豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

心に染みる桜の美しさ…北斗市

2011-04-30 15:28:05 | ファース本部
道南の函館の桜は、ちょうどこのゴールデンウイークの最中に満開となります。
ピンクの花びらが木の枝を隠すほど、いっぱいに広がって咲き誇る姿に感動します。
私達はこの満開の桜を見て何故か日本人で良かった事を実感するようです。

ある外国人に聞いた事がありますが「確かに奇麗」と言う以上の感動は伝わらないような…
桜の木は、春になると武骨な枝に花のつぼみを脹らませ、一斉に咲き誇ると短期間で緑の葉っぱと完全に入れ替わり、武骨さ、健気さ、律義さと美しさが混在しています。

桜は、このような神秘的なプロセスを踏んで開花させます。
だからこそ日本人の誰もが桜の美しさが大好きで、心に染み込ませる事が出来るのでしょうか。
また桜前線なるものも南北に長い日本列島の特徴を表しているようです。

私が3月上旬に沖縄を訪れた時は既に葉桜で石垣島では12月に桜が咲くのだそうです。
被災地の避難所の前庭に咲く桜の花も傷ついた被災者の方々の気持ちを和ませた事でしょう。
前線は更に北上し、今日は本州最北端の青森県が満開です。

間もなく桜前線は津軽海峡を渡り北海道に上陸します。
5月3・4・5日のゴールデンウイーク最終日は、函館の五稜郭公園が満開に…
どんなに大きな災害があったとしても、季節がくると山々の樹木が茂み、花を咲かせます。

試練のニッポン!。自然の営みと歩調を合わせて一歩一歩と先を見出して参りましょう。
写真は我家の庭の梅の花が咲き始めましたが直ぐ隣の桜は一週間後に…
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国民総生産と生活の豊かさ…函館~北斗市

2011-04-28 15:07:47 | ファース本部
国内総生産(GDP)では中国が日本を抜いて世界2位になりました。
中国の人口は13億人もおり、10分の1の人口しかない日本を抜いた事にどれほどの意味があるのでしょうか。
国民1人当たりの稼高は圧倒的に我国が上です。

このような数値競争は、何の意味も為さないような気が致します。
GDPで世界2位になったと実感する中国人は、おそらく国民のほんの僅かな人なのでしょう。
大都会の片隅のスラム街で暮らす人々が大多数だと云う現実があります。

日本では、生活保護受給の所帯数が120万を超えました。
この日本の生活保護レベルで中国国内を査定したら、おそらく数億所帯以上にも及ぶだろうと言う事です。
中国の隣、小国ブータンは、資産を稼ぐのでなく「幸福度数」をあげるための行政一本槍だそうです。

前国王が提唱し、国民総生産にかわる「国民総幸福量(GNH)」との概念です。   
市街地と山村の物資の遣り取りには通貨を用いず、もっぱら物々交換が主体なのです。
交換するのがお金ではなく物資なのですから、モノづくりが活性化されます。
物資の伴わないマネーゲーム的なビジネスも成立しないのです。

モノが伴わない株券や国債、為替相場などとは無縁の国づくり行っています。
我国が今更ブータンのような仕組みにはなじみませんが、小さな国のブータンから学ぶ事は山ほどあるような気がいたします。

国民総幸福量…震災被災地の方々とも公平に幸福を分け合う事が必須です。
私達が行う家づくりは、関わる人々の幸せづくりでなければなりません。
さて今日は強風で降ったり晴れたりの天気ですが写真は、先ほど撮った函館山ですが、GDPなど我関せずの佇まいを感じます。blogram投票ボタン
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建主さんの状況をイメージして対応を…函館~北斗市

2011-04-26 17:36:57 | ファース本部
ファースの家建主さんの台所配管に水漏れが発生してハウジング事業部に連絡がきました。
その時、朝礼中で電話は、自動的にハウジング事業部から総務課の当番に転送されます。
朝礼を中座して電話をとった総務のスタッフは、「担当者が席を外していますので直ぐ折返します」と対応しましたが、水漏れを起こしておいて「折返すのですか」と…

