豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本列島北端から南端まで高断熱住宅を

2020-08-31 17:37:25 | ファース本部

私達の仲間であるファース加盟工務店は、全国に200社近くが存在いたします。

北海道の北端、東端から西端、本州南端、沖縄県にもファースの家が建築されています。

「健康寿命を延ばす家」が私達ファース・グループの信念です。

 

単に住宅を高気密で高断熱にすることは、一定以上の断熱性能を持たす事で可能です。

イギリスでは真冬でも、家の隅々まで18度以下にならいような断熱規制があるそうです。

我国は、先進国の中でもっとも住宅の断熱意識の低い国だと云えます。

 

学識者の研究者は、家の温かさを現在より3度高くすると疾患率が半減するとのエビデンスもあります。疾患率の低下は、税金で行う膨大な医療費負担を削減できるのです。

エネルギー削減の更に何倍もの医療費削減は、国論として盛り上がってほしいモノです。

 

工務店やハウスメーカーにとって断熱化は、今や何の差別化にもならないと云われます。

断熱住宅を謳いつつ実際に出来た家は、断熱性能が伴っていない家も少なくありません。

断熱性能は、住んでからでなければ評価が出来ませんので売りにくいのです。

 

家を売ることの上手な業者は、やはり見た目の良さの外観や内観、奥さまの魅了させるキッチンセットなどを重視してしまう傾向にあります。

住んでから初めて寒いだけでなく、結露によるカビの胞子で家も住む人も不健康な家であることを、身をもって知ることになるのです。私達ファース・グループの家づくりは、あくまでも施主ファーストであり、住む人に後悔させないような多くの工夫を施しております。

ファースの家は、家中の何処の部屋の床面、壁面、天井面の温度が同じです。

ファース加盟工務店は、「健康寿命を延ばす家」をコンセプトに工務店経営を行っています。

写真はオフォーツク海沿い美幌の山岸工務店さんのファースの家(Q値0.9)と宮崎県のカワコウさんのファースの家(Q値1.4)です。いずれも湿度管理と輻射熱冷暖房を行っています。

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Low-E機能の窓ガラス…北斗市

2020-08-29 16:26:23 | ファース本部

窓ガラスの要件として、とにかくクリアーで景観が良い事が求められます。

一般的に使用されているガラスをフロートガラスと云われます。

フロートは、何の細工もしておらず最も日射透過率も高いだけ、素通しさも最高です。

 

ガラスは日射熱を良く透過させますがその分、入れた熱も逃がし易いのです。

そのため、熱を逃がさないようにペアガラスやトリプルガラスなどが開発されました。

効果を上げるために、金属粒子をガラスにコーティングさせたLow-E機能を持たせました。

 

Low-Eとは、Low Emissivity(ロー・エミシビティー)を略したのですが、低放射と云う意味になります。太陽放射熱を低減させるための機能を持たせました。

断熱には、放射熱、伝導熱、対流熱に対応することですが、Low-Eは放射熱の対策です。

 

ちなみに放射熱とは、太陽熱ように媒体を介さずに直接的に熱をあてる働きを云います。

太陽の他には、焚き火やガスコンロの生火など熱源から離れていても感じる熱です。

Low-E機能は、そのうちの放射熱だけに効果を発揮します。

 

私達の「#ファースの家」は、33年前からこのLow-E機能を持たせたガラスを採用しています。

現在ファース本部では、このLow-E機能の多様化を行い、よりクリアーで驚異的な断熱力のあるガラスの研究開発を進めています。新築中の自宅「ファースの家」に採用します。

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エアコンの省エネの使い方…北斗市

2020-08-28 17:29:00 | ファース本部

昨日と今日は、暑くならない道南北斗市でも30℃越えの暑さとなりました。

北海道では空気が乾燥しているので、風通しを良くしておく事で結構涼しく過ごせます。

本州ではエアコンのない家で、熱中症で救急車を呼ぶケースが多いそうです。

 

エアコンは、室内機の中に冷たい氷やドライアイスを入れている訳ではありません。

エアコンはヒートポンプと云いますが、熱を運ぶ機械です。

暑い室温を外へ運び出すのですが室温を低くした分の熱が室外機から噴き出ます。

 

エアコンは、室温10度を外部に運び出す作用が働きます。

室温35度でエアコンを稼働させると室内機が、35度で吸い込み25度で吹き出します。  

室温の設定温度の25度になると制御機能が働き、室温をキープするためだけの省エネ稼働モードとなります。

 

