豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅が大量に余っている…北斗市・本社

2024-10-24 17:02:56 | Weblog
住宅が大量に余っている…北斗市・本社
現在760万もの戸建住宅が余剰している現状は、ハウスメーカーのような量産供給が限界点に到達したと言えます。
今後は、私達地域密着型工務店にとって、むしろ優位な住宅市場の環境になりつつあります。

家の数を売る時代はとうに過ぎ去り、建主さんと向き合いながら家を一棟一棟建築してから育て上げる時代と変貌しつつあるのです。
逃げも隠れも出来ない宿命の地域密着型工務店経営は、受注、建築し、お引渡しを行った建主さまが、その施工工務店の営業マンとなって戴くような仕組みづくりが肝心となり、それが出来得るのも地域密着型工務店なのです。

住んだ建主さんの満足度を向上させるには、快適な住み心地はもとより、光熱費、メンテナンス費用などが安価に保持できる住宅性能が担保されていなければなりません。
私達ファース本部は、常に時代にフィットした住宅システムの研究開発を行っております。

ファース本部本社は、道南の北斗市(函館市の西隣町)でトラピスト修道院のある街です。
北海道でも温暖な地域で開発された住宅システムですが、今では-20度を下回る旭川市周辺にも建築されています。
湿度管理の効果が評価され、南は沖縄県那覇市にも建っています。

このように性能や機能を持った家づくりは、現在も堅調に行われています。
一方で760万棟も空き家が増え続けていると云う理由は…
それは、バブル期に「造れば売れる」と云う時代があったからです。

家を売って居なくなる住宅販売会社ではなく、「家は出来てからが始まり」と云う信条で、FAS工務店経営の地域密着型工務店の存在が再評価されています。
先般伺った福岡市のモリタ建設株式会社さんは、社員3名の小さな工務店ですが、既にしっかりと「ファースの家」の受注見込みを持っています。

知見があり、賢明で勉強熱心の方は、住宅システムを煮詰めて行くと「ファースの家」に絞られると云われます。
家余り時代でも「ファースの家」は、確実に建築されています。
そのため当方は、今日も実験ハウスでハード性能の確立作業(画像)を行っておりました。

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「#ファース工法」「#福地建装」
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純粋に応援したくなる向山じゅん氏…福岡市~福岡空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2024-10-23 17:10:51 | Weblog
純粋に応援したくなる向山じゅん氏…福岡市~福岡空港~羽田空港~函館空港~北斗市
今朝は少し早起きをして福岡空港ビジネスラウンジに向い、「FAS住まい新聞」の校正校閲を終えてからファース本部北斗市本社に帰社しました。
帰社したら社員の殆どがいないので、聴いたら「向山じゅん氏」の応援に行ったと云います。

早速、北斗市市役所前で行っていた向山じゅん氏街頭演説に間に合いあいました。
小雨模様で気温も低くかったのですが、多くの方々が応援に集っておりました。
私も最前列に陣取って、向山じゅん氏の演説に聴き入りました。

小柄で気取らない40歳の女性候補者の向山じゅん氏(画像)です。
この北海道8区は、立憲民主党の党首級大物議員、逢坂誠二氏が盤石の強さです。
また共産党も強い候補を出しており、3名で1議席を取る厳しい闘いです。

向山じゅん氏は、「未来をともに」をキャッチコピーにしています。
小学生の子育てを行いながら、ハーバード大学で学んだ政治経済学を政治に生かそうと立候補しました。
演説を聴いていると自民党云々、野党がどうしたなどと無関係に感じます。

純粋にこの道南を「未来ある地域にする」との強い意志が伝わります。
その濁りのない純粋さは、聴いた人々の心に残ったと思われます。
北斗市市議会の若手議員、佐々木亮さん、伊藤洋平さんなどが、演説会を仕切っていました。

「若輩の新人には何も出来ない」と云う批判が多くあります。
私も21歳で起業した時は、「若輩に何も出来ない」と同じことを云われました。
誰にも若輩の時代があるのですが、志を持っての情熱と懸命さは、人を魅了させます。

