豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

そして一年が過ぎて行く…北斗市

2015-12-31 13:13:13 | ファース本部

今年は弊社の推進担当の扇常務と一緒に販売代理店訪問に出掛けたのが1月20日です。
北から南と全国を飛び回った一年でした。
また多くの部材や備品、器材メーカーさまを訪問する機会がありました。

3月にはエクセルシャノンの親会社、トクヤマ本社工場にご招待を受けました。
その足で大河ドラマ「花燃ゆ」の萩市を初めて訪問し、松下村塾など明治維新へ突き進む若者達の息吹を肌で感じたものです。(写真は久坂氏の墓)

為せば為す、為さねば何も生まれない、吉田松陰が解いた格言かも知れません。
若い人々が情熱を滾らすことでしか時代を変えることは出来ません。
若い人は、我々年配者を上手に活用するのが賢明なのでしょう。

ともあれ私達ファース・グループ面々の多くが盛況の上に年越しの出来る事を祝います。
いやでも時間が流れ、新しい年が遣って来ます。
皆様方には、心から感謝申し上げ、ともに良い年を迎えることを念じます。
一年間、本当に有り難うございました。

ファース本部代表 福地脩悦

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いつの間にかルーティンを…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-12-30 16:29:34 | ファース本部

今まではルーティンと言う言葉を用いる人は極めて限られた職種の方々でした。
ラグビーの五郎丸選手のポールキック前の動作が、まさにゴールを決めるためのルーティンだとして流行語にもなりつつあります。写真は五郎丸選手の見事なキックシーンです。
大リーグのイチロー選手も打席に入り、ヒットを打つ構え方にもルーティンがあります。

ルーティンを辞書で引けば「決められた一連の動き、あるいは動作」だそうです。
この動作はあくまでもマインド面が関係しているのであろうと思われます。
昨今は「ルーティン化」という言葉も耳にします。
不定期でバラバラに行っていた動作を一連に繋げてパターン化した事を言うのでしょう。

相撲の力士達は、ゲン担ぎとも言われる土俵入りの時に掛ける言葉、まわしを何回叩くかなどもルーティン化しているように思われます。
私達の家づくりでも地鎮祭などがそのルーティンに相当するのかも知れません。

私も一日の始まりは、起床して直ぐにストレッチから始まり、朝ブログもルーティンのひとつとなっているようです。
そして年末年始の行事も一種ルーティン化した動作になっているようです。

さて昨日は長男の経営する総合藝術喫茶「茶会記」の忘年会に参加して一年の一連行事の参加を終わった気が致します。昨日は年末年始の帰省客と逆方向なのチケットは直ぐに取れましたが、今日の帰りは最終便のプラチナチケット1枚をようやくゲット出来ました。

時間があるため結局は、弊社の東京事務所に立ち寄って今年最後の仕事で問い合わせ回答などをして来ました。これも一日の流れの中のルーティン化のひとつかも知れません。
このブログもルーティンのひとつで羽田空港ラウンジから更新します。
函館空港に到着後には、自宅に直帰する予定です。

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何を持って藝術なのか…北斗市~函館市~函館空港~羽田空港~東京都内

2015-12-29 21:47:38 | ファース本部

衣食住は、人が生きるための三要素である。
衣服をまとい、何かを喰って、雨風凌げる住まいがあれば生きられます。
どのように生きるのかは、人間だけに与えられた選択肢なのかも知れません。

衣服もデザインがあれば、アート的要素が必要に。
食事も旨味、苦味、辛味、甘味のバランスに対してアートを意識することも。
住まいは、洞穴だって雨風を凌げますが、屋根、外壁、家の形状などアートの神髄に。
人間は、その生き方に彩を与えるのが芸術だと言えるのでしょう。

音楽がある。雅楽がある。書がある。色彩がある。形状の違いがある。花がある。
これらは人間が単に生きるためには、まったく不必要なものばかりです。
衣食住を彩りながら、人生に豊かさをもたらすのが芸術なのでしょう。