外気温が入り放題の断熱気密の悪いいでは、エアコンが幾ら頑張っても設定温度にならないため、常にエアコンがフル稼働してしまいます。

いつまでも省エネモードに移行しないため、電力消費量を多く費やします。

 

エアコンを購入する場合は、価格帯よりエネルギー消費効率に注目すべきです。       

エネルギー消費効率とは、車の燃費と同じですが1kwの電力消費量でその何倍の仕事をするかを表記しております。

エアコンの仕様書には必ず「通年エネルギー消費効率」が記入されています。

 

エネルギー消費効率7の場合は、1kwで7kw分の冷房や暖房を行います。

エアコンには6畳用、8畳用、14畳用などと畳の広さで容量を分けています。

小さなエアコンほどエネルギー消費効率は高くなる傾向にあります。

「#ファースの家」はエネルギー消費効率がもっとも高くなるような仕様にしました。

 

このエネルギー消費効率は、車の燃費と同じように使用する方法で異なります。

エアコンは、断熱性能の高い住宅で微小安定稼働させるほど、省エネ稼働となります。

車の場合は、低速運転は燃費が悪くなりますがエアコンは微小稼働ほど省エネとなります。

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ファース・グループとSDGs…北斗市

2020-08-27 17:36:53 | ファース本部

SDGs関連のニュースは朝日新聞が熱心に記事掲載されております。

SDGsとは、10年後の2030年まで「誰ひとり取り残さない社会の構築」の実現可能な開発目標17項目の実践を行わなければなりません。

 

私達ファース・グループは、全国各地のファース加盟工務店がSDGsの理念を共有しながら、それぞれの工務店に見合った活動を行っております。

私達は、11豊かな街づくりの豊かさには幸せな家づくりが入っており、住む人を幸福にするための9ハード面の研究開発を行い、各工務店と17パートナーシップで実践しています。

 

当然7クリーンエネルギー、8の生き甲斐を持ちながらの経済活動、それが12つくる責任つかう責任となり、13気象変動対策が循環すると1貧困解決、2飢餓救済に繋がります。

またそれらを理解して貰うための啓蒙活動は4豊かな教育が前提となります。

 

私達の取り組みが、日本経済新聞全国版(2月17日朝刊)に掲載された事があります。

「SDGsと中小企業」と題した記事で「先行企業は競争優位に」との見解を述べております。

「#ファース本部」は、中小工務店で先駆けてSDGs宣言を行いました。

福地建装はこの先駆けが評価され、日本国内の取り組み事例として外務省のホームページに掲載されました。

 

SDGs(エスディジーズ)は、既に世界共通語になりつつあると伝えています。

SDGs宣言工務店だからこそ選ばれる時代は、遠からず先に必ずきます。

その際には、どの時点からSDGsに取り組んでいたかが要点となると思われます。

いずれは、全企業のSDGsが当たり前になり、宣言した期日で評価されそうです。

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当たり前こそ貴重なことかも…北斗市

2020-08-26 17:35:11 | ファース本部

コロナ禍では、色々な事柄を客観的に見られるようになったのは私だけでないようです。

今朝の当社朝礼の3分間スピーチで当番スタッフは、夏休みに東京から帰省した娘が家にいるため近くに住む姉妹達が、新型コロナの感染を怖れて家に来なかったそうです。

東京に住む方々の誰もが新型コロナウイルスで汚染されているように思っているようです。

 

この北斗市は5万人都市で感染者ゼロですが、感染者ゼロは当たり前ではありません。

北斗市の池田市長はじめ全職員が防疫対策に万全を期しております。

ウイルス菌は想像も出来ないルートで侵入することも考えられます。

北斗市が懸命に防疫対策をしても感染者ゼロは、運が良いだけで当たり前ではありません。

 

