豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

チャンスは作り込むモノなり…網走~美幌~女満別空港~羽田空港~東京都内

2011-11-30 20:15:45 | ファース本部
「犬も歩けば棒にあたる」と言う格言があります。
うろうろ歩き回れば災難に遭遇すると云うネガティブな意味と、とにかく出歩く事で色々な良い事にも出会うと云う、ポジティブな意味との真反対の解釈が。

「失敗は成功の元」と言う格言は、犬が棒に当たったような解釈もできます。
失敗を恐れて何の行動も起こさなければ、確実に時間だけが過ぎ去り、大切な一生の授かった時間を消費してしまいます。「思っていた」と言うだけでは何も変わりません。

思ったら、思った事の計画を立てて、失敗を覚悟での行動実践が必須です。
案の定、その多くが失敗と言う試練が待ち受けています。しかしその失敗から学ぶ情報や経験は、失敗も行動もしない人の100倍以上の糧となります。

どんな厳しい環境の中にあっても出来るだけ情報を集め、知識を積んで、それに知恵と工夫を凝らせば必ずチャンスが巡って来るものです。
「果報は寝て待て」と言う格言はありますが、寝ていて果報が飛び込む確率は宝籤のよう。
この失敗から学ぶと、同じ失敗は二度と冒さなくなるものです。

今日は、網走から隣町の美幌町、山岸工務店さんを訪問し、山岸社長のお話を伺いました。
このご時世に山岸さんは、仕事が繁忙状態で色々な工夫を仕事に生かしておりました。
その後、山岸工務店さんに建具を納める㈱ビホロサッシ工業さんを訪問しました。

写真は、社長の山田英喜さんです。
サッシ業界は乱売状態にあるように見えますが、山田社長の実践行動は、この時代潮流を掴まえていました。
サッシ販売だから出来る仕組みである小回りの効く受注手法で業績を上げています。
いつの時代にもチャンスを掴みだすための行動が肝心のようです。

さて今日は、マイナス4℃の女満別空港からプラス18℃の東京に…22℃の温度差です。
明日は横浜での会合に出席を…

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親には産みの親と育ての親がいる…札幌~湧別町~網走市

2011-11-29 21:33:49 | ファース本部
私達が開発したファースの家の原型が出来たのが平成元年の頃でした。
暖かで、内部結露が起きずにいつまでも構造体も断熱効果も劣化しない家づくりをしたいと、思考錯誤を繰り返しながら辿りつたのが、樹脂断熱の現場発泡でした。

国内の断熱手法はグラスウールが基軸で、高名な学者の先生方が公表して断熱方法です。その公的な断熱手法に、樹脂断熱材をスプレー発泡するなどとは、あまりにも乱暴で無茶な方法のように見えたようです。

これを人様がお住まいになる家づくりに使用するには、環境ホルモン、可燃性断熱材の火災、木材の呼吸、断熱材下地の素材、経年による性能変化など、越えなければならない課題が山積しておりました。
私達は樹脂メーカーで東京の日清紡績の研究所に何回も足を運んで上記の課題をクリアーしました。
しかし建築業界は誰もが信用してくれません。

無い仕組みを作り上げるには、無我夢中になって行えばやがては辿りつくものです。
しかし、多くの方々の理解を得るには賛同者が必要です。
今日は道東、網走市の山内建設さんを久々に訪問しました。
山内建設さんは、ファースがまだ、公的認定の交付される前の工務店さんです。
ファースの情報発信は、まさにこの山内建設さんが中心になって育ててくれました。

このオホーツクからしだいに南下し、やがて津軽海峡を渡り、今は宮崎、鹿児島まで、多く工務店の仲間達がファースの家で家づくりを行っております。
産んだのは我々であっても育てたのは山内建設はじめ、オホーツクの面々だと云えます。
また、建主さんが工務店をサポートする「工務店ユーザー会」の発祥も山内建設さんです。