数分後にハウジング事業部の担当者が連絡を入れたのですが烈火のごとく叱られました。
対応が悪いのは経営者に問題があるとして担当常務だけでなく社長も来なさい!…
昨日は母の葬儀の後始末で外出しないでいたので車で40分の現場まで駆けつけました。

ファースの家、築15年の家でサッシと建具の建て付けが悪い、特にサッシのゴムが劣化して隙間風が入ってくるのです。先月には温水器のエア抜きバルプの不具合で温水が噴き出すトラブルがありました。
これは直ぐに修繕出来たのですが、一ヶ月後の水漏れトラブルです。
現場に駆け付けましたが、要因は一目で排水管の不具合と解りました。

台所の排水管が端末で詰まり、同系列配管の除湿機フロー管から吹き出したものですが、このフロー管は細いので高い位置にある温水器のフロー管から床の上に溢れ出し、周辺をびしょびしょに濡らしてしまいました。

私達、家づくりに関わるものは、常に建主さんの生活状況をイメージし、その立場になって対応する事が必要なのでしょう。スタッフの対応には問題は無かったのですが数分間のタイムラグが建主さんを怒らせたようです。

不具合の箇所をつぶさに見て回り、誠意をもって対応する事を約束してきました。
昨日は肌寒い一日でした。色々な不具合はあるものの「ファースの家は暖かいよ」最後は建主さんの笑顔で送られてきました。私達はクレーム処理から多くを学べます。

写真は今朝に撮った平成元年竣工、満23歳のファースの家1号棟です。
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人生はこうあるべし…北斗市

2011-04-25 17:45:33 | ファース本部
家族もろとも津波に呑まれ、いまだに行方不明の方々が多くおります。
震災地での犠牲者は、火葬もできずに葬儀すら満足に出来ない状況が続いています。
先々週の月曜日11日、母がいる保養センターを訪れた際に母は、震災と津波の惨状をテレビで目の当たりにし、目頭を押さえておりました。

13日私は東京出張でしたが、この日が父の49年忌で姉達が供養餅(くじら餅)を作り母と一緒に食べたそうです。
母は自分が死んだらこの餅を供えるよう姉達に注文を…
15日早朝に脳梗塞で緊急入院、私が東京から戻り病院に行った時は、微かに解ったようで、右手の握力を強くして私に、自分の旅立つ事を合図しているようでした。

それから少しずつ弱り、3日後の18日午後0時、眠るように満95歳の生涯を閉じました。
まさに浄土への旅をみんなから祝福されるかのような穏やかな最後でした。
一生を通じて誰もから慕われ、苦しみもせず、家族にも負担をかけずに眠るように…
人生はこのようにあるべしと、誰もが羨むような母の一生でした。

震災地の惨状を思えば、あまりにも恵まれた母の葬儀でした。
この母の葬儀にあたり多くの方々から弔文、弔電も含め、お気遣いを戴きました。
心より感謝と御礼を申し上げます。
写真は葬儀の祭壇ですがこの祭壇に姉達が作った例のくじら餅が供えられています。

さて今日から通常業務に入りましたが、1週間の溜まった仕事に翻弄されています。
今夜は、これからユーザー会の役員会が開かれます。
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95歳の大往生

2011-04-18 20:19:01 | ファース本部
先週金曜日まで元気だった母が脳梗塞で緊急入院をして、今日の午後0時00分に眠るよう95歳の生涯を閉じました。
子供達全員に看取られての大往生でした。
しばらくはブログの更新を差し控えます。
今夜の北斗市に照る月が…

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「ありがとう」のメッセージを米軍と自衛隊に…北斗市

2011-04-17 17:31:31 | ファース本部
私が一昨日滞在していた東京からは、外国人が次々と帰国しており、私達が多く利用する弊社東京事務所の隣にあるインドカレーの店もスタッフ確保に苦難していました。
海外から見ると東京周辺は、原発事故放射能に汚染されていると思っているようです。