向山じゅん氏は、彼女の主張や行動にいささかの濁りがありません。
彼女をこの道南の宝に育てたいと感じたのは、私だけではないと思われます。

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福岡市のモリタ建設さん訪問…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~福岡空港~福岡市内

2024-10-22 20:52:10 | Weblog
福岡市のモリタ建設さん訪問…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~福岡空港~福岡市内
家を売る会社の「ハウスメーカー」で働き、多くのスキルを習得してから工務店経営者になる方々も多く存在します。
ハウスメーカーでも住宅市場では、各社でも熾烈な受注競争を繰り広げています。

今日は、福岡市内のFAS加盟工務店のモリタ建設株式会社さんを訪問しました。
モリタ建設さんは、まさにハウスメーカーOBで創った地域密着型工務店と云えます。
写真は、私の隣からモリタ建設(福岡市早良区野芥7丁目19‐25)、社長の森田健治さん、工務部の松永健司さん、財務管理担当の外尾ヒロ子さんです。

3名はご一緒に、ハウスメーカーで売る仕事から創って育てる工務店にした方々です。
家づくりとは、一期一会のご縁から受注、着工、竣工、引き渡し、メンテナンス管理と続き、お施主さまと一生涯のお付き合いが必須となります。
数を売らなければならないハウスメーカーでは、担当者の誠心誠意な対応も限界があることに気付くことになります。

ファースグループ工務店の経営者の多くは、この現実に気付いているのです。
誰もが「家を売ってお終い」とする事などを望んでいません。
出来れば末永くお施主との友好的な関係は、しっかりと保持したいと思っております。

しかしハウスメーカーは、数を多く売らなければ仕組みになっているの現実です。
モリタ建設さんの森田社長はじめ松永さん、外尾さんは、一棟一棟に想いを込めて家づくりを行い、施主様と常に笑顔で接することの出来る方を選んだのでしょう。

とてもチームワークの良い工務店経営を行っておりますが、松永さん、外尾さんも含め、お取引のある方々は、森田社長の人間的な魅力にひかれているように思います。
地域密着型工務店の在るべき姿を見た気がします。

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地域密着型工務店の受注量と協力業者さん…北斗市・本社

2024-10-21 17:01:11 | Weblog
地域密着型工務店の受注量と協力業者さん…北斗市・本社
私達地域工務店の多くは、家づくりの殆どを協力業者さんに頼っているのが現実です。
それには、協力業者さん、納品業者さんとの協働関係がもっとも重要となります。
工務店経営者は、大工さんから経営者になった人も多いのですが、現場に入って作業していると経営そのものが疎かになってしまいます。

家づくりには、協力業者さんの存在が極めて大きいと思われます。
多大の情報を持っているのが、この協力業者でもあります。
小規模な協力業者でも月に何十棟かの仕事を行っております。

例えば、我社の施工現場で仕事を終えれば、ライバル工務店の工事現場へと向かいます。
協力業者さんは、我社だけでなく何処へ行っても丁寧な対応を行っているのです。
その情報量の多い協力業者から、見込み客を紹介して貰うためには要点があります。

住宅性能は、住んでからその住み心地や安心安全、省エネ性能などが備わっていることです。
ZEH仕様などの断熱性能等のハードは、特に重要な要素と云えます。
住宅性能が伴っていれば次は、ソフトで人と人との関わり方の事です。

施主を大切にする地域工務店の経営姿勢は、特に協力業者に共感させる事でしょう。
協力業者も含め人が行う現場施工での不具合などは、いわば憑きモノとも云えます。
協力業者さんを上から目線の下請け扱いをしていれば、その工務店経営者は敬遠されます。

不具合など事象があった場合は、当事者の協力業者と一緒になって要因を突き止め、事後の対応策に当たる姿勢が再事象を防止させ、施主からも評価されます。
協力業者さんが在ってこその工務店経営である事を意識していなければなりません。
画像のファースの家施工現場は、多くの協力業者さんで工事が進んでいます。

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ファース工法開発元の北斗市本社屋…北斗市・本社

2024-10-20 15:25:36 | Weblog
ファース工法開発元の北斗市本社屋…北斗市・本社
10月20日の北斗市の今朝は、気温2度、道内内陸では雪の降った地域もありました。
今年は、猛暑の夏でしたがが、秋をスルーして一気に初冬へ来たように感じます。
写真は、北斗市中野通にあるファース本部本社屋です。