今日は、長男が経営する総合藝術喫茶「茶会記」の年末イベントに参加してきました。
あらゆる芸術携わる人々が参集してきます。
その長男は元々システムエンジニアであり、無機質な世界で仕事をしていました。

平成3年に私が仕様書を書き、当時弊社の社員であった長男がプログラミングした熱計算ソフトは温熱シミュレーションソフトの先駆けになったようです。
その熱計算ソフトの組み上げた彼は、とっとと東京に出てシステムエンジニアと活動し、いつの間にか総合藝術喫茶「茶会記」として独立しておりました。

彼は、無機質な空間を作ってはいけないと言うのが持論となっていたようです。
私達が生業にする家づくりは、屋根や壁、床や天井、窓や玄関があれば良い訳でなし。
心豊かに過ごせる空間を創り上げるには、芸術的感覚が活かされるべきなのでしょう。
今日は、異次元の世界に浸る時間を過ごせましたがアートに感謝です。

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ポジティブ思考で得な生き方を…北斗市

2015-12-28 12:41:50 | ファース本部

机を整理していたら浅草の浅草寺でひいた「おみくじ」が入っておりました。
そこにはお釈迦様の言葉で「心も肉体も使えるだけ使い、使い切る事が一番幸せなのだ」と書いてありました。確かにどんな状況下でも肉体か心は、工夫しだい使えそうです。

病は気からだと言いますが漢字も「病気」と書き、その通りになっています。
家庭裁判所の調停案件では、当事者で「鬱病」の診断書を持参する人を多く目にします。
家庭内紛争を抱えたままでは、病の元となる大きなストレスになっている事は確かです。

調停当事者には、調停室での遣り取りを人生の節目と捉え、今後の生き方の弾みにしなさいと解いています。ネガティブ思考からポジティブ思考に変わった時点で案件の多くは解決の方向に向かうものです。
また自分は高齢者、年寄りだと思った時点から老け込むのだそうです。
目の前にある事象をポジティブに思考することが大切なようです。

穏やかで落ち着いた時間を過ごす事は大切なのでしょう。
しかし、毎日何もせず、「日向ぼっこ」ばかりをしていると、確実に老け込むそうです。
冷たい風や嵐に立ち向かう気力があれば、若さを継続できると言う識者もいます。
絶えず目標を見定めてリスクを侵しながらも挑戦していく姿勢が必要のようです。

おみくじの「前向きに取り組む人は、不運からも実を摘み取るのだ」が、心に残る言葉です。
今日の弊社は年末休暇に入っておりますが、現場を抱えるハウジング事業部(フクチホーム)のスタッフは出勤し、また総務課の山玉女史も懸命に伝票計算をしています。

執務室から外を見たら吹雪です。これが本来の北海道の冬なのですね。
「雪の積もらない屋根」の実験装置電源を落としたので屋根の雪は心置きなく積もることでしょう。
さて、早めに引き上げます。明日は胃カメラ検査を終えてから東京に移動する予定です。

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「雪の積もらない屋根」の開発使命は…北斗市

2015-12-26 15:03:25 | ファース本部

降雪地での屋根の上に積もる雪は、何とも厄介なものです。
屋根の雪が多くなると、構造体が圧し付けられてドアなどの建具が閉まらなくなる事も。
その雪落としで毎年のように事故が起き、亡くなる人もおります。
屋根の雪を落としても落とした雪を片す必要があるのですが相当な費用が掛かります。

私達が開発しているのは、降った雪が屋根に触れた瞬間に溶けてしまう屋根です。
まさに開発名称は、「雪の積もらない屋根」そのものです。
3年前から小さな屋根を作り、真冬の降雪時期には、様々な実験を行ってきました。

