私達が寒い、暑いと、意識しない温湿度は気温20℃、湿度50%ていどです。
春麗らかな陽気の時の温湿度でしょうか。
今朝の北斗市は気温-10℃、深々と細い雪の降る極寒の体感温度でした。
「熱」とは熱い感じがしますが温熱、冷熱とも云います。
冷熱とは、冷たい熱の事です。
冷暖房とは、家の中を私達人間の過ごし易い温度に保持する事なのでしょう。
気温20℃でも、そこに湿気が全くなければ、わりと寒く感じてしまいます。
気温20℃でも湿度10%なら人の身体からは、猛烈に水分が蒸発して体温を奪います。
つまり湿度をあげて身体から水蒸気が蒸発しない環境にすると暖かく感じるのです。
これは夏場の冷房空間で、気温が30℃でも湿度を40%程度に抑え込めば爽快感です。
気温は高くとも湿度が低いため、気化熱で体温を奪ってくれるからです。
このように家屋内の湿度を一定化する事を「調湿性能」と云います。
乾燥した冷たい空気を断じ、湿気の含んだ生ぬるい温熱空気を断ずるためには、相応の気密層をつくる必要があります。
気密層で室内空気が汚れ、換気量を多くすると「調湿」が不能となるジレンマが。
このような矛盾を解決したのがファースの家なのです。
さて、今日はこれから夜行便に乗り込んで気温20℃、湿度50%前後の赤道を始めて超えてオーストラリアのシドニーを訪問いたします。
このコラムは羽田国際空港のスイートラウンジ(写真はアプローチ)で更新しています。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新