豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

年度替わりは別れと出会いの時期に…北斗市

2013-03-30 15:16:33 | ファース本部
今日は3月最終末です。
定年や転職、転勤などの理由で職場を離れる人々が多くおります。
私が学校評議員を務める上磯中学校からも卒業して行く生徒達と、多くの先生方が新しい職場などに旅立って行きました。写真は先ほど撮った上磯中学校正門前です。

また調停事件を一緒に担当した家庭裁判所の裁判官、調査官、書記官も旅立ち、任期を終えた調停員の先生方は、昨日がその退任式でした。
卒業した生徒の代わりに新入生が。転勤、転校した先生の代わりに新任教師が。裁判所の裁判官、書記官、調査官も新任する人との出会いが待っています。

後ろ髪の引かれる思いで旅立って行く人々がいて、寂しさを堪えて見送る人がいます。
誰にも出会いがあって、そして必ず別れがあるものです。
そうです。別れは誰にも必ずあるのです。
年度末の別れ、帰省して帰る別れ、表敬訪問での別れなど別れの形態は色々。
しかしこの別れの共通点は、いずれまた何処かで会えることの出来る別れです。

絶対に二度と会うことの出来ない実に悲しい別れもあります。「死別」です。
人は生まれた時から死ぬ運命を抱えています。誰にもまたこの死別と云う別れがあります。
だからこそ、再び会える別れなどは建設的な別れとも云えそうです。

昨今は若くして亡くなる有名人も少なくありません。
平均年齢をはるか前にして亡くなるのもまた運命だとすると日々を充実させ、悔いのない時間を過ごすことなのでしょう。

春休みを利用して一週間をともに過ごした東京に住む孫の穣太郎は、今日、娘(母親)が迎えに来ます。明日はこの穣太郎とも建設的な別れがあるのでしょう。
さて、今日の北斗市は、激しく雪が降ったり、突然のごとく陽射しがあったりと複雑です。この複雑な気象状態とは別れたい気分ですが。

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気候風土と日本の家づくり…函館市~北斗市

2013-03-29 17:45:30 | ファース本部
日本家屋の温熱技術は、主に気密断熱の先進国、北欧あたりから来たものだと云います。
この北欧の気候は真冬時期に湿度が上がり、夏になって気温が上がれば湿度が下がります。
その北欧の温熱技術をそのまま日本に持ちこんだところに多くの問題が潜在していそう。

日本の気候は、夏場の高温多湿、冬場において低温と極端な乾燥状態となります。
この北半球の極東に位置する地形的環境が特異な気象状況をつくる要因との文献もある。
日本家屋は、この特異な気候風土で何千年の歴史を重ね様々な工夫を施してきました。

その昔に建てられていた萱葺屋根の家屋は、屋根の萱にたんまりと雨水を溜めます。
この溜めた水分を強い夏の日差しで蒸発させ、気化熱で家屋内の熱を奪い去る冷房機能を持っていました。また冬はその湿気を居住内に補給して湿度を保ち、住まいする人のカラダから水分蒸発で体温を奪わないようにするためです。

さらに湿気を行ったり来たりさせる土壁、漆喰、木板の壁、木板の床や天井とまさに湿気管理が自然に行なわれるような構造となっていました。
木材は、動く空気に触れていれば腐食しないとの原理原則をあらゆる部分に施しています。
写真は築60年の家を手入れする際に撮ったモノです。
構造的にも見るからに頼り甲斐があります。

どんなに家づくりが進化しても日本の家屋は、高温多湿、低温乾燥の気候風土を前提にすべきです。
この茅葺屋根を構築した匠たちの技術を活かさなければならないようです。
この積年に培った匠の技を無視して行った量産方式の家づくりは、結局30年前後と、先進国で最も短期間のうちに取り壊すような家になってしまったと言えそうです。

私達は、家全体にこの茅葺の構造思想を前提にファースの家を成立させました。
空調で行う調湿効果だけではなく、家全体での調湿機能を保有させています。

さて今日は終日気温6℃前後で、いっそう春の兆しが強くなりました。
今日も家のハード研究を続けながら家庭裁判所から調停依頼の事前調査などを行ってきました。現在気温5℃、旭川2℃、東京19℃、高知

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高機能エアコンは家と使い方で、僅か100wの消費電力で全館暖房が…北斗市

