1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

片寄った?ハンダ講座 その1

2009年10月09日 | 苦手克服?こだわり実験
このブログのハンダ作業は、メタルキットに対しての内容です。
基盤などに使用する内容ではありません。

対象は、ホワイトメタル及び、金属パーツへのハンダ作業がメインです。


言葉の意味合い・・・。
ハンダ付けとハンダ溶接の違いは?

物と、物とハンダで付けるという意味では同じですが、付けるときの状態が違います。
物と物ですが、ハンダは、金属類に使用することができます。

●ハンダ付け
 金属パーツと、金属パーツを着けたい場合、瞬間接着剤や、2液硬化型接着剤などを使用しても支障はありません。
ただ、強度が弱いので、できればハンダで着けたい所です。
金属同士、ハンダで着ける場合は、「ハンダ付け」となります。

●ハンダ溶接
 メタルパーツとメタルパーツを着けたい場合は、瞬間接着剤や、2液硬化型接着剤などを使用した方が、リスクが無く望ましい。
 しかし、強度が欲しい場合、やはりハンダで着けたいと言う選択になります。
パーツ同士、ハンダ付けするだけでは、メタルに限って接合しておりません。
キット同士のメタルを若干溶かしながら、ハンダで結びつける場合、「ハンダ溶接」となります。

面倒な理屈かも知れないですが、
母材を溶かして物と物をハンダで接合する時は、「ハンダ溶接」と言います。
文字通り、溶かして着ける。

母材を溶かさずに、ハンダで接合する場合は、「ハンダ付け」です。
金属の場合は、ハンダの融点くらいで、溶けませんので、コテで充分熱を与えて、ハンダを流しやすくでき、母材を溶かさずとも有る程度しっかり、接着が可能です。
ホワイトメタルは、ハンダと融点が同じなので、充分熱を与えたい所ですが、与えすぎると、瞬時にパーツが溶けてしまいます。
しかし、メタルを溶かさないと、ハンダ接合においての強度は落ちるので、矛盾しますが、ホワイトメタルのパーツも有る程度溶かして、ハンダと同じ物質にして硬化させる事が大事です。

この溶かし具合は、温度や、ハンダの量、コテを当てたときの音、手の早さなどで、溶けたか?否か?慣れれば、分かる様になります。

※私の場合、有る一定の大きさで把握しております。
 極小パーツまでなんでもかんでも、ハンダ溶接は行っておりません。

余談ですが、ホワイトメタルパーツと、金属パーツの接合は、どちらになるか?
金属は溶けないけど、ホワイトメタルは溶ける、ハンダ溶接になると考えていますが、融点の違う物をハンダ溶接する際は、かなりの熟練が要ると思います。
私も、何度か行いますが、工夫しないと、なかなか強度のあるハンダ溶接ができません。
また、別の折りにでも、明記します。

最後に、これらの内容は、私個人の経験した内容と、教えて頂いた内容と、曖昧な内容、思いで書いております。
間違いも多いと思いますので、目安でお考え下さい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