このような環境の中でも大震災の津波で水没した仙台空港の復旧支援を行ったアメリカ空軍第353特殊部隊のロバート・トス司令は、母国との電話記者会見で被災者が海岸に倒木「ARGATO」の文字を作って米軍と自衛隊に感謝を表してくれたと報告したそうです。

トス司令が上空から見た文字は、長さ6m~9mほどの木を並べ、文字を作ったものです。
当司令の部隊は、自衛隊と共に滑走路の瓦礫撤去や航空管制などの復旧作業にあたり、輸送機で水や食料など運搬する任務を行ったそうです。

トス司令は、自分達の支援活動を振り返り、自分達も被災しつつ、日夜復旧に努める日本人の姿に驚いたと云い、更に「ARGATO」の言葉は自分達が被災者の人々に言いたいと。
日本人も外国人も困っている人に自分が何かをして上げようと行動が出来た時、相互の心情が繋がるのでしょう。
その心情を繋ぐのが「ありがとう」の言葉なのでしょうか。

統一地方選挙後半のスタートで函館市内、北斗市内ともに遊説車がひしめき合っています。
先ほど東京に住んでいるドイツ人と電話で話(勿論、日本語で)が出来ました。
東京都内は遊説車がもっと賑やかだそうです。
そして連呼遊説で票につながるのかと、問うっています。
この選挙手法はが善し悪しよりを別にして既に日本の風物詩になっているのですよね。

選挙が終り、有権者に対して心から「ありがとう!」と云えるのは24日深夜になります。
さて今日の北斗市は、晴れているものの、とても冷たい風が吹き荒れています。
写真は真っ白い雪の衣を脱いでむしろ寒そうに見える先ほどの函館山の姿です。
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「人知不信」と金(ゴールド)相場…北斗市

2011-04-16 16:53:13 | ファース本部
先週は、アメリカ・ニューヨークの金(ゴールド)の相場が驚きの高値になったそうです。
これは、リビア内戦が影響して原油価格が上がりし、株などのペーパーマネーからの資金がゴールド投機に流入している事が理由と云えます。

東日本大震災の直後には、資金需要を見込んで金が売られ、金の値下がりしたものの、数日もしないうちに右上がりに転じたと言います。
「金・ゴールド」は、酸化や腐食せず、天災や戦火でも原型をとどめ、恐慌や騒乱にも強かにその価値を保持してきたのです。

今回の原発事故にも金相場はさほどの影響を受けていないようです。
どのような状況下にもこの金の価値が安定しているのには理由があります。
それは、この地球を掘り尽くしても総量が直径30メートルほどの球にしかならないほどの希少性なのでしょう。

既にそのうちの70%は採掘され尽くしていますが、去年の産出量は9年ぶりに過去最高を更新したと言います。
ある経済コラムには、「金は噂で買い、ニュースで売る」のが金取引の勘所と書いていました。
金相場は、戦乱やインフレの気配で仕込み、現実となって少しでも高値がつく時点で売り放すのだそうです。

その金相場のプロ達もこの日本の大災害には、世界経済の暗雲として捉え、この先も「金の買い動向」は続くと見られています。動乱、大災害などの時は、金相場が上がる事を知っています。
この経済コラムでは、「金頼みは人知不信」の裏返しと…

「人知不信」この国難をしっかりと先導する国家リーダーが存在し、国民に安心安全な、確たる方向性を見せる事が出来れば、金相場に頼る事などないのでしょう。
明日から統一地方選挙後半戦がスタートします。「人知不信」にならない人材を選びましょう。

さて、シトシト春雨で明けた今日の北斗市でしたが、昼頃には雷が鳴って大雨が…
この時間は晴れきましたが怪しい空模様です。
写真は先ほど撮った平成元年建築のFAS1号棟です。
明日17日は、北海道新聞の朝刊「朝の食卓」に私のコラムが載る日です。blogram投票ボタン
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オール電化住宅の概念が覆る…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2011-04-15 17:00:49 | ファース本部
電化機器は、生火を使わず燃焼ガスを出さないため清潔、安全、安心、高耐久…
特に厨房機器でIHクッキングヒーターが出来てからは一気にオール電化仕様の住宅が建築されてきました。
また深夜に余剰する発電設備を活用するため安価な電力で蓄熱暖房、蓄温給湯などが可能となり、需要バランスの平準化にも貢献してきました。