写真はFAS育ての親である山内社長ご夫妻と撮りました。
山内さまご夫妻は、22年前に初めて出会った頃と全く変わらない印象ですが当時、小学生だったご子息や娘さんも工務店を手伝っておりました。育ての親御さんは、身体も工務店経営も健在そのものでした。
さて、今日は400km以上の車移動で札幌から網走に…明日は一気に東京移動です。

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ヤクザとは狭い世界の義理人情…北斗市~函館~函館空港~千歳空港~札幌市

2011-11-28 21:38:33 | ファース本部
大相撲や芸能人、企業は、組織暴力団との関わり合いが問題となっているようです。
闇金融などで一般庶民から金をむさぼる暴力団は断じて許す事など出来ません。
昨今、企業の信用調査を行う場合は、この広域暴力団との付き合いの有無を問われます。
弊社、株式会社福地建装は、その点では限りなくグレー企業と言われそうですが。

私は鉄骨とび職から独立して会社を興しました。
私の師匠は、任侠出身のトビ職でしたが、とび職の腕の高さは群を抜く仕事人でした。
荒くれ者を束ねる頭(かしら)は、腕っ節が強くなければ到底つとまりません。
私は任侠師匠から仕事の厳しさと一緒に人の情の大切さをも学びました。
学校教育では教わる事の出来ない人間教育だったように思います。

私の周辺に当時の任侠人は皆無だとは云えませんが、本当の任侠人は自分の在り方を知っています。
現在の私達の立場を誰よりも良く知っていて近寄りません。
任侠社会とは「清水の次郎長」の時代から鳶職、纏い持ち、町内頭など十手持ちのような役割を果たしており、トビ職の世界にはその流れを汲む人々が多く関わっています。

任侠人とチンピラヤクザを一緒に出来ません。
ましてチンピラ同士の義理人情に美徳などは在りません。
しかし、どんな時代でも人の情けを忘れない美徳は身につけるべしかと…

今日は午前、家庭裁判所の調停委員としての業務を行い、午後には札幌に移動してきました。
写真はいつも移動の際に利用する飛行機の画像です。
ここから歩いて数分の場所にヤクザも任侠もチンピラも混在する大歓楽街のススキノが。

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家づくりの夢があるから明日が来る…大空町~女満別空港~千歳空港~函館空港~北斗市

2011-11-27 16:20:41 | ファース本部
大空町のファースの家・ユーザー様は、大規模な玉ネギ耕作を行う農業経営者でした。
玉ネギ農業は、市場価格や天候不調、更には大雨による大洪水などのリスクが伴います。
玉ネギ耕作に限らず農業経営は、上記のようなリスクを常に抱えているのでしょう。

付帯工事を含み総工費5000万円の家づくりは、まさに大事業に相当する事になります。
築40年の家から真に暖かい快適な家を夢見て来たと云います。その建主さまの笑顔がその満足感を表しているように思います。(写真は今朝、撮った大空町ファースの家)

私達工務店経営者も慎ましくも、家族、社員、建主さん、協力業者さんと、いつも笑顔で過せるような安定した経営を行う事を願望として持っています。
現場で働く大工さんに聞いたら、「小さくともファースの家に住むのが夢」だと云います。

協力業者の設備屋さんに聞いたら「仲間が住んでいるファースの家を3年以内に」と。
今日は空港で建材メーカーの営業マンとお会いしました。彼もファースの家に住むのが夢だと言ってくれました。彼も大空町に建築したファースの家に建材を納めています。

「ファースの家は高額だから建築出来ない」と最初から諦めている方もおられます。
確かに建築時の坪単価は6万円ほど高くなりますがローンを組んだ場合は、光熱費の差額で埋められます。更に湿気を除去する機能でメンテナンスコストや大幅に削減されます。

90年間大規模改修が不必要との公的な合理化認定が交付されて構造体が腐らない仕組みが出来ています。家づくりは建築費とランニングコストの相対関係、それに住んでからストレスを感じない快適、健康空間かどうかを思考すべきでしょう。