このファース本部本社で住宅システムのファース工法が誕生しました。
現在は、全国各地で「ファースの家」として建築されています。
それも決して一朝一夕で出来たわけではありません。
公的認定を交付されるまでは、霞ヶ関の認定機関IBECまで5年間も通い続けました。

妻で副社長の二人が、開発資金を遣り繰りしながら、研究開発を行い、諦めかけた事などは、一度や二度ではなかったのです。
樹脂スプレー発泡断熱では、日本で初めての木造住宅の断熱気密工法でした。

「ファース工法」が認定されてからは、次々と色々な樹脂スプレー発泡断熱工法が出来て行きましたが、既成事実を確立するための試行錯誤は相当なものです。
この北斗市(当時上磯町)は、北海道でも温暖な道南にあり、氷点下20度を下回る寒冷地では使い物にならないとされました。

それを払拭してくれたのが、流氷着岸するオフォーツク沿岸、網走市の山内建設さんでした。
当時社長(現会長)の山内政光さんは、お施主を説得して「ファースの家」の初施工を網走市内に建築して頂きました。
お施主様からは高い評価を頂き、一気に津軽海峡を渡り青森県へと南下して行きました。

単に温かい、涼しいだけでなく、省エネで湿度管理の出来る「完全輻射熱冷暖房方式」が特徴の「ファースの家」は、本州最南端の大隅半島、そして沖縄でも建築されています。
棒にも箸にも係らない時代に後押ししてくれた方々こそ、真の開発者なのかも知れません。

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ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024締め切り近い公募作品を…北斗市・本社

2024-10-19 14:57:22 | Weblog
締め切り近い公募作品を…北斗市・本社
朝の豪雨があがり、傘なしで出歩けるようになった北斗市です。
今日は土曜日ですが、研究開発室の藤木幸太君(画像)が出社して作業をしています。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024の締め切りが近づいてきました。
藤木君は、加盟工務店の公募する作品の熱計算がとても多くあり、それを支援しています。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーとは、建物躯体と設備機器をセットして捉え、そのトータルで省エネルギー性の優れた住宅を表彰する制度の事です。
当初は、東京電力が中心になり、正しい断熱気密性能と電化製品の使い方を適正化するために創設された、オール電化住宅賞(ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック)としてスタートしました。

しかし、東日本大震災での福島第一原発事故を経緯に、オール電化住宅と唱えることすらも憚られる時期がありました。
当時は、昭和60年にオール電化住宅を創設した私、福地にも多くの非難がありました。
その時期から、ハウスオブザイヤーのエレクトリックからエナジーへと変更に。

審査は、温熱化学を専攻する大学の先生方を中心に審査委員会が行います。
建物の外皮、設備の省エネ性、多様な省エネ手法、普及推進の取り組みなどが評価の対象になります。自画自賛、独立独歩での省エネ性だけでは評価され難いようです。
藤木君は、FAS加盟工務店ごとの特性を表現しつつ、作品づくりに奮闘していました。

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ヘレンケ・アダムズ・ケラーの言葉と断熱ボード…北斗市・本社

2024-10-18 17:04:02 | Weblog
ヘレンケ・アダムズ・ケラーの言葉と断熱ボード…北斗市・本社
「もしこの世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」
この言葉は、ヘレン・ケラーの遺した有名な格言となっています。
ヘレン・ケラーとは、視力と聴力を失ったにも拘らず、努力して教員を務め、作家としても多くの作品や格言を遺したアメリカ人です。

冒頭の格言は、「世の中に苦難等の辛い事があるからこそ、小さな喜びでも勇気となる」と、云いたかったのだと思われます。
穏やかな平和は、厳しい現実を乗り越えてこそ生り遂げられるととも解釈できます。

私達凡人は、盲目で聴力を失った時点で社会的存在感の在り方を諦めてしまうと思います。
ヘレン・ケラーは、その逆境を力にして社会貢献を成し、今日までその名を残しています。
何があっても諦めない事こそ、まさに為せば為ると云う意味を示しています。