ファースの家は、北海道で40坪の家なら高機能エアコン1台で全館暖房をしています。
天井裏にショートサーキット防止の細工を施したエアコンを取り付け、集熱チャンバーで床下に熱を押し込み、外皮のインナー通気層を通じて輻射熱暖房を行っています。

玄関を入り家中何処に行っても24℃ていどの輻射熱の温かさがカラダを包んでくれます。しかもエネルギー消費効率が高いため安価な電気料金で済み現在は、これがファースの家の標準タイプです。エアコンの一次熱源を、そのまま使用する事が決め手です。

これは断熱材の使い方とエアコンのエネルギー消費効率を計算に入れた手法です。
このエアコンと断熱材の組み合わせで「雪の積もらない屋根」を起案しました。
成功すると降雪地に建つファースの家は、雪の積もらない屋根の仕様が簡単に出来ます。
元々天井裏にエアコンがついており、厚い断熱材を施しているからです。

大きな期待を持って開発に挑んでいるのですが、100%直ぐには上手く行きません。
写真の小さな屋根は見事に「雪の積もらない屋根」の役目を果たしております。
しかし、大屋根に設置した「雪の積もらない屋根」には雪が積もっておりました。
写真は先ほど撮ったのですが、気温氷点下4℃小雪がチラついています。



面積の大きな屋根の場合は、屋根に直接熱を奪われないような工夫が必要のようです。
概念や手法に間違いはないので熱を均一に屋根全体に広がるような細工を施します。
年内成就が出来ずに悔しいのですが、年越し課題もまたあっても良いのでしょう。
さて、年越し蕎麦を食べたスタッフ達も帰って行きました。
どうぞ穏やかな年末を!

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年配者と若人とのコラボレーションが…北斗市

2015-12-25 17:39:56 | ファース本部



年齢を積み重ねると身体の毛細血管は、少しずつ抹消して確実に老化して行きます。
人の身体は、年々と言うか、日々というか、時間単位で確実に劣化して行くのでしょう。
しかし年齢はまた確実に多くの経験を積んでいることも事実です。

昨日、良かった事を今日もそのまま行って良い結果が出るとは限りません。
昨日と今日では、様々な条件や背景が全く同一でありません。
昨日良かった事、それに今日の工夫が必要なのでしょう。
昨日の行いに、今日の工夫を乗せる事で新しい創造が相乗してゆきます。

病気で入院した際には、ベッドから見上げた天井の染みや周り縁、壁との納まりなどに人間の営みを見る事が出来ます。
人の営みが見えるようになれば、その生活観の中にこそ工夫を見出すヒントがあります。
寝ていて天井を見ていているだけでも、工夫をめぐらす事は可能なのでしょう。

若い人には体力、持続力、忍耐力、吸収力なども溢れていますが経験がありません。
そして経験はあっても、それを充分に発揮できる機会を創る必要があります。
年かさ積んだものがその経験を発揮できる機会は、若い人達とのコラボレーションです。

時間と言う人生を楽しく生きるのは、経験を積んだものと、将来ある若者が同じ目線で行き交うことが重要と思われます。特に私達が行う家づくりには、理屈と理論に沿った若い人のスキルに加え、経験則から得た第六感的要素も必要なのかも知れません。

写真は、将来を担う若者達が学ぶ「はこだて未来大学」のサテライト校舎です。
さて、今日は実質的な就業最終日で明日は掃除を終えてからの仕事納めとなります。

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ウレタン断熱材の特性と歴史…北斗市

2015-12-24 17:36:27 | ファース本部

私は、27年前の平成元年に木造住宅の断熱材としてウレタン樹脂の現場スプレー発泡施工を試しました。(写真)ウレタンと言えば、可燃性が強く木造住宅には、危険だとして誰もが採用していませんでした。したがって何処にもそのような事例はありません。
木造住宅の実績はなくとも、マンションなどの結露防止材としては使用されていました。