私達は大工さんが建主になれる「レギュラー・バージョン」や「ゴールデン・バージョン」などがありますが、ともに快適健康、超省エネ性能は同じ仕様です。
家づくりの夢を叶え、その喜びをいつまでも保持する仕組みが…
さて今日は、写真のような青空の女満別から帰社しましたが、こちらは大雨でした。

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住宅フランチャイズ方式の危うさ…北斗市~函館空港~千歳空港~女満別空港~大空町

2011-11-26 21:40:01 | ファース本部
コンビニなどの殆どはフランチャイズ(FC)方式で出店をしているようです。
そのFC本部が一括して仕入れを行うため大幅なコストダウンが可能です。
更には店舗陳列や店員指導、経営指導なども合わせて行います。
町の雑貨屋さんが自分で仕入れて、自分で顧客対応するよりはるかに合理的。

このフランチャイズ方式は、コンビニに限らず本屋、カラオケ、自動車修理、床屋などあらゆる業種に及びます。私達の行う「ファースの家」全国展開もFC方式で実践致しております。
ところがこのFc方式は、加盟金目当ての「FC本部丸儲け」と言う批判も多くあります。

特に住宅FC展開は、加盟参加した工務店の成功例が極めて少ない業種でもあるようです。
地域工務店の不得意な「受注の販促支援」を行うFCが多い殆どですが、地域工務店の経営者多くは、朴訥で営業下手、チラシの作り方、顧客ニーズなどを適格に解っていません。

多くの住宅FC本部は、その加盟を促す事ために「年間の受注が10棟出来た」などのキャッチコピーが躍ります。
しかし地域社会における住宅営業は、価格やデザインだけで競争したら、宣伝広告費や営業マン、デザイナーを多く投入する量産メーカーに敵いません。

数を売る時代は完全に終了しました。今こそ地域工務店に住宅市場を奪還する時期です。
その地域工務店の営業活動とは、地域での人付き合いなど、地域活動そのものが営業でしょう。
建主さんに好かれ、協力業者さんに慕われ、地域住民に溶け込める事が最大の営業力です。

それには、造り上げる家に確たる技術や情報、それに愛情がこもっている事でしょう。
今日は道東の大空町を訪れ、雅楽代建設さんのファースの家見学会で講話する機会がありました。
写真は駆け付けて戴いたオホーツク地域のファースの仲間達です。

私の右が雅楽代建設の雅楽代社長、左が北見市、コダマホームの児玉社長、斜里町の丹羽設計企画の丹羽社長、後右から雅楽代夫人、児玉夫人、網走、山内建設の大嶋範子(社長の娘さん)さんです。
皆さんがファース本部のハードを其々の真心に包み込み独自の工務店経営をなさっております。
私達FC本部が勉強させられる事もまた多くあるのです。

今日は40組以上も来客で大盛況でした。
石川様と言う建主さまの人望の厚さ、雅楽代さんの日頃の地域活動が評価されている証しでもあるようです。
地域工務店が「心豊かさ」が問われる時代を雅楽代さんは実践を…明日も開催しています。

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嬉しい新宅お引き渡し式…函館市~北斗市

2011-11-25 18:33:21 | ファース本部
家族のため、子供のために家を持ちたいと思い立ったのはいつの事だったろうか。
家族と一緒に土地探しや施工工務店やハウスメーカーを訪ね歩いてみました。
何社かの工務店やハウスメーカーと折衝したものの家族の想いを家にする事が難しく。
壁に突き当たって立ち止った事も一度や二度でなかったと…

今日は北斗市市内に建築した中村康介さまの新宅が竣工し、お引き渡し式を行いました。
中村さまは以前にこのブログでご紹介したご家族ですが、今日は氷点下1℃、小雪がちらつく天気でした。
写真は中村康介さんと奥さまの奈美さんが愛娘、涼ちゃん、凛ちゃんを伴ってテープカットを行ったシーンです。

