豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

お金が無くとも心の豊な人は幸せかも…北斗市

2012-10-31 18:07:56 | ファース本部
学校の給食費、未納保護者が実際に増えています。本当に支払えないのか、或いは払わないのか。
支払えないとしたら、その保護者も同じく昼飯を削っているのでしょうか。
高級車を乗り回し、レストランで食事をしていつつ給食費未納の保護者がいると言います。
実際に支払えない事情を持つ保護者は極めて少ないと言えそうである。

部活の陸上競技で優勝した女子生徒の家庭は、お母さんが水産加工会社で働き13歳と9歳の2人の子供を育てながら高齢の亡くなったご主人の母親の面倒も見ていると言います。
6年前に兼業農家で会社員だったご主人は心不全で急逝してしまったそうです。

一時は生きる意欲すら失くした時期もあったそうですが、幼い子供達と、小さな畑を耕すのを唯一の楽しみにする優しい義母さんの姿に励まされ、与えられた人生を真っ当しようと決意したと。築50年の古い家から40分かけて自転車で会社に通うのだそうです。

僅かな給料で何とか遣り繰りをしながらも子供達を懸命に育てています。
女子生徒が大きな大会にノミネートされると遠征費用もかなりの金額に及びますが、給食費の滞納などは一度も無かったと言います。
父親の役割も果す逞しいお母さんは、2人の子供から慕われ、尊敬され、そして義母さんからも心から信頼されています。

そのお母さんと学校で話をする機会がありました。
彼女はお義母さんが野菜を作ってくれるので助かるんですと、健気な笑顔が印象的でした。
給食費を支払わず、支払わない屁理屈を言う保護者と、貧しいながらも懸命に保護者の義務を果そうとする、このお母さんのどちらが本当に幸せだといえるでしょうか。

自分の本当の幸せは、回りの人々の幸せの上に成り立っているのですから。
さて、10月も今日で終わります。
写真は10月最後の日暮れ模様を撮りました。
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夢と希望とビジョンを持たなければ…北斗市

2012-10-30 18:16:07 | ファース本部
兵庫県尼崎市で一人の女を中心とした、とても信じられない不可解な事件の報道が為されている。
報道によるとその事件中心人物の女性は、狙いを付けた家族に付け入り、洗脳して金品を脅し取り、更に命まで奪ってしまうと云う何とも悍ましい事件である。

人って、ブランドの洋服を纏うことが出来て、美味しいモノを食べられ、そして冷暖房の完備された家に住まいして、更に高級車を乗り回すことが出来るとそれで幸せなのか。
私は経済的に恵まれた環境にありながら、孤独で寂しい人生を送る人を何人も見ています。

高価な服を着られなくとも、美味しいものを食べられなくとも、狭いアパートに住んでいても、いつか家を持ちたいなどと言う、淡い希望を持って暮らす人に不健康な人は少ないのでは。
目標を持っている人は、その多くが身体が健康である事に感謝し、食事の出来る事に感謝し、人々の支えになどに感謝の出来る人が多いようです。

お金は、無いよりあった方が良い。しかしそのお金の有りように課題があるのでは。
人の支えや自然環境の有難さに感謝出来る人々は、お金を自分の欲望に費やすのでなく、人々のために費やしています。
人の幸せの尺度は千人千様でしょう。
しかし私は、人に慕われ、尊敬され、心身ともに健康である事が、幸せの尺度だと思うのですが。

それには、人それぞれのビジョン、夢と希望を持つことなのでしょう。
ただ漠然と生きていては、決して幸福感を得られる人生など歩めないと思われます。
尼崎事件を起こした女性は、真の幸せとは何かを知らなかった哀れな人なのでしょう。
また、確たるビジョンや夢を持っていれさえすると哀れな女に騙されなかったかも。

さて写真は今朝の朝陽を撮ったのですが、グングン昇る太陽。そのパワーを浴びよう!!!
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人体と企業は血と金の循環で…北斗市

2012-10-29 16:08:08 | ファース本部
人体は、血液が循環することで生命を保持しており、心臓がその血液を送り出す装置と言うことになるのでしょう。
その血液は、食物などからつくられて色々な臓器を経て浄化され、そして心臓に。人体のメカニズムはとても神秘です。

