豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

無意識でさりげない善意…函館市~北斗市

2012-02-29 18:02:00 | ファース本部
豪雪のため高齢者所帯では、玄関のドアが雪で開けられず、助けを求める連絡などが相次いでいます。この北斗市では、観測史上初めてと云われる豪雪です。
また豪雪だけではなく最低気温も-19.4℃と温暖気候の地域であったはずの道南は最低気温を記録しました。

今日、家庭裁判所研修に出掛ける際、裁判所近く家の前で、懸命に雪を除けようとするお婆ちゃんがおり、車を降りて5・6分ほど除雪を手伝ってあげました。
感激したらしく、研修を終えて自分の車に乗ったらウインドーワイパーに丁寧なお礼文が挟んでありました。
私が家庭裁判所の駐車場に入るのを見ていたようで、こちらの方が感激です。

今日は、久々のプラス気温で4℃まであがりました。写真は弊社の高さ6m作業場屋根の上です。
10cmもの氷が屋根に凍っており、その上に60cmの雪が積もっておりました。
午前中はその氷と雪落とし。写真は左から智専務、小泉常務、扇常務、村上次長、岩山係長、冨田研究員など、社員総出の大作業で、放置しておくと倒壊しかねない状況でした。

この除雪の後の家庭裁判所登庁、その途中でのお婆ちゃんの除雪手伝いでした。
また午後からはハウジング事業部と研究開発室の若手一同が、顧客リストをもとにして除雪ボランティアに廻っています。善意とは、無意識にさりげなく…

今日の家庭裁判所での調停研修は、離婚関連の調停案件の勉強でした。
講師の裁判官は、裁判官らしからぬフレンドリーな人でした。
調停とは裁くのでなく合意を取り付けること。
講義を聴き「無意識でさりげない善意」があれば家庭内紛争など在り得ないと云うことか。

雪騒動の一日でしたが、さりげなく輝く太陽は、春を招いているように感じる優しさが。

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言った言わない論争の結末…北斗市

2012-02-28 17:47:35 | ファース本部
家庭裁判所調停室で行う調停業務の中では、事件当事者が相互に「こう言った」「言ったことはない」「聴いていない」などの意見が主張されます。
調停は個別に調停室に入って戴き、我々調停員しか聴いている人はおりません。
私達調停委員は当初、ひたすら聞役に徹します。

結論から言って「言った、言わない」の論争で、得るものは全くありません。
これを当事者同士が行ったら、まさに大喧嘩になり、失うもの方が大なのです。
これは、夫婦間調整に関する調停だけでなく、普段の仕事上でも多々あり得ることです。

「あなたにこう言った」と云い切った時点で責任回避なのです。
「言っていない」と云い切ったところで責任回避。
「聴いていない」と云い切ったところでも責任回避。
「問題の所在は全てあなたです」と云い合うところに建設的な合意点などありません。

「言いました」「メールしました」「書類を出しておきました」「電話しました」などと言い切る場合が多くあります。しかし「言ったと」言う事だけで「意思が伝わった」と云う事ではありません。「相手が理解」して始めて「言ったこと」が成立することなのでしょう。

相手が理解していないのに「言った」と云い切る人は、責任感のない解決能力に乏しい人。
これは先日、飛行機の機内で読んだビジネス読本のコラムに書いていました。
私自身も言った言わないで論争した事が多々あり、赤面の至りです。

弊社には業務報告書と云うルールがあり、ハウジング事業部や全国にいるスタッフ全員に、何時何処で何をどうしてどうなったかを報告するルールがあります。
これを有効活用しないスタッフがいたとしたら、全員で促す仕組みが必要なのかも…

さて、今日は陽射しの強い一日でしたが外気温は-2℃です。
写真は執務室から撮った通学路ですが、女子中学生が迎えの車をじっと待っています。
ちゃんと連絡は取れたのかな。言った言わないの無かったことを念じます。

