豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

柔道家ヘーシンクの訃報で…北斗市

2010-08-31 18:11:25 | ファース本部
東京オリンピックの為に五輪採用されたと云われた柔道は、まさに日本の独壇場のスポーツでした。東京五輪でも無敵と云われた無差別級で金メダルをとったのは、誰もがまさかと思ったオランダ選手、アントン・ヘーシンクさんでした。

この訃報を伝える記事に、その時のエピソードが朝日新聞に掲載されていました。
東京五輪でもっとも日本人を悔しがらせたのは、まさにこのヘーシンクだろうと。
彼は後々まで「日本では今も悪役」と冗談めかして言っていたそうです。

東京五輪で勝利を決めた瞬間、興奮したオランダ関係者が試合場の畳の上に駆け上がって来るのをヘーシンクは、両手を広げて厳しく手で制止させた場面を私も想い出します。
日本選手の神永昭夫選手(故人)も心技体と充実した日本の誇るべき大選手でした。しかし勝者のヘーシンクには、笑顔もガッツポーズもありませんでした。
敗者への敬意に満ちた彼の態度に日本人は、これこそ本物の柔道家だと悟ったと云います。

この朝日新聞のコラムで感動したのは次の記述です。
【ヘーシンクが「神永さんは敵ではなく仲間なのです」と言えば、神永は「私のとるべき道は良き敗者たること。心からヘーシンクを祝福しました」】。

東京五輪の後、ヘーシンクはヨーロッパを起点に多くの柔道家を育て今や日本の柔道ではなく国際的なスポーツに成長しています。そのアントン・ヘーシンクさんの訃報がオランダから届きました。享年76歳、まだまだ先のある人生だったと思うのですが…

人も企業も生存競争の中で活動しています。誰かが勝てば誰かが負けます。しかし、ヘーシンクと神永のような超一流になれば、「本当のライバルこそ良き仲間なのだ」と云う意識が先んじるのでしょう。
経営者も、スポーツ選手も、そして政治家も学びたいものです。
特に、会談が決裂して代表選へ突入する事になった民主党の議員さんは…

8月31日、8月最後の日の今日も、茹だるような暑さの一日が暮れて行きます。
写真はこうべの下げた稲穂の合間から西の空を撮りました。
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校長、教頭先生の仕事とは…北斗市

2010-08-30 18:57:01 | ファース本部
学校教育とは、教師が教壇に立って生徒を指導し、教頭先生が教師や保護者とのこまめな調整などを行い、校長先生が全体を統括して成り立っているように思っていました。
基本的概念は、それで間違いがないようですが実際の実務が実に多岐に渡っています。

学級担任の先生にしても教壇に立つ前に実に多くの研究を行っております。
教師は、その他に部活動などを通じて教壇で教え切れない教育を施そうとしています。
更に、一般教師から教頭になるための勉強や研究を行わなければなりません。

教頭になれば、教師と校長の緩衝材的な役割や教師の代わりに教壇に立つ事もあります。
他には、体育保健、地域、PTA、保護者対応なども教頭先生の重要な仕事となります。
それに教頭会活動などを行いながら校長昇格試験の勉強も行う必要があります。

校長先生になれば職域が更に広がるようです。
写真は来社されたファース本部の隣の上磯中学校教頭から北斗市立石別中学校長になって3年目の三觜徳久(みつはしのりひさ)先生と撮りました。
三觜校長先生は、校長会、体育連盟、体育研究会、学校保健研究会、学校保健会などの役職を担っています。全てが校長として大成するための勉強なのでしょう。

教育方法は、様々な手法がありますが三觜先生も「生徒と同じ目線になれる教育を」が基本だと云います。写真に写っている絵画は、三觜先生が一般教員の時の校長で上磯町(現北斗市の合併前)の教育長を務めた田中則夫さんの奥様が私の為にと書いてくれ「翔ぶ」です。

三觜先生もこの絵画の事を良く知っておりました。現在は岩手県で元気で暮らす田中則夫ご夫妻の想い出話が出来ました。田中先生は、校長としても教育長としても、多くの仕事を成し遂げ、教育理念が「生徒の目線」でした。三觜先生も目指したい教育者像だと云います。