奥様の中村奈美さんは、この後に床面、壁面、天井面の全てが23℃で室温と同じの家に入り「快適そうな家」より「真に快適な家」を求めて頑張った甲斐がありましたと………感極まった様子でした。

お引き渡しを行った中村邸は、湿度も50%にキープされており、玄関を入ると眼鏡が曇ります。
天井裏のエアコン暖房の暖気が床下に引き込まれる新バージョンのファースの家は、外から入ると床暖房のようにご家族がホカホカ状態で、思わずにっこりと微笑んでしまいます。
嬉しそうな中村様ご一家のこの笑顔を、末長く保持して行く責任は私達にあります。

この新築住宅のお引き渡し式を終えましたがこれからは、様々なメンテナンスフォローに対応する事になります。私達、家づくりに携わったモノにとっては、この建主さんの溢れるような笑顔が何よりも嬉しいものです。
笑顔を繋いで戴いた多くの建主さま、施工した協力業者さん、大工さんに感謝です。

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優秀な人物は表情豊かな笑みが湧き出る…北斗市

2011-11-24 18:01:42 | ファース本部
無重力状態の宇宙空間に167日間も滞在した日本人宇宙飛行士の古川聡さんが先日、笑顔と一緒に地球に帰還しました。(写真は宇宙から見た地球)
思い起こせば日本人初の宇宙飛行士は、毛利さんも笑顔を絶やす事がありませんでした。歴代の日本人宇宙飛行士、つい最近の野口さん、山崎直子さんも素晴らしい笑顔を絶やす事がありませんでした。

さらに顧みれば、日本人宇宙飛行士だけでなく宇宙ステーション建設に携わった、アメリカ人、ロシア人などすべての飛行士は、皆さんの笑顔が素晴らしかったように思います。
宇宙飛行士に採用され、宇宙に飛び立てるには10000倍の競争を勝ち抜いた人ばかり。

山崎直子さんが帰還後に書いた著書、『夢をつなぐ』には「どんな存在も、決してムダというものはなく、世の中のすべてのものには意味がある」と書いています。また「どんなに悲惨な災害が人々を襲おうとも、飢餓や貧困、差別や格差が厳然としてあろうとも、それでも生きている世界は美しい」と。宇宙から見た人でなければ書けない文章です。

彼ら彼女らは、既に数千倍もの競争をクリアーし、一流大学を卒業しただけでなく、宇宙飛行士に採用されるためには、そのまた何千倍もの体力試験が課されます。
加えて平常心を保てる冷静さや笑顔を絶やせない人間力をも試されるのだと云います。

ハンサムで家柄も良く、東大法学部を卒業し、家督を継いで百億円もの資産を博打に打ち込んだ人もいるようです。何も東大や一流大学を出なくとも地球の素晴らしさ、人間の尊さや愛おしさを語れる人は多く存在するのですが……荒れた天気の北斗市も夕暮れが。

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ブログは誰のために書くのか…北斗市

2011-11-23 18:46:14 | ファース本部
ブログを始めてから6年が経過いたします。
毎日、毎日ブログを書き続ける意義は何処にあるのだろう…
などと思った時点で継続など出来なくなるのでしょう。

人様に良い情報を伝えようとか、立派なコラムにしようとか、他人を喜ばせようとか。
こんな事を思っていたいら、とても続けられるものではありません。
ブログは決して人様のために書くのではなく、自分のために書いているようです。

ブログを書く事で自分の為すべき事が見えてくような気がします。
ブログを書く事で時間を進ませる事が出来るような気がします。
ブログを書く事で自分の存在感を示しているような気も致します。

そのようにすべてが自分自身のために書き続けいているのですが。
そんな自分のためのブログでも、毎日1000人から3000人もの方が読んでくれています。
本当に有難い事です。出来るだけ肩に力を入れないようにしながら今夜も書いています。

