豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

高温多湿に堪える家…北斗市・本社

2023-07-31 17:36:29 | Weblog
高温多湿に堪える家…北斗市・本社
7月31日明日からは8月ですが、まさに盛夏と云える季節です。
今日も関東以西は35度以上の猛暑となっています。
このファース本部のある道南の北斗市ですが一時的な豪雨、気温は25度前後です。

北海道で雨が降るくらいなので日本列島は、まさに高温多湿となります。
北海道は気温30度でも湿度が低いので何とかしのげるのですが、気温30度、湿度80%のときも。
本州で頻繁にある気温30度、湿度80%時は、実質的に湿気が顕熱(気温と同数)30度に匹敵します。

つまりは合わせて60度の場所に身を置くことと同じなのです。
もちろん潜熱ですから直に+30度ではありませんが、人の身体から熱を奪わなくなるため、発汗作用が働かず、熱中症を引き越す確率が高くなります。

気温が上がれば湿度が下がるのが道理です。
これは気温と云う湿気を抱える器が大きくなるため、必然的に割合(%)が小さくなります。
本州の気温が高く、更に湿度も高い現象は亜熱帯気候とも云えそうです。

亜熱帯地域には、冬も乾燥季もありませんが、本州にはカラカラに乾燥して空っ風が吹く冬もあります。
私達のような日本列島全域の気候を考慮しての住宅システム研究開発は、この総ての要件を担う仕組みづくりを行っています。

ファースの家は、高温多湿や寒冷乾燥などの外部環境に左右されない住宅システム。
画像は、まさに外気に影響されない断熱、気密性能を担保するための樹脂層構築の様子です。

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半導体不足がファースの家にも…北斗市・本社

2023-07-30 14:16:35 | Weblog
半導体不足がファースの家にも…北斗市・本社
コロナ過とロシアのウクライナ侵略で平素の供給網(サプライチェーン)は、様々な業界に影響を与えています。
コロナ過は、パンデミックですから致し方ないのですが、ウクライナ侵略は最悪です。

たった一人の偏屈な独裁者をリーダーに持った国家は、無垢な人々を殺傷する戦争を勃発させるのです。
色々な理屈を言い立てる識者もいるのですが、侵略行為は許されません。

少なくともウクライナ侵略戦争が無ければ、半導体不足など生じなかったでしょう。
半導体は造れるのですが、サプライチェーンの停滞となります。
私達ファース本部が供給する、ファース工法の空調コントロールユニットが造れません。

画像は、コントロールユニットの裏側にある半導体ですが、これが入手できないのです。
とりあえず総ての配線を終え、仮スイッチでファース工法の空調設備を稼働させています。
地球の反対側で起きている戦争は、私達が使う部材にも影響を与えています。

ファース工法用の空調設備は、お施主様もウクライナ情勢を知っているので協力して頂いております。
それよりは、何の罪もない子供や一般人の殺傷が最大の罪悪です。
ウクライナの人々を恐怖に貶め、罪のないロシア人に苦痛を与えています。

なおかつ半導体不足で困窮する人々を作り出しているのです。
平和とは、地球上に暮らす人々の総てが笑顔でいられることなのでしょう。

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大工さんが設計施工のファースの家…北斗市・本社

2023-07-29 16:03:08 | Weblog
大工さんが設計施工のファースの家…北斗市・本社
ファースグループの加盟工務店には、大企業が存在しません。
地域に密着して建築したお施主様と生涯の付き合いの出来る家づくりを目指しています。
それには、家を売るのでなく、建築して施主と一緒に育てる思考が無くてはなりません。

ハウスメーカーとは、製品の製造加工と販売を行う企業を云います。
この企業とは、営利を目的に経済活動を行う会社のことです。
地域工務店ももちろん営利を上げますが、それより優先しているのは、施主との関りです。

メーカーと異なり地域密着型工務店は、家を建築してからのメンテナンス体系によって次の仕事が受注できる業態を取っています。
一昨日に訪問した宮崎市内の大塚工務店さんは、代表の大塚信夫さんは根っからの大工さんです。