三觜先生も含め私達に関わる人の全てが「翔ぶ」の絵のように大空に大きく羽ばたいて貰いたいものです。今日も30℃超えとなった北斗市も暮れて行きます。
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民主党の代表選挙で見えるくるモノ…北斗市

2010-08-28 12:17:20 | ファース本部
民主党の小沢前幹事長が代表選挙への立候補を表明しましたが、この事について菅総理は、「大変いいこと」と評価する発言をしています。しかしそれを語った時の顔は、かなり強張っていたように感じたのは私だけでないようです。(写真はその時の菅首相)

剛腕、辣腕と言われる小沢さんの政治行動に期待する声も少なくはありません。
一頃の田中角栄首相のように機関車のような牽引力も、このように混迷した社会環境の中では、必要だと思う人の心中も理解できます。

しかし彼が幹事長であった時の民主党の状況を省みたらどうでしょうか。
彼は、代表で首相の鳩山さんより存在感ありました。彼への批判的発言や行動に懲罰を匂わせる環境下で、誰もが何も云えないような閉塞感が漂っていたように思います。

良し悪しはともかく現在の民主党内は、誰もが云いたい事を言える雰囲気があります。
小沢さんは、代表選挙に勝ち、首相になっても党首討論などに堪えられるのでしょうか。
議論や討論のディベートが上手な事は、政治家の素質の大きな要素でもあります。

中身については専門的ブレーンがサポートします。つまり首相の役割は、国民の求めるモノ、国際社会の動向、国益の何たるかを見極め、国民の絶対的な支持を得ながら国家牽引のリーダーシップを発揮して行く事なのでしょう。

だとするならば小沢さんは、強面の顔、ディベートの下手さ、気性の上下の激しさなど、彼の溢れんばかりの人間的魅力の前に、首相としての適性を欠いているように思えてならないのです。国家のトップリーダーとは、厳しさ、激しさを内在させ、表面的には優しさだけを醸し出す人格が求められそうです。

同じ事が私達、工務店経営者にも云えるのでしょう。
こんなブログを書きながら、しからば自分はどうなのかと問い直しているところです。
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景気浮揚で給与をアップさせるには…北斗市

2010-08-27 18:00:27 | ファース本部
物価下落が続くと確実に失業者は増えて行きます。
安い買い物が出来る事は有り難いように思うものですが私達の生活に悪い影響を与えています。
ある有名衣料品メーカーと家具メーカーは、高品質の品物しか販売しません。

商品のクオリティーを損ねずに価格を安く出来る事は、消費する側にとって大きなメリットです。
しかしその皺寄せが何処かに出ているかを推察してみましょう。

安価な商品の殆どが人件費の安い外国で生産しています。
人件費の高い国内産業は、衰退し、その時点で国内の失業者を増やす要因となります。
海外で生産された商品は、船積みされて国内に持ち込まれ国内各地に搬送されます。
その運送費が価格競争に追い込まれ、価格で負けた運送業者は廃業する憂き目に遭います。

このように「良いものを安く売ろう」とのコンセプトは理想的に感じます。
しかしその裏側では各関連業者の死闘が繰り返されているのです。
これは衣料品、家具に限らず価格競争をしている限り本当の景気浮揚にはなりません。

発想を変えて「良いモノを高く買う」と言う概念が浸透すると必然的に国内企業が活性化されます。国内企業が活性化すると社員の給料がアップして消費が増えて行きます。
住宅産業も、地場の木を山林から切り出して製材すると山林価格がただ同然でも木材になると輸入材より高くなります。人件費が違うからです。

家づくりにおいては、全てを国内調達しても家の価格は15%ていどしか高くなりません。
その事で林業や国内企業がどれほど潤う事でしょう。
景気浮揚で皆が元気になるには、「良いモノを高く買う」と言う概念を浸透させるべきです。

今日は終日25℃の過ごし易い北斗市でした。
写真は社内敷地内にあるクルミの木です。秋を感じさせる風を受け気持ち良さそうに佇んでいます。今年は大きな実を付けそう…
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利益を出す仕組みとは…函館~北斗市