凡々とした世界にいると、当たり前の事が見えなくなる場合もあります。       

私達は、冷暖房完備の場所で、テレビや携帯で情報漬けになっています。       

更に多く動物や生物を食して肥満になり、更にダイエットにお金を費やす人もいます。

今の状況を当たり前で人間の都合の良い世界に塗り替えていくと、まるで世界は我々人間だけで成り立っていると大きな勘違いをしていそうな気もします。          

昨今は、世の中の移り変わりが速く数年でモノや情報が様変わりしてしまいます。

私達人間も生物であり、世界の状況が変われば否が応でも変化しなければなりません。 

目の前の事象よりテレビなどマスコミの報道を信じ、企業ではバランスシートの数字が優先されるこの世界で、何が本当に大切なのかを問い直してみるべきです。

金持ちと幸福はイコールでなく、仕事ばかりを優先して幸福になれる訳でもありません。

当たり前に生きている事は、極めて幸せであることに気付くべきなのでしょう。    

「#ファースの家」の快適さも当たり前ではなく、何十年モノ研究開発の結果なのです。

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住宅システムの根源はオール電化から…北斗市

2020-08-25 17:45:41 | ファース本部

ファース工法は平成元年に北海道の道南、北斗市で構築されました。

昭和58年からの研究開発で昭和60年にオール電化住宅を創設しました。

オール電化住宅は、湿度を一定化させる事が目的です。

 

湿気には「潜熱」と云う、多くの熱が含まれております。

潜熱、潜った熱と書きますが湿気の持つ熱事を云います。

理想的な温湿度の気温20度、湿度50%の時は、50%に18.5度の熱が加わっています。

温度と湿度の熱を合わせた熱を全熱と云い顕熱換算では、20+18.5=38.5度となります。

 

湿気を制しなければ真の断熱と云えないのです。

室内でガスを燃焼させると大量の酸素を外気から供給し、燃焼ガスを排気させます。

この際に真冬には乾燥した冷たい外気を、真夏は高温多湿の外気を導入してしまいます。

 

オール電化住宅は電力会社からの依頼ではありません。

むしろ最初に電力会社に相談に出向いた際は怪訝そうな具合でした。

当時は深夜電力でお湯を沸かす電気温水器しかありませんでした。

 

暖房も給湯も厨房まで総て電気で行おうとする提案には、電力会社が躊躇したのでしょう。

北海道札幌支店に土居さんと云う方がおられ、その方が私の話を聞いてくれました。

電気温水器で給湯を行い、暖房はドイツからレンガを深夜電力で温める方式の蓄熱暖房機を取り寄せてくれました。

 

クッキングヒーターは、ニクロム線をカバーして安全性を高めたシーズヒーターなるモノを取り寄せてくれました。その後はハロゲンヒーターからIHヒーターと進化します。

オール電化住宅を構築するには、その土居さんがいなければ出来なかったと思います。

 

「#ファース工法」はその延長線上で構築された住宅システムです。

写真は岡山県の建築工房 「蔵」さんの作品でオール電化住宅の和風ファースの家です。

 

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処暑(しょしょ)とは…北斗市

2020-08-24 17:46:54 | ファース本部

8月23日か24日を処暑と云いますが、暑さが峠を越え納まって行く日だそうです。

ファース本部本社のある北海道北斗市は気温27度でした。

しかし本州の各地は、暑さが留まるどころか軒並み35度の猛暑日の箇所が多くあります。

 

本州は、エアコンがなければ熱中症になるおそれがある蒸し暑い夏となりました。

私は、エアコンの冷たい風は大嫌いで、肌がジリジリと痛みすら感じてしまいます。

ファースの家は、この冷風を輻射熱に換えマイルドな冷房が出来ます。

私達が開発したファースの家は、天井裏に壁掛けエアコンを取り付け、集熱ホッパーでその一部を床下に引き込み、外皮のインナー通気層を上昇させて循環させます。
天井裏を均一に冷やし、同時にその冷熱を床下に強制的に送り込む装置がついています。

そのため床面、壁面、天井面からの輻射熱で冷暖房を行います。

エアコン嫌いの方も蒸し暑いのを好むわけでなく、自然の涼しさが欲しいのです。

 

さて、処暑になると北海道は、綿の花咲き、蝉が盛んに鳴き、夜は蛙も鳴き出します。

昼間の暑さを堪えさえすると夜には涼しい涼風を味合う事ができ、食糧生産基地でもある北海道は、穀物にも大切な成長期でもあります。

 

処暑は、収穫を促すため大切な時期で、この時季を過ぎると一気に秋の気配が深まります。

この処暑の時季をエンジョイしながら乗り切りましょう。

その次は「#ファースの家」の輻射熱冷房の時季となります。

 

写真は、先般愛知県西尾市のいしかわ建築さんの石川実社長が案内してくれた蓮畑です。

蓮の花は夏の花でまさに処暑の花とも云えそうですね。

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貧しさの経験こそ強さを…北斗市

2020-08-23 13:08:20 | ファース本部

「蛍の光、窓の雪」とは、以前に卒業式などで謳われた別れの唄です。

私が函館港から青函連絡船に乗り、福地建装創設のため東京に向かう際にこの「蛍の光」が流れていました。相当の期間は、青函連絡船が離岸する際に蛍の光が流れ、色とりどりのテープを互いに握り合い、そのテープが切れるまで紙のテープを握り締めたものです。

