豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家相は迷信なのか…北斗市・本社

2024-01-31 17:07:30 | Weblog
家相は迷信なのか…北斗市・本社
今日は、北斗市内でファースの家の地鎮祭を執り行いました。
設計時には、家相に拘るお施主様もおります。

家相は、中国大陸伝来の風水に基づく考え方だと云う事です。
昔の家には、水道やキッチンセット、水洗トイレなどが無かった時代の伝来です。
水回りは、湿気が溜まり易くてカビや凍結のリスクが伴いました。

そのため鬼門と云われる北東方向には、入り口や水回りをおくのは厳禁でした。
真逆の南西方向は、裏鬼門と云われ西日が強く台所などはモノが腐り易いとされました。
一応の理屈は通っていたのでしょう。

現在の家づくりは、新建材で構成し断熱材の充填で昔のような家相の理屈が成立しません。
それでも設計の際は、鬼門と裏鬼門を意識しないで企画する設計士などいないと思います。
鬼門と裏鬼門は、良くないのですが南東を辰巳方向と言い、とても良い方角と云われます。
辰巳方向は何をおいても良いと云うのですが、穏やかでまろやかな陽射しが入るからです。

家相を無視して家づくりを行い、お施主様がお住まいになるまでは、手続きや資金調達、建築プロセスで打ち合わせなど、様々な事項に身体も頭も使います。
竣工して住んで間もなく、疲労で体調を悪くする方も少なくありません。

このような時に家を見た人が、家相に問題がある等と云われると一気に住み難くなります。
したがって図面を書く際は、鬼門と裏鬼門に出入口と水回りを置かないようにします。
家相は、鬼門や裏鬼門方向の中心から30度ほど芯を外すことなど難しくはありません。
画像は、釧路市にFAS加盟店、大友建設さんが吟味して建築した「ファースの家」です。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道から東京日帰り出張…東京都~羽田空港~函館空港~北斗市

2024-01-30 19:43:26 | Weblog
北海道から東京日帰り出張…東京都~羽田空港~函館空港~北斗市
午前中はファース本部・北斗市本社で社内業務、昼のフライトで東京に移動して建築学会の部会交礼会に参加しました。
私が所属している一般社団法人日本建築学会は、36,000名も会員がいます。
1886年(明治19年)の創設と云いますから134年目となる組織です。

自民党の派閥問題がマスコミ報道されていますが、大きな組織では専門分野の小グループが形勢されるのが自然なのだと思われます。
派閥が個人的な集金方法として利用されても、政治資金規正法に沿って適正に収支が明確になっていれば何の問題もないのでしょう。

日本建築学会も私達が支払う僅かな会費、独自の出版物などで運営しています。
会員は、私のような建築業や開発者、設計事務所、官公庁、建築資材メーカー、コンサルタントや学生などと多岐にわたります。

私のように温熱性能を施工現場や竣工してお引き渡しした住宅からは、データ抽出が難しく実際に情報量が少ないようです。
日本建築学会は、学者や研究者などと、レベルの高い次元での研究が主になっています。
日本建築学会が出版する学術論文は、とても参考になり、私達の研究開発の糧にもなります。

それを施工現場に落とし込めるようにするのは、私達の大きな役割なのかも知れません。
今日は、昼過ぎに東京、2時間の会合に参加、夜に帰社する日帰り出張となりました。
ところがです。今日は、飛行機ANA客室乗務員さんに声を掛けて頂きました。

羽田行きの機内で、この毎日配信するブログを読んで頂いているそうで、とても嬉しく思います。
また帰りの飛行機では「ファースの家」のユーザーさんから声を掛けて貰いました。

日本建築学会の用務でしたが行き帰りの人との出会いには、とても意義深さがあります。
画像は、今日の会合場所で東京都内の新橋駅前で撮ったものです。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹脂断熱の独立気泡率…北斗市・本社