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潮流は自らが創造を…北斗市

2012-02-27 18:03:24 | ファース本部
近代文明とは、アメリカ式ピューリタニズムに起因する「創造と破壊」の繰返しである。
これは先週、自然宗教学者、町田宋鳳先生の講演で聴いた格言です。
次々と創造して実現し、そして破壊しながら時代の潮流をつくっているように感じます。

私達、企業経営者は、その潮流に遅れないように、或いは上手に乗れるように情報をとり、分析して行動に移す事が経営者たる極みであると教わり、実践に努力をしています。
その潮流を自分がでつくろうとはせず、誰かが創った潮流に乗ろうと、もがいているのか。

町田宋鳳先生は、この現代アメリカ文明から脱皮してアジア文明への潮流を自らが創れと。
特にアジア文明で潮流をつくるには、我国日本の役割を求めています。それは日本独特の文化的発酵力(湧き出るような文化創造力)の「曖昧さ」がアジア文明の根源と云う。

アメリカ文明とは、知識力、財力、権力によって構成され潮流根源をつくってきたと。
この文明は、リーマンショックやギリシャ問題、日本の財政問題に観られるよう、既に破綻状態にあるのだと云い切ります。

西洋文明に毒される前の日本文明は、母系制社会「女性の力」によって為っていたと。
大地母神(母性原理)は、表面に男性を出して女性が裏面で操作する社会が日本文明の史実であると云います。写真は出雲大社のPR画像ですが有名な巨大締縄は、オロチの交尾を象っており、縁結び、子宝と女性そのものを祀っているとも云います。

つまり名ばかり或いは形だけのレディーファーストでなく、心底「かかあ殿下」文化、そしてグレーゾーンを重んずる「曖昧さ」が日本文化の根源にあると云うのです。
何か、日本文化を根源とした潮流を創れるような気がしてきますが…

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愚かと云う「徳」を持つ人生観…北斗市

2012-02-25 13:24:26 | ファース本部
「自分は自分であること。それだけでいいのです。何も付け足さなくとも。自分が自分であることに精一杯感謝して、今日も目の前にあることを一ずつ片づけていく。それを「悟り」というのです。」これは、昨日の函館公和会(企業経営者の会)での基調講演(写真)を行った町田宋鳳先生のホームページのトップに出て来る格言です。

広島大学大学院総合科学研究科、教授の町田先生は14歳で出家、以来20年間、京都の臨済宗大徳寺で修行僧侶になります。34歳で寺を離れ渡米し、ハーバード大学神学部の神学修士号、ペンシルバニア大学東洋学部で博士号をとり、プリンストン大学東洋学部助教授で勤務後に帰国。東京外国語大学教授などを経て現在に至っています。

町田先生は、学者特有の哲学論ではなく日常の生活観に置き換えた講話が解り易いのです。人生、科学や経営を語る時、宗教観が何処かに潜在していると云うことなのでしょうか。
町田先生が引用した村上和雄博士の「アホは神の望み」と云う格言もまた頷けます。

決して先に出るのではなく「アフター・ユー」お先にどうぞ!の精神を持ち、頭は良くなくとも心は豊か、ほんの小さなことで満足できる。立派でなくとも単純で感激し易く、人を楽しませるのが好き、怖さ知らず、おっちょこちょい、大した根拠のない自信にあふれ、能天気でよく笑い、失敗を恐れない。ムダ話、寄り道が多く、威張らず、かざらず、かっこつけない。信じやすいが直ぐには決めつけず、忘れっぽいが諦めない。

だから人は「アホやなあ」「バカだなあ」そう云われながら愛されもする人。
フーテンの寅さんみたいな、愚かと云う「徳」を持った人。そう云う人が大きな幸せを享受するという。一番解り易いのは「威張る人は自信のない証し」…
神や仏とは、自分自身に宿っていて、その「徳」を見つける事が「悟りを開く」ことかも。
私は、ファース・グループの仲間達にも町田宋鳳先生の講話を企画して聴かせたいのです。

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時代の片隅の色々な人生…札幌市内~千歳空港~函館空港~北斗市