2013-03-28 18:35:38 | ファース本部
北海道のように外気温が氷点下になっても、小さなファースの家であれば100wの消費電力で全館暖房が出来るようになりました。
常に人の遣らないことを実践してみるのが私達ファース本部です。

高性能エアコンは、エネルギー消費効率を極めた機種だと云えそうです。
一方、高機能エアコンと云うのは、色々な機能が組み込まれたエアコンですが、高性能エアコンと異なるのが寒冷地などの厳寒時期でも暖房が出来るような装備が特徴的です。つまり、室外機から熱を汲み出す際にフィンに霜が付き、凍ってしまわないような機能が付いています。

私達は、ファースの家の構造的な特性を生かし、このエアコンの室内機を天井裏に設置。
天井裏のエアコン周辺だけのショートサーキット現象を防ぐ仕掛け(特許出願)を行い、更にエアコン暖房熱を集熱(実用新案登録済)して床下に強制的に送り込みます。

床下を暖め、その熱が外部に面した通気層を上昇して天井裏に循環する仕組みです。
これによって床面、壁面、天井面からの輻射熱(遠赤外線)で暖房や冷房の熱を放熱します。
クオリティーの高い冷暖房が出来るだけなく、極めて省エネ冷暖房となります。

昨今はHEMSなど、電力消費量の見える装置などが使われるようになりました。
ファースの家もこのような装置で高機能エアコンの消費電力を調査した結果、25坪の小さな家なら厳寒期(外気-10℃)に100w(電灯一個分)の電力で全館暖房が出来ていることを確認。
家の大きさや外気温で消費電力が異なりますが、ほぼこの割合で消費電力が算定できます。

このような微少エネルギーで暖房が出来るとガス、石油暖房機の送風モーターの消費電力とさほど変わらないエネルギーとなります。
エアコン1台か2台なので設置費も掛からず、メンテナンスもラクで消費電力が極端に少なくて済みます。

何でも電化のオール電化から、完全なエコ電化住宅にシフトし終わった感じが致します。
写真はタッチ式で外気温、居室、天井裏、床下の気温が一目でわかるファースの家用の最新式コントロールユニットです。
さて今夜はこれから今年初のファースの家着工研修会を執り行います。

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「蟹田ってのは、風の町だね」…浅虫温泉~青森駅~木古内駅~北斗市

2013-03-27 17:33:19 | ファース本部
仕事柄、全国各地を旅する機会が多いのである。
訪れる町には、その地域特有の風情を感じるのです。
新しいくて歴史の浅い街には、街づくりに奔走した苦労の結晶が垣間見れるもの。

函館のような全国的に有名な観光地には、それ相応の景観を保っています。
一方、名もない地方の田舎町には、その田舎の風情がフィットしている場合も。
写真は今日の青森から津軽海峡線に乗って津軽半島の中央辺り、蟹田駅で停車中に撮ったのですがホームの真ん中に「蟹田ってのは、風の町だね」と書いた立派な看板を見つけました。太宰治の小説「津軽」の中の一文だそうです。

津軽半島の日本海側には風力発電のプロペラが幾つも回っています。
太宰治は風力発電を設置する、はるか前にこの小説を書いています。
木立の合間からそよそよと、海風が時はゴオー!ゴオ!と風が吹く蟹田町…この記述があります。

私は以前、この津軽半島の蟹田町には青森ビバ材の購入のために訪れたことがあります。
その時には川を遡上するシロウオの踊り食いが出来る時期でもありました。
5㎝程の透き通った生きたシロウオを飛び跳ねたまま薄味の酢醤油を掛け、そのまま口の中に放り込むのです。
口の中で更にバタバタと…旅の思い出には印象深い踊り喰いですが。

私達のように家づくりを生業にしているものは、家の建つ地域の風情を考慮することが必須かも。
風景に溶け込み、景観としてフィットし、そこに幸せな家族の営みが。

さて、昨夜は吹雪で暮れた青森でしたが、今朝は一転して快晴で朝を迎えました。
今日は、10℃近くまで気温も上がり、海峡線で帰社した北斗市も更に上機嫌な天気。
今日から始まった新築ファースの家の基礎工事に関わるスタッフ達も上機嫌でした。

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人から慕われる工務店経営者の姿…北斗市~木古内~新青森~八戸市

2013-03-26 18:59:54 | ファース本部
何をやっても憎めない人がいます。
その人の醸し出す雰囲気が既に人からの警戒心を解き解していそうです。
熱心に語る人、人のために語る人、自分のためではなく、目の前にいる人のために。