ブログを書く材料は、テレビ、新聞、写真、身の回りのモノやニュースなど、着眼すると豊富にあるもの。
写真は今朝の朝陽が昇る光景を撮りましたが毎朝の空模様だけでもネタに…
今日はまさに今書いているブログのことをネタにしてみました。

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マインドコントロール…北斗市

2011-11-22 17:45:02 | ファース本部
オウム真理教の事件を知らない世代が増えています。
都心の真下を走る地下鉄の霞が関駅などへ、教祖にマインドコントロールされた信者が猛毒サリンを散布。
死者29名、負傷者6000名の大惨事となった国内テロ事件でした。

この事件の首謀者、オウム真理教の教祖はじめサリン製造者、実行犯など13名の死刑判決が。
加担した信者175名に有罪判決が確定し、裁判が終了しました。
同じ時代に生きた人間として、東日本大震災と全く異なる恐怖心を抱いたものです。

朝日新聞のコラムに「風のように流れ去る時間があれば、泥のごとく滞る歳月もある。
被害者やご遺族の多くは、もがく思いでこの日を迎えたことだろう。」との記述があります。
まさにニューヨークで起きた9・11同時テロでの被害者遺族と同じような心境では。

またこの裁判を振り返り、捜査を担当した指揮官は「捜査手法を尽くし、組織テロを鎮圧した戦争でした」と述べています。一方、松本死刑囚の一審弁護団長だった渡辺脩さんは、「なぜ事件が起きたかの要因解明にフタをし、有罪への儀式になった裁判」と悔やみます。

私達は、誰もが明日への希望と同じくらいの不安を感じているものです。
「オウムは不安を食って大きくなり、次のオウムも出ないとは限らない」と語る識者も。
特に昨今は政治経済が混迷。事件が起きた時代よりはるかに不安感が広がっています。

この小難しい時代となり、様々な新興宗教が「輝く未来があるのだ」と競い合っているような。
これが明日を見いだせずに悶々とする人々を誘いこむのではないかと不安になります。
いつの時代にもヒットラーのよう民衆をマインドコントロールする輩いるものです。

私達、家づくりを生業にする業者の中にもユーザーをマインドコントロールする輩も。
真の人、モノ、情報を見抜く洞察力を研鑽する事が必要なのでは……
さて、今日も誰にもマインドコントロールされる事なく日暮れはやって来て(写真)。

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若さが醸し出す心の豊かさ…北斗市~函館市

2011-11-21 17:54:00 | ファース本部
先週は、ブータンから来日されたワンチュク国王とペマ王妃の絶やさぬ笑顔に癒された週でした。
京都伝統工芸館では、京都伝統の竹工芸や漆工芸の授業の様子を見学し、国王ご夫妻はとても熱心に質問を行い、終始にニコニコとした笑顔を絶やさなかったと云います。

また震災被災地の陸前高田市を訪れ、松を細工して作っている大日如来坐像に自分自らも「ノミ打ち」を行ったと云う事です。陸前高田市の訪問施設には、一目でも国王ご夫妻を見ようと、多くの市民達が詰めかけて拍手や歓声が上がっていたようです。

ご夫妻はその人々に合掌して応え、自らが歩み寄って数人の方と握手を交わしています。
国王ご夫妻の年齢は31歳と21歳。とても若いカップルで、この先何十年もの将来を見続けて行く事になります。
今時の若者は……との言葉がありますが、あっぱれな若者では。

今回、国王ご夫妻のご来訪は、新婚旅行も兼ねられたそうですが、思惑を潜めた外交手腕を発揮したと云うより、若さが内側から醸し出す作法礼儀が大きな外交効果となったようです。
純真な若さが為しうる、無垢の美しさを見たような気が致します。

今日は、岡山県津山市のFAS工務店、㈲野口工務店の社長ご子息がファース本部研修に来社されました。
写真は研修の合間に体感訪問した北斗市内中村邸の居室で撮りました。
隣が長男、野口真司さん、右が野口純平さんで23歳と22歳の若い工務店後継者です。