2024-01-29 17:26:18 | Weblog
樹脂断熱の独立気泡率…北斗市・本社
ウレタンは、塗装材にも使用されます。
ツルツルに磨かれたテーブルなどは、多くがウレタン塗料で仕上がっています。
ウレタンとは、「ポリオール」と「イソシアネート」と云う成分の混合です。

塗料としては、ポリウレタン樹脂と云われます。
ポリオールとイソシアネートに発泡材を添加すると、ポリウレタン断熱材となるのです。
発泡させる際には、発泡倍率を色々と加減することも可能となります。

スポンジもウレタンです。
水を吸い込むウレタンは、連通気泡と云います。
断熱材に使用する際は、独立気泡率を上げることで断熱効力を得ることになります。

スポンジは独立気泡率0%で綿と同じなので、吸った空気の分だけが断熱力となります。
空気を抱えて断熱力を出すのは、グラスウールやロックウールなど同じ作用です。
画像は、ファース工法の断熱施工ですがウレタン樹脂の発泡倍率96%にしています。

4%が木材を呼吸させるための微妙な数値であり、96%の独立気泡率です。
この独立気泡の中には「HFO」と熱を極めて伝え難いガスを封じ込んでいます。
HFOは、フロンのような温暖化効果ガスではありません。

樹脂断熱工法は、平成元年に確立したのですが公的認定まで丸4年間の歳月を経ました。
可燃性のポリウレタンのスプレー発泡断熱材は、発泡倍率を上げる事が出来ます。
僅かな原液でも倍率を高くすると安価できるのですが、確実に断熱力と強度が落ちます。

ファース工法エアクララは、IBECの型式認定を交付されおり二重三重にチェックします。
熱貫流率0.023w/㎡k(グラスウールは0.045)をキープし、躯体をガッチリと柔らかく包み込む機能を備えています。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地上波報道とSNS…北斗市・本社

2024-01-28 15:41:21 | Weblog
地上波報道とSNS…北斗市・本社
新聞やテレビで報道している内容には、取材した側の主観が入ります。
取材記者や編集者の思考がフィットしなければ記事にならず、放映もされません。
民法は、企業から広告費用で運営されおり、スポンサー企業の利害に絡むニュースなどが多くの制限が掛かると云われます。

公共放送のNHKは、私達が支払う受信料で放映しています。
それでも取材する記者の個人的な主観と編集者の方針が合致しなければ、記事や放映されなない場合も多いようです。

能登半島地震で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
復興に向けた支援活動も報道で得る情報で傍観者から、支援参加者になる人も多いのです。
このブログのようにSNS上では、デマやウソ、でっち上げ情報も多く飛び交います。

SNSは、発信者が誰かを明記しておくと出鱈目をアップできません。
私達、住宅関連の仕事に携わる者は、その内容が自画自賛となってしまいます。
住宅相談は、私の所にも毎日多くあるのですが……

家づくりを直に実践している工務店経営者は、良いことも悪いことも実に経験豊富です。
その工務店経営者の発する情報は、つまりSNSであり信頼に足りない情報とされます。
確かに大学教授や研究機関のバックグラウンドの持つ人は、信頼度が高いのです。

しかしそのような高名な方々は、直に屋根に昇り、施主と対面して費用面も含め仮設家屋などの相談に乗ることなどは出来ません。
たかが建築業者されど建築業者、まさに日々を人々の住まいに関する専門家なのです。
今日も困り果てた色々なお施主さまの相談メールに、丁寧に回答しておりました。
画像は、地上波のアンテナです。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高気密高断熱住宅と換気量…北斗市・本社

2024-01-27 14:56:07 | Weblog
高気密高断熱住宅と換気量…北斗市・本社
料理好きの私は、台所で煮炊きをする事があります。
昔は、薪や炭などを燃やして調理した時代もありました。
いまは、多くの所帯でガスを使用していると思います。

ガスコンロは、相当の酸素を燃焼させるので換気口から給気が必要です。
隙間の多い家では、第三種換気(排気式換気扇)で充分です。
来年度からは、自制代省エネ基準が義務化となり、一定の気密性能を有する事になります。