太陽光発電や風力発電は、必要な需要電力の数%が限界だと云われ、更に雨、雪、曇り、夜はダメとなり、風力は気紛れ風任せとなり、安定供給などは出来ません。
今回の原発事故で当面は、火力、水力、ガスタービン発電に頼る事になるのでしょう。

この水力、火力、ガスタービン発電は、原子力と異なり需要のない時は発電機を止める事が可能です。
つまり敢えて深夜電力に拘る必要などありません。
したがって従来のオール電化住宅の概念を大きく変革させる必要が出て来そうです。

燃料を燃やしての水蒸気でタービン軸を回転させて発電しますが、相当のCO2を排出する事になります。
当然、燃料費用が膨大となり、原発なき後の発電原価は大幅に跳ね上がる事になるのでしょう。
原発なき後の電気料金の値上がりは必須のようです。

しかしながら今や国民生活の94%は、電気の無い生活を営む事が出来ません。
石油やガスを燃やす給湯機や暖房機も多くは電気でコントロールしているのです。
この電気は、上手に使用すると燃料の生炊き状態より6倍も7倍もの熱を取り出せます。

快適で超省エネ、エコ生活を保持するには、やはり電気を上手に活用する事なのでしょう。
どんな家にも電気が通電されてますが、この電気を上手に活用出来る知恵と工夫が必要です。
今日は弊社東京事務所内で業務提携先の方々と今後の対応について意見交換を行いました。

写真右が断熱気密の施工会社、旭ケミテックの山田信一さん、左が三協立山アルミの神島真人さんです。
山田さんと神島さんとは、ファースの家を従来のオール電化一辺倒でなく、「省エネ・エコ電化」を標榜して行く事を確認し合いました。

今日は羽田空港のラウンジでブログ更新。これから曇り空の東京から函館へ…
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黙って時間は過ぎて行く…東京都内

2011-04-14 17:38:31 | ファース本部
今、こうしているうちに時間は刻々と過ぎて行きます。
明日は何とかなるだろう…今日を何とかしなければ、明日は何ともなりません。
賢い人は、時間の使い方が上手です。タイム・イズ・マネー…時は金なり。

時間を上手に使用出来る人は、仕事と休養、リフレッシュのけじめがしっかりしています。
時間を厳守すると云うのは、社会人として極めて常識的なことなのでしょう。
言い換えれば時間を守れない人は、社会的に非常識だと云われてしかるべきです。

明日に仕事を残して構わない事と、今日中に始末しなければなら事の選択が必要です。
普通の日にパチンコ店で、明らかにサラリーマンと判る人が多くおります。
夜までの時間を潰し、背広はポケットが膨らみヨレヨレで皮靴も汚れています。

良い仕事を実践するため遊びの時間はとても必要なのですが、その場所や時間帯をわきまえる事です。
パチンコ、競輪、競馬なども心から楽しめる環境下で時間を過ごすべきです。
平日に平気でパチンコに講ずるビジネスマンは、真のビジネスマンと言えないようです。

明日から禁煙しようと言って成功した人は少ないと言います。
禁煙しようと思いたったその時、その瞬間から実践する事なのでしょう。
今日には明日がありますが、今日と全く同じ明日ではないのです。
そして「一日分」が自分の人生の最後に確実に近づいた「一日」なのでしょう。

今日は都内、日本橋の調湿材メーカー、富士シリシア化学さんを訪問。
この会社の経営者も経営幹部やスタッフは、実にキビキビと行動し、上手に時間を使っていました。
今夜は関係者と懇談会を行うため、上野広小路(写真)にきました。
アメ横近くのパチンコ店では、大勢の背広組が真剣にパチンコ台に向き合っています。

刻々と、黙って時間は過ぎて行くのですが…blogram投票ボタン
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転んでもただで起きない強かさを…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2011-04-13 19:40:41 | ファース本部
フランスの宝石加工機材メーカーが生産を出来ずに休業したと云う事です。
東日本大震災で被災した工場でこの機材を動かすコンピューターの制御基板を造っていたのだそうです。
東北の震災が遠い国ヨーロッパにまで影響を与えています。

