はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

駿河33ヶ所(番外)

2009-11-19 17:37:29 | 寺社遍路
 参拝の順番は逆になってしまうが番外の熱海の東光寺から打つことにした。
寺の場所は十国峠の下で姫の沢公園の上に方にある。
ルートはゼンリンの歩行ルールと探索して印刷してある。準備は万端!で熱海駅に下車。
 
 出発点は駅の北(山)側になっているので、在来線を下り北側に向かう。エスカレータに乗り着いた先は新幹線乗場。アレー!出口が無い。
仕方なく南(海)口に回ったが熱海にはこの出口しかないのだ。
最初に躓いたが東京側のガードを潜って北にでて最初の角を曲る。これで地図の出発点に出たことになる。
大観光地の熱海駅の横とは思えないような寂れて淋しい道だが大丈夫かな?疑問を感じてきた。
しかし歩行ルートで調べたからきっと最短の細い道を表示したのだろうと納得させ道を進む。
オット!道が行き止まりだ。少し戻って車も入れないような道に入る。凄い上り坂だ。
もうここで自分が何所を歩いたいるか分からなくなってしまった。
登ったり下ったり。地図に記載されている建物を見つけ一安心すがまた分からなくなる。
ガードマン、散歩の人、工事の人等に地図を見せては「この道を歩きたい」と聞くが分からなかったり、逆の方向を教えてくれたりで同じ道を行ったり来たり。
その道が平らならまだ良いが、それがひどい急な坂。すっかりばててしまった。
それで聞き方を変えてみた。
今でゼンリンのルート図を後生大事に「この道は歩きたい」と聞いていたが「姫の沢公園に行きたいのですが」とした。
効果は直ぐ現れた。
「姫の沢に行くなら青の道を行けばよい」と簡単に教えてくれる。
熱海バサニアクラブや熱海ゴルフ場の横の太い道を行く。公園に着けば何とかなるだろう。やっと快調に歩き出せた。

 T字の交差点に「姫の沢公園・日金山ハイキングコース・石仏の道」と書かれた案内板があった。もう間違いはない。
東光寺は日金山東光寺が正式名称なのできっとこの日金山ハイキングコースを歩けば東光寺に着くだろう。
5分も歩いただろうか「石仏の道入口」の案内板と13丁目の石仏が出てきた。
しかしそこには日金山ハイキングコースの表示は無い。?????
石仏の道と日金山ハイキングコースは別々に書いてあるのだから違う道と思うが---?
だが石仏があると言うことなら、その道はお寺に通じているのではないか?
少々迷ったがその石仏の道を進む事にした。
この入口まで駅から2時間8500歩も歩いてしまった。迷わず歩けば1時間で着いだろうに。

 話は前後するが翌日もう一度駅から太い道を中心に歩いてみた。
駅の東京側のガードを潜ると案内板がある。そこを左折して熱海中学と桃山小学校のほうに進む。
急な上り坂でうねうねと曲っているので所々に階段があり近道のようにも思うが今日は自重して車道を歩く事にする。
小学校と中学校に挟まれた道まで来たら次の目標はMOA美術館と熱海ゴルフ場にする。ここは所々に案内板が出ているので安心して歩ける。
途中美術館は右折してしまうのでそちらには行かずゴルフ場を目指して直進する。
ゴルフ場を過ぎたら道なりに進んでいけばT字の交差点に案内板があるのにき気づくだろう。

実を言うとその日はゴルフ場のあたりで雨が降ってきて慌てて引き返してしまったので正確な歩行時間は計れなかったが、交差点までは50分ほどでいけると思う。



 

駿河一国33ヶ所(きっかけ)