彼女は他に「世界で最高の美しいものたちは、見ることも降れることもできない。しかし心で感じることができる」と云う言葉があります。
美しさは、目で感じるのでなく心で感じるものだと云う意味なのでしょう。

私達健常者は、ヘレン・ケラーの遺した言葉から多くの気付きを得ることができます。
美しいことは当たり前でなく、その美しさを保つため、多くのかかわりが必須でもある。
今日も一日を坦々と過ごせたことに感謝できる人こそ、ヘレン・ケラーの言葉の意義に気付ける人間であるように思われます。

画像は、ファース工法の外断熱に用いる専用断熱パネルです。
この断熱パネルの開発は、外側を遮熱効果、内側をスプレー発泡断熱材の密着し易くした素材で構成しました。これはまさにヘレン・ケラーの心で感じるハードが動機となりました。

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自公連立政権と女性政治家…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社

2024-10-17 17:07:47 | Weblog
自公連立政権と女性政治家…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社
今日10月17日午前は、新橋駅近くで行っていた「鉄板展」を見てきました。
トタン板など金属製の板が、サンプルだけで2000枚くらいもありました。
担当者は、加工のし易さがマーケティング戦略で重要だそうです。

新橋駅前機関車広場は、サラリーマンが多く乗り降りし、テレビニュースのインタビューの際は、ここの場所が使われる回数が多いようです。
その機関車には、10月27日投開票の衆議院議員選挙の告知板が掲げられておりました。

北斗市本社に帰社したら北斗市総合文化会館前で、公明党の街宣車で自民党の「向山じゅん」候補の演説会を行っていると聴き、掛けつかました。
公明党の北海道選出の衆議院議員、佐藤英道先生(画像中)、函館選出の道議会議員、海野真樹先生(画像右)、それにこの8区からの衆議院議員候補である「向山じゅん」さん画像左の街頭演説を聴いてきました。

ANAの飛行機で帰社したばかりでしたが海野真樹議員は、北海道の翼「AIR DO(エアドゥ)」の客室乗務員から道議会議員となった女性です。
総合商社でキャリアウーマンの経験を持つ「向山じゅん」さんとは、経歴が似ています。

日本の政界は、先進諸外国と比べても女性議員の比率が低いと云われます。
「政治を変える」が今回の選挙のテーマでもあり、既に道議会議員で活躍している海野真樹先生の応援は、向山じゅんさんにとって大きな励みになったと思われます。

さて、東京から帰社したのですが、宿題も多く抱えてきました。
一つ一つ丁寧に片づけて参りたいと思います。
これは、私達が政治家に求める事と同じ「一つ一つ丁寧に」が必須です。

また10月27日投開票の衆議院議員選挙は、既に期日前投票が可能なので、一票を大切にそして有効に活用したいと思います。
また優秀な女性政治家を多くすることは、時代の流れでもあります。

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可能性を秘めた前橋工科大学…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~前橋市~東京都内

2024-10-16 19:06:55 | Weblog
可能性を秘めた前橋工科大学…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~前橋市~東京都内
東京駅から新幹線で高崎駅乗り換えの両毛線で前橋駅、1時間余りで群馬県庁所在の前橋市。
この前橋市立の大学が前橋工科大学、つまりは公立大学です。
この大学は、群馬大学・前橋商工会議所との間に、科学技術の振興及び地域文化発展を目指す協定を結んでいるそうです。

この官学は、医療・健康・福祉・環境等についての相互協力と、構成員の交流など地域文化発展のための教育研究の相互協力、及び学術交流の実現を目指しているのです。
人口33万人の街で市立の大学を持つのは、稀なケースと云えそうです。

日本全国には、2024年度796校の大学があるそうです。その中で中核都市の市立大学は、旭川市立大学、青森公立大学、秋田公立美術大学、「前橋工科大学」、高崎経済大学、金沢美術工芸大学、岐阜薬科大学、福山市立大学、下関市立大学、宮崎公立大学があります。

このなかでは、前橋工科大学の官民学がこれほど密接に連携しているのは稀だと思います。
前橋市民からの強い支持に裏付けされているからでしょう。
大学は、建築学、都市学、環境工学、情報学、生命工学の学部で構成されているようです。