ウレタン樹脂現場スプレー発泡断熱施工は、住宅より冷凍庫や定温倉庫などで実績が在りました。断熱性の劣化率も低く、断点の無い断熱層は優れた断熱性能があります。
私は木造住宅に燃えないような配慮を万全にすることで為される事に思いが至ります。
断熱材メーカーのエンジニアの方々とは燃え難いウレタン断熱材と断熱層の研究開発を。

ウレタン樹脂は、ポリオールとイソシアネートの成分反応で構成されますが、そのポリオールとイソシアネートとの成分量を変える事で難燃性が高まります。
しかしそれを行うことで出来たフォームの強度や断熱性能には、影響が出て参ります。

ウレタン樹脂のスプレー発泡断熱施工には、熱伝導率を保持し、密着強度を保ったまま、難燃性や断熱性能の劣化をさせない技術が必須となります。
それには単にウレタン素材の処方だけでは解決いたしません。
構造的には特許取得した、ファイヤーストッパーの開発などを行なってきました。

スプレー発泡では、硬質樹脂の独立気泡率を90%以上に上げ、木材の呼吸を促しながら、スキン層で湿気を遮る特性を持たせます。このように万全を期して国の指導機関に特殊断熱材、公的認定の交付申請を行いましたが、当時は受け付けてもくれませんでした。

従前の住宅用断熱材としては、見たことも聞いたこともない手法に認定機関の先生も驚いたのでしょう。3年が掛かりの申請期間でしたが、頑な先生方も現場を見て、出来上がった家を体感し、施主と会って住み心地を確認して平成5年4月に公的に認可されました。
現在でも私達はこの基本形を一切変えておりません。しかし当方の認定交付後は、堰を切ったように様々なウレタン樹脂スプレー発泡断熱材が供給されるようになりました。

発泡倍率を上げることは容易に出来る事から低価格な粗悪品も多くあります。
断熱性能と劣化防止、密着強度を保持するには、一定以上の組成特性と手間が伴います。
クリスマスイブも弊社研究開発室では次世代断熱材の独自な研究を行っています。

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身も心も温かく過ごすには…北斗市

2015-12-23 14:25:23 | ファース本部

今日、天皇誕生の北斗市は、気温が0℃前後、積雪量ゼロといつもの年と異なる様相です。
しかしながら外を出歩く寒さは、北からの微風なのに底冷えするような感じです。
積雪があり、氷点下の時には、このような不快な寒さを感じないのはどうしてか…

寒波の季節においては、誰も暖かい家に暮らしたいと思うのが当然でしょう。
先ほど計測したら外は気温、気温0℃です。湿度は70%もあります。
70%と言えば相当な多湿と錯覚しますが、空気中に含まれる水分量(絶対湿度)では、東京の気温7℃で湿度40%とほぼ同等で、北海道も東京も約2.5g/kgなのです。

人が快適と体感できる温湿度は20℃、50%と言い、その時の絶対湿度は約7g/kgです。
つまり真冬は日本列島の何処も1.5g~2.5gの乾燥状態です。
乾燥すると、我々の身体から水分が蒸発して体温を奪うことからいっそう寒く感じます。

暖かい家とは、気温が20℃から24℃程度、湿度が40%から60%以内と言います。
その時の絶対湿度が5g~8gくらいまでの範囲にキープされている事がベターです。
ファースの家の暖かさの質が異なるのは、気温と湿度を保持しており、加えて床と壁と天井面からの輻射放熱が室温とほぼ同じ温度になるようになっています。

このように単に「暖かい」と言うフレーズにも様々な深い理由が伴っています。
また、このハード的な家の暖かさと、そこに住む人の気持ちや心の温かさは不可欠なのです。
家の暖かさと住む人の心の温かさが合間って本当の暖かさと言えるのでしょう。

人の心を温められる真の家づくりを行って行きたいものです。
ほっと一息、熱いコーヒーは、カラダも心も穏やかにしてくれることも…

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オリンピックスタジアムは鉄骨木材ハイブリット構造に…北斗市