2009-11-17 15:32:13 | 寺社遍路
 掛川歩こう会で面識をもてた黄色い麦わら帽子さんから返信のメールが来た。
その中に「遠州33ヶ所観音巡りも良いが、そちらには駿河33ヶ所観音巡りがある」と教えてくれた。
そう言われればタクシー乗場などで見たことがあるような気がして早速ネットで調べてみると。
ありました、ありました。
なんと我家から10kぐらいの所にあるお寺が1番で33番は沼津のお寺だ。
これなら遠州より先に地元の駿河の方を咲きにやらなければならない。
更に見ると番外が熱海の寺になっている。熱海は11月18日の高校の同窓会の場所だ。中々タイミングがいい。
それでは様子見にと1番の清水寺に行く事にした。
このお寺、名前を聞いた事はあるがまだ一度も行ったことがない。場所をカーナビにセットして出発。

 お寺は藤枝市の総合グラウンドの上の山の中腹にあった。
境内に入りお参りを済ませてから受付に行くが誰も居ない。
庫裏のほうにまわり呼鈴を押して出てきた女性に納経帳があるか尋ねると思いがけない返事が返ってきた。
「若しよろしかったら、この納経帳をお使いになりませんか。これは先日団体の申込があり納経帳を支度をしておいたらキャンセルになったもので、日付さえ直せば使えますが」と既に記帳済みの納経帳を見せる。返事をためらっていると
「あっ代金は要りません。このまま処分するのでは、もったいないと思いまして」
これは神様がいや仏様が私に駿河33ヶ所を回れと暗示しているのだ。
「有難うございます。頂きます」と喜んで返事をした。
前の日付の上に和紙を貼り今日の日付の入った納経帳を手に再度お参りに行く。
今度はお賽銭を気前よく100円も入れてしまった。そして般若心経を唱える。

 般若心経?嘘を言うな? と思うでしょう。でも間違いなく般若心経を唱えました。
何しろこれでも私は四国も秩父も2度づつ遍路をしたのですから般若心経の一つや二つ----
実は本当に四国を歩いているうちに暗唱できるようになったのです。
札所では太子堂と本堂で唱えるので日に何度も何度も般若心経を読んでいるうちに、ようやく唱えられるようになりました。
ただリズムや節やイントネーション、速度など全て自己流で世界に一つの般若心経ですが。
葬式などに列席して聞くと、その宗派にによって速度がかなり違っていたり、イントネーションも違く聞こえます。
きっと宗派同士の交流が余り無くお互いに少しづつ少しづつ変化して方言のようになったものなのでしょう。
だから自己流の般若心経でも恥ずかしくない筈だ。  と思うが人前では声を出して唱えた事のない私です。

 そんな訳で番外の寺は一つだけ離れた場所にあり、そこの熱海には同窓会で行く機会がある。それに納経帳が思わぬ形で手に入った。
これでは「駿河一国33ヶ所観音霊場巡り」をやらなければならない。やらなければ男がすたる。

 調べてみると駿河33ヶ所は藤枝=6 島田=3 岡部=1 焼津=1 静岡=9 清水=3 由比=2 蒲原=1 富士宮=1 富士=2 沼津=4となっている。
これを全て歩いてで回る事にするが一気打ちでなく区切り打ちにする。
区切りの繋がりは前回止めた地点から次回は歩き始める。ただ最後の番外は熱海の駅から寺までの往復とする。
原則こんなものでよいだろう、がいつから歩き始めるか。
番外は明日同窓会で熱海に行くのでその時歩くとして1番は。

 当面やらなければならないのは大崩山塊の全踏破だが、これはあと4コースほど残っていて、こちらを優先したい。
となると来年になってから歩き始めるしかない。
それでは3月までに歩き終わって4月一杯でその様子をHPにアップする。
よし! この予定でいこう。
これなら月2回は掛川歩こう会にも参加できるだろう。

 それにしても色々制約を作る事が好きな男だと我ながら思う。
しかし意志が弱い男は不言実行では全て中途半端になってしまう。
人に言いふらして、遣らざるを得ない状態に追い込む有言実行でしか物事が完結しないのだから仕方ない。