墨壺(すみつぼ)を持ち、鑿(のみ)や鋸(のこ)を使って木材を刻み、家を造ります。
このようにして建築する家が、たまたま「ファースの家」だっただけです。
これは、大塚工務店だけでなく、仲の良い宮崎県内のFAS加盟工務店の総てに云えます。

小さな工務店ですが、ファースの家を建築する限り完成保証をファース本部が行います。
また不具合が生じたときは、加盟工務店を通じて対応策を練り上げます。
ファースグループ工務店が建築する「ファースの家」は、全館省エネ輻射熱冷暖房の家です。

画像は、大塚工務店さんの建築したファースの家を撮りました。
家づくりを計画の方は、どうぞ安心して「健康寿命を延ばす家」ファースの家を建築して下さい。

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日本列島の大工さん…宮崎市~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2023-07-28 17:07:00 | Weblog
日本列島の大工さん…宮崎市~宮崎空港~羽田空港~函館空港~北斗市
今朝は気温32度の宮崎市にいましたが、東京乗り換えで北斗市本社に帰社してきました。
北斗市の気温29度です。湿度が少しだけ低いので体感温度は大きく異なります。
ファース工務店は、道北や道東から本州最南端、そして沖縄でも「ファースの家」を。

その多くは、代表者自らが現場に入って大工仕事を行っています。
大工さん経営者が大半であり、昨日お伺いした宮崎市の工務店さんの岩切さん、大塚さんも大工さんです、カワコウさんは設計者から工務店経営者になりました。

このようにFAS加盟工務店は、およそ3分の2が大工さん経営者です。
それも自らが大工仕事を行っています。
宮崎の大塚社長や岩切社長は、早朝に現場仕事を行い、暑い昼間にサーフィンで海に入るそうです。
それぞれの工務店経営スタイルがあるものです。

北海道も海に囲まれているのですが、海に入れる季節は極めて短いため涼み方が違います。
写真は、先ほど帰社してフクチホームの木工場で仕事をしていた大工さんを撮りました。
左から大工の小林有君、棟梁の入口賢二君、サブ棟梁の末松智和君です。
北海道北斗市は、道南に位置するのですが何故か札幌などより気温が低い夏になります。

フクチホームの大工さん達も特別に夏対応のローテーションは取っていないようです。
その分は、冬場のホワイトアウト(吹雪で一寸先も真っ白)の際に内部仕事となります。
また施工現場では、除雪作業から始めなければなりません。
全国各地の工務店は、それぞれの地域の四季を楽しみながら仕事をしているようです。

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南国宮崎にファースの家が建つ…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~宮崎空港~宮崎市

2023-07-27 21:23:21 | Weblog
南国宮崎にファースの家が建つ…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~宮崎空港~宮崎市
高気密高断熱の住宅は、厳しい寒さに堪えるため北海道などの寒冷地で発祥しました。
その「ファースの家」が津軽海峡を渡り、青森県の建築が平成3年です。
ファースの家本州一号棟は、青森県三沢市の柏工務店さんが最初に取り組んでくれました。

次が秋田県で、土井建築設計さんの社長と奥さんがファース工法に興味を持ってくれます。
それから東北電力秋田支店が支店ぐるみでファース工法を担ぎ上げ、従来まで10棟前後だったオール電化住宅は、一気に100棟台をキープするようになります。

その後は、東京電力をはじめ各電力会社がファース工法を知り、工務店に推奨するようになりました。
誰かが最初に実践しなければ普及などはしないものです。
今日は、南国の宮崎市に来ていますが、本州でもっとも平均気温の高いのが宮崎県です。

北国育ちのファース工法ですが、調湿の出来る効能は夏場の蒸し暑さを解消してくれます。
宮崎で最初に採用してくれたのが、(有)ハウスケア岩切の社長、岩切辰夫さん(写真中)です。
今日は、研究開発室の藤木幸太君を伴い、宮崎市を巡り夜に岩切さんと懇親会を行いました。