2010-08-26 17:31:45 | ファース本部
「働いても、働いても、生活がラクにならず、ジッと手の平を見る」
有名な詩人が書いた、このような詩があったような気が致します。
企業とは、利益を出して更に社会貢献する事で存在意義を発揮致します。

どんなに頑張っても企業利益が出ないとすると何処か欠落している所がありそうです。今朝の朝礼で唱和した冊子の中に、「利益が出ないのは、何かが間違っている」と云う内容で解説欄には、「利益」は経営、営業のはじめに出るものでなく、その経過によって生み出されるのである、と書いてありました。プロセスを辿る事で業態を見極めよと云う事です。

利益が出ないのは、企業行動や経営態度、発想、姿勢に間違いがあるからだと云います。
つまりビジネスモデルの何処かを見直す必要を示唆しています。
ところが金儲けだけに特化したビジネスモデルは、必ず何処かで破綻するものです。

私達、ファースブループの基本理念は「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」です。
建主さんとその家族は勿論、家づくりに関わった人々のすべてが公平に幸せ(利益)を分け合おうと云う事です。何処かにだけ利益が偏ると必ず人間的な歪みが生じます。

今日は、午前と午後に家庭裁判所で調停業務を行って参りました。
自分の利益や云い分だけを求めている限り、問題の解決にはなりません。
相手の立場を冷静に思慮出来た時に、問題の解決に向けて大きく展開するものです。
今日は円満解決での調停成立もありました。

企業利益を訴求するだけならいつかは問題が発生すもるのです。
人間どうしの紛争も、自分の都合だけを押し付ける事が要因になっているようです。

写真は、先ほど会社の前にあるナツメロの実を撮りました。
秋が深まる頃には真っ黄色で香り強い実に育ちます。blogram投票ボタン
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人と企業の25年の歳月とは…函館~北斗市

2010-08-25 18:16:00 | ファース本部
今から25年前の自分がどのような風采で、どんな立場で、どのような仕事をしていたのか。
一般サラリーマンの方、特に大企業に勤める人は、25年前と現在では大きく異なっているはずです。25年前とは時代も企業環境も、自分の成長や衰退もあるでしょう。

今日は、弊社にサッシ建材を供給して戴いているエイワアルミ産業さんを訪問し、社長の松山 茂さんと懇談をして参りました。一緒に訪問したのは、サッシメーカー、三協立山アルミ工業、常務の賀東 隆さんです。(写真は左が賀東常務、右が松山社長)

三協立山アルミは一部上場の大企業ですが、賀東さんは25年前、函館営業所のスタッフの一員でエイワアルミさんを訪問しておりました。一方、当時の松山社長は営業担当の専務でした。
私は、ファース工法の立ち上げ前の段階で小さな零細工務店の代表者でした。

四半世紀とも云われる25年と云う歳月は、人や企業をも大きく変貌させるものです。
25年前は3人とも30代後半で気力体力とも充実し、大きな願望を持って仕事をしていた時期です。
当時の賀東さんは、立山アルミと云う会社でしたが現在、三協サッシと合併して三協立山アルミ工業となり常務さんになりました。

松山社長は、先代社長から会社を引き継いだ後も、この経済環境の厳しいご時世の中で、函館市内においても優良企業と云われるようなサッシ建材店に育て上げています。
一番、代わり映えのしないが当方のような気がしてなりません。
ファース工法を完成させ、全国展開のFC事業に踏み込んだものの常に気の休まる暇(いとま)がありません。

3人が互いの25年前と現状とを照らしてみましたが私達の福地建装は、エイワアルミさんの紹介でファース基盤が出来、三協立山アルミさんとの付き合いに繋がっています。
すべてが人との付き合いが企業の繋がりにリンクしている事を再認識した一日でした。
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ユーザーさんの評価とレポートが…函館~北斗市

2010-08-24 13:04:39 | ファース本部
ファースの家にお住まいになっている建主さんで一番最初の建主さんは22年目になります。
現在は、全国に数千棟のファースの家ユーザーさんが存在しております。
竣工した後の家はコストになると云われますがファースの家は、工務店の資産になっています。

