先般、ホーチミンを訪れた際にも感じたことだが、気温35℃、湿度86%でも一般住宅ではクーラーを設置してはいるものの稼働させていない家の方が圧倒的に多いのです。
何故かと聞くとクーラーからの冷風が嫌だと即座に返事が返ります。
多くの家は、大きな欄間を開放し、ドアの下部に大きなスリットを付け、通風で涼をとっているようです。クーラーを設置しているのは、雨季に雨が続いて家屋内に熱気と湿気が溜まりすぎた時、一時的に稼働させるのだそうです。
ホテルやオフィスビルは冷房していますが、外に出るとメガネに結露が生じます。
彼らはクーラーの効いた空間を不健康な異空間と位置付けているようです。
ここでエアコンと書かずにクーラーとしているのは、向こうに暖房機能は不必要なのです。
日本国内では、冬場に暖房を行うため、エアコンを冷暖房機器と呼びますが、ホーチミンは、暖房を必要とする時が皆無だからなのでしょう。
もともと私達人間は、自然の中で生きてきたのですから、空気を無理やり冷やす空間は、不健康な空間と言っても過言ではないのでしょう。私なども、冷風が直接カラダにあたる空間にいると、足の爪先を氷の上においているようなキンキンと冷性的症状となります。
住宅の断熱、気密、蓄熱性能が拡充すると新型エアコンから吹き出た冷風は、構造体を冷やし、一定温度になるとドラフトと言われる空気の流れが自動的に穏やかになります。
一定温度になった構造体から放熱される冷気は、いわゆる輻射冷熱なのでカラダに負担をかけないのです。ところがホーチミンなどでは、そのような事象になる以前にクーラーの不健康イメージが観念的に定着しているように思われます。
ホーチミンだけではなく日本国内でもエアコン嫌いの人が実に多いのです。
私自身もエアコンの冷風、温風は嫌いです。然るにファースの家は天井裏のエアコンで冷気や暖気で床下、壁の中、天井裏を循環させ輻射熱で冷暖房を行うように致しました。
快適な空気の動きは1秒間に15センチ程度と言われますが、これは壁の中に暖かい空気が流れて輻射熱で室温が出来上がる際、壁面に出来る上昇気流の速度です。
写真は今日の羽田空港ですが、東京も戻った北斗市も気温20℃、冷房も暖房も不要な天候でした。さて、8月最後の出勤日の業務を終えて休養に入ります。
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多くの家は、大きな欄間を開放し、ドアの下部に大きなスリットを付け、通風で涼をとっているようです。クーラーを設置しているのは、雨季に雨が続いて家屋内に熱気と湿気が溜まりすぎた時、一時的に稼働させるのだそうです。
ホテルやオフィスビルは冷房していますが、外に出るとメガネに結露が生じます。
彼らはクーラーの効いた空間を不健康な異空間と位置付けているようです。
ここでエアコンと書かずにクーラーとしているのは、向こうに暖房機能は不必要なのです。
日本国内では、冬場に暖房を行うため、エアコンを冷暖房機器と呼びますが、ホーチミンは、暖房を必要とする時が皆無だからなのでしょう。
もともと私達人間は、自然の中で生きてきたのですから、空気を無理やり冷やす空間は、不健康な空間と言っても過言ではないのでしょう。私なども、冷風が直接カラダにあたる空間にいると、足の爪先を氷の上においているようなキンキンと冷性的症状となります。
住宅の断熱、気密、蓄熱性能が拡充すると新型エアコンから吹き出た冷風は、構造体を冷やし、一定温度になるとドラフトと言われる空気の流れが自動的に穏やかになります。
一定温度になった構造体から放熱される冷気は、いわゆる輻射冷熱なのでカラダに負担をかけないのです。ところがホーチミンなどでは、そのような事象になる以前にクーラーの不健康イメージが観念的に定着しているように思われます。
ホーチミンだけではなく日本国内でもエアコン嫌いの人が実に多いのです。
私自身もエアコンの冷風、温風は嫌いです。然るにファースの家は天井裏のエアコンで冷気や暖気で床下、壁の中、天井裏を循環させ輻射熱で冷暖房を行うように致しました。
快適な空気の動きは1秒間に15センチ程度と言われますが、これは壁の中に暖かい空気が流れて輻射熱で室温が出来上がる際、壁面に出来る上昇気流の速度です。
写真は今日の羽田空港ですが、東京も戻った北斗市も気温20℃、冷房も暖房も不要な天候でした。さて、8月最後の出勤日の業務を終えて休養に入ります。
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