九州は、この岩切社長がいなければ大きな展開に繋がらなかったことは事実です。
本日、訪問のカワコウさんの川越社長、大塚工務店さんの大塚社長も岩切さんに敬意を持っています。
また都城市には、清栄建設さんの清水社長も加わり、宮崎4兄弟と云われます。

それぞれが独自の形態で工務店経営を行っておりますが、ファース工法の家づくりを主体に掲げていることは共通しております。
今回の宮崎市の訪問は、4年ぶりに宮崎市3兄弟の変わらぬ元気さに安堵です。

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気温と湿度を…北斗市・本社

2023-07-26 18:10:45 | Weblog
気温と湿度を…北斗市・本社
今日も本州各地で35度以上の猛暑日が続いています。
梅雨明けしたとの事ですが、湿度も高いためいっそう暑く感じます・
湿度は「潜熱」と云う熱(気温20度、湿度50%ではこの50%が18.5度に相当)です。

しかるに快適な家づくりには、湿度もコントロール(管理)できる事が必須となります。
ファース工法は、平成元年の構築ですが、その3年前にオール電化住宅を構築しました。
それも湿度管理を行うためには、ガスや石油を燃焼させることが出来なかったからです。

住宅の調湿機能を保持させるには、床下に大量(約300㎏)のシリカゲル(吸放出できるように処方したファースシリカ)を敷き込みます。
ファースシリカ300㎏では、240リッターくらいの水を吸着し、必要に応じて放出します。

画像は先ほど撮った「ファースの家」のコントロールユニットですが、北斗市で珍しく外気温32度となっていました。
天井裏21度、床下21度にしなければ日射熱の入る居室を24度には出来ないのです。

この潜熱を語れる家づくりを実践するには、湿気(湿度)の出入りを完全抑制できるような、シームレス状の気密層が完璧でなければなりません。
樹脂スプレー発泡断熱工法とファースシリカで、これを成立させました。

さて、明日は宮崎県のFAS加盟工務店さんを訪問します。
この季節の気温は、北海道も宮崎県もさほど変わらないと思われます。
むしろ東京のコンクリートジャングルとアスファルト舗装からの輻射熱には適いません。

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木材加工機で地産材を…北斗市・本社

2023-07-25 17:05:18 | Weblog
木材加工機で地産材を…北斗市・本社
ファース本部本社は工務店部門を持っています。
ファース本部は、そもそも家づくりを直に行う本業だったのです。
私は、鉄骨トビ職で独立しましたが、一般の家づくりはやはり木造でした。

木材を加工して住まい空間を構築する仕事には、果てしないロマンを感じたものです。
それは、墨壺で墨付けした木材を手鋸(ノコ)で切り、鑿(ノミ)で臍(ホゾ)を彫りながら刻んで造り上げる過程に魅力がありました。

現在は、プレカット工場で完全で正確に刻まれた木材が現場に直接搬送されます。
平面図と立面図を送付するだけで、それがなされるようになりました。
木材の家づくりの魅力は、半減したように思えてなりません。

それでも増改築などの時は、弊社の大工さんが画像の木材加工機を使って刻んでいます。
この木材加工機は、カンナ仕上げ、板割、角割などの加工を行います。
ときおり、この機械を使う音が私の執務室まで聞こえてくる時があります。
3名いる我社の工務店部門(フクチホーム)の大工さんは、墨壺、手鋸、鉋、鑿をみんなが保持しており、手入れする姿を見る事もあります。

この北斗市には、地産材として道南杉が多く植樹してあります。
道南杉は、柔らかい撓りがあって丈夫で、香りの良いのが特徴。
ファース本部は、2019年にSDGs宣言をしております。
出来るだけ地産材を多く活用した家づくりを行いたいものです。

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CO2の適正量とは…北斗市・本社

2023-07-24 17:18:16 | Weblog
CO2の適正量とは…北斗市・本社
私達の働くオフィス内は、建築物環境衛生管理基準でCO2を1000ppm以内に保持するよう定められております。
画像は、ファース本部本社に設置されているCO2測定器です。