私達、ファース開発元が「ファースの家は良い」と云っても説得力がありません。
会費を支払っている加盟工務店が云っても説得力があるとは言えないでしょう。
実際にお住まいになっているユーザーさんの評価が何よりも大きな資産となります。

ファースブループは、その評価を得られるため家の性能を担保し、施工工務店が誠実なメンテナンスフォローが出来るように仕組化をしているつもりです。
我々ファース本部がそのつもりでも、実際に加盟工務店が対応しているかどうかです。

私自身、住宅110番の回答者を務めており、このようなホームページを通じて不具合を連絡戴き、速やかに対応するようしいます。しかし時折には、ファース・ユーザーさんに本部から直接、状況を伺う事もあります。

現在は、ファースメーカー協力会の協賛を戴き、ファースの家の建主さんから「住まいレポート」を提出して戴くキャンペーンを行っています。レポートを提出されたユーザーさまには、5000円の商品券を差し上げますので次のコーナーからどしどし応募してください。5000円応募キャンペーン/a>
8月30日が締め切りとなっておりますが多少の余裕がございますので急いで応募ください。

今日は激しい雨で朝を迎えましたがこの時間は晴れ上がりました。
また真夏日になりそうな様相です。今日、東京からメーカーさんの役員が来道されますが到着の頃は30℃に…

写真は本社裏から雲隠れの駒ケ岳を撮りました。緑色が既に秋の気配を感じます。blogram投票ボタン
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エアコン嫌いな人でも大丈夫…函館~北斗市

2010-08-23 19:53:00 | ファース本部
今日は「処暑」と云って暑さが留まる日だそうですが今日も全国各地、暑さが留まるどころか軒並み30℃超えの真夏日になりました。今年は北海道でもエアコンが品切れ状態です。
ところがエアコンから吹き出す冷たい風が直に肌にあたると不快感を覚える人が多くおり、私自身もエアコンの冷たい風は大嫌いです。肌がジリジリと痛みすら感じてしまいます。

この冷風を輻射熱に換えるととてもマイルドな冷房が出来るようになりました。
私達が開発したファースの家は、天井裏に特殊なエアコンを取り付けます。
天井裏を均一に冷やしてその冷熱を床下に強制的に送り込む装置がついています。

換気された新鮮空気と一緒に床下に送風して床下気圧を上げると行き場を失った空気が、外周壁だけに造られたインナー通気層を通じて空気循環されるようになっております。
この真夏の暑さの中、全国各地でファースの家体感会を開催しており、玄関を入った瞬間、マイルドな冷房空間を実感出来ます。(写真はその体感会の様子です。この家は45坪で5kwのエアコン一台で全館の気温、床面、壁面、天井面の全てを26℃にキープしています)

真夏の暑い時に長いトンネルに入ればトンネル中央付近は、上下左右から地熱の輻射熱(波長熱とも云う)が放射されております。その付近の気温と天井、壁、地べたの温度が同じ温度になっております。地中温度は年中15℃程度と云います。夏は冷たく冬は暖たく感じます。しかも波長熱なので、エアコン冷風と異なり、肌に刺すような感じになりません。

ファースの家は、スカットールと云う専用調湿材で外部より15%程度低くなるようにしており、湿気の多いトンネルの内部より清涼感があります。
冬はエアコンで温熱を送り込み、同じく輻射熱で暖房が出来るようになっています。
これは文章や言葉、映像より、直に体験するしかないように思います。

ご多聞にもれず今日も蒸し暑い一日の北斗市でした。blogram投票ボタン
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家づくりは建主さんと愉みながら…函館~北斗市

2010-08-21 16:46:12 | ファース本部
建主さんにとっては一生一代の大事業となる家づくりです。
まずは工務店選びで家づくりの良し悪しが、かなりの割合で決定すると云われます。
プランを練って図面に生かし、仕様書に詳細を記述するのはかなりの技術が伴います。

建主さんの意向や暮らしぶりを掌握して白い紙に書きあげる事になります。
プランの際に建主さんの言いなりになるのは必ずしも良い企画者だと云えません。
建主さんが住んだ後から直面する様々な事象を想定して刷り合わせを行う事になります。