現地の被災者は勿論、間近に暮らす私達日本人も相当な影響を受けているのですが、間接的には全世界を困窮させた大震災でした。
特に経済的には、昭和大恐慌以来の危機であるとする学者もいます。
日本経済が衰退していた時期に起きた未曾有の大被害です。

日本の戦後は、全土が焼け野原となり、まさに命と山河だけが残った時代がありました。
その時代を強かに生き延び、戦後60年が経過しました。
そして平和ボケだなどと言われるくらい日本人は、平和を満喫してきました。
人は、安泰な時、平坦な道が続く時には、自然に安易な生き方や考え方に陥るのです。

安易なライフスタイルの中では、自分の自力がどんなものかを推し量る機会もありません。
当然ながら平坦時から偉大な事業を納める可能性も低くなるのでしょう。
このような未曾有の大混迷に遭遇すると日本人は知恵を働かすのです。

このような時期は、平常時にとうてい適わなかった大企業ほど痛手が大きいのです。
それが顕著なのが、私達のような地域密着型の家づくり工務店と云えそうです。
このような時世の中では、気概の湧きたつ時代に遭遇していると思考すべきでしょう。
この厳しい情勢を肯定的に受け入れ、情熱を漲らせて仕事に立ち向かう事に…

躊躇せず一歩踏み出し、その積極性が活路を開く事。
国難危機を千載一遇のチャンスと捉える事が肝要で、乱世にこそ英雄は生まれると歴史は教えています。
さて写真は夕暮れ間もない東京都内を撮りました。やはり沈んで見えるのは気のせいか…
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ゴールデンウイークは皆で出掛けよう…北斗市

2011-04-12 17:51:19 | ファース本部
日本人として被災地で食べるモノ、着るモノ、住む場所もなく苦労している被災者を思えば、宴会や花見、スポーツなどのイベントを自粛しようとの心は大切にすべきです。
ところがその事で日本の経済活動が停滞し、経済地盤が沈下状態にあります。

被災者を支援するには、政府や自治体などの行政が頼りとなります。
その行政活動する資金の出所がもっと必要となり、それは私達、国民の経済活動から為す税金なのです。
私達の経済活動とは、人が動き、モノが動き、それに伴って消費が促され、国家や自治体に歳入が生じます。
自粛とは、この税などの歳入を止めてしまう行為となるのでしょう。

法人税、所得税、消費税もさることながら「自粛を自粛する」事は、金、モノ、人の動きが活性化され、震災で意気消沈した人達に元気と明るさを与える事が出来そうです。
厳しい環境の中で避難生活を送っている被災者の苦労を忘れる事は出来ません。
それを念頭においた積極的な経済活動は、それこそが被災者への最大支援になるのでしょう。

ゴールデンウイークをひかえています。
震災後は、全国各地の観光地が相次ぐキャンセルで悲鳴をあげていました。
日本人の慎ましい気持ちの表れだと誇りにも思います。
ところが近頃は、自粛活動がむしろ被災者を経済的にも精神的にも追い詰めている事情を知るようになりつつあります。

今日の北海道は快晴に恵まれ暖かい春の陽射しです。
しかし暖かいと云っても気温は10℃、春の寒風がまだまだ冷たく感じます。
ゴールデンウイーク頃の道南がちょうど桜が満開になる頃です。

写真は今日届けられた関東地域の桜満開の風景です。
この満開桜の下で秩序を守りつつも被災地の分まで酒類、食類を消費すべきなのでしょう。
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希望は他人から与えられるモノでない…北斗市

2011-04-11 18:26:07 | ファース本部
統一地方選挙の前半選挙戦が終了しましたが、直ぐに後半選挙を控えています。
震災最中の選挙戦は、有権者も立候補者や運動員も戸惑いの中で実践されています。
選挙戦では、「夢と希望を与えられる地域社会を構築します」との言葉が飛び交って…