いまのところ気密性能の決まりはないようですが、断熱材を幾ら厚くしても隙間が多ければ住み良い居住空間など出来ません。
断熱と気密性能は一体化しなければ、充分とは言えないと思われます。

ガスを燃焼させるには、相応の排気と給気が伴う事になります。
実際に私達が行った実験では、隙間相当面積係数(C値)が0.5㎠/hの場合、ガス燃焼で酸欠状態となりまともな燃焼能率を上げる事が出来ません。

気密性能を高くしなければ、湿度管理や温熱環境を一定に保つことは出来なくなります。
したがって気密住宅には、相応の換気量が必須となるのです。
次世代省エネ義務化でも、気密性能の必要性を説いた文言が見当たりません。

北欧などでは、厨房も同時吸排気の出来る熱交換式換気扇が普通に使用されています。
我国でも結局は、熱交換式換気扇を用いることになるのではないかと思います。
画像は、展開当初から採用している「ファース工法専用熱交換式換気扇」です。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住宅とは…北斗市・本社

2024-01-26 16:17:00 | Weblog
住宅とは…北斗市・本社
住宅の定義について「建築基準法」に記載などはありません。
建築基準法には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」と云うのがあります。
いわゆる「品確法」と称する法律です。

この品確法では、「住宅とは、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分」と書いています。
「人の住居の用に供する」ととても広範囲な解釈ができます。
屋根・壁・床・窓・出入口が付いていれば「住居の用に供する」とも云えます。

住宅は、自然気候や外部からの危険を回避する機能を持たせる必要があります。
危険回避とは、外部からの危険のなかに人的な危害や損害を与えるモノも含みます。
家屋内では、安心して睡眠、食事、育児や介護、そして家族団欒の時間もあります。

私達は、この居住空間で多くの時間を過ごします。
特に高齢化社会となりつつある現在は、健康に有意義な時間を送れる機能が必須です。
日射熱や採光、適度な通風、綺麗な空気、暖かかくて涼しい事も重要となります。

品確法には、外観や内観規制等がなく自由に選択できます。
しかしあまりにも奇抜過ぎて、周辺住民に不快感を与えた例もあります。
また有害物質の含んだ建材を使用して「シックハウス症候群」の発症が、換気法と云う法律を設定する動機となりました。

来年2025年からは、次世代省エネ基準が義務化となります。
一定以上の断熱性能を持たない住宅は、建築出来なくなるのです。
省エネ目的より大きな理由は、高齢者医療費負担を抑え込む事が大きいと思われます。

断熱性能の高い住宅に住む高齢者の疾患率は、確実に低くなるからです。
画像は、Q値0.88、UH値0.23の断熱性能を持つ「ファースの家」。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必要不可欠の断熱住宅…北斗市・本社

2024-01-25 17:11:26 | Weblog
必要不可欠の断熱住宅…北斗市・本社
北海道は真冬の最中であり、道央以北が猛吹雪に見舞われています。
昨日は、熊本市内から北海道本社に戻ってきたのですが、定刻通りは幸運でした。

昨日は南国と云われる九州も寒波に見舞われましたが、乗り換え地の東京はポカポカ陽気。
しかしさほど遠くない岐阜や群馬などに寒波での大雪になっています。
その、どの地域にも「ファースの家」は建築されています。

能登半島地震に見舞われた輪島市などには、「ファースの家」が建築されていませんでした。
ファース工法は、強度の強い樹脂でシームレス状に家を包んでおり、転がしても壊れません。
中越沖地震の際は、震度7の激震地にファースの家が建っていましたが壊れませんでした。

地震や台風などの自然災害は、いつどのように発生するか解りません。
中には地滑りで敷地ごと破壊される場合もあり、新築の場合は土地選びも重要ですね。
北海道のような寒冷地は、先ずは寒さ対策が必須となります。