2012-02-24 21:52:09 | ファース本部
今朝の札幌駅の雑踏の中で、中年のビジネスマンが落としたビニールの小さな袋を拾い、届けようと駆け出した青年がいます。彼は長い茶髪で、だぶだぶの服装とぎらぎらのチェンを何本もぶら提げた奇抜な服装です。呼び止められたビジネスマンは、彼の風采をみて嫌な顔を見せたものの、大切なものだったらしく事態を把握して満面笑顔に。

一方このような微笑ましい場面の陰で、孤独死のニュースが報道されています。
東京都のマンションで45歳の女性と息子らしき遺体が見つかり母親の死因は、くも膜下出血。息子は知的障害で、一人では食事ができず、手つかずの弁当があり胃は空だったと云います。
2人家族の母を突然亡くして空腹のままで息絶えたのでしょうか。

さいたま市では、60代の夫婦と30代の息子が。家賃と水道代が滞り、電気とガスも止められていた。近所づきあいもなく、生活保護の申請もなし、所持金は1円玉だけ。
札幌市では42歳の姉と障害のある40歳の妹が。釧路市では72歳の妻と認知症の84歳の夫が。
いずれも病気や高齢、障害を抱えた家族が社会の片隅で命を亡くしています。

一方、偽装離婚までして生活保護を受けたりする不正受給の件数も増えていると。
働けるのに働かずに、詐欺まがいの不正時給の輩には、厳罰をもって対処すべきでは。
ともあれ「弱者の共倒れ」だけは何とか救える対応をとりたいものです。

家族の全員が一緒に死に絶える事は考え難くく、衰弱死は緩やかに訪れるはずです。
同じ屋根の下で残された人の落胆や焦りを思うと遣り切れない思いがあります。
札幌のケースの姉に先立たれた妹は、携帯電話のキーを何度も押していたと云います。
公共料金の滞納、入り切れない郵便物などと、僅かながらも当事者のSOSがあるのでは。

茶髪のロンゲで奇抜な服装の若者にも、人を思う心情が宿っています。
風采など見た目でなく、人の良心や心情を分かち合うと豊かな社会は必ず構築が。
今日の夜は、函館管内の企業経営者の会合で(写真)「宗教と経営」のテーマで勉強してきました。内容最高につき講師の町田先生の講義内容は改めで紹介します。

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地域の工務店経営とギリシャ国情…北斗市~函館空港~千歳空港~札幌市内

2012-02-23 20:57:12 | ファース本部
今朝未明に、欧州機構EUでは、ギリシャに対する14兆円もの支援策を決めたと。
はるか彼方ヨーロッパのギリシャの存亡に関する危機は何とか乗り越えて安堵しています。
ギリシャ神話を聴く事はあっても、ギリシャ発の世界恐慌が神話になったらたまりません。

当のギリシャ国民は、世界がその動向に固唾を呑んでいる事をどれほど意識しているのか。
金策に明け暮れる我日本も他人事ではなさそうです。
我国の貿易収支が赤字になった事は、国民のどれほどが深刻と受け止めているのでしょうか。

稼働しない原発のため、ガスタービン発電装置の緊急輸入や燃料輸入が収支赤字の要因です。
ともかく、脱原発を前提にしつつもIMFの安全確認を得た原発は、稼働させ財政健全化を図りながら、代替エネルギーの開発を合わせて行うべきではないのか。
「原発安全神話に騙された」との心情は理解しつつも、先ずは電力エネルギーを確保しなければ企業は外国に出て行き、国力低下でデフレ脱却すら出来ず仕舞いになりそうです。

私達地域工務店の経営者は、EU動向や国内の政局など、近未来を読みとることも必要です。
国際動向、政局と消費税増税に対する駆け込み需要などは工務店経営に大きく関わります。
今日は札幌ファース会主催の勉強会でしたが、在庫や人員確保のタイミングがテーマに。
避けられない消費税増税は、地域工務店経営に大きなハードルになるからです。