今日が約四時間にわたり温熱環境の熱計算の仕方、断熱材のメカニズムなど勉強して戴きました。
単に気温の低い寒冷地と異なり津山市は、冬もあり、夏は高温多湿となります。
二人の純真な眼差しは、ブータン国王と共通し、先を見据えた家づくりを見つめています。
あっぱれな若者はここにも存在しておりました。

さて、今夜は猛吹雪の中をこれから函館市内に移動し、懇親会に参加してきます。

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人を慈しみ慕われる工務店経営者…北斗市

2011-11-20 17:35:00 | ファース本部
「自分の幸せは関わる人々を幸せにすることで実現できる」
私達は、全国200社の工務店経営を行う仲間がおり、その工務店社長どうしの合言葉です。
自分の幸福は自分だけでは決して得られる訳ではありません。

先日は、特急列車で日向市から宮崎乗り換え、鹿児島まで向かう途中、都城駅で1分間停車がありました。
その1分間で都城銘菓の「かりんとう饅頭」を私に渡したいと、都城駅のコンコースで待っていてくれたのが、都城市のFAS工務店社長の清水賢一郎さんです。

彼は私達ファース本部が発信した情報を自分なりに上手にアレンジし、安定した受注活動を行っております。
そして実践した現場情報を仲間のFAS工務店経営者に伝達してくれます。
福岡、長崎、熊本などあらゆる地域の新しい仲間達のところに出向いて教えてくれています。

写真は先般、島原半島に出掛け、初めてのファースの家を施工する「立光建築」さんの現場で施工指導を行う清水さんです。誰からも慕われる清水(きよみず)社長の姿です。

彼のメッセージを下記に記載しました。
【建築業界に飛び込んで30年以上。この仕事が大好きです。もう何年も昔の建主さんから未だに「ありがとう」といってもらえることが何よりもうれしいです。私たちはこれからも永く快適に住める良い家を探求、提供し続けます。「ファースの家」に出会い私のモチベーションは上がりっぱなしです。一人でも多くの方にこのすばらしい家を体感していただきたいと思います。また体験宿泊もできるよう、モデルルームも建築しました】

清水さんは人様に何かをして上げようとの意識はなく、ひたすら仲間の役に立ちたいとの一心。
彼は、写真のように風采がひょうきんで陽気で、いつも明るく彼と会えば誰もが笑顔になります。
人が好きで、人を慈しむと自然と慕われ、尊敬され、それは自分自身の幸せになるのでしょう。
工務店経営者の在るべき姿だと思われます。

さて快晴だった北斗市の天気ですが、急激に冷え込んできました。今夜は雪なるのかも…

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白の質感を家づくりに…鹿児島~鹿児島空港~セントレア名古屋~函館空港~北斗市

2011-11-19 15:56:52 | ファース本部
純真無垢と言う四文字熟語がありますが、まさに真っ白と言う事なのでしょう。
この度、北斗市市内でファース本部から車で5分の近場に工事中だった中村邸が竣工し、今日は貴重なお住まいをお借りしての体感見学会を開催させて戴いております。

建主さんの中村康介さんと奥さまの奈美さんは、二人の愛娘、凛(りん)ちゃんと涼(りょう)ちゃんを、純真無垢のまま素直に誠実な人格者に育てようと、家づくりのコンセプトを「白の質感」としたようです。
写真はその奥さまが手書きレイアウトし、飾ってくれたコンセプトボードです。
後ろに見えるのがファースの家コントロールユニットです。

中村さまは七飯町に建築した【「さくらちゃんが幸せに育つ家」】を見学し、ファースの家の建築を決断して今日に至ります。
中村邸は、玄関を入ると床、壁、天井、階段、キッチン、クローゼットなど全てが真っ白。