私達は酸素を吸ってCO2を吐き出しており、換気をしなければCO2濃度が上昇します。
森林など自然環境は400ppmくらいですから、1000ppmを切るくらいがベストでしょう。
CO2濃度が上昇して5000ppmを超えると心拍数や血圧が高くなり、10,000ppmでは倦怠感、頭痛、耳鳴り、息苦しさを感じるようになります。

森林は、光合成で大気中のCO2を吸収して酸素を吐き出す呼吸を。
森林の呼吸は、土壌中の微生物が有機物を分解することで放出するCO2も含まれます。
一日間では、光合成しない夜間にCO2を放出、日中の光合成で吸収します。

私達の「ファースの家」は、クリーンファンネルと云う換気システムでミクロ単位の不純物を電子式に捉える機能を持っています。
「ファースの家」は、CO2濃度測定で計測すると常に低い値を示します。
これは、「クリーンファンネル」と「ファースシリカ」の効果があるものと思っております。

外気の空気中には、カビのモトとなる菌糸(真菌)の一部が浮遊しています。
この真菌は、CO2並みの粒子なのでフィルターで捉えることが出来ません。
そのため、電気式に分解してしまうしか方法がないようです。
全国のFAS加盟工務店さんが造る「ファースの家」は、ほぼご覧のCO2で推移しています。

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開口部面積は建築基準法に…北斗市・本社

2023-07-23 14:46:32 | Weblog
開口部面積は建築基準法に…北斗市・本社
今年令和5年4月1日より開口部(窓)面積が、建築基準法で緩和されました。
従来は、「居室に必要な採光上有効な面積は原則、その居室面積の7分の1以上とする、『但し照明設備の設置や採光方法を確保の場合、その居室の10分の1までの範囲内と』と。

それでも基本的には、建築基準法で一定以上の大きさの開口部を取り付けが必要です。
もっとも開口部のない部屋は、入っただけで鬱陶しさを感じると思われます。
建築基準法では、あくまでも採光上の理由を上げていますが、北側の開口部でも自然採光用として認められます。

北側の開口部からは、直達日射など入りませんが外気に含まれる水蒸気やチリなどに反射する、天空輻射熱や天空反射光を自然採光にしていると思われます。
開口部からは、大量の日射熱を採取します。それは普通のガラス(フロートガラス)を使用した場合です。
フロートガラスは、大量の太陽光や熱を導入しますが出し易くもあります。

ガラスを多層にすることで、太陽熱や太陽光の導入と流出を抑制することも可能です。
ファース本部は、Low-E機能付きトリプルガラスの複層(合計ガラス4枚)でUA値0.23のグラスウール断熱材250㎜に相当する断熱ガラスを開発しています。

嵌め殺しなので開け閉めは出来ませんが、採光面積として勘案できます。
画像はファースの家の開口部を撮りました。
さて、今日は日曜日、少し早めに帰ります。

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木造住宅の真の寿命…北斗市・本社

2023-07-22 14:13:53 | Weblog
木造住宅の真の寿命…北斗市・本社
日本人の平均寿命は80歳くらいと云われています。
ところが住宅寿命は30年だと云う事です。
しかるに30年で木造建築物は、絶対に朽ち果てるわけでありません。

奈良の法隆寺(写真)などは、1000年以上の寿命を保持しています。
その法隆寺などの建造物は、数十年おきに解体して腐食部分を取り換えて再構築を繰り替えしているのです。

木造住宅も適切なメンテナンスを定期的に施すことにより、30年どころか100年寿命も可能になります。
私達のファースの家は、単に長持ちするだけでなく、住まいする人々の健康寿命も長くすることをコンセプトに開発しました。

家も住む人も健康でいつも明るく長生きするのです。
それには、住む家に機能や性能を持たすことが必要になります。
私達ファース工務店は、その機能と性能を兼ね揃えた家づくりを実践しています。