 

蛍の光(写真)などは、光と云えない頼りない灯かりでしかありませんが、その小さな灯かりに希望を繋いで生まれ故郷を後にしたのでした。

その希望を実現するため、上京してからは「爪に火を灯す」ような、慎ましい生活をしながら現在の福地建装の礎を積み上げてきました。

 

人は誰もが楽をして、のんびりと優雅な暮らしをしたいと思うのでしょう。

戦後の日本は、焼け野原となった国家再建のため国民総意で勤勉実直に働きました。

私達の親の世代は、その黙々と生き方が国づくりに貢献したのでしょう。

このよう人々の尽力があり、戦後の貧困を脱し、経済大国へと成長させました。

 

現在は、家あまり、モノあまり、飽食の時代だと云われます。

貧困を経験した我々は、貧しさを体験しない世代とのコラボレーションで、この時代が欲しているモノづくりが出来そうな気もします。「#蛍の光」を愛おしくなる事も大切です。

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ファース工法の特徴と安全性…北斗市

2020-08-22 16:11:19 | ファース本部

国の断熱の基軸は、グラスウール断熱材を使用しなさいと言うことになっていました。

そのグラスウール断熱材をもとにして基準などを整備していたのです。

グラスウールなど繊維系断熱材は、乾燥した空気を静止させることで断熱性能が出ます。

 

高温多湿の我国では、「乾燥した空気を静止」はそのまま保持するのがとても困難です。

グラスウールに湿気が入ってくる乾燥した空気を静止できなくなります。

このグラスウールを乾燥したまま保持するのは、誰の責任なのかが問われます。

私は、昭和から平成に掛けて、この断熱材の在り方を研究し、試行錯誤してきました。

 

行き着いたのが樹脂スプレー発泡断熱材なのです。

樹脂を木材に引っ付けると木材の呼吸を止めてしまいます。

私は、木材呼吸を促しながら木材と樹脂発泡断熱材を接着させる方法を研究しました。

 

平成5年には、日本初の樹脂スプレー発泡断熱法が公的な評定を交付されました。

その後、堰を切ったように類似工法が出され、0%から30%を超える市場となりました。

ファース工法は、硬質樹脂20ミリを限度に発泡、スキン層を何層にも重ね合わせます。

 

また木材との密着強度を極限まで高くし、シームレス状に包んだ「#ファースの家」は、大地震、台風などにも動じません。震度7の中越沖地震で震源地にファースの家が建っていましたが、殆ど被災しませんでした。

このように何回もの大地震に遭遇して来ましたがいまだに地震被害の報告はありません。

 

ファース工法用のスプレー発泡断熱を受ける外断熱ボードの外側は、日射熱を遮蔽し、雨水透湿を防ぐ機能を持たせています。

また内側は、スプレー発泡断熱の引っ付きを良くする素材で構成しています。

可燃性のウレタンのスプレー発泡断熱材を、安全に住める工夫を幾通りも加えています。

 

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水で出来ている人のカラダ…北斗市

2020-08-21 17:41:30 | ファース本部

私達のカラダは70%が水分で構成されていると云う事です。

この人体から水分が蒸発する際に気化熱という体温が奪われます。

したがって湿度の低い場所にいると気化熱で実際の気温より涼しく感じるのです。

 

30度の気温の空中に30度の水を、空に向って噴射したとします。

飛散して落ちた水の温度は、大気に熱を奪われ噴出した時の温度より低くなります。

大気が乾燥している際は、奪われる熱が多くなり落ちる水の温度がもっと低くなります。

 

ビル屋上に設置しているクーリングタワーは、この原理を利用してビル冷房をしています。

夏場は湿気をとって乾燥させ、冬場は湿気を保っているようにすべきなのです。

ファース工法は、まさにシリカゲルと乾燥剤を活用してこれを成し遂げています。

 

打ち水をする光景は夏の風物詩ですね。

路面に水を打つことで、その水が蒸発する際に周辺の熱を奪って涼しくします。

「#ファース工法」の開発コンセプトとなった茅葺屋根は、屋根の萱から蒸発する気化熱で、家屋内を涼しくしているのです。

 

写真は大沼公園の近くにつくった体感型ファース工法の家「がっかそう」です。

64坪210㎡のハウス内は、常に潤いの満ちた空間になっております。

 