 今、外は雨。明日はどうなるか。
何しろ同窓会に出席するのだからドロドロの服ではなー 。また悩みが出来てしまった。

高草山・坂本コース2

2009-11-16 11:54:07 | 低山歩き
 今日実際に歩いたコースは、
お寺を出発しAコースの沢筋経由で頂上直下のベンチまで登りBコースをお寺まで下る。
次にお寺から今下ってきたBコースで山頂まで上り、下りは最初登ったAコースの沢筋を通ってAコースの分岐点まで戻る。
そこから今度はAコースの尾根筋コースを登って沢筋コースとの合流部まで戻る。
合流部から今登ってきた尾根筋道からお寺に帰る。
実質2往復半。全く酔狂な行動で他人が聞いたら「ある中」としか思わないだろう。

 Bコースは駐車場から少し戻りお墓の脇を登っていく最初からかなりな坂になる。
みかんが登山道にせり出している。失礼と1個もぎ取っ--------
このコースは林道に出た先の案内板が少ないが、最寄の登り口(降口)を行けばよい。
尾根に出ると景色が見え出し公園も右側(南)に見えてきた。AコースとBコースは公園を挟んだ状態になっていたのだ。
Aコースで歩いた林道脇の茶畑がウエーブを描いて整然とした形になっている。
手前の笛吹段公園には車が2~3台停まって入るのが見える。公園までは20mくらいだろうか茶畑の間の道を下ればすぐ着くことが出来る。

 公園の分岐から10分ほど歩くと古墳への通じる道ある。だがそこを指す案内板が腐って壊れているので右(南)側の低木の林を注意深く見る必要がある。
案外しかっりした踏後を10mほど進んで林を抜けた所に古墳があった。
小さくぽっかり開いた穴を覗き込むと、しっかりした石垣が組まれている。
古代人がどこからこの石を運び、どのようにして組んだのだろう。しかもこんな高い場所まで。
 古墳を背にして座り込んでの休憩にした。目の前には焼津と駿河湾が見えている。今日は風が強いがここ林に遮られ風が無い。
日向ぼっこのように座っていると眠くなってきた。古代人もこうして墓の前に座り亡くなった人を偲んだのだろう。景色の良いこの場所にお墓を作ったのが分かる気がした。

 あとでこの低木の林の事を調べると「ヒサカキ(柃)」と言う椿科の木だった。
椿と同じように春花が咲き秋には実がなるとあったが実には気が付かなかった。次回来た時は注意してみてみよう。
そういえばこんな事も書いてあった。昔この木をサカキ(榊)の代用として庭木に使ったので「非榊」となったと。

 古墳が過ぎればAコースの合流点のベンチも近い。

このBコースはAコースより利用度が少ないのか標識の数が少ない。だが道はしっかりしているので間違える事は無い。
若しこの坂本のコースを歩くなら、行きに日陰の多いAコースの沢筋を上り、帰りはBコースで景色を眺めながら下るのが良いだろう。そして古墳で休憩するのもいいですよ。

 帰りに次回歩く予定の石脇口の様子を見に行ってきた。どうやら駐車場が無いようだがどうしよう。バスを利用するか、花沢の里の駐車場から歩くか。
また悩む事が増えてしまった。

高草山・坂本コース

2009-11-15 17:44:42 | 低山歩き
 大崩山塊踏破の残されている高草山の坂本コースに行ってきた。
朝、雨戸を開けるとバッチリ富士山が見える。
昨日の大雨で空気中の塵芥が取れてハッキリしている。こうなると気持ちは焦り早々の出発になった。

 今日の予定の坂本口は出発地点の林叟寺からAコースとBコースがあり、Aが沢道経由でBが尾根道になっている。
Aコースは更に途中で分岐していて、どこかで合流しているようだが場所は分からない。
今日はその全てを歩いてしまおうと思っている。