本州最南端の大隅半島にも「ファースの家」は建っているのですが、大隅半島にも雪が降ることもあるそうです。
つまり本州には年を通じて温暖地など無いと云う事でしょう。
温暖地は断熱施工の意識が少ないため、断熱材のまったく充填されていない家もあります。

北海道は、断熱材を入れなければ凍え死んでしまう怖れもあり、断熱が必然なのです。
断熱性能の低い家に住むと高齢者の疾患率は、確実に高くなるエビデンスがあります。
北海道は、家中が暖かいので疾患率が低く推移しています。

高断熱高気密住宅は、省エネ効果を得るために当時の建設省(国土交通省)が主管して省エネ基準を定めたと云われます。
現在は、膨大になった高齢者医療費を抑制するため、厚生労働省所管、あるいは政府一体で断熱住宅の普及推進に取り組んでいるようです。
画像は、昨日お邪魔した熊本県阿蘇の南部志賀工務店(シガホーム)さん作品の「ファースの家」です。
阿蘇市も-10度を下回ることが度々あり、シガホームさんは好評で受注も順調と云う事です。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

函館空港と函館山…熊本市~熊本空港~羽田空港~函館空港~北斗市・本社

2024-01-24 17:11:53 | Weblog
函館空港と函館山…熊本市~熊本空港~羽田空港~函館空港~北斗市・本社
飛行機の活用は、天気しだい、機材しだいと感じた今回の出張。
昨日は、早朝に北斗市本社を出て函館空港から羽田空港に到着するまでは順調でした。
羽田空港でも搭乗する飛行機が目の前にあり、搭乗案内を待っていました。

幾ら待っても搭乗案内がないため、その目の前の飛行機を見入っておりました。
何やらその飛行機のエンジン付近に何名もの地上係員が詰め寄っています。
しばらくすると私の名前と3名の乗客名が呼ばれ、小さな声で異なる飛行機のチケットと乗り場を案内され、4時間半遅れで目的地に到着しました。

その間を熊本空港では、南部志賀工務店の社長ご夫妻が待ち続けていたのです。
その飛行機は、やがて欠航になった事を後で知りました。

今日は、朝から熊本市内が強い湿った雪が降り、ホテルから乗ったタクシーが僅か9㎞の距離に1時間近くかかりました。
その降雪の中を飛行機は、熊本空港を定刻に離陸して羽田空港の函館空港乗り継ぎ便に間に合わせてくれました。

ところが「函館空港悪天候で着陸出来ない場合は羽田空港に引き返す」条件付き運航でした。
その函館空港は、悪天候でなく好天で函館山が迎えてくれました。(画像)
真冬ですから天気状態は、色々なリスクが多くなります。

以前は、猛吹雪で着陸できず青森県弘前市上空で一時間半も旋回待機し、一瞬の晴れ間に着陸したこともありました。
着陸した際には、誰ともなく一斉に拍手をしていました。
その時の機長の判断や管制官とは、きっと真剣な遣り取りがあったのだと思われます。

乗客の安全を確保する事は当然ですが、その後の乗客の予定をも左右してしまいます。
リスクマネジメントは、私達経営者も常に直面しているのです。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿蘇の家づくり…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~熊本空港~熊本市内

2024-01-23 20:20:28 | Weblog
同じ九州でも氷点下が続く地域があります。
今日は、阿蘇山の近くある阿蘇郡産山村で工務店経営を行う南部志賀工務店の志賀正明ご夫妻(画像)と懇談ができました。
真冬日の函館空港から羽田空港での乗り換えに時間が掛かり、熊本空港に到着したのが夕方に。
志賀さんご夫妻には、長時間にわたり空港で時間を費やさせてしまいました。
それでもご夫妻のいつも明るい笑顔に出会い、とても癒される思いです。
羽田空港では、乗り継ぎ便の不調で4時間半も待たされ、その飛行機が欠航となりました。
ANAの地上係員の手際の良い配慮で何とか15時過ぎ出発の飛行機に載せて貰いました。