特に温熱性能については、図や文章で現せるものでありません。
住んでから具現化する事を正確に伝えたうえでプランを練る必要があります。
この過程を建主さんと我々工務店が、双方楽しみながら行う事が大切のようです。

押し付けや、ごり押しされると必ずその歪みが何処かに現れるものです。
住んでから「だから私がこう言った」と云い合いは、双方にとってとても不幸な事です。
私が行っている住宅無料相談は、技術不足と、建主さんと施工者とのコミュニケーション不足が大半の要因になっているようです。

段取りが進んで契約、着工、完工、そして「引き渡し」が行われてから、本当の家づくりの始まりとなります。私達は、契約が終わり、地鎮祭と着工研修会を行います。
この着工研修会は、施工のための敷地確認や周辺注意事項の伝達は勿論ですが、これから家づくりに携わる、大工さんや協力業者さんを建主さんにご紹介する集いでもあります。

今日は、函館市内でファースの家の地鎮祭(写真は建主さん家族と神主さんが一緒に)を行いました。来週、早々に着工研修会を行いますが建主さんの大事業と建主さんとの生涯の付き合いは、既にスタートしています。

雨の予報が外れて良い天気に恵まれた函館市、北斗市でした。
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電話一本で3000万円の仕事が…函館市~北斗市

2010-08-20 17:14:27 | ファース本部
地域の工務店の多くは、必ずしも社員教育が万全だと云えないようです。
棟梁大工さんの社長が懸命に培ってきた信頼と信用だけで仕事を保持してきました。
たまたま事務所にいた大工さんが、掛かってきた電話に出たそうです。

「はい!もしもし!?何?!誰?!…社長?いません!」電話の相手は、約3000万円の新築予定の建主さんでした。その受け応えで完全に怒らせてしまったそうです。
後日談ですが、その建主さんが社長のところに遣って来て事の始末を教えたそうです。

通常の営業工務店だったらその時点で、完全に新築の仕事を逃していた事でしょう。
その建主さんは、工務店社長の生真面目さを知っていたので取り繕う事が出来ました。
建主さんは、自分でなかったら新築発注などしなかっただろうって…

この逆のケースもあります。リフォームの問い合わせで電話を受けた女子事務員の対応がとても親切で丁寧だったそうです。このような方のいる工務店だったら安心だと思い、1000万円を超えるリフォーム工事が受注できた工務店もありました。

社員教育マニュアルに沿った電話の受け応えも、コンビニ店員の「ラッシャイマセー~~」の声掛けに似た無機質なものです。電話の向こうには、私達の生活の根源を為す、大切なお客様が居るとの意識を常に持っている事が大切なのでしょう。

電話だけでなく工務店は、施工現場のスタッフ、大工さん、協力業者さん、近所の皆さんなども、いつか建主さんになってくれる「潜在顧客」なのだとの意識すべきでしょう。
写真は弊社マドンナのひとりが電話対応していますが、さてその出来栄えはいかに…毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
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地名とヤマセの風と函館山…北斗市

2010-08-19 18:00:00 | ファース本部
読売新聞の編集手帳と云うコーナーに次のような記事が載っていました。
【長崎県佐世保市白南風町。「白南風」(しらはえ)とは、梅雨が明けたころに吹く南風のことである。白南風に対し梅雨のさなかに吹く南風を「黒南風」(くろはえ)という。こうもり傘の黒からシャツの白へ…というのでもあるまいが、梅雨明けの前後を色で対比したから黒と白なのだろう。その町を訪ねたことはまだないが、すてきな地名である】

今年は、梅雨時期に激しい雨が降り続き、梅雨明けには記録的な猛暑が続いています。
この地名は、黒南風が白南風に変ると過ごし易くなると思って出来たように思います。
確かに梅雨明けは、シャキッとした夏が来て、白いワイシャツが清々しく見えます。

ところが昨今の気候は、梅雨時期の雨傘の効かない豪雨と暴風雨です。
夏になっても湿度は殆ど下がらずに、連日連夜、半端じゃない暑さが続いています。
何処の地域にも、雨の予兆や嵐の予兆に「ヤマセの風」を感じるといいます。