地域工務店の経営者には、普通の人とどこか異なる特異性があるものです。
それはどんな小さな工務店経営者でも、数千万円もの家づくりを行うために、数十社もの協力業者を纏めあげ、数十万個の部材を組み上げます。

その高額な家の建築を建主さんは、工務店経営者に委ねることになります。
先ずは建主様の信頼を得られなければ受注にまで至らなかったことでしょう。
また大工さんなどの職人は、それぞれが豊かな個性集団とも云えます。
更に協力業者さんも特殊な技術者と職人達を纏めて成り立っています。

工務店経営者は、建主様だけでなく家づくりに関わる人の全てを指揮する立場にあります。
このように多くの人との協力の上に、「建主さまに幸せづくりの家づくり」が為されて行くのでしょう。小さな工務店経営者でもこのように大組織のトップに君臨しているのです。

今日は青森県八戸市のFAS工務店、シーユーハウジングさんを訪問しました。
出来たばかりのファースの家スマートハウスの見学を。天井裏に埋め込んだエアコンの熱を床下に送り込み、床下、壁面、天井面からの輻射熱で冷暖房する最新バージョン。
太陽光発電、HEMS、電気自動車に蓄電する「賢い家」を社屋兼モデルハウスに致しました。

写真は私の向かいがインテリアコーディネーターの清水端美幸さん、社長の中里肇さん、ご子息でお客様担当の中里晋也さん、私の前が弊社副社長と成り行きで我孫の穣太郎も同席を。
清水端さんの見事な設計力が生きた間取りとファース機能がフィットしています。

中里さんのように自然と人から慕われる工務店経営者の姿は、一朝一夕で出来たものでありません。様々な苦労や葛藤を乗り越えて身に付けた人間力かも。
その中里社長の背中をじっと見つめる晋也君の熱心な眼差しに将来のシーユーハウジングの隆盛を見た気がします。さて、今日は氷点下の北斗市から小春日和の八戸に。
その後、青い森鉄道に乗り1時間10分、浅虫温泉に来ました。久々に温泉に浸って参ります。

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どん底だった景気が…北斗市

2013-03-25 17:36:22 | ファース本部
民主党政権から安倍第二次政権へと変わると何の政策実践を行わないうちに、その機運だけで株価があがりました。
また地価の底入れの兆しが出てきたと云います。
デフレとは、給料も、物価も上がらず、金が回らず経済が低迷する状況を云うのでしょう。

一方インフレとは物価が上がり、併せて給料も上がって消費が為され金が回ります。
高度成長時はこのインフレ状態でした。物価値上がりは庶民の生活困窮を煽りかねません。
今回はあえてこのインフレを政策的に実践しようとしています。

つまり札束を沢山刷って市中に回せば貨幣価値が下がります。
その分だけ物価は高くなります。物価が上がったままなら庶民の生活困窮を招くだけです。
しかし、物価が上がると企業収益も上がり、この収益を消費者へ報酬還元させようと云うのが目論見です。

元々、潜在力を秘めている我国ですから景気の機運が見えただけでアジアを中心とする海外からの投資マネーは増大しているようだと云います。
また金融緩和政策を実践すると云う期待感から円高から円安への進行などで日本の不動産に割安感が出ているようです。
一方、人口減や地域経済疲弊などは、構造的要因を抱えており抜本的な対策が必須です。

急激な地価上昇が住宅産業に悪影響を及ぼさない仕組みが必須であろう。
来年4月の消費税増税の駆け込み需要で一時的バブルとなれば来年4月にこのバブルは弾けます。
色々な不安要素を抱えたままの「アベノミクス」です。

その不安要素を煽り立て、何もしなければ今までと同じです。何かを仕掛けなければ光明は見えて来ないのでしょう。
景気の「気」は気運の「気」です。
気持ち、いわゆるマインドを向上させることで、この経済危機を乗り切るしか方法は無いように思われます。

さて、今日はいっそう春らしい天気となりました。
普段は札幌事務所にいる弊社の扇寿志常務が、笑顔とともに気運も一緒に本社に運んできました。

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知恵は絞れば出てくるもの…函館市~北斗市

2013-03-24 12:33:25 | ファース本部
大きな問題に直面した時には、諦めて触れないような距離をつくるか、知恵を絞って難題を解決するかのどちらかなのでしょう。
苦悩をしつつ知恵を絞って問題を乗り切れば同じ難題が再来する事はありません。
人は難題を回避する術を知っており、その回避行動が成長を抑制するとも云います。