2015-12-22 16:33:40 | ファース本部

東京オリンピックスタジアムがA案に決定したとの報道がなされていました。
この新スタジアムは鉄骨と木材を上手に組み合わせたハイブリット構造材を使用します。
もともと木材だけで行う構法は、日本独自の軸組み工法と言われるものでした。
木材の泣き所は、大きな間口をとるのが難しくなり、それを補助するのが鉄骨です。

私達が行う家は、様々な機能と性能を伴っていなければなりません。
暖かで快適性を省エネで行うためのハード開発は私達ファース本部の仕事です。
そのファースの家の温熱性能を上手に活かすのは、地域工務店の責務となっております。

ファース工務店は、その温熱環境を高いクオリティーで保持するだけでありません。
更に水道や衛生機材、電気配線や家財道具なども住む人が最も住み良い施工を。
雨漏りの起きないような対策、地震や台風などにも堪え得る構造も必須となります。

今日はパナソニックグループの方々が、構造部材の提案にご来社戴きました。
パナソニックグループには、ESテクノストラクチャー株式会社と言う構造部材を供給する会社が在ります。鉄骨H型鋼の上下に木材を合わせた鉄骨木材ハイブリット構造材です。

写真は私の前がエコソリューションズ社北海道営業所長の足立明彦さん、大阪府門真市の本社からESテクノストラクチャー、サポートグループ部長の後藤公利さん、同じく総括部長の吉田秀和さん、北海道SE課の加藤一貴さん、函館営業所の上畑利弘さん、そして弊社専務、村上室長、小泉常務と撮りました。

木造住宅においては、鉄骨部材と組み合わせることで耐震強度計算が完璧となります。
私達は以前から、テクノストラクチャーの剛性にファース工法の温熱性能をフィットさせるメリットを思考してきました。北海道の南原工務店さんや長野県のU建築さんは、既にテクノとファースを整合させた家づくりを実践しておられます。

今後は、ファース本部とテクノストラクチャー本社の吉田統括部長さんなどと、充分に意見交換や技術の擦り合わせを行いながら、より良い家づくりに生かそうとしております。

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ビニールハウスは何故温かいのか…北斗市

2015-12-21 17:31:26 | ファース本部

断熱材は、その素材の厚さと熱伝導率で熱貫流率を計算します。
断熱材の厚さは厚いほど、そして熱伝導率が低いほど断熱効果があります。
今日の表題、「ビニールハウスは何故温かいのか」のビニールには厚さがありません。
それでもビニールハウスは、真冬でも一定以上の温度をキープしています。
ビニールハウスは隙間が無いように作られております。
写真は会社の前の花栽培のビニールハウスです。

ビニールハウスは、昼間に太陽熱を取り込み、地べたに蓄熱して保熱します。
太陽の無い夜などは、地熱と蓄熱量が双方で温かさを保持しております。
この気密性能と日射熱を地熱として蓄熱に加え、土が持つ湿気の熱が効果を発揮します。

温かい家は隙間がありません。
どんなに断熱材を厚く入れても隙間があれば熱は逃げてしまいます。
空気が乾燥すると私達、人の身体からは強烈に水蒸気を蒸発し体温を奪い、寒く感じます。
家の中で人が生活すると、かなりの水蒸気を発散させております。
この水蒸気を家屋内に保有することで人の身体からは、水分の蒸発をし難くして、体温を奪われないような環境を保持する事も省エネとなります。

冬のビニールハウスは、気密性能だけで内部の気温と湿度を管理していることになります。
温かさの逃げない気密性。
地べたに膨大な熱を溜める蓄熱性。
地中からの湧き出る湿気の持つ潜熱。
これらの作用が相乗して薄いビニールハウスは、一定以上の温度を保っているのです。
つまりこれらの性能を家の中に作用させたのがファースの家なのです。