深刻な話の後は札幌事務所の近くで懇親会を行いました。
写真は現在のススキノ付近ですが横殴りの強いミゾレ模様。
それでもススキノでの二次会へと向かう仲間達の活力に称賛を。

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東京都心の直下型地震報道…函館市~北斗市

2012-02-22 21:20:58 | ファース本部
東京都心には、従前から震度6強の直下型大地震が来ると報道されていました。
今日のテレビ報道では、予想される震度が6強から震度7に修正されたと。
このような地震予想の報道を見るたびに、この報道にどんな意味があるのか。

どんな高名な地震学者も正確な地震予知は出来るものでないと言い切っております。
一方、震度6以上の地震が東京都心付近に、いつ発生してもおかしくないとも云います。
いつかは、大地震がやってくる、それが何時、どんな、どの程度などは、誰も解らない。
にも関わらず、まことしやかに震度6が震度7に上方修正されたとのニュースです。

地震は、日本列島が載っている地層の下に、潜る様に沈むプレートと云われる地層があり、一定のところまで行くと押し込まれた地層が、跳ね上がって起きる現象だと云います。
その跳ね上がる地層部分の深さが、従来予想より浅い場所にも見つかった云う事です。

このような報道を行うに足りる一定の理屈はあるのでしょうが、それならいったい都心で暮らす人にどうしろと云うのか……番組の最後は、「だから充分に気をつけましょう」と。「気をつけて」と云うのは「天気が良いですね」との同意語では。
単に不安を煽るような報道は慎むべきでないかと思えてしまいます。

今日の午後は家庭裁判所での調停意見交換会でした。参加した調停委員や司法関係者、それに私達も含む、東京に社員や家族のいる人は、地震情報に不安を隠せない様子です。
写真は弊社東京事務所前ですが、ここに震度7が来たら……想像を絶する事態が。

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家を語ると哲学になる…釧路市内~釧路空港~丘珠空港~函館空港~北斗市

2012-02-21 18:01:20 | ファース本部
私は、「家って何?」と云う問い掛けを関係者にする事が多くあります。
家とは、大工さんが匠の技。家とは、工務店の生業の根源。家とは、地域の経済活動そのもの。家とは、住む人の幸せを包む空間。この他にも様々な想いや考えが。

皆さんの語る家。そのどれもが的を射ているのだろうと思います。
住む人にとっての家づくりは、まさに「家族の生涯を包む愛の器」とも云えそうです。
「衣食住」と生活に欠かせない三要素。着て、食べて、住まいする事で人は生きられます。

何を着て、何を食べて、どんな家にどのように住むのか…
人生観とか感性とも影響してくるのでしょうか。
まさにあなたは「なぜ生きているのか」と問いたくなると既に哲学なのかも知れません。

今、家の在り方が問われています。今までは、外観や機能優先での住宅市場でした。
これからは、家に極めて優れたエコ性能が不可欠な時代となります。
地域工務店は、エンドユーザーさんの最も近くに存在します。

家をつくり育てる事が出来るのはまさに量販会社ではなく、地域密着型の工務店の在るべき姿のようです。
昨日は道東の工務店経営者さんや販売代理店さんを対象に、その潮流の変化をテーマに。

写真は、今日訪問した釧路市内のFAS工務店の(有)興住建装さんの社長、工藤剛史さん、奥さまの工藤真弓さんです。今回は弊社副社長も同行訪問して意見交換をして参りました。
工藤社長はじめ、クレインファース会の皆さんの家に対する奥深い想いは、哲学そのもののようにも感じてきました。
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地域工務店経営者の孤独感が…北斗市~函館空港~千歳空港~釧路空港~釧路

2012-02-20 20:58:31 | ファース本部
地域の工務店経営者は、規模が小さいと云えども協力業者さんとの連携もあります。
工務店スタッフだけではなく、仕入業者さんや大工さん、左官屋さん、電気屋さんなど。
更には、建築やリフォームを行ったお施主さまとの関わりも大きな存在となります。