家づくりには、知恵と工夫の動機が山積しており、それは発明に繋がる宝庫でもあります。
使い難い道具しかなかったら、遣い易くなるように知恵を絞り、現場の状況を変えるとか、道具に工夫を施すとか、使い方を変えるなどと様々な知恵と工夫が湧いてきます。

多くの方々が、使い難い道具であっても「それはそのようなものなのだ」と言う観念が固定化しおり、知恵や工夫を生み出すことをしないのでは。
人間関係も、どうしてもフィーリングの合わない人は、誰にでもいるものです。
自分がそのように思う人は、相手も自分をそのように思っている事でしょう。

人間関係も工夫次第で改善できるもの。こちらから笑顔で気さくに声をかけてみては。
思い掛けない反応を得る事があります。さりげない笑顔と声がけで普通の人の何倍も仲良くなる場合があります。人との関わりを抑制すると、その分だけ世間を狭くしている事に。

大発明も最初のきっかけは「さりげない」極めて小さな工夫から始まります。
このようなものがあれば便利だと思った時点から工夫と知恵が回り始めるのでは。
様々な情報を分析し、工務店経営にどのように工夫して活用するかにかかっています。

さて、今日は夜行列車で帰社してから小雪の降る中で地鎮祭(写真)に参加して来ました。
寒い時期から着工する工事現場には、普段と異なる知恵と工夫が求められます。
さて、35分間、氷点下の中で神事を行いましたが、来年は家中輻射熱の暖かい家の中で過ごしていることでしょう。
今日はこれより休養に入ります。

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スマートハウスを思考する…東京都内~特急北斗星

2013-03-23 19:22:05 | ファース本部
昨今、話題になっているスマートハウスとは、「賢い家」と云う意味合いだそうだ。
太陽光発電で電気をつくり、その電気を電気自動車のバッテリーに蓄電します。
太陽光は夜や曇り、雨の日に発電しませんから、自動車に積んだ蓄電池に溜めた電気で普通どおりに電気を使用できると云う事です。完全停電に陥っても3日間は大丈夫と。

この他にHEMSと云われ、使用する電力を自動制御し、使用電力の消費状態がモニター出来たりするのですが、気になるのは家自体の性能が注目されていないのです。
今日は東京ビッグサイト(写真)でのモーターショーの電気自動車ブースで「スマートハウス」に興味を持たれた方を対象にした「家の話」をする機会がありました。

殆どの方は、「電気を溜めて運ぶ自動車」『停電の時に3日間も電気が使える家』「太陽光発電の仕組み」「電気を賢く使用する家のシステム」などに興味を持つのです。
しかし、家は、断熱、気密、蓄熱、遮熱、調湿などの機能、性能を持たせるとエネルギーを70%も節約できることを知らないのです。知らないはずです、知らせていないのですから。

もともと我国の家づくりは躯体を構築する建築が元請けであり、電気水道、冷暖房などの設備は、「付帯工事」と云って下請の仕事のように見下げたような状態で推移して来ました。
今や構造躯体の中に冷暖房も含む色々な設備が一体化して家を為すようになりました。

ところがリードする役所は、建築が国土交通省、設備が経済産業省、省エネ機材が環境庁、総合省エネ機材がエネルギー資源庁などと縦割り行政となっており、所管する以外の案件には無関心なのです。この縦割りを一本化しなければ改善は不可能の様相です。
建築学者と設備学者では、異なった専門分野に立ち入らないような風習があるようです。

スマートハウス「賢い家」は、それを普及させるため、賢い人々で推進しなければ。
今日はイベント講師で参加し、優れた技術を纏め切っていない、「賢くない家づくり」の実態を見た気がします。

さて、今夜は孫の穣太郎を伴って上野駅から特急北斗星に乗り込みました。
先程、上野駅を出発して北海道に向かっています。個室寝台での移動もたまには善いかも。

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見える結露と見えない結露…北斗市~函館市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-03-22 18:17:20 | ファース本部
窓がビショビショになる結露は、何とも鬱陶しいものである。
快適な暖房空間と云われる気温は20℃湿度50%です。
この時の露点温度(結露が始まる温度)は、9℃。
つまり9℃以下の部分には結露が始まっていることに。