被災地では、家を失い、家族を失い、職場を失い、仲間を失い、まさに夢も希望も持てないような被災者が多く存在する現実があります。そのような被災者に「夢と希望」を…
平素の生活では家族を1人、病気や事故で失っただけで失意のどん底に落ち込むものです。

今回の震災では、「全てを失い在るのは命だけ」と言う人が多くいるのです。
私達のような直接被災を受けなかった者が、悲惨な状態にある被災地の人に、軽々しく「頑張って!」の言葉は、とても虚しく思えてなりません。これ以上、何をどう頑張れと云うのか…

家も家族も職場も仲間も、そして自分の宝だった愛車を失い当方にくれる人がいます。
全てを失った被災者に、「自分の生命の生き残った事はとても貴重な事である」と言ったところで、これも虚しさを感じます。その事を自分自身で気付くのはいつなのでしょうか。
被災しなかった人が格言めいた言葉を云っても被災者は気付いてくれません。

生かされている事に気付き、生かされているからこそ、辛くて、哀しくて、身心が痛むのです。
生かされているからこそ、真っ赤な太陽が見られ、美味しい物が食べられ、新しい出会いがあり、他人から「ありがとう」と感謝される機会があります。

人生の95%は辛い事ばかり。その辛さの向こうに在る5%に至極の幸せが待っています。
その至極の幸福感を得るには、「夢と希望」を自分自身で見出す事が前提なのでしょう。

今日は家庭裁判所での調停業務で事件当事者と一緒に「夢と希望の見出し方」を話し合い、難しい調停が円満成立となりました。
沈む夕日(写真)は明日また必ず昇ります。

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マスコミ報道での風評を考える…北斗市

2011-04-09 13:28:00 | ファース本部
日本に在住していた外国人は、母国の人々から薦められて次々に帰国しています。
連日のように中国人の観光客で賑わう盛り場や秋葉原などからはその姿が消えました。
当然のように国内の国際線での入国者は、極端に少なくなっています。

思い浮かべれば私達も中東紛争が勃発した時は、中東近郊の旅行を取り止めたものです。
東南アジアに暴動が発生した時は、タイ、フィリピン、インドネシアなどへの旅行を差し控えた事があります。
バンコク暴動がタイ全体で発生しているような印象がありました。

マスコミ報道の仕方にも課題はあるのですがこの福島原発事故では、日本国土の全てが放射能汚染されているような印象を与えています。
今朝の某新聞には、福島原発の放射能がアジア全域に飛散しているとの記事があります。
ほんの僅かでも放射能数値でも汚染は汚染…

人体や自然環境に全く影響を与えない放射能数値でも、報道しなければ隠ぺいしたと批判されます。
しかし「福島原発放射能アジア全体に飛散」と言う見出しの報道方法にこそ問題があります。
アジア全体と言うと約8000kmもの範囲にまで及びます。

私達の住む北海道で福島から500km、首都東京は200kmですから、まさに列島全部が放射能まみれだと云う印象を与えてしまいます。外国人は帰国するのは当然かも知れません。
確かに「福島原発放射能アジア全体に飛散」の新聞見出しはインパクトがあります。
しかし新聞の大事な中身を読みもせず、その見出しを見ただけで風評が伝播するもののようです。

事実を報道するマスコミの使命は、不安の煽らない仕方も充分に吟味すべきです。
「原発放射能の飛散拡大に最大限の努力を」これなら中身が同じでもインパクトが弱くなりますがマスコミの使命は果せます。一般紙にスポーツ紙のような見出しは必要ありません。

写真は、先週撮った真新しい羽田空港国際線ロビーの和風店舗エリアの入り口です。
せっかく奇麗に造り上げた店舗エリアですが外国人の数はゼロ…
一日も早い原発の終息を念じます。
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大震災は日本人がチームになって…北斗市

2011-04-08 17:42:16 | ファース本部
昨夜の余震、震度6強の地震は、被災地でもない北海道でも大きな脅威でした。
今朝の弊社朝礼での3分間スピーチ当番は、女子社員でした。
彼女はこのスピーチで、北海道に居ながら昨夜の余震で怖くて身体の震えが止まらなかったと語っています。