私達の仲間で前橋市のFAS加盟工務店、山崎建設さんは、現場活用の協働研究などを実施しいます。そのご縁でファース本部は、空気清浄換気扇等の共同研究を行っています。
今日は、建築学科の三田村輝章先生提案の「シリカゲル活用換気扇」の打ち合わせで訪問。

この大学は、市民との融合を図るため敷居を低くしているのが特徴のようです。
北海道北斗市から函館空港、羽田空港、モノレールで東京事務所のある浜松町、東京駅から新幹線で高崎駅、両毛線乗り換えで前橋駅、タクシーで前橋工科大学訪問は結構な道則です。

しかし、帰りは三田村先生が自家用車で駅まで送ってくださいました。
画像は、学生たちが創り出した想像上の模型都市の前で三田村先生と撮りました。
また富士シリシア化学のファースシリカ開発者と連絡が取れて、収穫の多い訪問でした。

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セメント積み出し埠頭と函館山…北斗市・本社

2024-10-15 17:12:11 | Weblog
セメント積み出し埠頭と函館山…北斗市・本社
住宅システムの創出などと崇高な理念などは全くなく、ひたすら稼ぎを増やそうと青函連絡船の船底にある3等室で津軽海峡を渡りった事を想い出します。
画像の函館山の左裾には函館桟橋があり、そこから青函連絡船が4時間半かけて青森港に到着しました。長い連絡通路を通って青森駅から特急はつかり号で上野駅まで12時間です。

画像の右から突き出た埠頭は、太平洋セメント(当時はアサノセメント)上磯工場からのセメントを直接に積み込めるようになっています。
当時は、セメント積載列車が上磯工場に乗り入れており、その列車がそのまま線路の繋がった青函連絡船に乗船し青森港、青森駅そしてそのまま本州に送られておりました。

私の父は、このセメント工場を敷設するために赴任されたエンジニアの役員でした。
父の上磯町での生活は、短期間のようでしたが母と知り合い私達兄妹が生まれます。
早々に父は、この地を離れ私達は母の手で育てられました。

父が僅かに残した田圃で、母は農業で生計をたて、私達を育んだのです。
まさに私達兄妹は、極めて貧農の子供達でした。
大会社の重役で金回りの悪くない父は、その大半を関東に広大な土地を持っていました。
農地解放と云われる戦後の政策で、父が持っていた関東の土地は人手に渡りました。

その父が僅かに遺した土地を母が護り、貧しさを克服するため、この津軽海峡を渡りました。青函連絡船の3等室で津軽海峡を渡り、東京で福地建装を創設したのです。
長姉の励ましと、次姉が出してくれたお金があってこそ……

この画像を眺めると、あの時代の光景が走馬灯のように脳裏に浮かんできます。
もちろん、多くの方々からの支援と協力のあった事は、疑いようのない事実でもあります。
お陰様で現在は、全国各地に「健康寿命を延ばすファースの家」が建築されています。

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晩秋の青空に飛行機雲が…北斗市・本社

2024-10-14 14:57:08 | Weblog
晩秋の青空に飛行機雲が…北斗市・本社
今日は10月14日、「スポーツの日」祝日です。
会社は休みですが、研究開発室の藤木幸太君がハウスオブザイヤーの全国のFAS加盟工務店が応募する作品のサポート作業のため出社しています。
熱計算書添付のため、チェック作業には相応の時間を要します。

当方は日本住宅新聞と工業出版社へのコラム執筆を行っています。
パソコンに向かっていると、肩と背中の筋肉がコチンコチンに凝って硬くなります。
時間をおいてから外に出て、深呼吸をしながら大空を眺めるようにしています。

画像はまさに北斗市本社上空です。
この北海道北斗市の上空は、札幌新千歳空港から羽田空港など本州便の殆どが此処を通過して行きます。また国際便の空路でもあるようです。
晩秋の青空には、飛行機雲の筋が見えます。

大空を眺めていると眼の疲れを癒す効果もあるそうです。
コラム執筆は、書く文章を絞り出す思考力と、パソコンに打ち込む際の眼力も。
肩が張り、背中も硬くなるのでしょう。