この道南地方では、南東の風をヤマセの風と呼んでいます。湿ったヤマセの風が吹くと、しだいに雨になります。道南の奥尻島には、東風泊(やませどまり)と云う地名があり、函館市の東端、恵山岬周辺を山背泊(やませどまり)と云います。

漁業に携わる人々が、海の凪を願い、嵐を呼ぶ風、「ヤマセの風」を止めようとの思いから出来た地名なのでしょうか。写真は、会社前の田んぼから実の付いてきた稲穂の頭越しに函館山を撮りました。
今日の北斗市は気温が高いものの湿度が低くて気持ち良い暑さです。

落葉松越しに見た函館山、花畑から見た函館山、今日のような澄んだ日、霞みがかった日、稲穂の隙間から見た函館山…見た場所、見た天候で佇む函館山は全部が異なって見えます。
今日は終日、社内で新しい装置の開発思案に没頭しています。毎日更新・社長の携帯ブログ
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人の暮らしと住まいについて…北斗市

2010-08-18 18:16:01 | ファース本部
ハウスメーカーは完全な分業制になっています。
営業マンは受注する事に特化した仕事をしており、設計士やインテリアコーディネーターがサポートします。受注が決まれば、施工担当技術者が下請け手配や現場管理などの仕事にあたります。
そして家が出来上がると、メンテナンス担当者へと引き継がれて行くのでしょう。

地域の工務店経営者は、その一切を自分が仕切っている場合が多いのです。
営業活動などを意識せずに、地域に溶け込んだ地域活動によって必然的に家づくりに関わる仕事を依頼されます。自分が建主さんと打ち合わせを行いそれを図面に起します。

自分が契約して、自分で協力業者を手配し、自分が現場監督を行い、自分が引き渡し、それからは、自分と建主さんとの末永い付き合いが始まります。
人の暮らしの在る限り、住まいの仕事が無くなる事はありません。

特にリフォームは、人の暮らしにつきものなのです。暮らしの中で水道蛇口から水が漏れたり、家具をぶっつけて壁を傷つけたり、台風などの暴風で飛んで来たモノなどで壁や屋根が傷付いたりと……そのたび毎に工務店経営者が駆け付けて対応します。

工務店も規模が大きくなると、どうしても各スタッフによって分業され、ハウスメーカーのような体系になるのでしょう。小さな工務店でも経営インフラが整備されている事が前提となりますが小さな事は、建主さんにも便利で良い事のように思います。

今日は久々に細工場で大工さんの仕事ぶりを見てきました(写真)。
弊社は、小さな工務店なのですが研究開発や推進展開の仕事量が多く、本来の工務店業務を副社長やハウジング担当常務に任せっ切りで、ジレンマと闘いながらの毎日です。

今日の北斗市は、快晴で気温が高いものの空気が乾燥しており、凌ぎ易い一日でした。毎日更新・社長携帯の一言ブログ
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身体と財布に優しい冷房空間…北斗市

2010-08-17 18:41:24 | ファース本部
猛暑が続いており、今日の都心は午前中、既に猛暑日になりました。
弊社は、本社は道南の北斗市ですが、札幌と東京、そして九州に事務所があり、其々の事務所にスタッフが常駐しております。毎日のように出先のスタッフから報告を受けます。

特に東京事務所は、都心の浜松町・貿易センタービル前で、コンクリートジャングルの一角のビルに入っています。各オフィスの冷房で排気される熱、すなわちヒートアイランドの真ん中に位置するのでしょう。四方のビルのコンクリート壁や地上のアスファルトから反射される熱に冷房排熱が加わるのです。

弊社の東京事務所には、藤原所長と中島主任の2人がおりますが、両人ともファースの家のユーザーです。ファースの家は、承知のようにインナー通気層に冷暖房熱を循環させる事で、床面、壁面、天井面から輻射熱が放射して冷房空間をつくり、加えて外部より湿度が20%ほど低くキープされるように調湿されています。