さて、今日はこれから上磯中学校の評議員会に出席してきます。

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日本文化を見直そう…北斗市

2015-12-19 14:24:52 | ファース本部

真夏に雑誌社の記者さんと、ある古いお寺を訪問する機会がありました。
真夏なので彼は裸足だったのですが、畳の座敷に上がる際にはカバンから靴下を取りだして履いていました。それの行為が極めて自然なのに感銘を受けたことがあります。

和室に裸足で入り込むのは失礼なのです。
畳の縁は踏まないようにする。座布団には勧められるまで座らない。
少なくとも和服を着込んで和室を使う場合は、その作法くらいを身につける必要が。
面倒な習慣作法をと思うのですが日本文化の根源には人間力を高める効果があります。

マンションなどの洋式スタイルで生活は、和室のような煩わしさはありません。
とても便利で合理的な生活が営めます。その煩わしさを緩和した分が無機質となります。
暮らしの中に和風文化のあることは、日本人の私達に諸外国の方々が持ち得ない独自のマナーが身に付きます。日本人の行儀の良さは、この和の文化から来ているようです。

昨今は和服を着る機会が少なくなりました。
日本人の伝統文化を継承するためにも和服を着る機会を多くしたいものです。
写真は弊社の工務店部門「フクチホーム」で施工したファースの家の和室の畳縁に、さり気なく入れた桜の刺繍です。畳縁を踏まないようにと先人達が言う意味が分かります。

日本の技術は正確で精度が優れているのも、和の文化を身に付けた影響とも思われます。
昨今は私達がつくるファースの家も洋風が多くなりましたが、出来るだけ和室を入れるように提案しています。畳、床の間、床柱、長押、欄間、襖、和障子などに触れる何となく癒されるのは、日本人の多くの方々に和心が潜在しているのだと思われます。

さて、今日は土曜日で当番勤務のスタッフは三々五々と帰って行きました。
私も引き上げて読書にも講じます。

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空き家が増えても家は建つ…高松市~高松空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-12-18 17:35:51 | ファース本部

住宅産業が衰退すると国の経済動向GDPは、大きく影響を受けると言われます。
家づくりには、地盤調査や補強業者、基礎、木工、大工、左官、屋根、内装、電気水道、設備など、数十種もの業種の業者が関わっています。
一棟の家づくりを行うには、膨大なヒト、モノ、カネが動いております。

政府は躍起になって景気浮揚策を促し、住宅産業は典型的な経済牽引業種と言えます。
ところが2014年7月に総務省が公表した「平成25年(13年)住宅・土地統計調査」で我国は、13年10月1日時点での総住宅数が6063万戸、5年前に比べ305万戸増加し、一方で820万戸の空き家があるとしています。
空き家率は13.5%にもなり空き家数、空き家率ともに過去最高だと言います。

諸外国のドイツは、空き家率1%程度、イギリスは3~4%程度だそうです。
日本の空き家の多さや比率の高さは突出していることが分かります。
どう見ても我国は呆れるくらい住宅が建ち、造り過ぎであることは明らかです。

何故に家は余るのか。
一言で言うと「魂の込められない家を量産する」からです。
そもそも家づくりとは、住む人にとって一生一代の大事業なのですが、建築する家に、一生涯をそこで暮らせるための合理性が完全に欠落しています。
家づくりが住宅産業と「産業」になっている限り、今後も家は造られて行く事でしょう。

家は「産業」でなく竣工し、施主と一緒に育て上げる「育業」にしなければなりません。
諸外国で空き家が少ないのは、建築し年数が経つほど価値があがる風土があります。
それは家づくりを「育業化」しており、手入れをするほど値打ちが上がります。
子供を育て成長すると、やがて国力となって行きます。
家も魂を込めて造り上げ、施主と一緒に育てるのですから空き家にはなりません。