その間も志賀さんご夫妻は、熊本空港で待っていてくれたのです。
ご夫妻のそのような優しいお人柄は、多くのファンをつくるのでしょう。
「ファースの家」の受注も順調で安定経営を続けています。
地域工務店は、工務店経営者の人柄が大きな経営資源となります。
まさに志賀さんご夫妻のお人柄や普段の行いは、お施主様や協力業者さんを魅了しているのです。
お二方の笑顔を見て、移動トラブルの不快さは一気に吹き飛んだ思いです。

「#南部志賀工務店」「#福地建装」「#ファースの家」「#SDGs」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然災害と人の出来ること…北斗市・本社

2024-01-22 17:21:44 | Weblog
自然災害と人の出来ること…北斗市・本社
北陸地域にも寒波が押し寄せており、能登半島地震で被災者の健康管理も気掛かりです。
この地震や津波など大自然が放つ自然の猛威に対して私達は為す術を失います。
津波対策の高い防波堤、洪水対策の擁壁なども、想定を超える自然の猛威には敵いません。

他方この大自然をこのように怒り狂わせたのは、私達人間だと云う人もいます。
果たして、大自然の気候を狂わすような力を私達人間は持っているのでしょうか。
ある高名な研究者は、明確に人間社会と自然災害は関連しないと断言しています。

世界のCO2排出量(2018年)は、中国28.4%、アメリカ14.7%、EUとイギリス9.4%、ロシア4.7%、我国日本3.2%となっており、中国とアメリカが圧倒的な排出国です。
猛暑のたびに「温暖化のせい」と云われますが、事実は全く違うと云う学者も多くいます。
日本は、100年で0.7度、1990年から30年で0.2度の温度上昇でしかないそうです。
様々な事象を総合しても地球温暖化は、その要因で猛暑にはならないとしています。

都会は、都市化が進みコンクリート建造物やアスファルトが日射熱で温まり蓄熱します。
それにビルなどで風が遮られ、「陽だまり効果現象」と云います。
つまりは地球温暖化でなく、幾つかの要件が重なって起きる事象に過ぎないのでしょう。

今朝は-3度で明けた北斗市でしたが、昼間に強めの雨となり今夜半に雪になりそうです。
1月22日、北海道の真冬ですから当然であり自然の季節かも知れません。
画像は、ファース工法の床面と壁面で、樹脂をシームレス状にしており転がしても壊われず地震に強い!

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高気密高断熱住宅の定義とは…北斗市・本社

2024-01-21 14:24:10 | Weblog
高気密高断熱住宅の定義とは…北斗市・本社
断熱性能の高い住宅は、必然的に気密性能も高くなければなりません。
断熱とは熱を逃がさない、入れないことですから、気密(隙間)があれば熱は逃げます。
国が定める「温熱環境・省エネにかんすること」には、断熱等級があります。

断熱住宅とは、次世代省エネ基準をクリアした「等級4」を高気密高断熱と云います。
断熱等級(断熱等性能等級)とは、2000年施行の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められた断熱性能を示す指標です。

2022年3月まで4等級が最高でした。
同じ年の10月に等級6と等級7が新設されました。
最高等級7とは、4等級から引き上げると約40%の省エネになるレベルです。
これは、あくまでも省エネ面での効果に視点をおいた指標です。

私はむしろ高齢化が進む社会のなかで、高齢者医療費負担軽減効果の方がはるかに大きいと思われます。
後期高齢者(75歳以上)だけの国庫負担医療費は10兆円を超えています。
高気密高断熱の性能を高くした住宅では、70%も削減できると云う研究成果もあります。

日本の平均寿命は世界一と云われますが、健康寿命が長い訳でありません。
高齢者の健康で社会貢献しながら長生きして貰うには、住まいの高気密高断熱化が必須となることが色々な研究で解明されています。

高気密高断熱住宅とは、省エネによる効果より高齢者医療費負担軽減の方がはるかに多きことが解っています。
そのため来年2025年からは次世代省エネ基準以上の住宅性能が義務化になります。本来は2020年実施の予定でしたが、今度は待ったなしとなります。