東京事務所内は、勿論、冷房をしておりますが、冷気が肌を刺すように感じます。
ファースの家に住む東京事務所の両人とっては、最悪の冷房空間に感じるのでしょう。
同じ気温でも湿度を低くすると身体から水分が蒸発して体温を奪ってくれます。

家屋内に大量に敷いたシリカゲルが湿気を吸ったり吐いたりで調湿を図っています。
調湿にエネルギーを使用しておりません。天井裏に設置したエアコンが、超高効率で稼働するよう自動運転を行い、エネルギー消費効率(APF)が6.0前後で稼働します。

身体と財布に優しいファースの家を是非、体感してみてください。
写真はファースの家の全てに設置されるモニター式空調コントロールユニットで天井裏、床下、室内と外部気温が一目で判るようになっています。
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今年も終戦記念日を…北斗市

2010-08-16 18:24:51 | ファース本部
玉音放送から65年、昨日、日本国がその無条件降伏を宣言した終戦の日でした。
太平洋戦争では、数え切れない人々が犠牲となり、幾千万の貴重な財産が消失してしまいました。終わらない戦争はありません。ならば最初から戦争などを仕掛けなければいい…

人を殺し、国土を焼き払い、心もカラダも傷付いた人々に、恨みや怨念を後世まで残す事になる戦争です。何が何でも戦争を回避するための知恵と工夫を促すべきでしょう。
武器を持って防衛する事、武器を捨てて無防備にする事、他国の防衛力の傘に下に入る事、様々な手法があるのでしょう。

私達、日本人は、世界唯一の被爆国として、非核三原則を遵守して、とにかく戦争回避の思想、理念、信念を貫き通す事でしょう。
戦争回避の思想、理念、信念を貫き通す事は、先の大戦で敵味方を問う事無く尊い生命を犠牲にした方々への哀悼になるのでしょう。誰もが犠牲者だったのですから…

惨たらしい戦争は断じて起こしてはなりません。
昨日は、終戦に関連する幾つかのドラマを見ましたが、「8月15日終戦の日」は、戦争回避の思想、理念、信念を再認識する日と同語のように思えます。

今日は夏季休暇最後の日となりました。
お盆が過ぎると北海道の夏にも既に秋の予兆を感じさせます。
写真のハマナスの木々にも秋の気配を…blogram投票ボタン
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経済キャパと地域工務店経営…北斗市

2010-08-14 12:41:00 | ファース本部
帰省ラッシュが始まったと思ったら今日から既にUターンラッシュだそうです。
夏休みは其々の過ごし方がありますがラッシュラッシュで疲労感ばかりが溜まりそうです。
休む側、休ませる側と行政が連携し、休み方の工夫を行う事は出来そうです。

例えば都道府県が協力し合い、自治体相互が交互に休み期間をリピート出来るようにして、そこに関わる具体的な課題を埋め合って行けば何とかなりそうです。
経済キャパシティーが同じなのですから、高速道路を無料にすると一般道路がスカスカになります。飛行機チケット特割りキャンペーンを行うと新幹線が空いてしまいます。

格安航空会社が登場すると、JALのような巨大企業は、小回りが利かず、恐竜のように消え去って行くのでしょうか。とにかく経済キャパシティーを拡大するには、短期的には消費を促す政策を推し進め、長期的には少子化問題を解決しなければならないようです。

そこへ行くと我々、地域密着型の工務店経営は、堅調産業と云えそうです。
云い方によっては成長産業だと言い切る人もおります。それは、先進国でもっとも住宅性能が劣悪で、そのリフォーム工事の仕事が山積しているからなのです。

また家を売る会社には限界があっても、人の暮らしに密着していると、住まいの仕事が無くなる事など在り得ません。地域の小規模工務店の時代が到来したのでしょう。つまり、我々地域の小規模工務店には、経済キャパシティーに関係なく仕事が回ってきます。

今日も、その小さな工務店からの質問に回答するため仕事をしています。
写真は福島県南相馬市の㈲山田建業、社長の山田義夫さんです。山田建業さんは、奥様の孝子さんと二人で経営する小さな工務店ですが、地域の方々から慕われ、いつも笑顔の絶えない工務店経営を行っています。
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