企業も金を循環させることで企業体形を保持しており、まさに金は血液と一緒と云えます。
メーカーなどの企業は、この金を得るためにモノづくりを行い、作ったモノを売って金をつくります。
この金が社員、協力業者、資材納材者などに回ることで企業体形の保持を。

このメーカーと関わる協力業者も納材業者もまた企業です。
素材を仕入れてメーカーに売って金を循環させます。
この金の循環が止まると全てが機能停止となってしまいします。
企業とは、メーカーのような形態から、商品の売り買い専門の商社、中間加工業、部品製造業、卸問屋、小売り販売業などと様々です。

それでも血液と同じ金を循環させる構図は、どんな形態の企業でも変わらないのでしょう。
企業形態の原理原則は、血液と同じ金を循環させることで、関わる企業や社員、それに消費者が公平な利益を分かち合うこと。
どこかに金が停滞することが一番厄介な事象です。

人体で言えば、心臓疾患の狭心症や動脈瘤のように血液が流れない状態のようです。
また、一部の金融機関や金持ちだけに金がストックされることも、動脈瘤のような疾患と同じ傾向とも云えそうです。
動脈瘤は血管が膨らみ破裂すると死を。企業は金の循環が止まった時点が倒産。
まさに人体と企業は同じような形態のようです。

今日は月末の週明けで弊社でも支払業務を行って循環活動を行っています。
そして取引業者さんのご親族が天寿を全うし、血液循環を静かに停止させたようです。
私は、これから通夜に出向いてご焼香を。
さて、写真は自分の執務室から見た現在の函館山ですが、夕陽を浴びながら寒そうに佇んでいます。
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甘党・辛党・自民党・民主党…北斗市

2012-10-27 15:12:58 | ファース本部
石原都知事の突然の知事辞任と新党立ち上げのニュースが飛び交っています。
また石原新党の名称を巡ってマスコミの裏側では話題になっていると言うことです。
この「党」と云う意味を調べたら、中世における武士団の一形態だそうです。

「党」の由来は、一緒になって物事を為す集団や仲間のこと意味するのだと。
9世紀末に東国を荒らした騎馬盗賊は「しゅう馬党」とよばれ、平安後期以来の武士が、一定の地域に分布する中小の同族的武士団を「党」と云うようになったと云います。

甘党から悪党まで党のつく言葉は多いのであるが、政党名に至っては増える一方です。
民主党、自民党、公明党、日本共産党、みんなの党、社民党など多くの政党があり、寿命の短い政党は数年で消えてゆくのもあります。

80歳にして国政に戻る石原慎太郎氏の新党は、「党」抜きで凝った名前になるのだろうか。
石原氏は、「たちあがれ日本」の命名者でもあるそうですが、自らが党首となる政党の名称も興味深いものです。
彼が主張する「官僚支配の政治体制を改革する」は大賛成であるが、顧みれば私達は3年前も同じような主張に賛同して政権交代を選択しました。

その自民党も民主党も成就出来なかった霞ガ関改革は石原氏に期待するところだが、憲法の改正でなく破棄してつくり直す、核武装や徴兵制など超タカ派の持論は、新党の政策にどこまで持ち込めるか疑問に。
「党」をつくり彼の図抜けた指導力、リーダーシップは認めるところですが、あまりにも極端な政策に戸惑う国民が多くなることが危惧されます。

さて、写真は弊社の隣に位置する上磯中学校の校舎ですが全校生徒700名、週末に関係なく部活道に勤しんでいました。
明日は雨の予報があり、今年最後の秋晴れとなりそうです。


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イメージと実像の乖離が…北斗市

2012-10-26 17:47:00 | ファース本部
テレビの無かった時代は、ラジオドラマに耳を傾け、音響や抑揚の大きな音声でドラマの世界にどっぷりと浸る事が出来ました。
幼いことに聞いたラジオ番組の「笛吹童子」では、そこ出てくるお姫様を絶世の美女のイメージでした。
かなり後にラジオドラマが映画化され、自分のこしらえたイメージの姫君とは全く異なり、がっかりした記憶があります。

研修会などで講師の講演を聴いていて、その講師の私生活を想像する事があります。
大勢の人前であれだけ立派な事を話せるのだから、実に素晴らしい私生活を送っているものと思ってしまいます。
或る日に講師の先生の事務所近くに行く機会があり、アシスタントの方にお願いして15分間だけ時間をとって戴けると言う事でいそいそと訪問致しました。