私達ファースの家は、30年前から基準をはるかに超える断熱住宅を造り続けてきました。
画像は、札幌市FAS加盟工務店・株式会社SANKEIさまが建築したファースの家です。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こたつと茅葺屋根の家…北斗市・本社

2024-01-20 15:24:00 | Weblog
こたつと茅葺屋根の家…北斗市・本社
今日1月20日は「大寒」です。
漢字で読む通り一年で一番寒い日と云う事なのでしょう。
大寒は、「二十四日節気」とも云います。

二十四日節気とは、地球に届く太陽の光量に関わる暦のことだそうです。
一年の春夏秋冬の四つの季節と、晩秋、初春の二つを加え六つにし、更に二十四等分にそれぞれに相応しい名称があり今日の大寒は、二十四日節気になると云います。

高気密高断熱の家が増えることに反比例して「こたつ」を使う家がなくなってきました。
こたつとは、布団を卓袱台のしたに火鉢などの熱源を置いたところに下半身を入れます。
背中は寒いので、「綿入りのどてら」を羽織っていました。

屋根は、茅葺屋根(ファース工法の基本理念)で雪や雨水を含水させており、乾燥した真冬の保湿効能があります。
暖房は、家の中央に囲炉裏を置き、薪や炭を燃やし煮炊きなども行います。
その囲炉裏端(画像)には、家族が集まり一家団欒で過ごすことができました。

この囲炉裏端やこたつで過ごすことで、家族間のコミュニケーションは必然的に増えます。
当時の人々は、家屋内に居ながらにして社会性を育んでいったのでしょう。
大寒「二十四日節気」と云う暦からも、私達日本人の営みの一端を読み解くことが出来ます。
さて、今日の北斗市は気温こそ0度前後でしたが、終日にわたり強い太陽の光を受けることが出来ました。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能登地震被災地と良い住宅の定義…北斗市・本社

2024-01-19 17:08:25 | Weblog
能登地震被災地と良い住宅の定義…北斗市・本社
衣食住は、人間の社会生活上で欠かせない要素です。
能登地震で被災された方々は、その衣食住が脅かされています。
衣類や食料は、救援物資として避難先に送れます。

その避難先とは、学校の体育館などを仮住まいにしているようです。
急いで被災者用の仮設住宅を建築していますが、あくまでも時期を区切った仮設住宅です。
仮設住宅では、新築する住宅の敷地の確保や費用負担などを準備しなければなりません。

そして「良い住宅」を建築するとなると、何もって良い住宅かを問うことになります。
一般的には、間取りで生活上の機能を果たす動線計画が最初になります。
次に施主の趣味や好みを、間取りや外観、内観にどのように落とし込むかを思考します。
その上で地震や暴風雨などの自然災害には、強固であることを確認しなければなりません。

私達ファースグループは、強度に加え「健康寿命を延ばす家@」を掲げて家づくりを行っています。
いわゆる高気密高断熱で家屋内の何処も、温かく、省エネで涼しく過ごせる家です。
それに湿度管理の出来る「調湿機能」を持たせました。

高気密高断熱住宅は、温かくすることが目的ですが、温かくすると湿度が低くなります。
湿度は、%つまり割合で表記しますが、気温が抱えられる量を示しています。
温かい家は、湿度(相対湿度)が低くなるのは必然なのです。

私達は、温かくしても湿度の低下しない家づくりの研究開発をしています。
能登地震被災者には、先ず温かい住まい空間を何とか提供したいものですね。
画像は、「ファースの家」の樹脂の試験ボックスを高さ7mから落下試験で壊れません。
樹脂断熱材に強度を持たせることで、地震はもちろん転がしても壊れない家づくりが出来ます。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