この同じ気温で洗濯物などを室内に干すと湿度は一気に80%くらいまでに上昇します。
湿度80%の時の露点温度は16℃ですから僅か室温より4℃低い部分に結露が発生を。
この窓ガラスや窓枠の結露を見える結露と言え、拭き取ることで大事にはなりません。

しかしながら見えない部分、例えば壁の中やモノ入れ、押入れの中などが露点温度になっていると極めて厄介な事象となります。
押入れの中は、湿った布団を入れておくと押入れ内の湿度が高くなり、外部に面する壁が露点温度なって結露を生じさせます。

グラスウールなど挿入した壁の中も例外ではありません。
外部に面する断熱材の入った壁内に湿力が掛かります。
つまり湿気は内部から外部に出ようとする力が働き、露点温度になった外皮に結露を生じさせることもあり、この見えない部分の結露を防ぐには極めて難しい技量が伴います。
見える結露は対応出来ますが、見えない結露がとても厄介なのです。

今日は、神奈川県から来社した「見える化装置」、開発会社の方々と意見交換が出来ました。
写真は弊社の実験ブースを視察して撮ったのですが、私の隣が株式会社日本トリガの開発リーダー、花家次孝さん、株式会社クロスエリアシステム、社長の内藤茂好さんです。

お二人は、消費電力の見える化装置や工事現場の見える化装置などを開発しており、ファース本部としても幾つかの共同開発する案件があります。
さて、今日は研究開発室の業務や家庭裁判所業務を終えて函館空港にやってきました。
これから東京に移動し、部品メーカーのエンジニアの方と意見交換を行います。

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急成長は急降下の予兆…函館市~北斗市

2013-03-21 20:53:07 | ファース本部
日本の太陽光発電メーカーの脅威だった中国最大手の太陽光発電メーカー、尚徳太陽能電力(サンテックパワー)は、経営悪化に伴って破綻することになったそうです。
サンテックパワーは、私達の仲間も購入するなど廉価さが際立っていました。

同社は、施正栄CEOが2001年に創業して06年に施氏が中国富豪ランキングの首位になるなど急成長しました。
しかし、市況の悪化に伴い12年3月末の負債は約3400億円まで増加し、この度の事態に陥ったようです。
急成長企業は、創業者の気概と情熱に溢れ、技術やノウハウが特化して評価され、次々とオファーがありアッと云う間に急成長して行きます。       
創業者の誰もが自分の企業は健全発展することを念じて止まないのですから拡大路線をまっしぐらの状態となります。
急成長企業は、発展増大に力を集中するため人材育成や組織構成、メンテナンスフローなどが後回しになります。
もっと陥り易いのが経営者自身の傲慢と慢心なのでしょう。

組織力の乏しい新興企業の経営者が天下を取った気分に陥った時は、既に破綻の予兆と言えそうです。
私は、このような急成長、急降下そして破綻した企業を多く目にしてきました。
自分自身も隅々までの目配せや心配りが出来ているかどうかを検証責せねば。
とは言え弊社は急成長した経験がありませんから急降下もまた無いのですが。

写真は桜が咲いている東京から来道した開発企業の方々と函館駅傍の海鮮料理屋さんで食事を行い、駐車場から撮ったものです。
今日は最高気温が-3℃の真冬日でした。
天気も急変する時は様々な兆候を発していそうです。
さて、明日は社内業務や来客対応、家庭裁判所の業務を終え、この時間は東京にいます。

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葛藤の向こうに見える幸せの光明が…函館市~北斗市

2013-03-20 18:27:21 | ファース本部
格言集には前向きで明るく元気にしていなければ光明が見出せないのだと書いています。
その通りなのですが……誰もがそのようにして過ごしたいと思う事でしょう。
しかしながら人間と云う生き物は悩むと言う特性を持っていそうです。

どんなに明るく元気にしていたいと思っていても人は、否応無しに悩む場面に突き当たります。
悩みもまた人生の1ページ、苦悩を重ねるからこそ本当の幸福の意義を実感できるような気がします。
苦悩を乗り越えてこそ真の幸福に行き当たるのでは。

広い大空、膨大な大自然をボーっと見詰めていると、人の存在の小さな事に気付きます。
関わった人々が自分の前を通り過ぎ、自分だけが取り残され、人生は寂しいもの。
人生は儚く、悲しいものなのかも知れません。