約束時間の2分前に事務所に伺い応接コーナーで待たされました。25分待たされ、その講師がいきなりやって来て、遅れた事の詫びも一切無し「何を質問?」と言う横柄な対応に幻滅を感じ、「先日の講演のお礼です」と告げてさっさと退散してきました。

講師の話の「ヒューマンエラー」がテーマで、人であれば誰もが犯す間違い。
その間違いを人間性の充実をはかる事で、カバー出来ると言う内容だっただけに、講師のイメージと実像とのギャップが余りにも大きい事に驚いたものです。

メール人格と言う言葉がありますが、メールの文章を見た人が思い描く人格と、実際に合ってみての人柄が全く異なる場合もあるようです。
また私達が行っているFacebookも、そこで遣り取りしたFacebook人格があるのかもね。
メル友人格もあれば講演人格もありそう…講演の多い私も心しなければなりません。

さて、今日の検査員講習での試験は全員が合格となり、笑顔で帰って行きました。
試験結果は自分の点数でもありますからホッとしています。写真は先ほど会社の前から撮った函館山です。なんか函館山もホッとしているように見えますが…
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家づくりを勉強する…北斗市

2012-10-25 17:39:42 | ファース本部
工務店やビルダーは、兎にも角にも受注出来ないことには生業が成立しません。
この住宅産業では、建主さんから受注を取れるためのツールなどが氾濫しているようです。
顧客プレゼンが瞬時に出来る方法や三次元のcadシステムなど。
他にも「1人で1ヶ月に1棟受注する方法」などのツール本などに工務店が群がります。

いずれも受注するまでの営業ノウハウであり工務店にとっては重要な要素です。
地域工務店がこの受注を取れると云うことは、営業マンのスキルの問題でなく、地域工務店の地域活動と引き渡した建主さんの口コミ紹介が最も効果的です。
それには、出来た家に建主さんが住んでから具現化する事象をイメージすることが重要。

建主さんが住んでから、快適であり、暖房費と冷房費が格安であること、不具合が生じたら施工工務店が直ぐに駆け付けてくれること。
その建主さんは、知り合いで家づくりを計画している人にその実情を話してくれることでしょう。それには先ずはハードの勉強を。

ハードの勉強とは、家が暖かい、涼しい、冷暖房費が安い、家が腐らないなどの性能です。
d/λ=R 1/R=Kこれはd(断熱材厚さ)をλ(熱伝導率)で割るとR(熱抵抗値)が。
このRの逆数、すなわち1÷RがK値、いわゆる熱貫流率(逃げる熱量)を算出します。

このような計算式を覚えることで家の温熱環境を確保する技術を身につけます。
今日はこのハード的な徹底研修を行っています。
写真は受講者の皆さん方と撮りました。右から三重県の奥野建築㈱社長の奥野芳彦さん、宮城県の㈱武海建設専務の萩原賢一さん、広島県の開原工務店㈱の魚崎さん、私の左が香川県のファンホームの坂田淳さんです。

今日は寒冷地の方がいなかったので冷房対応型住宅のメカニズムをメインに致しました。
さて、今夜はこれから函館市内での懇親会ですが、呑みすぎると明日の試験に影響も。
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政治混乱の中で愛国心を問う…北斗市

2012-10-24 17:48:37 | ファース本部
愛国心とは、日の丸の旗を靡かせる国粋主義者とオーバーラップさせ「愛国心」と言う言葉だけに違和感を。
この自らのアイデンティテーを自覚する事で芽生える愛国心こそが本物ではないかと。
人は人によって支えられ、その人は国によって護られています。

先の大戦で我国は、写真の日章旗(日の丸)を戦争の象徴として利用したようです。
だからこそ日章旗に対する嫌悪感を訴える人がいるのでしょう。
しかし、その日章旗を隠してしまう事の方がはるかに卑怯な行為に思えます。

我々の先人達が、戦争の象徴として靡かせた日章旗だからこそ、今度こそは、同じ日本人の我々の手で、平和の空に靡かせる日章旗にしなければ。
極東の海に浮かんだ我日本列島は、諸外国から侵略される事もなく、独自の文化と歴史を育んで参りました。
縄文式土器の時代から、刀を振り回した戦国時代、幕末からの文明開化、大陸攻略時代を経て、敗戦となり戦後復興と目覚しい高度経済成長を成し遂げました。