地域での単独工務店だけで、時代の潮流、業界情報、新しい技術や技能などを家づくりに生かす事はとても困難な時代です。ところが住宅フランチャイズは、本部ばかりが丸儲け的なイメージを与えてしまう業態を晒してきたのも事実でなのしょう。

一棟の家づくりを行うためには、約30業種、見えない人々も入れますと数百人もの人々が関わっているのです。それに、お施主さまの家族が存在し、その全てが工務店経営者に重責となっていることになり、工務店経営者の責任の大きさを痛感します。

私達、ファース本部も悪名高いフランチャイズ形式を有した事業体です。
しかし私達ファースグループは、地域の工務店経営者の重責の一端を担うような責務も背負っております。私も工務店経営者の一人ですが時には、その孤独感に苛まれる時があります。

地域工務店は建築した建築主さんに喜んで戴く事でしか生業を継続させる術がありません。
そのために私達フランチャイズ本部は何が出来るのか…
地域工務店だけでは出来ない研究開発や情報分析などを行い、更に同じ仲間と一緒に幸せを分かち合う事なのでしょう。

今日は釧路に存在するクレインファース会の勉強会で講演する機会がありました。
地域の小規模工務店は、小さなリフォームから建替の高性能エコ住宅需要に繋げる手法を…
写真はその後の懇親会に参加した仲間達を撮ったスナップです。

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驚異的に進化した心臓手術…北斗市

2012-02-18 19:08:49 | ファース本部
天皇陛下の心臓の手術は、国民の願いの甲斐があって無事に終了したようです。
私は数年前、陛下と同じような狭心症で治療を受けた事がありました。
心臓は太い3本の冠動脈とそれに枝のように伸びた細い冠動脈で鼓動しています。

陛下の狭心症はその二ヶ所に「狭窄」と云われる血管が狭くなっている部分があったと云われます。この狭窄部分が太い冠動脈の近い部分にあったため、胸の中にある余った血管をつないで迂回路(バイパス)を作る手術だったようです。

私の場合は同じような狭心症で完全に詰まった状態であったのですが、太い部分から幾分離れていたためカテーテル治療を行いました。
カテーテル治療は、胸を切って開く手術ではなく、太股の付け根の動脈から細いパイプを心臓まで挿入し、詰まった部分の血管をバルーンで膨らまし、網状のパイプで支えて狭窄を無くする手術でした。

手術室は、大きなビジアル画面を見ながら行い、麻酔は太股部分だけなので患者が、執刀医師と同じ画面を見ながらカテーテルが造影剤を放ちながら、血管内を通って狭窄部まで行く過程やバルーン挿入の様子をつぶさに観察する事ができました。

治療方法は医師が決めるのですが私のカテーテル執刀医は、30歳代の若い女性医師でした。
スタッフや患者である私と世間話や冗談など云いながら坦々と終了したと云う感じです。
治療の後の体調は極めて良好で、医療技術の進化度のほどをまさに身を持って知りました。

写真は、天皇陛下の心臓手術を無事に成功させた医師団の記者会見(ネット画像)です。

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「船中八策」なる改革八ケ条…函館市~北斗市

2012-02-17 19:30:12 | ファース本部
掴みどころない変な人、奇抜な行動を行う人、美人で可愛くもないけどブス出ない人など、このような人を、「個性的な人」と云う表現を使う場合があります。
変人や奇人、奇抜行動、ブスでないなどは、悪口にも聞こえ、だから「個性的」となるのか。

人の口に戸は立たないと云いますが仕事を為す人の多くは奇人変人だと云われるものです。
大阪市長の橋下徹さんが投げかけた「船中八策」なる改革八ケ条は、明治維新の際、坂本龍馬が長崎から神戸へ向かう船の中で書いた、大政奉還、開国、中央政権などの八つの政策案から引用したものなのでしょう。憲法改正や首相公選なども含む壮大な草案です。