今日は家内と一緒に日本の映画を鑑賞してきました。
二本とも洋画でしたが、人の内面を描いた作品です。
特に「フライト」と云う映画は、自分自身の心の卑しさと葛藤する自分を最後は自分自身でけじめをつけると云う感動作品でした。
葛藤の末の哀しい選択こそは彼の幸せな人生を切り開くのでしょう。

私達の仲間の工務店経営者も多くの葛藤に苛まれています。
しかし、確たる信念で家づくりを行うことで最後は必ず光明を見出しています。
さて、春分の日の一日でしたが、写真は先ほど撮った北斗市本社前です。
昨日のブログ写真と見比べてください。春の雪が深々と…
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本気で称賛することに意義が…北斗市

2013-03-19 16:59:54 | ファース本部
韓国の朴大統領と日本の安倍総理大臣は同時期にリーダーとなりました。
我国はアベノミクスとやらの三本の放った矢が効いたのか(いや放つ雰囲気を見て)株価が上昇し、設備投資も増え始め、新入社員の採用機運も上がって参りました。

一方、お隣の韓国は、いまだに閣僚人事すらままならない状況が続いており、経済対策などの施策が後手に回っているとの報道があります。
その韓国のマスコミは、日本のリーダーを見習うべきだとの論評が注目されます。
これは決して皮肉ではなさそうなのですが。

他人や他国の行動や言動を批判する事で、ひと時の優越感に浸たり、ストレス解消にする場合が多いのでは。
ストレス解消のネタにされた対象者がその分のストレスを。
特に韓国マスコミは、我国の遣る事為す事すべてを否定報道に徹していたように感じたものです。

他人や他企業、そして他国などの良いところ見出す訓練はとても必要ではないだろうか。
肯定的に捉えて称賛できる事は、自分自身の自信に繋がります。
また他人、他企業、他国を称賛できることで自分自身が人間的に成長するのですから。

他人を誉めると言う事は自分を誉めることと同意語といって良いのではないか。
人格者と言われる人の共通点は、人の話を上手に聴けて、単に話を耳で聞くのではなく、じっくりと心で聴けると言う事なのでしょうか。
話を聴いて賛同する部分は称賛し、自分の意に沿わない内容があっても、賛同する部分は必ずあるものです。

口先だけの誉め言葉に感動する人はおりません。
いずれも人の話を聴く事の出来ない人には、誉める資格も叱る資格もないのではないかと思われます。
反日教育、抗日教育を受けている中国や韓国の国民は、果たして日本の安倍総理に見習えとのマスコミ論評を素直に受け止めてくれるかのだろうか。

さて、写真は本社の執務室から撮った田圃ですが2mもの雪が少なくなって一部の地べたが見え始めたようです。
春よ来い、早く来い……経済、政治、外交課題にも春が来ることを。

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勝ち負けの意味する事…函館市~北斗市

2013-03-18 15:17:37 | ファース本部
真の勝者は、敗者にたいする気遣いがしっかりと為されていることなのでしょう。
昨夜のスケートでは、浅田真央さんの素晴らしい演技に見とれていたら韓国のキム・ヨナさんのより完璧なスケーティグに脱帽でした。
普段はとても仲の良い二人だそうです。

WBC準決勝にのぞんだ「侍ジャパン」は決勝にコマを進めることが出来ませんでした。
プエルトリコ選手たちの素晴らしいプレーに称賛を贈る我侍ジャパン選手たちです。
スポーツは勝ち負けが決まった時の潔さ良さもプレーのうちなのかも知れません。

自民党支持率が上がっており、安倍晋三総理総裁の施策が具現化しそうな勢いです。
自民党の石破茂幹事長は、昨年に圧勝したと云っても大敗した2009年と得票数が大差ないことを示し、「勝ったのではなく民主党が自壊しただけ」として、自民党関係者に、浮かれ気分には絶対ならないように忠告をしています。

夏の参院選で与党が勝って衆参両院の過半数を占めると、また以前のやりたい放題の自民党に先祖返りするとの懸念を抱く有権者も多いのです。
安倍総理総裁は、「古い自民党と決別し、党改革を断行していく」と強く主張しています。
スポーツと異なり政治に勝ち負けは在り得ないのでは。

政治の世界で勝つと言うことは、政策を実現して市民や国民の安全と財産を守り、より豊かで穏やかな社会環境をつくり上げた時なのでしょう。
私達、家づくりを行う工務店経営者は、建主さまご家族の幸せな笑顔を見続けられることが勝ちを意味するのだと思われます。
さて今日は気温8℃、湿度90%、写真でご覧のような湿っぽい月曜となりました。