我々の先人達の誇るべき知恵と工夫の創造社会、反省すべき戦乱の混迷事態…
この全ての私達日本人が背負うべき現実なのでしょう。
我日本の歴史の全てを自虐的になる事もなく、理屈をつけて正当化せず、極めて客観的に、かつ正確に理解する事で日本国として何をすべきか、日本人として何をするのかを。

現在の政治混乱ぶりは、政局を巡る党利党略ばかりが目立ちます。
政治的な課題は山積しています。
政治に携わる人それぞれが我国の成り立ちを理解し、愛国心に目覚めたとき、全ての課題が解決に向かうのでしょう。

さて、今日は秋晴れ天気に恵まれました。明日は本州各地から、この北斗市本社に参集してファース検査員講習を行う日です。
明日は終日、講義に明け暮れるかも。
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田舎はいつまでも田舎らしく…北斗市

2012-10-23 18:06:05 | ファース本部
企業戦士だった友人は、都会での生活を定年でリタイヤし、奥様とともに田舎の山深い里に農地を耕作しながら第二の人生を歩み、既に5年の歳月が過ぎ去りました。彼いわく、この田舎を都会なみにして欲しくないと言うのが切なる願いだと。

社会資本整備の名のもとにインフラが進み、田舎が都会に侵食されるのではないか。
道路などのインフラ整備をせずに、不便だからこそ田舎らしさが保護されます。
我侭な言い分にも聞こえが、尊重されるべき願望でもあります。

都市格差の全く無い社会とは、何処へ行っても同じような風景があり、都会も田舎も同じ情報が同時に出揃い、ファッションも意匠も変わりない社会と言う事になるのでしょうか。同じ教育を受け、同じ服装で、同じ報酬で、同じ思考を巡らすような、そのような社会を誰が望むのでしょう。

少なくとも私は、日本がこのような無格差社会になったとしたら、さっさと海外に移住する事になると思います。
国内大企業の本社機能が集中する東京や大阪、そして名古屋などは、その企業の法人税などの関連税徴収できるため田舎より税収が多くなります。

特に首都東京は、国内と海外の出先が多く存在し、膨大な量の人と情報が入ってきます。
とても機能的であり、我々ファース本部も事業の全国展開している企業は、東京を中心とせざるを得ないのです。
人の動きとともに必然的にこの首都と地方との様々な格差が。

この都会の企業戦争で闘い抜いた戦士は、リタイヤしたら高度な情報など必要としません。
穏やかな第二の人生が送られることを担保出来る田舎環境はいつまでも保護したいもの。
今日は私が北斗市の本社にいたまま、九州の安心計画さんとネット回線を繋いで一緒に設計作業を行う体験を。
田舎に居ながらにして高度な情報も得られるのです。

さて、不安定な天候の一日でしたが、写真は弊社の前の大樹です。
一瞬の快晴時に撮りましたが、田舎万歳!!
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住宅工法の批評批判と真実とは…函館市~北斗市

2012-10-22 17:50:23 | ファース本部
ライバル他社の行いなどをネット批評や表面だけを見て批判する人は少なくありません。
また自分の主張に異論を唱えるものは、その理由も問わずに糾弾したくなるものです。
しかしながらライバルメーカーや自分の持論と相反する人などに対する批判は、信憑性に足りる裏付けとなる資料が必要で、批判の理由を具体的に述べることも。

私は、24年前に断熱法を,、従来一般工法のグラスウールをスプレー発泡と云う工法に大変換しました。
それは、従前のグラスウール断熱の仕方を指導した学者やそれに関わる部材供給者にとってこの上ない邪魔な存在となり、それらの関係者から大バッシングを受けています。

樹脂でスプレー発泡して密閉する工法です。とても乱暴でリスキーな工法と言えます。
しかしその工法を作り上げるまでには、大手樹脂メーカーの技術者と10年の歳月をかけて様々な失敗を繰り広げて参りました。
平成5年に初めて公的評定を受けるまでは、当時の建設省の指導機関を構成する学者の先生達に多くの指摘を受けたものです。

私達のスプレー発泡工法が日本で初めて公的な評定を交付されてからは、堰を切ったように多くのスプレー発泡工法が供給されるようになりました。
その中には、やはり批判されて然るべきなリスキーな工法も少なくありません。
単にスプレー発泡だけで家そのものが出来あがる訳ではなく、そのためには家屋内の換気量抑制や湿気調整などが必須となります。
当時は誰も行っていなかったオール電化工法を創設したのも私達でした。
当然とは言え、異様なほどの批判の嵐に立ち往生したものです。