 8時20分 お寺を出発。前回植物観察で歩いたAコース行く事にする。10分も歩くと標識のある分岐点に出た。
標識は登りの道を指し「山頂」となっていて、今歩いてきた道は「坂本」となっている。
しかし下りの道の案内は無い。だが前回標識の無い下りの道を歩いたので今日もその道を行くことにする。
しかしこれでは始めての人は皆標識通り登りの道を行ってしまうだろう。下の道を通さない理由でもあるのか。

 沢を渡り、沢の横の岩の道を10分も歩くと倒れた標識と壊れたベンチの所にでた。ここから沢筋を離れて尾根に上る道となる。
寺から30分ほどで尾根に出る。右手に駿河湾が見えくれば最初の林道は近い。
この林道の先にある笛吹段公園にはトイレもあり眺めが良いので寄っていくのもよいだろう。
登山道に戻るには林道を引き返せなくても、そのまま進めば登山道と合流する。

 道は急坂になってきた。それに伴い景色が見えてくる。高草山の魅力はこの志太平野を一望する景色にある。
何度となく林道を横断するが、その先の登山道入口には必ず標識があるので安心だ。
標高が大分上がってくると、まだ小さな木の茶畑の所に登山道を挟んでベンチがある。しかし休憩はもう少し我慢しよう。
もう少し上の頂上直下の所にあるベンチの方が眺めが良い。

 お寺から約1時間でベンチに到着。
ここはAコースとBコースが合流する場所で眺めが良く、高草山の中でも志太平野の眺めはここが一番だろう。
頂上からの眺めは木が邪魔をして視界を遮るので写真を撮るならこの場所が良い。
頂上にはあと5~6分で到着する。

 ベンチをでて4分ほどでまたベンチがある。ここからは富士山が正面に見える。
今日は予想通り富士山は見えているが、先日浜石岳でもっと間近な富士山を見た後なので少し物足りない感じがした。

 頂上で前回見たガンクビソウやトリカブトを見に林の中に入るが見当たらない、あの赤い手榴弾のようなマムシソウも分からない。
山は段々冬篭りの支度を始めたのだろう、徐々に色彩を薄め白黒の世界になって行く。
アッご免なさい。ここ静岡は暖地で雪など殆ど縁が無く、白黒のモノトーンの世界とは縁が無い。
あくまでも緑。しかし色褪せた緑が春まで続いていく。

 山頂を下りはじめると直にベンチのABコースの分岐点に着く。
(実際はBコースを下ったのだが混乱を招くので後で下ったAコースを先に紹介する)

 登りは一歩一歩下を向いて歩いているので、さほど急坂も気にならなかったが、下りは結構急坂に感じる。
偽木を使った階段も膝に響くし、滑りそうな小石混じりの所も注意が必要だ。
登りは足元を見て先を見ず、下りは視線が前方に行き、しかも目の位置が高いので余計傾斜を感じるのだろう。

 そんな事を考えているうちに公園に続く林道に出た。
林道とは何回も出会うがこのAコースは4回出会った。
その林道の所々に車が止まっているが、そこから山頂に歩いていくのだろう。

 下りながらAコースの途中で分岐している道の合流部を探していたが、ここまでは無い。どこで合流するのだろう?

 下りは早い。公園に続く林道出合から登り標識のあった分岐点まで12分で下ってしまった。登りは20分も掛かっていた所だ。
この間に必ず合流点がある筈なのに見当たらない。一体どこで合流するのか?興味が湧いていきた。
これでは、このまま駐車場に戻るわけには行かない。

 今度は標識の通り「山頂」と案内のある登りを歩き始めた。一体どこで合流するのだろ。
何となく感じるのは公園に通じる林道出合だ。あの林道の二股に分かれている先がどうも臭い。
しかしそこにある標識は沢沿いの方向を案内しているだけだったが。