我国でも量産的、ライン的に家づくりを行う事を戒める時期はとっくに来ております。
それには、住む人の幸せを支える基本的性能、機能が担保されていなければなりません。
今回は、四国二泊出張の行く先々で空き家(写真)を目にしてきました。
さて我々は「育業化」するためにファースの家の充実を図って参ります。

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温暖地の家づくりとは…高松市~松山市

2015-12-17 20:05:53 | ファース本部

四国や九州など温暖地の家づくりは、断熱性能を重視されることがありませんでした。
真冬でも氷点下になる事はなく、暖房を行う期間も極めて限られているからです。
「夏を旨とする」の思想が根強く残り、高気密高断熱と言うだけで毛嫌いされる事も。
しかしこの12月、1月、2月の病気になる疾患率は、本州の方が北海道より高くなります。

北海道のように酔っぱらって寝込み、朝になったら凍え死んだと言う事はありません。
しかし連日氷点下が続く北海道は、その危険性を重視し徹底して家の断熱性能を上げたため、脳卒中や心疾患の疾患率が低くなっています。
「夏を旨とする」の本州は、夜に脳疾患で寝たきりになる確率が高いのです。

家の断熱性能の向上を当初は、CO2排出量削減の省エネ対応策でした。
しかし昨今は、家の断熱性能を高めることで医療費の削減効果の方が省エネ効果より高い事が解ってきました。快適健康で更には省エネで環境貢献するのが究極の家づくりです。

2020年省エネ義務化で高気密高断熱の家でなければ、建築することが出来なくなります。
その基準を問う前に自分の住む家を自分で選択している賢明なお施主様も多いのです。
今日は10年前にファースの家を建築された奈良様邸をお訪ね致しました。
1月から松山市内に「ファースの家」を建築するお施主様の二上ご夫妻を伴いました。

二上ご夫妻は埼玉県にお住いですが、ご主人のリタイアでお2人の郷里である松山市内にファースの家を新築することになりました。
写真は、二上ご夫妻を前にして奈良様の奥様(愛犬ワンちゃんも)と一緒に撮りました。
奈良様はフェイスブックの友達でもあります。
二上さまの奥さまも奈良さまと意気投合して家づくり談議に講じておられました。

奈良様も二上様も、「温暖地の家は寒い」と声を揃えて話されておりました。
家づくりの温熱性能は、基準や規制に左右されることなく、健康で快適に住むは自分達、施主であることを充分に知っておられます。
建主様のあるべき姿なのでしょう。
さて、気温5℃、本当に寒く感じる四国でした。
明日は氷点下の北海道に戻ります。

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寒冷地と温暖地の冷暖房費用…北斗市~函館空港~羽田空港~高松空港~三木町~高松市

2015-12-16 18:45:44 | ファース本部

氷点下の北海道から南国の四国に来たのですが、北斗市と変わらぬ気温でした。
地元の人々は、昨日まで温かかったのに今日は急に寒くなったと嘆いています。
乗り換えた東京では気温18℃と高かったのですが、何故か四国の気温8℃と10℃も低い。
それでも北海道はこれから氷点下になって行きますが四国はこれが最低気温のようです。

いわゆる温暖地では、オバースペックにならないようにする配慮なのか、北海道の断熱基準が南下するほど低くなって行きます。年間の冷暖房費を詳細に計算すると、この地域を区別するには何の意味もありません。県境で断熱性能を変えることも矛盾しています。

私達のファースの家は、北海道で40坪の家を全館すっぽりとシーズン冷暖房する際の冷暖房費用の合計が約10万円です。全く同じ家を平均気温の一番高い宮崎県に建築しても冷暖房費用の合計10万円に変わりはありません。ただし、北海道では暖房費9万円、冷房費1万円、宮崎県では冷房費9万円、暖房費1万円と逆転するだけです。

同じ家を東京に建てた場合の冷暖房費用は暖房4万円、冷房6万円。
5万円5万円と同額になるのは、福島県などの南東北のあたりです。
断熱性能を低くすると、全国的にこの冷暖房費用は確実に高くなります。
温暖地の場合は、湿度を加味して冷煖房費用を算入できる家の仕組みが必要です。

