1/43 Model43 ABARTH SIMCA 1300 IMORA 1965 No.11

エンビ窓と、エッチングを貼り終えました。

これだけの窓枠を貼り込んだのは、初めての経験です。
難しいです。

糊代がありませんので、接着剤を流し込んで拭き取る事が容易ではありません。
拭き取りの綿棒を、一気に消費しました。

なんとか、鑑賞に堪えうる感じになりましたが、メーカー完成品と同等の質感にしたいですが、まだまだ練習が必要ですね。

メーカー完成品の窓は外填めがほとんどですが、どれも綺麗です。
無理に貼り込んでいるので、浮き上がった感じもしますが、接着が綺麗です。
よくはみ出ることなく、細いエッチングや、糊代のすくないエンビを一枚で貼り込める事が出来るのは、見習うところです。

硬化しない内は、溶剤で拭き取れますが、そんな簡単ではないのです。
本当にどうやって貼り込んでいるのか？

根本的に接着剤が特別な物なのか？


色々と調べて、綺麗に貼り込める方法を確定したい物です。

1/43 Model43 ABARTH SIMCA 1300 IMORA 1965 No.10

アニメセル（こんなのエンビでしょ？！）と感じたりしますが・・・

カットを行います。
ステンレスの定規でエッチングに沿ってカットするのですが、なかなかギリギリに刃を当てることが難しいですね。

今回、エッチングが薄いので糊代がほとんど無く、接着剤を塗ってセルの上に置いて硬化させて置いたのですが、すぐに剥離。

おかしい・・・

セルに着いている接着剤は、ガチガチで取れない。
エッチングに着いている接着剤も、ガチガチ・・・

密着不足？

再度、接着剤を塗って今度は、上から鉄の文鎮で押さえて置きました。
正解です、今度は剥離しませんね。

しかし、押しつけてしまったので、接着剤がはみ出ておりました。
可能な限り除去しておきます。

糊代がないので、あまり極薄に塗っても強度が無くなりますので、難しい所です。

経年劣化で、プロの高価な作品でもエッチングが跳ね上がってしまった作例を見ましたので、強度も考えながら、見栄えもそれなりにしたいですね。

仕方なく

少し暖かい日が続いておりますが、室内はそれほど暖かくはありません。

乾燥を引き続き行っていますが、もう少し時間が掛かりそうです。
仕方なく、乾燥機を準備いたしました。

長時間入れっぱなしではなくて、1時間程度乾燥させて、また様子見ながらと、行っております。

さすが、乾燥機ですね、ボックス内は40度弱で真夏並みです。
一気にシンナーが枯れているように思えます。

でも、あと数日乾燥させようと思います。

アクリルはこの時期、乾燥しにくいので面倒です。
ウレタンより手軽な分、このような時間的なロスがあります。
塗料の厚みで粗い部分を包み込む荒技も出来ないので、下地からじっくり塗装していかないと辻褄が合わなくなるように感じます。

面倒かも知れませんが、塗装を楽しむのは、個人的にはアクリルに分があると思います。