私にとって旅の最後の楽しみは日本海に沈む夕日

三保三隅付近の海岸は砂浜でとても美しく・・・

天気が良い昼間はきっと青い海に出逢えるでしょうネ~


17:04 太陽はまだ沈まず・・・


どうも島影に隠れてしまいそう・・・


17:11 海が見える最後のポイント

残念ながら夕日が沈むのは見れませんでしたが日本海の夕景を楽しめました。
次回は岩見神楽見学とセットで計画を立て是非リベンジしたいと思います。

益田駅からは山口線になり列車は海沿いから山の中へ入ります。
車窓はどんどん暗闇になり津和野駅は真っ暗な中通過し
太鼓谷稲成神社の千本鳥居の灯が山の斜面に点々と見えました。

18:5 新山口駅の②番ホーム到着、新幹線⑫番ホーム乗り換えは7分
重たい荷物を持ち、膝が悪いので必死に気持ちは駆け足ギリギリセーフ
私の鉄旅は必ず一度はこんなシーンがありますネ~(笑)

19:33 博多駅でのぞみ41号からつばめ341号に乗り換え
なんとこの列車がミッキー新幹線でした



思いがけないサプライズもあり予定通り20:35熊本駅到着
バスに乗り換えるGちゃんと別れ、私は乗り換えの電車を待つ間に
翌朝の朝食のパンを買い、トイレを済ませ留守番のオジサンに電話しようと
スマホを探すが・・・「エェ~ない
直前のトイレに置き忘れたことを思い出し直ぐに引き返し探すも置いた場所にない
直ぐに駅ナカ総合案内に行くも20時で終了し誰もいない
丁度、見かけた警備員さんを声をかけ尋ねるも
9時閉店のお店のシャッターを下ろす作業で忙しそう
後ろからやって来た別の警備員さんに事情を話そうと近寄ると・・・・
その手には観光列車のキーホルダーがついた赤いスマホケースが
「それですそれですそれ私のです」思わず大きな声で叫んでました(笑)
「まだ、書類も書いてないし・・・どうしたものか・・・」と悩む警備員さん
「失くした場所はトイレの○○で・・・携帯番号は・・・」と必死で説明し
「21時9分の電車に乗るんで時間がありません」と焦って必死に訴える私
結局、「特別に・・・」と書類手続きもなしで返してもらえました。
今回の旅はアクシデントもなかったのに最後にこんなドジ
でも・・・
「あの時、あの警備員さんに声をかけたから直ぐに戻って来たんだから」
「私って・・・ある意味ラッキーだったのかも
人騒がせな、お気楽オバサンは立ち直りも早いのでした

最後はしょうもない私のドジ話で締めくくりとなりましたが
今回の鉄旅レポートはこれで終了です。

全4回、毎回長々とお付き合いいただきありがとうございました