断熱気密や電化工法は、施工した工務店が、建主さんの住み続ける限り、アフターフォローなどのメンテナンスに責任を取れるのであれば誰からも批判される筋合いはありません。理屈より、建主さまが住み続ける限り幸せでいられるような家づくりこそが求められます。

さて、今日は家庭裁判所の調停業務を行ってきましたが当事者の心境を思えば…
工法の批判は私個人の批判にエスカレート。真実を知る努力を逸したままでの批判先行は、いたずらに当事者の心情を傷つけるだけかも。
写真は先ほど撮った会社付近です。既に空の色が冬の色になってきました。
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地域工務店が信頼を得るには…東京都内~羽田空港~千歳空港~千歳市~函館~北斗市

2012-10-20 19:09:36 | ファース本部
普通に話をしていても自然に気持ちが和んで行くような人がいます。
口数の多い少ない、喋りの上手下手ではなく、話をしていて雰囲気が自然に穏やかになる人がいますが、お人柄の良い人の典型なのでしょう。

地域の工務店経営者は、話をしていて気持ちが穏やかになれるような風格が求められます。
お人柄の良い人は、自然に周りの空気がその人の穏やかさの雰囲気に馴染んで行き、その場の空気がその人の雰囲気に染まって行くようにも感じます。

建主さんにとって一生の大事業となる家づくりは、工務店経営者との信頼関係が基本です。
今日は千歳市のファース加盟工務店、イーグルホームさんの竣工見学会で、一般ユーザーさんを対象にした「住まいの勉強会」を行いました。

イーグルホームさんは、社長の人柄や誠実さ、そして実直さなどが建主さんとの信頼関係を、とても強固なものにしていることを感じます。彼の人柄と建主さまへの思い入れが情熱となって滲み出るようです。
建主さんと工務店の信頼関係が強固な限り工務店経営に不安を感ずる事などありません。

住宅業界は、消費税増税マインドなのか一定の需要量があるようです。
しかしイーグルホームさんのお客様は、その外部環境に左右されない顧客層のようです。
写真は社長の湊 修一さんと、お客様担当で管理経理部門を担う加藤美紀さんと撮りました。

生真面目一本の社長の湊さんですが、自衛官のご主人を持つパートナー加藤さんは、北大工学部のキャリアを生かし、素晴らしい笑顔と優しさで顧客サポートをしておりました。
今日は東京から北海道に移動し、気温10℃の場所でエアコンによる輻射熱の暖房空間を披露して来ました。

東京・札幌・函館・北斗市と移動距離の長い一日でした。
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建築業界では価格競争に勝者なし…さいたま市~東京都内

2012-10-19 20:57:09 | ファース本部
私達の建築業界は、完全に価格競争に陥っております。
他社の提示価格の下を潜る価格で販売することは、更なる価格競争に拍車をかけ、その付け回しがエンドユーザーへのメンテナンス怠慢へと繋がります。

「タダより高いモノは無い」との格言があります。どのような製品にも適正価格は存在致します。
安値で売るとメーカーも問屋も、そして工務店も利幅を少なくします。
そしてそれを買ったエンドユーザーは、適切なメンテナンスサービスが受けられなくなる場合も。
つまり価格競争には勝者は存在しないと云う事になります。

適正価格で販売することは関わる業者が適切な利潤を上げ、社員報酬などに反映させます。
エンドユーザーには、小回りの効いたサービスが提供できることになるのでしょう。
特に私達の住宅業界は、建主さんから受注して施工し、建築代金を回収して住んで戴いてからが建主さんにとっての本当の家づくりの始まりなのです。

価格競争は、価格で勝負して受注し、建築して代金回収で終わりにしなければ続きません。
住んだ建主さんから電話が掛かってくるごとに薄利が素っ飛んでしまうからです。
「安物買いの銭失い」の格言がある。
安価な建築資金は、住んだ後になって多額の改修費用に跳ね返った例も多くあります。金銭だけでなくその間の建主さんのストレスも多大に。
私達は地域に密着し、「地域住民に慕われ可愛がられる工務店経営」を目指す工務店さんを対象にした啓蒙活動を行っています。