登り始めると朝歩いた沢道と違い最初から登りが続く
沢沿いでは見えなかった景色も見え出した。そのうち見たような景色が出てきた。
さらに前方に公園も見えてきた。きっとあの林道だ。

 山道が林道に出た。そこには何の標識も無い。林道をさらに進むと例の標識に出た。
しかしこの標識には今登ってきた道の案内は無い。

 きっとこう言う事だ。Aコースの上りは今歩いてきた沢を避けるコースで、下りは沢筋を歩くコースと一方通行になっているのだろう。
そう考えれば辻褄が合うし標識の方向も納得できる。
ちなみに登りでは最初の分岐からここの林道出合まで沢筋コースだと19分。尾根筋だと17分かかった。
同じようなものだが歩き疲れている後の方が2分早いのだから、疲れていなければもっと早かっただろう。
そして下りはと言うと、沢筋コースが12分。尾根道が14分掛かっている。
となると標識はそれらの事を考慮してつけてあるのだろう。凄いものだ?

さーこれで合流部が分かったのでお寺に引き返そう。
間違いなく「ある中」に罹ってきている。

中国ツアーを申し込む

2009-11-12 09:20:20 | 躄日記
 「7日間の中国 まるごと江南大周遊」を申し込んだ。
昨日のブログを呼んでない人はなんとリッチなと思うだろうな。
マーそのまま思わしておいて。以下にその内容を紹介します

主 催 阪急交通社 trapics
期 間 H21年12月1日 ~12月7日 7日間
出発地 名古屋国際空港
ホテル 全都市4星クラス
内 容 全食事付(上海蟹を含む)
    観光付(8都市周遊)
コース
 1日目 8:50セントレナ発 
     上海市内観光 上海料理 郷土料理
 2日目 蘇州市内観光 蘇州料理 四川料理
 3日目 無錫市内観光 無錫料理 江蘇料理
 4日目 杭州市内観光 浙江料理 杭州料理
 5日目 紹興市内観光 紹興料理 広東料理
 6日目 上海市内観光 郷土料理 上海料理
 7日目 上海市内観光 点心料理 機内食
     21:10セントレナ着
料 金 29900円
その他 
 国内空港使用料 2500円
 海外空港使用料 1450円
 燃油サーチャージ   3000円
 
と、こうなっています。
料金を見るまでは凄いと思われたでしょうが、29900円と聞いてどうですか?
実は私どもも少々心配していますが、催行が阪急ですし、今までもトラピックスで
海外旅行に行った事もあるが不快な思いはしていない。
そう思って安心するようにしています。

ただこれでけで海外に行けるわけではありません。飛行場までの運賃が必要です。
静岡空港発なら家から8k程度で無料駐車場もあるのでいいのですが、
今回の出発地は名古屋のセントレナ空港です。
我家からはセントレアには静岡鉄道の高速バスが便利ですので、
まず家から車で東名ICに行き。そこの10日間500円の駐車場に車を置く。
ICからセントレアまでのバスの片道運賃が3700円ですので1人当たりに換算すると
7650円必要になります。
故に 一人 29900+6950+7650=43900円あれば7日間の中国旅行が楽しめる訳です。

しかし誰もが興味は抱くが不安も抱く格安旅行。
ひとまず私が行って結果を報告します。期待していてください。


 私達夫婦は、私が退職後春と秋に数泊の旅行をしていましら。
今年も当初中国の九塞溝を予定し、静岡空港発のツアーに申し込んでおいたが、
参加者不足で催行中止になってしまった。
それで海外は諦め東北地方の紅葉狩りにでも行こうと考えていたが、私が
掛川歩こう会に入会し、急に出歩く事が多くなって、そのままになっていた。
それが先日の浜石岳ウォークで、この格安ツアーのことを耳にし早速申し込んでしまった。

 なにしろ東北に行くにしても安い"ゆこゆこ"を利用しても温泉宿は1万円前後。
それに昼食代、入場料、高速道路、ガソリン代など入れると
一人一日2万円弱にはなってしまう。
それが全て混みで43900円では1日6000円強。国内旅行の1/3位で済んでしまう。

安さばかり強調したが、旅は面白くなければ価値がない。
果たして便所の扉はあるか?ホテルの部屋は不潔か?食事は不味いか?
観光は土産物屋巡りばかりか?