湿度の持つ熱を「潜熱」と言い、気温20℃、湿度50%の時の潜熱は18℃に及びます。
真夏にありがちな気温30℃、湿度80%の時の潜熱は50℃に相当する熱となる。
この50℃潜熱は、エアコンの室内機フィンに触れた瞬間に凝縮熱として具現化します。
エアコンは熱が来たと判断して稼働モードを高める事になり消費電力が大きくなる。

湿気の入らない断熱気密層と換気から入る湿気を全熱交換式換気扇から追い返すなどの工夫が必要です。写真は北斗市本社で行っている断熱材試験ボックスですが、ファース本部では絶えず、このような実験を繰り返し、全国の加盟工務店に技術を供給しています。

さて、今日は高松市のFAS販売代理店で株式会社 讃商様を訪問して増田社長と四国展開について色々とご意見を戴くことが出来ました。
また新規工務店の三木建設様では吉川社長とユーザー勉強会の提案を行い、ファンホームの藤沢社長には独自の工務店経営の神髄を伺うことが出来ました。
いずれもファース思想をしっかりと理解して取り組んでおられる事に感銘致しました。
明日は松山市に移動します。

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電気エネルギーを上手に活かす…北斗市

2015-12-15 17:44:34 | ファース本部

生火を使わないオール電化住宅は、3・11の原発事故で普及停滞の時期こそありましたが、高齢化現象で再び注目されつつあります。
昨今は、ガス会社や石油会社が電気をつくり販売する時代となります。
電気は、使い方で極めて贅沢で、不経済なエネルギーともなります。
また電気の本質を見極めて上手に使用するとクリーンでエコなエネルギーともなるのです。

そもそも電気を1kw発電するには、発電時に既に3kwのエネルギーを使い切っています。
更に送電線、配電設備、分電盤などでロスが生じることから私達の手元に届く電気は、ともて貴重で贅沢なエネルギーになっているのです。

オール電化住宅とは、家で使用するエネルギーの全てを電気することですが、特に暖房に関しては家の断熱と気密の性能が無ければとてつもなく不経済となります。
元々電力会社は、夜間帯の発電設備余剰に伴い、発電効率が悪い状態で稼動させていました。その発電効率を上げるため、深夜の電力料金を格安にして販売する事が目的でした。

3・11以降は、夜間に余剰電力が極めて少なくなり、CO2の出る火力発電が主体です。
石炭、石油、ガス燃焼で発電することは、その際に多くのCO2を排出いたします。
日本の新型火力発電所は、燃焼発電効率を究極まで高めCO2排出量を少なくしています。

電気エネルギーの活用方法としては一般的なのがエアコン冷暖房です。
このエアコン暖房は外気から熱を汲み出す装置です。
電気でコンプレッサーを回し、冷媒ガス圧縮して、沸点(気体から液体に変わる温度)を変更させ、常温で冷やして液化させ、室内で蒸発させて気体に戻し、この気化熱で冷房します。
暖房の場合は、この反対作用で外気から室内へ熱を汲み取る仕組みです。

この冷凍サイクル作用では、冷媒圧縮に消費する電気エネルギーの何倍を外気から汲み上げるかが「エネルギー消費効率(APF)」と呼ばれるものです。
電気ヒーターのAPFが約1.0ですから、APF6と言う事は電気ヒーターの6倍もの熱を取り出している事になります。

私達のファース家は、断熱・気密・蓄熱性能を向上させ、様々な省エネ器材を用いて浮かした電力だけで暖房エネルギーを賄う仕組みを作り上げております。
写真は私の執務室のサーモグラフィーですが、40年前の社屋で断熱性の悪い見本かも……
さて明日は、この北海道より10℃以上も気温の高い四国に移動します。

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