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SDGsの推進拡大を目指して…北斗市

2020-08-20 17:35:45 | ファース本部

これがSDGsとは「Sustainable Development Goals」の略でエスディージーズと読みます。

日本語では「持続可能な開発目標」との意味になるのでしょう。

SDGsは2015年に国連本部で「持続可能な開発サミット」が開催された際に出来ました。

2016年から2030年までに達成させる17の目標と169のターゲットで構成されています。

 

ひとまとめで云うと「誰ひとり取り残さない社会の構築」です。

私達(株)福地建装は、2016年12月にSDGsの存在を知り、その理念に共感して直ぐにSDGs宣言を行いました。地域工務店としては、SDGs創成期であり外務省のホームページにも取り組み企業として掲載されました。

 

SDGsの3の健康福祉に健康住宅の普及促進を業務しており、そのため社員教育やフランチャイズ事業の加盟工務店教育で4項にもフィットします。

7のクリーンエネルギー実践では省エネ住宅の研究開発、9の技術革新を常に行っています。

11の豊かな街づくりは豊かな家づくりで成り立ち、そのハード研究を実践しています。

 

家づくりは出来てから始まりとのコンセプトで工務店経営を行っており、12のつくる責任つかう責任をなし、その取り組みは13の気象変動対策となり、14の豊かな海、15の豊かな陸となります。

また全国北海道から沖縄までの200社近い加盟工務店との17のパートナーシップでSDGs情報の遣り取りを行っております。

 

今日は、写真の(株)電通 函館支社 主務の山原有未さん(手前右)と、北海道新聞社 課長職の山本拓海さん(左)が来社され、現在の取り組み状況等を取材されて行きました。

道南地域の「#SDGs」は、「#ファース工法」同様でまだまだ伸広があります。

「説明の難しさ」はありますが、いずれは誰もが取り組まなければならない課題です。

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名訓額の意味を知る…北斗市

2020-08-19 17:36:01 | ファース本部

財を遺すは下

事業を遺すは中

人を遺すは上なり

されど財をなさんずば

事業保ち難く

事業なくんば

人育ち難し

 

写真の名訓額は、日本創造教育研究所グループ代表の田舞徳太郎氏から寄贈して頂きました。

 

カネや財産を遺そうとするものは卑しい人生となる。

事業を遺す人は、人として標準的な評価をえる。

人を遺す人は、褒められても良いだろう。

しかし財産がなければ事業を続けることが難しくなる。

事業がなければ人を育てる事も出来ない。

 

つまりは私達の社会は矛盾だらけであり、その矛盾の中で幸せを見出して行かなければならない難しさを解いているように思います。

この名訓額を贈ってくれた田舞徳太郎氏は、いかにして事業を後の世代に伝承して行くかに焦点をあて、ヒントを提示しているような気がします。

 

田舞徳太郎氏の日本創造教育研究所(日創研)グループは、企業経営者の育成教育を行っています。

経営者は、経営者である前に人間力を高める事に重点をおいているようです。

私達の経営理念である「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」は、大阪市の田舞徳太郎氏の理念塾で、何度も社訓など錬磨して構築しました。まさに理念なくして企業経営は成り立たずかもしれません。

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家族の面影をたどる…函館市~北斗市

2020-08-18 18:18:05 | ファース本部

8月15日の終戦記念日の報道番組では、戦争で犠牲になった方々の想い出を辿る場面が多く、20歳未満の少年を戦地に送り、いまだ帰りを待っている年老いた母の姿があります。

その痛ましさは身に染みますが、地球上の何処かでその戦争地域もあるのです。

 

今日は16年前にファース工法の家を建築した函館市内の金橋邸で大規模なリフォーム工事を行っており、施工現場を見て来ました。写真はその金橋孝行さまと撮りました。

16年前、元気で穏やかだった金橋さまの奥さまに、一緒に造った陶芸ハウスで粘土をコネながら、家づくりに掛ける思いや陶芸の真髄などを教えて頂きました。

 

金橋さまは、二人のお嬢さんがおりましたが、お姉ちゃんを若くして亡くしています。

その想い出話も話題になり、その奥さまもファースの家に住んで間もなく癌疾患で亡くなりました。

施工中は、大工さんや協力業者さんにとても優しく接してくれた奥さんが…

 

健康寿命を永くするのを目的に開発したファースの家に、住んで早々に寿命を終えてしまった事をとても悔しく残念に思ったものです。

今現在は、幸いにも妹さんがお父さんと同居しており、穏やかな日々を過ごしておられます。

 