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北海道・季節ごとの心地よさ…北斗市・本社

2023-07-21 17:09:00 | Weblog
北海道・季節ごとの心地よさ…北斗市・本社
関東の梅雨明けは、今日か明日と云う事です。
画像は一昨日の都内ですが、気温34度、湿度80%でした。
この蒸し暑さは、特に東京都内が厳しく感じます。

街の総てがコンクリートとアスファルト舗装で固められています。
その構造物が灼熱の太陽熱を溜め込み、直達日射熱(太陽の直接熱)、大気輻射熱(大気中の水蒸気などの熱)、地面輻射熱(熱せられたアスファルトやコンクリート舗装の熱)から放熱させるため、四方八方からの熱攻めに遭います。

今日は北海道北斗市にいますが、気温24度、湿度50%です。
直達日射熱だけを防ぐと、とても過ごし易く、これが北海道の夏なのです。
その分、冬の寒さを指摘する人もいますが北海道の冬は意外と暖かい。

それは、建物がしっかりと断熱されており、暖房設備も完備しております。
加えて防寒衣類で身を固めています。
ホワイトアウトと云う猛吹雪以外は、わりと穏やかに温かく過ごせるものです。

昨日は、本州からのお客様のお供で函館山山頂に車で登頂してきました。
とても爽やかでお客様には、とても喜んで貰いました。
私は東京に11年住んでいましたが、今は北海道に居を構え居心地を実感しています。

それでも北海道北端から本州南端、五島列島の西端、沖縄南端まで「ファースの家」が建っています。
そこで地域のファース加盟工務店は、懸命に家づくりを行っているのです。
この北斗市から全国各地のファースの家ユーザーさん、FAS加盟工務店の事が気掛かりです。

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独立気泡率と断熱材…北斗市・本社

2023-07-20 17:28:53 | Weblog
独立気泡率と断熱材…北斗市・本社
樹脂断熱材には独立気泡率が断熱性能に大きく影響しております。
断熱材ではグラスウールが一般的ですが、グラスウールは独立気泡率に関係しません。
独立気泡率とは、樹脂断熱材で気泡に閉じ込めたガス粒量の割合です。

私達が使用するスプレー発泡断熱材エアクララの独立気泡率は、96%です。
100倍発泡にしますと独立気泡率が30%台になります。
空気を閉じ込めたのがグラスウール、炭酸ガスを閉じ込めたのがスチレンフォーム、私達は使用するエアクララはウレタンフォームで特殊なフロンガスを使用しています。

フロンガスは温暖化効果ガスなので、温暖化係数ゼロに近いHFOと云うガスを用います。
この独立気泡率96%とは、4%が隙間でありここから木材を呼吸させるのです。
独立気泡率を低くしますと空気と同時に湿気も往き来するため、調湿効能がでません。

96%の独立気泡率は、とても微妙な割合に処方しています。
ウレタン断熱材は、可燃性なので燃えない工夫が必須となります。
エアクララは、燃え難く処方し、同時にファイヤーストッパーなどと組み合わせています。

今日は樹脂断熱材などの素材メーカー・株式会社 トクヤマの前代表取締役会長の楠正夫さん(写真)にご来社いただきました。
トクヤマ・グループには88社の関連会社があり、ファース工法専用部材の樹脂サッシ、エクセルシャノンもその一社です。

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失敗しない家づくり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2023-07-19 17:26:00 | Weblog
失敗しない家づくり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市
家づくりは、一生涯に一度の大事業となります。
絶対に失敗など出来ません。
私は、NPO法人住宅110番や一般ユーザーからの相談に対応する機会が多くあります。

いつもテレビコマーシャルで広告を出している大手ハウスメーカーは、家づくりを考える人の興味を引く事でしょう。
そのような高度な広報テクニカルは、私達地域工務店には出来ません。

宣伝の魅力にひかれて大手ハウスメーカーで家づくりを行うにしても、実際に施工現場で仕事をする人は建主さんを知らない下請け業者です。
ハウスメーカーは、いわゆる広報活動で受注を促す仕事をしています。

