台湾人の52%は日本が大好きと答え、親しみのある国だとする台湾人は75%を超えた事があります。
ところがその台湾と日本とでは正式外交がないと云う状態にあります。
中国と国交を持つ際に中国政府が主張する、一つの中国を認める形態を認めたからです。
東日本大震災の際、正式国交のない台湾は、いち早く200億円を超える支援がありました。
人口2600万人の台湾からこの多額の寄付を戴き日本人は、誰もが感銘もしたのです。
日本人の多くもまた、台湾人を慕い、信頼していることも事実です。
一時期の政府が「一つの中国」の原則で、東日本震災復興式典の際に台湾代表を招待せず、日本人の多くが当時の政府に非難を浴びせたことがありました。
現在の政府は、台湾代表を復興関連の式典に必ず招いています。
日本と台湾は正式国交がなくとも社会主導、民間主導とも云える付き合いを行っています。
政治家の殆どが台湾に対して好意的な意識を持っているようです。
しかし歴史を紐解けば、韓国や中国と同じように日本が併合統治した時代があります。
台湾社会の中では、総てが親日家ばかりではない事を肝に銘じておくべきでしょう。
それでも町中の自動車の多くが日本製で、日本式の店舗やマーケットが多くあります。
道行く人の殆どの台湾人が日本人には、笑顔で接してくれます。
写真に写っている自動車の殆どが日本製です。
もちろん、台湾人は自動車や携帯電話など自国製品も大切にして使用しています。
寛容で大人の国を感じた台湾の訪問でした。
台風に翻弄されつつも日程を終え、台北松山空港ラウンジで待ち時間利用で更新します。

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