大空を眺め、真北に見える大沼の駒ケ岳、南東に見える函館山を見てコリをほぐしています。
今日スポーツの日は、少し早めに会社を引き上げます。

 「#ファースの家」「#北斗市」「#函館市」「#断熱」「#気密」「#全館空調」「#空気サラサラ」「#SDGs」「#LCCM住宅」「#ZEH住宅」「#健康寿命を延ばす家」「#スポーツの日」
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ファース本部の敷地の理由…北斗市・本社

2024-10-13 16:33:09 | Weblog
ファース本部の敷地の理由…北斗市・本社
39年前に当時の上磯町総務から来社依頼の要請がありました。
当時のファース本部事務所は、幹線道路沿いの物置を改善して事務仕事をしていました。
大工さんの刻み仕事は、プレカットなどなく自宅の倉庫で行っていました。

画像は、現在幹線道路側から福地建装本社の敷地に入れる入口です。
この広い敷地は、当時の上磯町立上磯中学校が築100年近くにもなり、それを新築校舎にしたいが、敷地が足りなく、当時農地だった敷地にわたりを付けて買い付けしたそうでs。

その敷地に新校舎を建造するには、大型トラックの出入りする道路が必要だと云う事です。
現在の本社前の通学路は、確かに大型自動車の交差には難儀しそうな道幅です。
このあたりは、農業振興法の枠に入り、農地を潰して建造物などできません。

しかしながら行政が行政執行のためには必要だとすると、開発行為手続きの順序をつむと教育行政のため、農地転用が農業委員会で認められたと云う事です。
その校舎新築に伴う取り付け道路の施工のため、我家の農地の転用も認可されたそうです。

我家は、元々農家であり幼いころに農業収入で生活をしておりました。
父は元々、セメント会社の重役で転勤族でしたが地元にいる母の実家が大農家で、間近あるため、ここに1町5反(4500㎡)の農地を購入しておりました。
その父が早死にしたため、母は1町5反の極めて小さな農家で私達を育んだのです。

1町5反では、生活が出来ないため当方は鉄骨トビ職との兼業農家となりました。
このままではどちらも中途半端になる事を危惧し、農地の実質的な耕作を友達にお願いして鉄骨業から住宅施工業へと業態も変わってきました。

その延長で現在は、地域密着型工務店、住宅システム研究開発業務、住宅システム全国フランチャイズ展開と云う職種になっています。
この西側からの入口を入る時には、そのファース本部の歴史をよぎる場合があります。

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熱計算の事ならファース本部に…北斗市・本社

2024-10-12 15:52:44 | Weblog
熱計算の事ならファース本部に…北斗市・本社
公的な省エネ関連の補助金を得るには、相応の熱計算書を作らなければなりません。
図面から外皮に面する広さを拾い出し、そこに使用する断熱材の熱伝導率と暑さで熱抵抗値を割り出し、その逆数が逃げる熱量となります。

家全体から逃がす熱(総熱損失量)を延べ床面積で割った数値が熱損失係数(Q値)です。
先ずはこのQ値を弾き出し、その数値を基にして熱計算書を作成することになります。
この七面倒な計算を難なくこなしているのが、ファース本部研究開発室の藤木幸太君です。
今日は土曜日ですが、今月中に締め切りとなるのがハウスオブザイヤーへの公募期間。

相当な手間が掛かるのですが、このノミネートには正確な熱計算書の添付が必須です。
審査員の先生は、大学教授などが当たるため完璧に正確な計算書が必要となります。
FAS加盟工務店に「ハウスオブザイヤー授賞」のインセンティブを持たせたいからです。

「ファースの家」は、当該授賞に必要な温熱性能は総て担保されています。
公募作品の総ては、一定以上の温熱性能が確保されている事が公募要件を満たしています。
したがって温熱性能を、いかにして生活空間に住み易く生かしてかなども重要です。
費用対効果の分析なども対象になると思われることから、性能を引き出す工夫も必要。

単なる熱計算書の計算だけなら、事務的に出来るのですがその解説には、情緒的な表現力も審査員の先生方にアピールされることになります。
以前は当方が行っていた作業なのですが現在は、研究開発室の藤木幸太君(画像)の方が、要点をしっかりと抑え込んだ申請書をつくってくれています。

