先週の日曜日に平ヶ岳に登ってきて、また今週の日曜日も登山となりました。若い友人と八ヶ岳に登ってきました。この友人との登山は2回目。八ヶ岳はもう5回目で、これまでの4回はいずれも少しずつ違うルートを登ってきたので、今回も検討した結果、まだ登ったことがない阿弥陀岳に登ることに決め、美濃戸口から入り、行者小屋~阿弥陀岳~中岳~赤岳~文三郎尾根~行者小屋と回って美濃戸口に戻ることにしました。下山後も長時間のドライブが控えているので、一番短いルートを選択した次第。
10日ほど前から4種類ほどの山の予報とにらめっこしましたが、めまぐるしく変わるのには正直言って困りました。結果、てんきとくらすの予報が一番正確でした。
登り初めは曇り空。それが次第に雲が切れ始め、青空が広がり、日が差し始めました。行者小屋までは苔が美しい沢沿いの道が続きます。登山道が河原のようのところを通るようになると、ナナカマドの紅葉越しに目の前に横岳の絶壁が立ちはだかるのが見え、間もなく行者小屋に着きます。
行者小屋でも紅葉越しに赤岳の絶壁を見上げることができました。小屋の前のベンチではたくさんの人が休んでおり、テントも並んでいます。予報がいまいちだったせいか、以前10月頭に登った時よりも人が少ない気がします。
小屋からは初めてのルートを通って阿弥陀岳に向かいます。赤岳に直登する文三郎尾根のルートより斜度は緩やかですが、距離は長いです。途中、紅葉の向こうにかつて登った硫黄岳が見えました。
次第にガスがかかり始め、阿弥陀岳と中岳の分岐に着きましたが、本来なら南に立ち並んでいる富士山や南アルプスの山々は雲に覆われて見えません。しかし、遠くには雲海が広がり、手前には南八ヶ岳の山々が立ち並んでいました。尾根の北側もガスに覆われ、さっきまで遠くに見えた硫黄岳や、下に見えるはずの行者小屋も見えなくなってしまいました。
荷物をデポし、阿弥陀岳への登りにかかります。とても急で、手で岩をつかんで登るところが半分以上だったでしょうか?でも30分もしない間に登頂できました。山頂から正面に眺める赤岳の姿は荒々しく目前に迫ってきましたが、実は今回初めて、赤岳と阿弥陀岳の間に中岳という別の山が聳えていることを知りました。
分岐までも急な崖のような登山道ををヒヤヒヤしながら下りました。分岐まで戻ってふと顔を上げると、何と富士山が雲海の上に顔を覗かせているではありませんか!すぐさまカメラのシャッターボタンを押しましたが、間もなくまた雲に隠れてしまいました。
実は阿弥陀岳の登りあたりからシャリバテ気味で、分岐でパンを頬張ってから中岳の上り下り、赤岳への登りにかかったのですが、これがきつかった!少しふらつくこともあり、シャリバテの怖さを実感しました。若い友人は体力もあるので先に行ってもらい、申し訳ないことに長時間待たせてしまいました。それでもなんとか赤岳山頂直下の岩場を登り切って、予定通り昼前には登頂できました。
4年ぶりの山頂は残念ながら雲の中。やはり予報のせいか人は少なめです。たまに雲の切れ間から青空や太陽が顔を覗かせます。風は少し吹いていますが寒くはなく、風をよけて昼飯にしました。
天気が回復する様子もないので、昼飯後はすぐ下山することにしました。山頂でエネルギー補給をしたためでしょう、行きには山頂まで30分以上かかった文三郎尾根分岐まで、下りは15分もかかりませんでした。
文三郎尾根には通称“マムート階段”というのがある他、急な尾根にたくさんの階段が付けられており、登る時はとても苦労します。ここを今回初めて下りに使いました。辛い登りとは反対に、下りはスタスタ下っているうちに降りきってしまいました。
行者小屋では、行きに確認しておいた、水場の水に浸かっていたCCレモンを大枚はたいて購入し、2/3くらいを一気に飲み干しました。酒飲みならビールと行きたいところですが、私も若い友人も下戸です。このCCレモンを飲みたくて足早にマムート階段を降りてきたと言っても良いでしょう。