社内で執筆などを行っておりましたが、これから循環器科の定期健診を行い、夜は学校評価委員会の会合に参加します。

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気忙しい創業者達…北斗市

2013-03-16 17:19:20 | ファース本部
私も含め創業経営者の多くは気短、せっかち、直ぐに結論を求めたがり、移動時も早足でせかせかし、落ち着きを逸した感じの方が多いのですが。
創業者は、何もないところから事業を興します。
ビジョンを描き、具現化させ、稼動するように操作し、利益を生むように仕組む。これは時間との闘いとも言えます。

狭い日本そんなに急いで何処へ行く……創業者の一日はあっと言う間に過ぎ去ります。
お金をつくる。仕事をつくる。人をつくる。事業を組み立てる。組織を構築する。
到底、自分ひとりでは回らなくなり、家族の協力を求め、人を雇い会社が形成されます。

弊社も含め、どんな会社でも起業は最初の一人から次第に組織化されて行くのでしょう。
この起業時の創業者たちは、経営危機など微塵たりとも考えることなどありません。
大きなビジョンに向かってひたすら突っ走っているようなものです。

経営学者に企業経営の実質実務などは出来ないのでしょう。
企業経営とは学問や知識の理屈ではなく、現況を見て先を目論むのですが、直感や雰囲気などで先を嗅ぎ分ける、何とも曖昧で危うい嗅覚が必要では。

地域の小さな企業(工務店も含む)経営者の殆どが、自分の個人資産を担保に入れて資金繰りなどを行っております。
自分の企業が破綻すれば個人資産まで没収されて無一文です。
創業者は自分の会社状況は肌で感じており、小難しい数値を解読できなくとも雰囲気と感触でほぼ掌握しているものです。
経営学と経営実務は次元が異なるのかも知れません。

日本の企業の90%はこのような気忙しい創業者達が経営する零細企業で占めております。
社会的スポットを浴びる事も無く、行政の恩恵も受ける事も無く、社会を底辺から支えているのが我々零細企業なのかも知れません。
今日もセカセカと動き回っています。
さて、今日も社内業務や告別式参列の合間に買物(写真)などセカセカと。

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一宿一飯の恩義を忘れずに…函館市~北斗市

2013-03-15 21:20:26 | ファース本部
一宿一飯の恩義と云うと昔のヤクザ映画を思い浮かびます。
ひとりよがりの任侠気分に浸って勘違いをしている人も多いのですが。
しかし、ただ純真に恩を受けた人への温情を忘れずにいる気持ちは大切なことなのでしょう。
義理、人情という人間関係が昨今はとても希薄になっているような気が致します。

個人情報保護法なる法律が施行されてから、他人のことを知ってはいけない風潮になっているのでは。
この法律の施行から、他人のことは特に過敏になり過ぎて「匿名社会」になりつつあります。
一人だけでは絶対に生きて行けないのに匿名主義、秘密主義が蔓延。
人の心の開かれた社会を構築できなくなる事をとても危惧します。

「自分に優しく人に厳しい」と言う人がいます。
このような人は、自分しか見えておらず、多くの方から敬遠され不幸な将来を過ごす確率が高まりそう。
常に「自分に厳しく人に優しい」生き方をしてこそ尊敬される人間像となるのでは。

人は、他人に優しくした分だけ、自分にも優しくなれるのだと思われます。
優しさの中の優しさより本当の優しさは、厳しさの中にこそ存在するかも。
これは私自身が少年時代、一緒に過ごした鉄骨トビ職仲間から自然に教わった生き方です。

人生って厳しい事が続きます。私達の工務店経営も辛くて厳しい事ばかりが。
この厳しさの中にこそ見出した優しさが本物なのでしょう。
私達は多くの人々の支えによって生きていて、人様の一宿一飯の恩義があるから今がある。
今の時代に忘れかけている心情ではないか・・・

今日は評議員を務める上磯中学校(写真は生徒を送り出した後の校舎)の卒業式に参加し、卒業生の「お世話になった先生、仲間達の御恩を忘れずに精進する」との送辞がこのコラムテーマとなりました。
さて、今夜は親友の議会議員が社会貢献賞を受賞し、その祝賀会に参加してきました。
現在の気温+5℃、穏やかな春の先の夜がふけて参ります。

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