結果を 乞うご期待あれ!!


 

ウォーキングシューズ

2009-11-07 14:28:43 | ウォーキング
 現在3足のウォーキングシューズガある。
左から7年前に購入したMizunoのLD? 購入価格は確か1万2・3千円。
この靴、今は形も崩れ見る影もないが秩父や四国遍路のほか富士登山や
日々のウォーキングに履いた靴で、もう3千キロか4千キロは履いたと思う。
非常に愛着がある靴なので私の葬儀のときは棺桶に入れてもらおうと思っている靴だ。

 真中の靴はやはりNizunoのLD50 購入価格は1万4千円で3年前購入。
最初の靴の履き心地が良かったので同じ型の靴を購入した。
違いは紐の横にファスナーが付いて着脱が非常に便利になっていた事で、
特に飛行機の旅にはうってつけだった。
本来ならこの靴が2代目のウォーキングシューズになるはずだったのに、
先日の掛川歩こう会の例会で両足の親指が黒くなってしまった。
この靴でNZのトレッキングをしたり日々のウオーキングをしているのに何故だろう。
調べてみると幅広のEEEEなのに履いて窮屈に感じる。
痛くはないが見た感じも小さい感じがする。
そこで仕方なく前の靴に再登場願ったのだが、いかにせんおぞい。
歩いている時はいいが電車に乗っているときは、いささか気恥ずかしくなる。
そこで一昨日左端の靴を購入した。

 ダンロップのウォーキングシューズで型番は不明。軽量で防水加工と謳ってある。
値札は5千円だが丁度売り出しだったので20%OFFの4千円だった。
今までの靴なら3足買っても、まだお釣りが来る勘定だ。
履いてみると幅広設計なので足の指は比較的自由に動く。
甲高なのがチョット心配だったが思い切って購入。
家に帰り早速河川敷を7k試走。
最初なので色々違和感があるがマーこんな物だろうと納得。
昨日も履いて歩き出したのだが、右足のかかとの踝の上辺りが痛い。
そのうち治るだろうと歩いていたが痛みは取れない。
7k歩いて家に帰り見てみると皮がむけ赤くなっていた。
心配していた靴の後ろの高くなっている部分が当たっていたのだ。

 明日は歩こう会の例会で25km歩く。どの靴を履いていこうか?悩みは尽きない。
今日これから右足にバンドエイドを貼って歩いてみて、どうなるか。
それから決めよう。





焼津「あるかざぁー!」

2009-11-04 15:36:20 | ウォーキング
昨日の3日の文化の日は焼津市主催の「あるかざぁー!」と名付けられた11kのウォーキング大会があった。
当初孫と行くつもりで誘ったところ、スポーツ少年団の運動会で断られてしまった。
歩行距離は11Kと少ないので家族ばかりの中に、むさい年寄りが一人歩くのも。と考え諦めた。
すると妻がすかさず「ジャー ユニクロの行って」アッシー君(古すぎ?)を頼んできた。
日ごろ家の事を何もやらない私が、気持ちよく歩くには断るわけには行かない。

 3日朝雨戸を開けると8合目以上雪をかぶった富士山がくっきり見える。
富士山が見える事自体珍しい昨今。これは何としなければ、と心が騒ぐ。
だからと言って今更妻との約束を断る事は出来ない。
内心は妻だって運転は出来るのだから自分で勝手に行けと思うのだが、
妻は混んでる場所とか狭い駐車場は嫌がって運転はしない。
出来るだけ早いこと片付けようと催促するが、開店は10時からだと動かない。
ようやく家を出て開店10分前に店に着くと驚いた。開店前だというのに車は一杯、入口には人が並んでいる。
何とか駐車して妻を店に送り出したが、混む所は混むもんだ。感心してしまった。
新聞によれば業績の悪化が続出している産業界でユニクロやニトリなどは例年いない利益を上げているとか。
素晴らしいものだ。しかし店の中に入る気のない年寄りでした。