学者や既成政治家の多くは、理想を述べるのは良いが実現不能な政策だと冷ややかです。
冷ややかなだけならまだしも、気違いじみているとか、思考回路が狂っているなどの声も。
坂本龍馬の船中八策にしても、誰が歓迎したかと云うと押し寄せる外国からの脅威と、国内諸事情を憂いている人だけでした。まさにホンの一握りの政治改革を目指す人々でした。
その坂本龍馬を奇人変人で虚け者の罪悪人だと断じ、暗殺してしまいます。

我国の政治経済は、このままで進んだら立ち行かなくなるのが明々白日なのです。
橋下氏起案の「船中八策」も改善する部分も多々あるのでしょう。
それを民意に選択と決断を促し、創り上げようとの構想は、決して断ずることでないように思うのですが。

私達も、仕事の上では会議や連絡事項など、選択、決断すべき事項ばかりです。
今日は家庭裁判所での調停業務も行ってきましたが、当事者に重い決断を迫る案件です。
何とか当事者双方の選択と決断が合意点に達して成立が出来ました。

さて今日の真冬日の北斗市(写真は気温-8℃、現在の本社屋)も暮れて行きます。
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「ゆとり教育」の弊害とは…北斗市

2012-02-16 17:19:54 | ファース本部
80年代後半からは学習指導要領の改訂ごとに学習量が減り、「記憶偏重」から「思考力重視」の教育を目指すと云う事でした。ところが学習量を減らすことで果たして記憶偏重でなくなるというのか。学習量を減らすと暗記で済み、かえって「思考力」が育たないと。
暗記しきれなから思考せずして理解できなくなるため、必然的に思考力がつくといいます。

実例で中学生が学ぶ「化学反応の式」の数が1967年には約50種類、それが1996年に12種だと。これが「ゆとり教育」の問題だったといいます。
何にせよ「原理原則」は「現実の応用例」と対比すると絶対数がはるかに少ないのです。

「実例」の丸暗記は出来ません。つまり原理原則、概念をしっかりと学ぶ事のようです。
80年代以後の「ゆとり教育」で学習量が減り、思考力がなくても点数が取れる状況を生みだし、結果として学力低下となったと云う事のようです。

現在、あらゆる場面で「ゆとり教育」の批判が渦巻いています。
私は運用面で過ちがあったと思っています。「ゆとり教育」であっても「原理原則教育」は、欠かしていけなかったのでは。もっとも私のような中卒者には教育論など論外なのかも。

私達は、家づくり工法や温熱環境の指導を行います。まさに原理原則、概念指導に徹します。住む人、間取り、建てる地域、敷地などで家は同じ家など出来得ません。
基本概念を知っていることで全てに汎用ができています。

今日はこれから学校評議委員を務める上磯中学校(写真)で評価委員会合に出席します。

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face bookで学んだ幸せと仕合せの違い…北斗市

2012-02-15 18:23:27 | ファース本部
フェースブックのお友達コメントに「仕合せ」と「幸せ」との異なりについての興味深い書き込みが目につきました。色々な文献で調べてみると「仕合せ」と「幸せ」に多少の違いがあるようです。つまり「仕合せ」と云う大きな概念の中に「幸せ」があるのだと。

日本の大昔にまだ漢字はなくて、「ひらがな」しかありませんでした。
当時、「しあわせ」と発音していたかどうかは不明ですが、同じような意味で「天のめぐりあわせ」などと、いわゆる人間の意図を超越したすべてを表していたようです。

日本語の「しあわせ」とは単に「happy」と云い現わすことの出来ない意味があったと。
そこに漢字が入ってきて「幸せ」と云い現わすようになったようです。
つまり日本語の「しあわせ」に該当するのは、広い概念の「天運」を「仕合せ」と表記し、その中で「happy」なものだけを「幸せ」と」書くことにしたようです。

「幸せ」とは、「天のめぐりあわせ」或いは「天運」の一部だと云うのです。
しかしながら「巡り合わせ」や「天運」が「幸せ」だとすると常に待ちの姿勢になりそう。
人間の意図を超越した意味があろうが無かろうが、自分自身の幸せは、人の幸せを為すことで成就できることに違いはないようです。

