家の断熱性能は、使用する断熱材の厚さを、その熱伝導率で割ると熱抵抗値がでます。
その逆数が逃げ出す熱量であり、UA値を割り出す計算方式です。
例えばグラスウール100mmを壁に入れ、その熱伝導率が0.04の場合、100㎜をメートル換算した0.1÷0.04=2.5が熱抵抗で1÷2.5=0.4が逃げる熱量です。
床、壁、天井と使用する断熱材や、厚さが異なる場合は、その部位ごとのUA値を出し、その部位の面積を÷ことで計算できます。
これに換気や隙間から逃げる熱量、窓などの開口部から逃げる熱量を加えると総熱損失量を積算し、それを述べ床面積で割った数値がQ値、つまり熱損失係数です。
先ずはこのようなハード(家の性能)を備えている事が前提となります。
ところがどんなにハードが出来ていても、ソフト(人の真心)が、一体にならなければ、お施主さまを幸せにすることは難しいのです。
ハードが伴わなければ、寒い、暑い、カビ、経済性、耐久性、耐震性など問題を起こします。
人格の伴った地域工務店の経営者は、ハードの確立を先行するモノです。
この小難しい講習のあとに必ず「聞かれもしないのに喋らないように」と付け加えます。
とかく知識を持てば人さまが、聞きたくもないのに喋りたくなるものです。
さて今日は3年に一度の健康検査を行ってきましたが、健康度と家の健康度も定期検診が必須かと思われます。
私の掛かり付けのお医者様は黒田川添クリニック(写真)です。
ガン発見率が抜群で、多くの患者が列をつくり、今日の検査予約も半年前からでした。
ハードなけでなく、患者目線のソフトも素晴らしいとの評判です。
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