真っ白の空間に紅いペンダントランプがとても印象的です。
真っ白のテーブルに乗せた果物、写真のケーキ、自然の生花も、くっきりと映えわたるものです。
まさに「白の質感」とのコンセプトは、全ての色合いを引き出す質感なのでしょう。

純真無垢とは、どのような色合いにも馴染んで行く事を意味します。
真っ白い床、壁、階段、家具などは直ぐにでも汚れるだろうと思いがちです。
ところが北欧の家の内装の殆どが真っ白で仕上げられています。
汚れたら白い水性塗料で塗り込むので極めて簡単だと。

このように私達、家づくりのプロも建主さんから学ぶ事は多いようです。
子供はそもそも純真無垢です。大人も夫婦も最初は純真無垢…難儀な時は純真無垢、白になる事かも知れません。

明日も北斗市市内で開催しており、天井裏エアコンで全館暖房も是非とも体感を。
今日は、雨の鹿児島から、乗り換えた雨の名古屋、着いた北海道も、雨・雨・雨…

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スマートハウスと夫婦の在り方…日向市~宮崎市~都城市~鹿児島市

2011-11-18 21:46:31 | ファース本部
自然エネルギーの代表格は何と言っても太陽光発電といえるのでしょう。
風力は低周波騒音や外観威圧など他人や自然への影響も懸念されます。
また水力発電、地熱発電は、地球環境に少なからず影響を与えるのです。

太陽光発電は自分の屋根や壁に取り付けるだけで、他人に与える影響が少ないようです。
しかし、雨や雪、曇りや夜は発電しません。
結局は電力会社の送電設備、配電設備と連携してこそ安定した電力を使用する事が出来ております。

昨今は、私が使用しているハイブリッドカー(HV)から、電気自動車(FV)へのシフトに加速が掛かっているといいます。夢の電気自動車と言われた車が今や現実の車と言われつつあります。
日本の各自動車メーカーだけでなく国際的なFV競争になっています。

電気自動車は、太陽光の蓄電池の役割も果たします。
人やモノを運ぶだけでなく、降り注ぐ太陽の力を電気に換えて貯め込み、一台の自動車は3日分もの生活電力を確保します。まさにスマートハウスなるものは、太陽光、電気自動車とエコ電化で成り立つようです。

このような機能的・次世代ハウスは、それを供給するハウスメーカーや工務店などのソフト(真心)が籠められる事が肝要です。家は単に高機能、高性能だけでなく、作り手の愛情が住む人の心の中に溶け込むようなデリカシーも不可欠です。

スマートハウスとは太陽光や蓄電池、IT制御に加え施工業者の愛の力も加味しなければ。
今日は鹿児島のファース加盟工務店、株式会社 保住宅さんを2年半ぶりに訪問しました。
写真は社長の保 幸守さん、奥さんの保 由佳さんです。
夫婦が力を合わせて作り上げる家に愛情を注ぎ込もうとしている姿に感心します。

さて3泊4日の南九州出張も明日は早朝便で帰路につく予定です。

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家の中で吸う空気のクオリティーを思考する…宮崎市~日向市

2011-11-17 21:08:46 | ファース本部
私達が生涯で最も多く摂取するモノは何かと考えてみました。
口から体内に入れるモノとして食べ物があり、飲み物があり、そして空気があります。
公的な健康科学の資料によると、口から入れる物質の80%は空気なのだそうです。

この空気をどこで吸うかを調査すると、会社、デパート、乗り物、山や海などの自然など、自宅以外で吸う空気量は全体の25%だそうです。つまり人は生涯で摂取する75%もの空気が家の中で吸っていると云う事になります。

私達が開発したファースの家は、「空気サラサラ」「健康深呼吸」「美人住宅」「美人ハウス」などのコピーを商標登録して家屋内の空気の質の違いを強調して参りました。
当初は空気の質を向上させようと云うより、湿気を何とかしょうと思考したからです。