私の講演は、「幸せづくりの家づくり」のテーマが多いのですが、幸せの定義を特別な意識を持ってはいませんでした。今日はface bookお友達コメントで少し賢くなった気分です。
さて写真は今撮った会社前の通学路。吹雪の中を元気に下校して行く中学生に幸せの定義は関係なさそうです。

今日は終日、社内の研究開発室で実験分析を繰り返していました。
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財政赤字を真剣に議論しなければ…函館市~北斗市

2012-02-14 19:10:06 | ファース本部
今日、日銀がゼロ金利見直し政策を打ち出しています。90兆円の国家予算で歳入が40兆円、歳出が50兆円でその歳出50兆円のうちの23兆円が国債利子となっています。
必然的に消費税増税へとなりますが、現在の5%から10%になったとしても歳入は13兆円増えるだけです。つまり国債利払い額23兆円にもはるかに満たない歳入でしかありません。

加えて毎年、1兆円もの老人福祉対応費がかさんでいるのです。
色々な経済学者が出てきて我国の国家財政は、云われているような破綻危機になっていないと云う人もいます。然るにどのようにして政府の借金元金を無くして行くか、納得のゆく回答は誰ひとりとして持っておりません。

私達は、身の丈にあった生活をしている限り破綻することなどありません。
しかし政府は、身の丈以上の国家予算を組んで運営を行い、その穴埋めを国債と云う名の国民からの借金で賄ってきました。
税収を増やすには景気回復が一番なのですがその施策が見えません。

一次産業を活性化させ、その産品で二次加工を行う技術は、我国の得意芸です。
このような政策を推進して内需拡大をはかり、空洞化を防ぐと自ずと少子化現象にも歯止めが掛かるような気がしますが…

さて今日は家庭裁判所で調停業務を行ってきました。
いずれも経済的問題が家族間紛争の動機になっているようにも思います。
国家も家庭も財政管理の必要性を痛感する1日でした。

写真は裁判所法廷の廊下に貼った注意書き。
仰々しい感じがしますが裁判所の内部はわりとフレンドリーです。
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明日の予想は誰もが不確定…函館市~北斗市

2012-02-13 18:58:55 | ファース本部
いつ何時、何処にどれだけの地震や津波が襲ってくるかを確実に余地できれば…
昨日のテレビ報道で、東大の研究チームは、4年以内に70%の確率で直下型地震が来ると試算しています。一方、京都大学の研究チームは、5年以内に28%の確率だと。

そもそも地震予知技術は、未確立のようでなってみなければ誰も解りません。
このような予知公表の無用論を唱える識者もおります。私自身も予知無用論を支持します。
現在、地震警戒速報なる信号がテレビやラジオで伝達されています。

3・11震災では、この本震直後の微弱振動を捉えて、東北新幹線を停止させた技術が高い評価を受けています。新幹線の安全運行には優れた技術である事に違いありません。
しかしこれは地震が起きて大きな揺れを発する前に知らせる事後の微弱波動なのです。

この事後波動を捉えた地震警戒速報で避難し、その地震が弱い地震である事も度々です。
人はしだいに慣れて来て、本当の大地震が来る時には、本気で避難しない可能性も。
この地震速報は地震予知では決してないのであって、事後波長を捉える仕組みです。

ある地震学者は、予知の困難さを「火山の一生を人の一生とすれば、いつ噴火するかは、その人がいつくしゃみをするか、という感じ」だと。くしゃみは鼻がむずむずした予兆を感じますが地震は、その予兆が殆ど無いに等しいと云います。

さて今日は気温が+1℃に久々に真冬日から解放されました。
しかし北海道が+温度になると屋根の雪が溶けで「すがもり」の雨漏り事象が相次ぎます。
写真は今朝の自宅前ですがこの豪雪も予測できた事ではなかったようです。

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