行者小屋からは今朝通ってきた道をそのまま下りました。それほど疲れは感じていませんでしたが、意外と時間はかかりました。帰りには、ちょっと遠回りにはなりましたが、八ヶ岳登山時には毎度おなじみの縄文の湯に入って汗を流して帰途に就きました。
10日ほど前から4種類ほどの山の予報とにらめっこしましたが、めまぐるしく変わるのには正直言って困りました。結果、てんきとくらすの予報が一番正確でした。
登り初めは曇り空。それが次第に雲が切れ始め、青空が広がり、日が差し始めました。行者小屋までは苔が美しい沢沿いの道が続きます。登山道が河原のようのところを通るようになると、ナナカマドの紅葉越しに目の前に横岳の絶壁が立ちはだかるのが見え、間もなく行者小屋に着きます。
行者小屋でも紅葉越しに赤岳の絶壁を見上げることができました。小屋の前のベンチではたくさんの人が休んでおり、テントも並んでいます。予報がいまいちだったせいか、以前10月頭に登った時よりも人が少ない気がします。
小屋からは初めてのルートを通って阿弥陀岳に向かいます。赤岳に直登する文三郎尾根のルートより斜度は緩やかですが、距離は長いです。途中、紅葉の向こうにかつて登った硫黄岳が見えました。
次第にガスがかかり始め、阿弥陀岳と中岳の分岐に着きましたが、本来なら南に立ち並んでいる富士山や南アルプスの山々は雲に覆われて見えません。しかし、遠くには雲海が広がり、手前には南八ヶ岳の山々が立ち並んでいました。尾根の北側もガスに覆われ、さっきまで遠くに見えた硫黄岳や、下に見えるはずの行者小屋も見えなくなってしまいました。
荷物をデポし、阿弥陀岳への登りにかかります。とても急で、手で岩をつかんで登るところが半分以上だったでしょうか?でも30分もしない間に登頂できました。山頂から正面に眺める赤岳の姿は荒々しく目前に迫ってきましたが、実は今回初めて、赤岳と阿弥陀岳の間に中岳という別の山が聳えていることを知りました。
分岐までも急な崖のような登山道ををヒヤヒヤしながら下りました。分岐まで戻ってふと顔を上げると、何と富士山が雲海の上に顔を覗かせているではありませんか!すぐさまカメラのシャッターボタンを押しましたが、間もなくまた雲に隠れてしまいました。
実は阿弥陀岳の登りあたりからシャリバテ気味で、分岐でパンを頬張ってから中岳の上り下り、赤岳への登りにかかったのですが、これがきつかった!少しふらつくこともあり、シャリバテの怖さを実感しました。若い友人は体力もあるので先に行ってもらい、申し訳ないことに長時間待たせてしまいました。それでもなんとか赤岳山頂直下の岩場を登り切って、予定通り昼前には登頂できました。
4年ぶりの山頂は残念ながら雲の中。やはり予報のせいか人は少なめです。たまに雲の切れ間から青空や太陽が顔を覗かせます。風は少し吹いていますが寒くはなく、風をよけて昼飯にしました。
天気が回復する様子もないので、昼飯後はすぐ下山することにしました。山頂でエネルギー補給をしたためでしょう、行きには山頂まで30分以上かかった文三郎尾根分岐まで、下りは15分もかかりませんでした。
文三郎尾根には通称“マムート階段”というのがある他、急な尾根にたくさんの階段が付けられており、登る時はとても苦労します。ここを今回初めて下りに使いました。辛い登りとは反対に、下りはスタスタ下っているうちに降りきってしまいました。
行者小屋では、行きに確認しておいた、水場の水に浸かっていたCCレモンを大枚はたいて購入し、2/3くらいを一気に飲み干しました。酒飲みならビールと行きたいところですが、私も若い友人も下戸です。このCCレモンを飲みたくて足早にマムート階段を降りてきたと言っても良いでしょう。
行者小屋からは今朝通ってきた道をそのまま下りました。それほど疲れは感じていませんでしたが、意外と時間はかかりました。帰りには、ちょっと遠回りにはなりましたが、八ヶ岳登山時には毎度おなじみの縄文の湯に入って汗を流して帰途に就きました。
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