通信関連のエンジニアだった金橋さまは、官舎暮らしが長かったようですが大切な奥さまと娘さんのためにと、ファースの家を建築したのです。

金橋さんは、エンジニアなのでエアコン稼働のメカニズムなども熟知しており、何かのきっかけでファースの家に辿り付き、これなら奥さまと娘さんために最適だと思ったそうです。

 

金橋さんのお宅を訪問すると、いつも奥さまの事を想い出します。

金橋さんの奥さまの面影は、妹さんに色濃く残っていますが、やはり母娘なのですね。

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家と人の消費エネルギー…北斗市

2020-08-17 17:34:30 | ファース本部

私達の身体は、生きるために必要エネルギーとして寝ている時も平均約50kacl(43kw)の熱を放出しています。自動車や飛行機のように稼働させるために燃料を補給しますが、それが食物であり、その脂肪や蛋白質などの栄養分がエネルギーとして燃焼されます。

 

その消費エネルギーを体重換算すれば、時間当り43gの体重が減る事になります。

24時間エネルギーを摂らなければ、何の運動もせずに24×43=1032gと1kgの体重を減量する事になります。

 

私達の家づくりにおいては熱損失係数(Q値)という値があります。

Q値=1.0で床面積100㎡(約30坪)、内部温度20度、外気温0度の時、室温を20度にキープするには、1×100×20=2000wのエネルギーを必要となります。

 

2000wは2kwですが、電気ヒーターで温めると2kw×電気料金24円で48円です。

このまま1日24時間で1152円それを30日一ヶ月34560円にもなります。

エネルギー消費効率(APF)7.0のエアコンを用いると34560円÷7=4937円となります。

つまりQ値1.0の住宅では、全館20度に保持しての電気量が5000円弱と云う事です。

 

人体の体重だけ云うとご飯一杯では、約200kcal(172kw)のエネルギーを補給した事になりますが、これを燃焼させるには全速力で30分も走り続ける必要があります。

摂取したエネルギーを運動で燃焼させるのは、とても容易な事でありませんね。

自分のエネルギーの収支計算を念頭に入れてカロリー摂取の量を意識すべきでしょう。

 

私達ファース・グループ工務店が建築するファースの家は、家の中に溜め込んだ熱(日射熱取得量や生活発生熱など)と熱損失計算を住宅システムとして組み込んでおります。

日射熱を取得し過ぎれば暑くなり不足は、寒くなり家の熱収支も人間の体重と同じです。

写真は表紙が本州最南端の大隅半島の有馬工務店さん、中が北海道北見市の児玉建設さんの作品です。

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理念経営が問われるのは…北斗市

2020-08-15 15:05:43 | ファース本部

自分一人で成し得る仕事は極めて限られております。

特に私達のよう家づくりにおいては、何十業種もの協力業者さんや納品部材をアッセンブリーさせる事が工務店の仕事となります。

 

住宅を創り上げるには、お施主様ご家族の幸せを包む込む器づくりであり、その家づくりに協力を得るため、携わる人々の肝心な要点を知って頂くのです。

地盤調査から仕上げ工事、美装仕上げまで総ての業種に施主ファーストの姿勢で臨みます。

 

私は妻の副社長を伴い、大阪市で半年間にわたり開催した理念塾の講座に参加しました。

過去の経緯や社訓等を総合錬磨し、自分の会社にフィットする経営理念を構築するのです。

出来た経営理念は、「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」となりました。

迷った時の経営理念、悩んだ時の経営理念、活況時期にも経営理念に立ち返ります。

 

この経営理念は、社員や協力業者さんに押し付ける事など致しません。

弊社の経営理念は常に示し続けるだけなのです。200社近い仲間のファース工務店がおりますが、その工務店さんもこの経営理念をそのまま表記している工務店も存在します。

 

加盟工務店が「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の「#経営理念」を軸にする事は、フランチャイズ本部の方向性を示す事にも繋がることかから大歓迎です。

加盟工務店に経営理念を押し付けていません。単に経営軸を示しているだけです。

 

経営理念には不思議な力があり、バブル経済やバブル崩壊にも巻き込まれることなく粛々と「#ファース・グループ」との信頼関係を構築して参りました。

写真は、守り神の森三吉神社にお礼の参拝した際に、宮司の本庄雅美さんと撮りました。

 ファース本部オフシャルサイト毎日更新

#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」「#フクチホーム

 

 

 

 

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