壁内部の結露での断熱低下、構造体の腐れ防止、ジメジメ解消などの目的で「調湿性能」を開発しようとチャレンジしてきました。辿り着いたのがシリカゲルと云う素材を活用した調湿機能でした。
シリカゲルと言う乾燥剤は、湿気を吸着保有する素材です。

つまり乾燥剤は湿気を蓄えている事になり、家屋内が乾燥した時、その湿気を放散するように処方する事で調湿機能を発揮します。自然素材の炭や活性炭、ゼオライトなども調湿機能を持っています。
このシリカゲルは、想定した湿度の時に湿気を捉え、想定した乾燥時に放散させるように処方する事が出来ます。

例えば40坪のファースの家の場合は、約200リッターの水を床下に保有できまます。更にこのシリカゲル表面は、「水酸基」と云う原子単位のトゲトゲが無数に突き出ており、このトゲが酸素や窒素より粒子の荒い空気汚染物質を吸着します。次世代タイプのファースの家は、この吸着した汚染物質を化学分解し、半永久に奇麗な空気を送り続けるような仕組みを構築しています。

今日はFASメーカー協力会、販売代理店会の共同主催で行った、富士シリシア化学さんでのシリカゲル生産ライン(写真は富士シリシア化学日向工業)の見学会と意見交換会に参加して来ました。
今日は暖かい天気に恵まれました。明日はこの日向から宮崎に戻り、鹿児島に移動を…

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幸福度数を求める国家像…北斗市~函館~函館空港~羽田空港~宮崎空港~宮崎市

2011-11-16 18:25:09 | ファース本部
私達は国民総生産を競い、経済力そのものが幸せの基本と位置付けてきたようです。
国民総幸福という独自な国家像を遂行、国民の本当の幸福とは何かを追求しつつ、政治を行っているのがブータン王国なのです。

そのブータンのワンチュク国王が国賓として来日しました。
国王は31歳、先月に21歳のお妃、ペマ王妃と結婚しました。
今回は新婚旅行を兼ね、初めて来日です。(写真は国王ご夫妻のネット画像)
ブータンは、日本の九州くらいの国土に70万人の人口なのだそうです。

ブータン国民の多くは熱心なチベット仏教の信者。
棚田などが交錯する山間の農業国で、国家収入の主体が水力発電での電力輸出だそう。
ヒマラヤ山脈に抱かれ、とても美しい自然に囲まれた国土と言う事です。
前のブータン国王が「GNP(国民総生産)より、GNH(国民総幸福)」が、経済成長に走らず、本質的な国民の幸せは、争いを招かない平定な国づくりだと、これを国家理念にしたのでしょう。

ところがTPPではないけれど、国を開くと外資が怒涛のように押し寄せていると言います。
外資の影響で人口の増加の著しく、首都のティンプーは今や建設ラッシュだそうです。
商業施設が次々にオープンし、車も増え、携帯やインターネット普及も加速していると。
この時代はネットが繋がると情報が瞬時に入り、人々の欲望が刺激されるでしょうか。

GNHを掲げ、真の国の平定と真の心の豊かさを実現できるかどうか、小さな国が試されているようです。
ブータンは国民から絶大な支持を得ていた前国王が98年、国王親政から立憲主権に変更。
絶対君主自らが、権力を国民に譲った歴史的にも稀な決断だったようです。

長男の現国王は即位後に上院と下院選を実施し、国王の定年制や国王の解任権を国民に与えると定めた憲法が施行されたといいます。ブータンの国民の多くが議会制より王政の保持を願ったと言いますが前国王は「いつまでも良い国王と限らない」と国民を説得したと。

中東諸国や近隣諸国で、横暴な独裁者が多くの国民を犠牲にしている国家が存在します。
ブータン国王の理念が叶う事を念じたいものです。

さて今日は気温3℃の北海道から東京に移動してきました。
羽田空港で飛行機を待ちながら、このブログを更新し、これから九州の宮崎空港に向かいます。

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