受注部隊は、成功すると施工部隊に受注経緯を引き継ぎます。
つまりは組織化された家づくりとなります。
大手ハウスメーカーの殆どが上場企業であり、株主のために仕事をしなければなりません。

株価を上げるには、とにかく利益第一主義になるのが道理なのです。
技術や知見のない地域密着型工務店は、この時代に生き残ってはいないはずです。
地域密着で家づくりを行う工務店は、懸命に新情報、新技術を得て家づくりに生かします。

逃げも隠れも出来ない地域密着型工務店の経営者は、建主さんと一生涯の付き合いを行う覚悟で家づくりを行っております。
人が暮らすと色々な事態が必ず発生します。その際には挙って駆け付けるのも地域工務店なのです。
画像は長崎県で、兄弟で工務店経営を行う(株)平石工務店・社長平石孝幸さんの作品です。

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ガラスメーカーのシェア…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2023-07-18 20:08:43 | Weblog
ガラスメーカーのシェア…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内
今日は研究開発中の多機能ガラスの情報を得るため、東京都内のガラス展を視察しました。
現在日本国内のガラスシェアは、AGC(旧旭硝子)、日本板硝子、セントラル硝子の順、この三社で国内市場の9割を超えるのだそうです。

ガラスを造るのは、砂などの材料を1500度くらいの高温で溶かしてトロトロにします。
それに溶かしたスズの上を流して引き延ばす「フロート法」が主流だと云われます。
このフロート法の窯は、1基あたりの投資額が100億円以上になるそうです。

ガラスは私達が使う窓などの建築用、自動車等にとどまらず液晶ディスプレイ、タッチパネルの基盤などにも採用されます。
中でも半導体向け材料や医薬品等の競争の伴わない新分野へ移行研究を行っているようです。

液晶のガラス基板は、世界で米コーニング、AGC、日本電気硝子、アヴァンストレートの4社しか大量生産できない分野とも云われます。
新興国向けなどに液晶テレビの需要は、中長期的に伸びる傾向にあるそうです。

ガラス事業総体の世界首位は日本のAGC、板ガラスの世界シェアは18%でトップです。
今後は、半導体向け材料や医薬品の受託製造にシフトしてゆくそうです。
我々の建築用ガラスや自動車ガラスは、採算性が低いので設備投資は削減されます。

画像は旭硝子AGCのスマートフォン用のガラスの丈夫さをアピールしています。
私達の住宅産業はあらゆる部材を駆使しており、このような調査研究が必須となります。

さて、それにしても今日は、気温26度の北斗市から37度の東京に移動してきました。
昔はここに11年間も住んでいたのですが……
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畳のあっての日本家屋…北斗市・本社

2023-07-17 14:26:41 | Weblog
畳のあっての日本家屋…北斗市・本社
最近の住宅には殆ど畳を採用しなくなりました。
和室そのものは、設計段階から図面に書かれていないのです。
若い建主さんは、畳の上で寝転がった経験がまったく無いと云う方もいます。

私室は、気持ちや心が安らぐ穏やかさがあるような気がします。
ところが我家の新築住宅でも、生活の殆どが洋式化されています。
寝室のベッド、食卓テーブル、応接セットなどは椅子やテーブルです。

それでも東京にいる子供や孫たちが帰省した時のため、畳敷きの和室を造ってあります。
出張の際に和室の部屋に泊まることがありますが、畳の上に敷いた布団から起き上がる際には相当な体力が必要と感じることがあります。

昔の相撲の力士は、日本人しか強くなれませんでした。
和式の生活で寝起きして生活することで足腰が自然に鍛えられました。
洋式の生活をしてきた外国人力士には出来なかった体力増進法なのでしょう。

現在は、日本人も外国人も背活スタイルが変わらなくなったようです。
それでも和式の伝統文化は、後世に残してゆきたいものです。
純和式のファース工法の家づくりは、全国に多く存在しますが画像の畳もファースの家です。

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