桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

’05夏の礼文・その8

2005-08-24 20:45:11 | 旅行記
8/2
今日は天気も今ひとつということで、K井さん、K田さん、O本さんの4人で、利尻温泉に行くことにした。利尻温泉がオープンして以降、礼文から一日がかりで出かける人が出てきた。かつて大勢で24時間コースを歩いた翌日に、何人かが出かけてきたのに接したことがあったが、自分で行くのは初めてだった。利尻に渡ったのも10年ぶりだった。

1便を見送った。島抜けをする某区議のT中さんは、挨拶も握手もまさに専門家のそれだった(帰って調べてみると、20代の頃から区議として活躍してきたそうだ)。

見送り後もしばらくターミナルで待つ。すると2便が到着し、それが折り返し利尻経由稚内行きとなる。経由便なので礼文から乗る人は少ない。空いた船内でのんびり過ごした。

利尻で降りた人も少なかった。雨が降ってきたのでタクシーで利尻温泉に向かう。オープン前だったので、庭に引かれている甘露泉水を飲んだりして時間をつぶした。

利尻温泉はさほど規模は大きくない。私たちは外湯のぬるい湯に浸かって、いろいろな話をした。ぬるかったが、かなりの時間浸かっていたので、体の芯まで暖まり、上がった後は汗が噴き出た。

お昼はありがちなものしかない付属の食堂で食べた。他の3人はビールがどんどん進んだ。私は1杯だけ。飲んだ後はさっぱりとした昆布入り付け麺を食べた。

バスの時間までしばらくあるので、昼寝をしてからもう一度風呂に入るつもりが、あまりの気持ちよさに、目が覚めた時はもうバスの時間の少し前だった。他の3人はもう一風呂浴びたようだ。

バスが出発すると同時に雨が激しくなった。10年前に泊まったグリーンヒルYHや利尻空港、海沿いの集落を通って、バスは沓形の港に着いた。雨は降り続けていたが、バスは玄関に横付けしてくれたので、濡れずに済んだ。

ターミナルに入ると、しもんさん、ワルノリさん、ペーター妻&ひなちゃんがいた。聞けば、4人で沓形にある温泉に行って来たそうだ。しかし、温泉からターミナルまでの間でずぶぬれになってしまったそうだ。

沓形からフェリーに乗り、約40分で香深に着いた。フェリーが往復で1,400円、温泉が700円、バスが730円、昼食が約1,000円。ちょっとお金のかかる温泉行きだったが、ぬるめの露天風呂にゆっくり浸かったのはとても気持ちよかった。

夜になった。夕食とミーティングが済み、HさんやK井さん達は明日島抜けということで、退観届を書いている。どうやら島抜けした後稚内で合流するらしい。でも、Hさんが会計をしている気配がない。変だなぁ・・・


コメント (2)
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