今日は三協立山埼玉支店を訪問しました。
写真は私の隣から部長の大野和久さん、課長の駒 義人さん、本社課長の神島真人さん、ファース担当の山下勝利さんです。埼玉支店の方々と協力し、地道にコツコツと地域で頑張る工務店さんにハウスメーカーなどは体制的に出来ないような知恵や工夫を授けて行こうと。

ハウスメーカーやスーパービルダーは、大きいだけに小回りが効かない難点があり、その隙間を埋めるための地域工務店の経営手法を広げて参ります。
さて今日は一日中、抜けるような秋晴れに恵まれました。
明日は札幌へ飛んでエンドユーザーさん対象の勉強で講話を。

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天皇皇后両陛下の発する波長とは…東京都内

2012-10-18 20:50:48 | ファース本部
国立劇場で開催された全国調停員大会に参加致しました。
東京では、何かと他の用事も足せる事から気軽に出席要請を受けたのですが。
会場となった国立劇場に近づくと何やら物々しい警備体制を敷いていました。

今回の全国調停委員大会は、調停制度施行90周年、日本調停協会連合会創立60周年の節目が重り大きなイベントになったようです。
会場には、天皇皇后両陛下を仰ぎ、野田総理、衆参両院議長、最高裁判所長官、法務大臣や各政党の法務関連の代議士など錚々たる面々を来賓として招いています。
国立劇場に参集したのは、私達全国2万人の調停委員の中から都合がついた委員1200名が参加しました。

式典が始まり、天皇皇后両陛下がご入場されると会場全員が起立して拍手でお迎えします。
これは予め進行表に載っており想定内なのですが、何故か両陛下を迎えるにあたり、自分の全身に電流が流れたよう波動が伝わったような気が致しました。

私は普段、天皇ご一家や皇族に対して特別な思いを持っているわけではありません。
公務を果たす天皇陛下を選挙でコロコロ変わるような元首より、安定性があって良いのではないか、などと軽い心情であったのですが。
今日、天皇皇后両陛下と同じ屋根の下の会場にあって両陛下は、純粋に私達国民の幸せを、一心に願っている。その想いが波動で伝わり、全身が痺れるよう思いでした。

一緒に参加した委員の先生方も同じようなオーラを感じています。
両陛下のお人柄や品性だとかなどと、一口に言い現わすことの出来ない不思議な経験でした。
写真は場内撮影禁止とのことで案内リーフレットです。

さて、今日一日は、はっきりとしない天気でした。明日は今日よりもっと激務が…
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生き残る企業の姿…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2012-10-17 19:48:58 | ファース本部
創業者の全ては、自分が興す企業の隆盛と成功を夢見て起業します。
ところが現実は、創業して10年後に存在する企業は10%あまりになるとの調査資料が。
企業を興すには、右手に夢とビジョンと志(こころざし)を掲げ、左手にそろばんを。

創業時は誰もが、自分の企業で働く社員や関わる人々の幸せを念じ、社会的な役割を果たそうとする理念を持っています。しかしながら、いつの間にか左手に持った算盤勘定だけが、先行してしまう場合が多くあるようです。

この儲け主義は、バランスシートの粉飾や偽装改ざんなどに繋がり、一夜にして信用失墜に怠る場合も。
嘘やごまかしは、利益至上主義から生まれるのでしょう。
社業とは、当初の事業計画の通りには中々進まないもの。
懸命に努力をしつつも、内的要因や外的要因など、様々な阻害要因が襲ってきます。

ノルマを与えられた社員は、ノルマ達成のため、切羽詰って嘘やごまかしをすると企業が培った信頼が瓦解してしまいます。ノルマを達成し、会社に評価されたいと思うのは誰でも一緒、しかしノルマ主義の会社は早々に行き詰まってしまうと云う統計もあります。

このような社会状況の中で何代にも渡り、住宅産業で生き残っている地域工務店や販売代理店は、その殆どが地道にコツコツと地域密着の家づくりを行っているところばかりです。
この地道にコツコツと身の丈を知りつつ、切磋琢磨する企業だけが生延びています。

今日は、弊社東京事務所に移動して事務所のスタッフと専務を交え、今後の活動方針について擦り合わせを行いました。夜はメーカーOBさんと新橋で会合を。
写真は都心の一部ですが夕方になって東京も雨になりました。この時間、全国的に雨模様。
明日は調停協会の全国大会へ出席のため、国会議事堂近くの国立劇場に…
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イメージと実像の乖離が…札幌市~函館市~福島町~北斗市