 今日これから高草山に登ってHPの写真を撮ってくるか、焼津のウォークに行くか迷った。
結局、景色はこれからも撮れるが、焼津の街の中を歩くことは、そうはできないと
焼津に行く事にする。
だが折角歩くのに11kでは物足りない、それなら家から歩いて行こうと決心し、早昼飯を食べ、11時半に出発。

 道は後でカーナビで距離を計算させようと遠回りだが太い道を歩く。
「あるかざぁー!」のコースは循環型で何所からでもスタートできた。
そのコースに辿り着いたのが、歩き始めて1時間半後の1時10分。だが誰も歩いていない。
終了時間は4時とあったはずなので大丈夫だろうと思うが気がはやり急ぎ足になる。
最初のスタンプポイントの小泉八雲記念館に近づくと歩いている人がチラホラ現れ始めた。
安心して速度を落としてスタンプを押してもらう。
コースが川沿いになると皆が川を覗いている。何なのだろう私も除いてみると巨大な鯉が泳いでいた。
どれも黒い鯉ばかりで緋鯉はいない。川の水も余り綺麗とは言えず、これでは鯉のあらいにはならないだろう。

 コースの途中からJRのさわやかウォーキングの案内が出始めた。
歩いている人でバッチのついたザックを背負った人が大勢いるいるが、この人たちはJRのツアーの人達なのか。
だとすると「あるかざぁー!」の参加者は余りいない。
焼津駅に近づくとザック姿が更に増えてきた。
そして駅を過ぎるとウォーキングをしている人の姿はいなくなってしまった。
 スタンプを押す人も暇そうにしている。
「今からですか、頑張ってください」激励を受ける。
今時間は2時。締め切りまでには2時間もあり、充分間に合う時間だ。
だが、周りに仲間が見えなくなると気がせいてきて足は速くなる。まるで歩こう会の速度だ。

 ようやくメイン会場のアクアス焼津(写真)の建物が見えてきた。
歩いている人の姿は無いが一般の観光客が増えだした。
この時間になってもはっきり姿を現している富士山をバックに写真を撮っている。
静岡県の観光地は富士山が見えると見えないでは満足度が全然違う。
ここの何でもない景色でも富士山が見えればグーンと魅力はアップして写真を撮りたくなる。

 居眠りをしていたのか眠そうな目をした女性にスタンプを押してもらう。
ここのアクアス焼津はご他聞に漏れず赤字施設で市議会で揉めているようだ。
建設当時は採算が取れると強引に建設し、赤字は税金で穴埋め。当事者は引退したり、知らん顔をしたり。
大体儲かる仕事なら民間が手を出しているだろう。

 全部で8個のスタンプを打つのだが、残りは後2個。駅を過ぎてからは歩いている人に会わない。
どうやら私は最後の方なのだろう。風も冷たくなってきた。
今日は今年一番の冷え込みだとラジオが言っている。早く終わろう。

 最終ポイントでスタンプシートに住所氏名を記入して提出した。後の抽選で商品券が当たるらしい。

 家に着いたのは5時10分。5時間40分のウォーキングは終わった。

歩行距離(K)    29km
推定距離      28Km
歩行時間       5:09
休憩時間      0:35
延時間       5:44
時速         5.6K
総歩数      35340歩
歩幅        82CM

高低差は一番高いのが焼津の階上駅。低いのはJRのガードと平地のみだったので、こんな物だろう。
ただ休憩時間が短く少々疲れ、家に入ると足がガクガクになってしまった。