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時代に合わない換気法…北斗市・本社

2024-10-11 17:13:11 | Weblog
時代に合わない換気法…北斗市・本社
建築基準法28条2項には、建築物の居室に換気のため窓などの開口部を設け、その換気に有効面積が居室の床面積に対し20分の1以上にしなければならないと規定されています。
更に換気回数0.5回/h以上の機械換気の設備を設置しなさいと義務付けされています。

この換気法は、省エネ政策に大きく逆行しているとも云えます。
換気を行う目的は、シックハウス症候群の要因とされるホルムアルデヒド対策でした。
換気では、VOC、ホルムアルデヒドも含む空気汚染物質を家屋内から廃棄する目的です。
つまり換気とは上限のない、0.5回以上ですから外気と同等にしなさいと云う事です。

住宅の気密化を行うのは、換気計画で換気経路を確立して家屋内の汚染物を排出します。
同時に暖房で温めた温熱も、冷房で冷やした冷熱も排気してしまうのです。
私達は、シリカゲルを専用処方、ファースシリカで湿度50%くらいに一定化させています。
その温熱、冷熱、一定化された程よい湿気も「換気法」で台無しになります。

それでも法律を順守するのが国民の務めですから、0.5回の換気回数を機械で実践できるように装備を整えなければなりませんでした。
そこでファース工法は、熱交換式換気扇で96%の熱回収の出来る装備を設置しています。
建築する住宅の容積に合わせて容量を計算、設置して法律をクリアしているのです。

そもそも現在は、国内でホルムアルデヒドなどVOCを含んだ建材など製造していません。
極めて安価な輸入材には、VOCの含んだ建材があると云われます。
少なくとも地域工務店は、VOCの含んだ建材を使用するなどしたら一気に淘汰されます。

今日もファース本部の研究開発室では、FAS加盟工務店から依頼された換気計算を行っています。総ては、0.5回以上換気できる熱交換式換気扇(画像)で対応しています。

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高気密高断熱性能の家は快適なのか…北斗市・本社

2024-10-10 16:31:46 | Weblog
高気密高断熱性能の家は快適なのか…北斗市・本社
来年2025年より、次世代省エネ基準が義務化となります。
現在は、「省エネ性能の説明責任の義務化」なのですが、殆どの工務店は実践していません。
ところが来年からは、基準を満たしていることを証明する「温熱性能計算書」を確認申請書への添付が必要になりそうな気配です。

熱計算書は、採用する断熱材の厚さを熱伝導率で割り、熱抵抗値(R値)を求め、その逆数が熱貫流率(U値)となります。
U値とは、気温差1度の時に放熱する熱量ですから、それに部位面積と気温差を加味すると逃げる熱量を計算できます。

更には、窓などの開口部や換気や隙間から逃げる隙間相当面積係数(Ⅽ値)を調べます。
この床面、壁面、天井面(屋根面の場合もある)、開口部、換気と隙間から逃げる熱量のことを「総熱損失量」と云い、それを延べ床面積で割った数値が熱損失係数(Q値)です。
Q値が解れば、それを外気温と家屋内温の温度差を掛ける事で光熱費も計算できます。

熱伝導率の優れた断熱材を用い、充填施工を丁寧に行うことで断熱効果を得られます。
優れた断熱材でも充填状況が悪ければ、断熱効果は半分以下に落ち込む場合もあります。
したがってQ値は、計算上の数値であり、施工後の断熱性能を担保するには施工法も重要。

言葉だけの「高気密高断熱」ではなく、中身の伴った家づくりをしなければなりません。
特に温熱性能は、外観や内観、キッチンセットや家具、建具のように目で見せることが出来ないため、後手後手になり易くなります。

温熱性能は、数値だけでなく実際に省エネで快適か否かを確かめなければなりません。
それには、実際に高気密高断熱で建築して住んでいる方に確認する事が最も賢明です。
画像は、ファース本部工務店部門フクチホームの作業場ですが、全国各地のFAS加盟工務店さんと同様に地域工務店に徹しながらの家づくりを行っています。

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