この大震災で家を失い、津波に家族を失いながら避難所で暮す人を気遣っていました。
その東北の人達は、北海道よりはるかに大きく、もっと頻繁に起きる大余震の中にいます。
彼女は3・11の恐怖感が消え失せない中、昨夜のような大余震でのメンタル面の事を心配していました。

今回の東日本大震災は、この規模なので大余震が1年近くも続くと言う事でした。
しかし震度6強もの大余震を予想した方などはいなかったようです。
次々と東日本沿岸を襲う地震と津波の恐怖ですが、この地域に暮らす人々の心身の強さには本当に感銘致します。

この地域における本当の復興とは何かを思考すると…
先ずは原発事故の終息こそが先決です。それには現在、関係者の方々が死力を尽くしております。
この原発事故は、天災ではなく人災だ、など様々な意見が飛び交っています。
しかし発生してしまった事故を色々云っても何の解決にもなりません。
私達は、この試練を今後の教訓に生かす事こそが為さねばならない事なのでしょう。

日本人がチームとなり、被災地のために何が出来るかを真剣に思考する事から始めましょう。
普天間問題も、沖縄の問題ではなく日本全土の課題だと日本人全員が意識した時に、おのずと解決法が見つかりそうです。
この大震災も日本人1人1人が自分達だって被災者になり得る可能性があり、自分の事として思考すると解決策が見つかりそうです。

画像は一昨日の上磯中学校入学式です。
新入生徒数242名、将来を担う子供達が入場する光景です。
新学期から赴任した新しい校長先生は、私がこの学校のPTA会長時代の教師だった小笠原正司さんです。

小笠原先生とは20年前、当時の若い先生方と一緒に「チーム日本」を創ろうと語り合った事がありました。
身心ともに強靭な「チーム日本」の構築を…雨の上がり夕焼けが綺麗な北斗市です。
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震災便乗ビジネスに注意を…函館~北斗市

2011-04-07 17:51:19 | ファース本部
被災地に存在した合板工場が被災して一部の製造ラインが止まったままになっています。
本格的に始まった仮設住宅で使用する合板類も極端に品不足になっているようです。
しかし合板類の所轄官庁の林野庁は、品不足にならない供給量が確保できると断言しています。

林野庁関連の団体が発行する業界紙にも、この内容が詳しく掲載されておりました。
国土交通大臣も5日の記者会見では「業者の売り惜しみや買い占めが原因の場合、断固たる法的措置をする」と述べました。我国には1973年に制定された「買い占め及び売り惜しみ防止法」と言う法律があります。

生活関連物資が高騰する場合は、所管大臣が業者に売り渡し命令を出せます。
国交省大臣は、悪質な業者の場合、氏名公表するとまで言っております。
この中で私達のようなFC本部には、合板の大量購買を薦める案内が多くあります。

合板価格は、工場被害で値上がりしております。
便乗商法の業者は、今後の復興特需で更に品不足となり価格高騰になると不安をあおります。
その上で船積み合板を、大量購入するように薦めてきます。このような震災便乗商法には惑わされない事です。

仮設住宅や復興需要に使用する合板などの不足分は、行政が輸入などで手配するとしています。
私達が、通常使用する建築資材を品不足にさせない措置を講じているようです。
先物買の投機の便乗商法は、法定な改善措置で購入物品が暴落する事も在り得ます。
人の不幸に付け込んだ震災便乗商法は、社会的に断罪が為される事になるのでしょう。

さて今日はファース本部本社で今年度1回目のファース検査員講習を行いました。
写真は、私の隣から福岡県田川市の井上英行さん、愛知県東海市の片野宏紀さん、福岡県田川市の中村省吾さん、愛知県知多市の山口公士さん、北海道中標津の鳴海和生さん、同じく田中徳行さんです。
今日は熱計算の仕方など、専門分野の徹底研修を行いました。明日は講習試験もあります。

受講者は様々な情報を受けて衝動買いなどには及びません。
北斗市はこの夕方になってからかなり強い雨になりましたがこれから受講者と懇親会に…
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