2012-10-16 17:55:09 | ファース本部
テレビの無かった時代は、ラジオドラマに耳を傾け、音響や抑揚の大きな音声でドラマの世界にどっぷりと浸る事が出来ました。
幼い頃に聞いたラジオ番組の「笛吹童子」では、そこ出てくるお姫様を絶世の美女のイメージをしたものです。
音声だけの姫は、聴く人100人100様の姫を創造したのでしょう。

かなり後にラジオドラマが映画化されましたが自分が持っていたイメージの姫君とは全く異なり、がっかりした記憶があります。
ラジオドラマは、その世界だけにしておけば良かったとしみじみ思ったものです。

ある研修会で講師の講演を聴いて、講師の私生活を想像する事がありました。
大勢の人前であれだけ立派な事を話せるのだから、実に素晴らしい私生活を送っているものと思ってしまいます。
私も素晴らしい講演に感動し、お御礼メールを出しました。
勿論、返信を期待した訳ではありません。
或る日に講師の先生の事務所の近くに行く機会があり、仲介者がアポを取ってくれたら15分間だけ時間をとって戴けると。

約束時間の5分前に事務所に伺い応接椅子に座って待たされました。
30分待ったあたりで、その講師がいきなりやって来て、待たせた詫びも一切無しに「何を質問?」と言う横柄な対応に幻滅を感じ、先日の講演のお礼ですと告げてさっさと退散してきました。

「人の誰もが侵す間違いは、人間性を鍛錬することで、カバー出来る」と言う内容だっただけに講師のイメージと実像とのギャップが余りにも大きい事に驚いたものです。
またメール人格と言う言葉があるそうです。
メールの文章を見た人が思い描く人格と、実際に合ってみての人柄が全く異なる場合も。
メール人格があれば、講演人格もありそう…

私も講演を行う機会が多くあり、まだまだ人間的な鍛錬が出来ていないかも知れません。
さて今日は札幌から帰社し、千代の里の故郷、福島町での上棟式に参加してきました。
今日の上棟式は仏式祈願でした。ご住職様とご子息様の副住職が魂を込めて身体から湧き出すような祈願念仏に荘厳さで身の引き締まる思いでした。

普段の神式をイメージして行ったのですが…写真は、帰り道に北斗市西側から5時ころに撮った函館山の姿です。
日が短くなったことを実感します。明日は東京に移動を。
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ビジョンを描こう…北斗市~函館市~札幌市

2012-10-15 21:37:58 | ファース本部
漠然とした夢や希望を具体的なビジョンに落とし込むことはとても必要な事なのでしょう。
しかしながら、そもそもその漠然とした夢や希望を持たない若者が多いと聞きます。
先ずは、大企業の社長なりたい、パイロットになりたい、宇宙飛行士になりたいなどと、本当に夢であっても良いのですから大きな夢を描く事が出来なければ。

若い人達に、このような大きな夢を持たせる事が出来ない環境ではないとするなら、それは、私達大人の在り方も問われていそうでもある。
特に政治体制に見られるように、あまり格好の良くないリーダーの姿も一面のようです。

リーダーとしては、尊厳や品格が伴い、その実権を発揮出来てこそ若い人達に目指すリーダー像を示せるのでしょう。「遣って見せて、誉めてあげなきゃ人は動かぬ」との格言があります。
常に上から目線ばかりでは、部下の信頼を得られません。
と言っても常に下から目線ばかりでも大局的な視野が狭くなってしまうかも。

成功する企業経営者は、大きなビジョンを描き、目的を実現させるための目標を定めます。
そしてリーダーは先頭に立って手段を練り、段階的に実効に向けて前進させてゆきます。
その背中を見ながら部下が育って行くのでしょう。政治も同じような事のようです。
現在の政局一辺倒に映る政治の在り方には、失望する若者の気持ちも解るよう気がします。

さて、今日は本社から札幌事務所に移動して、メーカー関係者と温めていた次世代型住宅の詳細プランの落とし込みを行いました。さて、当方のプランが次世代を担う若者の心を掴めるか。
写真は移動中のスーパー北斗の車窓から秋晴れの大沼公園に佇む駒ケ岳を撮りました。

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