平成元年、私は日本で最初に樹脂スプレー発泡断熱工法を誕生させました。
当時、定温倉庫やビル建築の結露対策ではスプレー発泡断熱が既に多く採用されています。
それを当方は、木造住宅の断熱工法としてデビューさせたのです。
勿論、一朝一夕で出来た訳ではなく、特に公的認定を交付されなければ確認申請も通らないなどの高いハードルもありました。
可燃性のスプレー発泡断熱を行うには、先ずそれ用に処方した樹脂原液が必要です。
それを色々な要素の伴う施工現場では、臨機応変に対応で実践する適用力が伴います。
今日は、我家の「#ファースの家」のスプレー発泡断熱を施工するため、原液メーカー、倉敷紡績株式会社からクラボウケミカルワークスに出向している次長の小林一隆さん(写真右)と、北海道全域のファースの家をスプレー発泡断熱施工する、株式会社タカノハ、常務取締役の平川佳克さんがご来社されました。
ファース工法専用の樹脂スプレー発泡断熱材は、倉敷紡績(クラボウ)様によりファース工法専用材として、「IDEC特別認定」を取得して頂きました。
単独の住宅工法としてのIDEC認定は日本初です。
樹脂スプレー発泡断熱は、外気温や現場環境等で出来不出来が顕著に出てしまいます。
私達は下地をつくる側として「#ファース加盟工務店」様には、色々な方法で正しい下地の在り方をいろいろ伝達しております。
スプレー発泡断熱業者さんは、北海道のタカノハはじめ、全国の各都道府県に一社ずつ存在します。
特に北海道はこれから真冬の気候になります。
スプレー発泡断熱施工には、温度管理がもっとも大切と云われます。
小林さんの樹脂メーカーのクラボウ様には、しっかりと寒冷地仕様の処方をして頂き、平川さん達スプレー発泡業者さんには、その処方に見合った施工をして頂きます。
もっとも施工環境の厳しい北海道ですが、最も断熱トラブルが少ないのも北海道です。
北海道担当の株式会社タカノハさまの適切な施工が、功を奏しているようです。
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