各地で活動する仲間達…広島エアポートホテル~広島空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2024-01-18 15:55:55 | Weblog
各地で活動する仲間達…広島エアポートホテル~広島空港~羽田空港~函館空港~北斗市
今日の朝に発って来た広島空港の現在の気温は、11度、乗り換え場所の羽田空港10度、大隅半島の鹿屋市17度、沖縄県那覇市23度、函館空港+4度、網走市-3度です。
この何処の地域にもFAS加盟工務店が「ファースの家」を建築しています。

このファースグループ工務店の方々は、毎年恒例のファース全国大会で一同に介すのですが、とても仲が良くて式典後の懇親会は大盛り上がりとなります。
夫々が全く異なる地域で家づくりを行い、その状況を意見交換するのです。

コロナでリアル開催が出来ず、昨年は4年ぶりの「全国大会in名古屋」でした。
それでも蒸し暑さとコロナ過の警戒感が強く、200名くらいの参加者でした。
今年の6月13日は、北海道釧路市でファース全国大会の開催となります。

6月の釧路市は、梅雨もなく本州の梅雨時季なので多くの参加者ありそうです。
釧路市周辺には、摩周湖、川湯温泉、釧路湿原、阿寒湖、阿寒国際ツルセンターと本州で見ることの出来ない壮大な観光地があります。

また、釧路駅前には、60店舗の和商市場があり、鮮魚、カニ、「釧路のウナギ」と云われるカラスハモなどが人気を集めています。
6月の釧路市はカラッと温かさと、雄大な景色、美味しい北海道の食を味わえます。

また多くの地ビールも開発されおり、酒好きのFAS加盟工務店の方々には、とにかく寝る時間のない夜を過ごせそうです。
画像は昨年の名古屋大会の様子です。
各地で家づくりに奮闘する仲間たちは、一年に一度のイベントを楽しみにしているのです。

普段は、住む人を幸せにするための家づくりに真剣に取り組んでいます。
一年に一度のファース全国大会は、各地の情報交換イベントの後の懇親会がもっとも楽しみにしている事と思います。
今年は、6月13日に釧路市で皆さんとお会いします。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丁寧に時間を掛けて…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~広島空港~福山市内

2024-01-17 20:05:03 | Weblog
丁寧に時間を掛けて…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~広島空港~福山市内
私達のような建築業者は、出来るだけ早く現場を仕上げてお引き渡しをしたいと考えます。
今日は、広島県福山市のFAS加盟工務店・開原工務店株式会社さんを訪問しました。

加盟工務店さんは、現在も「ファースの家」を建築中ですが、時間を掛けて粛々と坦々に施工を進めることに心掛けています。
これは、代表取締役社長 開原義宣さんの信念だそうです。
お施主が一生涯身を委ねることになる家づくりは、何も短期間に終了させる必要がないと説きます。

短期間の工期は、確かに色々な諸経費も節減できて、その分を工事に回すと云う考え方が一般的とも云えます。
諸経費節減などは、業者側の都合であることも確かです。
開原工務店さんのように工期を充分にとって丁寧に仕事を進めることは、お施主さまの立場に立てば良く解る気がします。

この山陽地域は、温暖アリアと思っておりましたが今朝の気温-2度だったそうです。
温暖地域と云う意識が強いため、住宅に断熱を施すことに執着しない人々が多いのです。
特に工務店経営者は、目に見える外観や内観などで競っているようです。
勿論、外観内観も大切ですが、住んだ人にとっては、家屋内の空気環境がもっと重要です。

開原工務店の開原社長は、早くから住宅の温熱性能に注目しておりました。
断熱材の種類や窓ガラスの断熱遮熱にも関心があり、探索した結果がファース工法です。
施工は工期を充分にとり、丁寧で粛々坦々に進めることに拘るようになったと云います。

今日は北斗市本社から函館空港、羽田空港、広島空港に到着すると開原社長が迎えに来て頂きました。
その車の中でも色々な意見交換が出来て、私自身も勉強になりました。
画像は加盟工務店さまの会社で、社長の開原義宣さんと一緒に撮りました。

毎日更新・朝ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
道南家づくり


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする