豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

今後の電力事情を思考する…函館~北斗市

2011-05-31 18:33:10 | ファース本部
原発を止めると安全が戻るなどとは実に安易な発想と思われます。
これが政治家による発言だったりすると単に感情論しか発し得ないセンスに唖然とします。
確かに、使用済み核燃料の確たる廃棄施設を確保しないでの原発推進に大きな課題があり、今回の福島原発事故は核エネルギーの恐ろしさを目の当たりにしました。

とは云うものの現在の電力事情は、30%を原発依存していると云う現実があります。
現在、原発抜きでの電力需給とその配分を考えると「原発止めろ発言」は、とても政治家や識者の発言とは思えないのです。

脱原発が出来るとするならば、相応の代替電源と期間が前提です。
従前の原子力発電は、安全神話に騙し続けられてきたとも言えるかも知れません。
25年前にオール電化専用住宅工法を開発した当方は予てからの持論でもありましたが、「原発は危険なのだ」と言う視点に立てば、もっと充実した安全対策が講ずられたのです。

事実、危険だからこそ原発は都市を遠く離れた場所に建設され、その地域の人々には様々な地域貢献を行ってきました。端から安全なら都心に造り、設置地域への保障も不要です。

原発に替わるとしたらした化石燃料かバイオ燃料、いずれも燃焼させて水蒸気をつくり、タービンを回して発電します。それに自然を壊さない程度の小規模な水力発電が加わるのでしょう。
太陽光や風力発電は自然任せであり、質の高い安定的した電力を供給するためには、上記の発電した送電ラインにおいて、変電、配電装置を介して安定したクオリティーを高くする調整が不可欠です。

福島原発事故の悲惨さを目の当たりにし、冷静さを欠いた議論に進まない事を望みます。
電気供給があってこそ日本の先行きが見えてくるのでしょう。
多くのリスクを抱えた原発不要論はあっても当然です。しかしその前提要件をしっかり加えて欲しいものです。

さて今日は5月最後の日でしたが写真は夕方に撮った函館郊外の夕日です。
五月晴れとは云えませんが、何とかお日様が顔をみせてくれました。
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日本人と倫理観…札幌~函館~北斗市

2011-05-30 17:44:10 | ファース本部
どんなに混雑した人ごみのなかでも日本人は、粛々と列をつくって順番を待てる寛容性を持っています。
海外のマスコミは、震災後の大混乱の中、日本人の倫理観をこのよう論評で報道しています。

災害時には先進国のアメリカでさえ暴動が起き、無法地域になる事がしばしばあります。
発展途上国では災害が起きれば、ほぼ確実に暴動が始まると云われます。
災害によって治安対策が手薄になった被災地から金品を奪う暴動です。

日本では、諸外国と比べるとそのような火事場泥棒のような行為は極めて少ないようです。
しかしコソ泥のような卑しい所業は目立たないところで発生しています。
コンビニの義援金箱が盗まれ、家屋の補修を装う詐欺、「支援のカニを買って」との被災便乗商売、「会社の義援金を電車に置き忘れと」との振り込め詐欺もあります。

避難者が救援物資の配給にも整然とした列を為す被災地を国際世論は、日本の民度の高さだと称えています。
しかしながら少数であっても災害地域での善意や不幸につけ込む震災犯罪には、計り知れない憤りを覚えます。
誰もが震災後の復興に対し自分はどのように何を貢献するかを模索しています。

そのような時期に人の不幸を食い物にする卑しい行動の人間もいるのです。
老齢者からの年金詐欺、振り込め詐欺も同類で国難の時期にこのような反逆者を叱責する気持ちも失せそう。
極少数の反逆者行動は、真っ当な日本人の根本的な倫理観を損ねると思いませんが、そんな輩には消えてなくなって欲しいと思うのは私だけではなさそうです。

今日は弊社の札幌事務所で行った新技術の事業化についての意見交換会に参加しました。
チケットを買うにも電車に乗るにも冷静に粛々と…
写真は整然と整理された札幌駅北口広場を撮りました。

僅か4時間の札幌滞在を終えて帰路のJRに乗り込みました。
今日はスーパー北斗からのブログ更新です。blogram投票ボタン
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建主さんと工務店との連携…北斗市

2011-05-28 19:10:30 | ファース本部
家は出来上がり、お金を貰うと施工工務店やハウスメーカーの役割が終わったかのように思えてしまいます。
しかし、お金を支払った建主さんは、そこからその空間での生活が始まります。
住んでからの家の調整は施工工務店の大切な役割なのです。

竣工してからが本当の家づくりと言って良いと思います。
私達は、着工研修会と言う儀式を必ず行うようにしております。
これは建主さんとの契約が終わり工事に取り掛かる直前に、建主さんご家族に対し、施工に携わる大工さんやスタッフ、それに20社にも及ぶ協力業者さんの方々を1人1人紹介致します。

建主さんの家づくりにかける想いや願いを、施工に携わる全ての方々が共有しようと云う試みです。
施工時から工務店や協力業者さんと建主さんとの共同作業は始まっています。
自分達が建築した家が存在する限り、施工者と建主さんの連携を閉ざす事は出来ません。

私達、施工業者は、何万枚もの広告チラシより熱心なメンテナンス活動の方がはるかに有効な営業活動と言えるのでしょう。つまり施工工務店と建主さんは生涯のお付き合いが前提となります。
然るに家は売り物ではなく、つくり育て上げ、それを続ける空間なのでしょう。

私達ファース工務店の多くは、ユーザー会を組織しております。
建主さんや地域活動を通じた情報交換を行い自然の営みからリフォームや建替え新築などの仕事を戴きます。
私達、ファース本部のハウジング事業部もユーザー会を組織しております。
事務局を預かっているだけで活動の全てはユーザー会の方々が仕切って戴いております。

今日は、毎年恒例のパークゴルフ大会が行われました。
今日の西日本は台風2号と梅雨前線の影響で悪天候のようですが、道南も曇天で時々小雨がパラついていました。
しかし何とか濡れる事もなく「北斗市・八郎沼パークゴルフ場」で30ホール全てを回り終えました。
写真は、夕方に細工場に備えた炭火を囲み焼肉を食べながらの表彰式の様子です。

夏休みは木工教室、秋は収穫祭、冬はボーリング大会などとユーザー会の行事が続きます。
地域工務店の営業活動は、まさに地域と建主さんの触れ合いが大切なようです。
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中国から見た日本の自由主義とは…北斗市

2011-05-27 17:59:02 | ファース本部
資本原理主義と言われるような全ての自由競争を最高だとは誰も思っていないのでしょう。
自由競争を抑制するルール制定は不可欠のようです。
以前、私が中国を訪問した時、中国共産党の幹部の方は「日本は成功した社会主義国家」だと云われた事があります。

「官僚主義」が自由放題の資本原理主義を抑制し、理想的な国家運営を行っているように見えていそうです。
「万民が平等で暮らすべき」との社会主義国家、中国幹部の言葉です。
理想と言えば武器を持たず、何処の国とも平等に付き合う「無防備中立論」があります。
万民平等の社会主義と、無防備中立が一緒に成立するのが理想的な社会なのでしょうか。

GDPで日本を抜いて経済大国となった中国は、社会主義国家と言いながら膨大な軍事力を増大させつつ、貧富の差の大きさも増大しています。
日本からODA(政府開発援助)を受けながらもアフリカの貧国を支援してレアメタルなどの採掘権をモノにするなど中国の戦略的な外交術には、舌を巻く部分が多くあります。

「大きな政府」「小さな政府」との言葉を耳にします。
大きな政府とは税金を多く集めて国が国民生活に大きく関わると言う事でしょう。
小さな政府とはその逆で、税金を少なくして個々の生活に国が出来るだけ関わらないようにします。
社会主義国家とは、国民総てが国家公務員と言う事になり、大きな政府の典型です。

官僚による許認可行政は、自由競争のハンドリングやブレーキ役を果たしていそうです。
自由度が極端に少ない中国から見ると日本の官僚主義は、理想的な国家運営に見えているようです。
優秀な官僚が気概を持って国家運営の出来る環境整備が必要のようですが。

さて今日から関東も梅雨入りしたそうですが、梅雨のない北海道は今日も爽快な天気です。
写真は先ほど買い物に出た際に撮った函館駅前の「函館の妖精」と言う銅像。
銅像の少女の主義主張に惑わされない表情は、何とも皮肉に見えてしまいますが…
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理屈先行は仕事の成就に障害が…北斗市

2011-05-26 17:55:42 | ファース本部
私のようなモノを創造するクリネーターは、先ず機能する様子を想像しながら構想を組み立てて行きます。
構想が出来た時点で図面化するとそれは単に想像の世界だけに存在するモノなのか、或いは想像したような機能を果たすかが見えて来るものです。

経営者の中には、卒業した学部などから理科系と文科系に大別されるようです。
大成する人は理科系で在ればあるほど、政治、経済、文学、法務などの文系を独自に学んでおり、逆に文科系と言われる人も相当の技術工学などを勉強しています。

弊社における推進業務(一般企業は営業系)のスタッフは、常に顧客層との最前線におり、現場における甘いところも痒いところも身を持って知っています。いつしか技術系のノウハウが身につくのでしょう。
また研究開発室のスタッフは、現場サイドから技術的な要因の人間関係について相談を受けており、いつしか文系のノウハウが…

ところが文系理系に関わらず、物事を知るほど、理屈が先行してしまう場合が多いのです。
長期間にわたり或る大手企業の役員を務めあげた人は、しみじみと話しておりました。
理屈が先にでる営業マンはしだいに良いモノでも売れなくなってしまうと…
また理屈が先行する技術者も、良いモノを創造できなくなるそうです。

私達が顧客の立場になり、つい買おうと思える営業担当者は決して理屈を言わないのです。
無いモノを生み出した時の創造力を営業現場に生かす事が出来れば売れるヒントになるかも知れません。
大手企業でも、この良いモノを生み出す人は、文系や理系に偏っておらず、良いモノを多く売れる人も学歴や文系理系には殆ど関係してないそうです。

つまりモノづくりも営業も、人と人によって出来上がっていると言う事でしょう。
モノも人も、人を思いやっての機能性を創造し直すと新しい展開が見えて来そうです。
さて今日は関東以西が雨に見舞われていますが北斗市は写真のような天気に恵まれました。
この木立の向こうに天気に誘われてやってきたカッコウ鳥がカッコー!カッコウ!と…
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スマートハウスの時代が…函館~北斗市

2011-05-25 13:00:13 | ファース本部
スマートハウス「SH」とは、IT技術を駆使して家庭の消費電力を制御する住宅です。
家中の電化機器をデジタルネットワークで結び、エアコンやテレビなどを合理的に制御するシステムなのです。
人の居ない部屋の照明やテレビの消し忘れを防ぎ、エアコンの温度調節などで自動的に省エネを図ります。

太陽光発電や家庭用蓄電池と接続して発電した電力をより効率的に使います。
経済産業省は2009年9月から実証事業を実施、二酸化炭素の排出量を測定しているそうです。
スマートグリッドとは、地域全般に対する配電を電子制御化で均一化を図るシステムです。
これが機能すると計画停電を行う確率が極めて低くなると云います。

スマートグリッドは送電、配電の電子制御であり、スマートハウスとは家庭内の分電電子制御と云えそうです。
このいずれもオール電化、すなわち厨房、給湯、冷暖房の熱源が電気によって行われている事が前提となります。

このようにコンピューターを活用して電気の配電、分電を行うと大幅な節電が可能となります。
それに加えてファースの家のような徹底した断熱、気密、蓄熱、遮熱、調湿などの性能を持たせると従来の電気エネルギーを5分の1程度にまで削減出来ます。

ロールカーテンを自動制御させ、夏場の日射熱を防ぎ、冬場の日射熱量を多くする事が出来ます。
家の熱容量(蓄熱量)を確保し、余剰電源を活用して蓄熱や冷熱を溜める事も可能となります。
私達のファースの家は既にそのような活用法を実施しています。

今日は、蓄熱素材(写真はファースの家専用の潜熱蓄熱材タイトプレート)の使用法の研究を行っています。
今朝は早朝から健康診断に出向き、これからまた家庭裁判所の調停研修会で勉強してきます。
函館市と北斗市は街の中心まで車で15分程度です。
しかし、一日に何度も行ったり来たり。スマート業務日程の仕組でも構築しなければ…
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パーソナリティーと人脈…函館~北斗市

2011-05-24 18:37:47 | ファース本部
社員数が1万人もの企業で社長になる確率は、まさに1万分の1となります。
取締役などの役員になれるにも1万分の10程度となるのでしょ
このような人は、技術的な先駆者、財務経理に関する解明力が抜群、先見性が高く予知能力に長けていたなど、特化したモノを持っている事でしょう。

しかしそれだけでは大企業の経営者にはなれないのです。
プラス、パーソナリティーが確立している事です。
パーソナリティーとは、その人の持ち味や個性、人柄、人格などを言います。
自分に厳しく、他人に優しく、喋るより聴くことが出来て、品性、品格が伴っている人は、パーソナリティーに長けた人と言えるのかも知れません。

大企業の経営者の何万分の1と言う関門を通り抜ける奇才は、特化した能力に加え、このパーソナリティーに長けていなければなりません。
多くの大企業社員さんとも付き合ってきましたが、上ばかりを見ているゴマすり社員はそれ以上には…

上司に躊躇なく意見を云え、部下の目線で思考出来、上下の区別なく付き合いが出来る。
そして誰からも好かれる人…このような人は必然的に責任ある地位を得て行くのでしょう。
このような人は、いつの間にか、多くの人脈を得ているものです。
また、このような人材を登用しない企業は、いつか必ず衰退期を迎えます。

写真は、久々にご来社された元日清紡績株式会社で取締役を長年にわたり務められ、私達のファース・メーカー協力会(FMA)の初代会長だった田崎研二さんです。
今日は、北斗市西端に在る、トラピスト修道院にご案内致しました。
ご覧のように北斗市は、田崎さんを歓迎でもするようにピンクの八重桜が満開に咲き誇っておりました。

田崎さんは、現在、FMA関連企業の顧問に就任されております。
彼のパーソナリティーは万人が認めるところですが、良い人には良いと人が慕い、多くの人脈を持っています。
私は大企業経営者の素質の無い事を承知していますが、せめて田崎さんの人脈の1人になれるかどうか…
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生真面目な日本人達…函館~北斗市

2011-05-23 15:17:50 | ファース本部
ファース本部のオフィシャルサイトには、スタッフの一言コメントと言うコーナーがあり、当番制で弊社のスタッフが毎日100文字以内のコメントを載せております。
今日は、東京事務所スタッフの中島みゆきのコメントが入っておりました。

今朝の出社時(彼女は総武線の船橋駅近くのファースの家に住んでいます)に、秋葉原駅で人身事故があり、京浜東北線と山手線が一時運休となったそうです。
乗り換えホームは通勤者で溢れかえっており彼女はコンコースの喫茶で休憩し、頃合いをみながら出社して来たのですが、殆どの人達が一刻も早く電車に乗ろうと行列をしていたと。

3・11震災が金曜日。13日の月曜日は、計画停電となり、終日にわたり電車の運休が相次ぎましたが出社するとの執念なのでしょうか長蛇の列が駅を何周にも重なったのです。
とにかく会社に出て自分の仕事を遂行しようとの生真面目さは日本人の特性のようです。

私だったら、状況を察知し、とっとと自宅待機を決め込む事でしょう。
日本人の生真面目さが現在の我国を創り上げる原動力になったようです。
私のような生真面目さのない人ばかりなら戦後復興にはならなかったようにも感じます。

冒頭の一言コメントは、当番スタッフが毎日のように内容を考えて書き込んでいます。
本社朝礼では、全員が昨日感じた事を一言と、今日の業務計画を30秒で発言し、当番スタッフの3分間スピーチがあります。誰も一生懸命に伝えるべきコメントを吟味してきます。
弊社のスタッフ達も、まっしぐらに突き進む日本人の特性を有しているようなのです。

さて、30℃超えの地域がある中で今日、道北では降雪のエリアもありました。
写真は今日の北斗市で青い空、白い雲、赤、青、黄の花々とのコントラストが奇麗です。
気候の方は、気まぐれで生真面目さに欠けるようですが…
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大相撲とスカイツリー…北斗市

2011-05-21 18:38:14 | ファース本部
日本の伝統文化である大相撲の尊厳が揺れています。
とにかく相撲協会は、八百長などは無かったと云い切ってきたのです。
また八百長報道を事実無根だとして裁判になり、協会は無罪を勝ち取っています。

過去の八百長は、中盆と称する仲介役が口利きを行って誰も判らないような仕組みを作っていたとか…今回の携帯メール騒動は、削除を再生できる事が計算外だったのか。

昔から相撲界には、人情相撲、同情相撲の存在を否定する人などいませんでした。
善し悪しはともかく勝負といえども血の通った人が行う手加減相撲は、ある意味において美徳と評される場合もあったと聴きます。勿論、お金などの遣り取りなどは絶対に無いと。

勝ち星をお金で買った八百長相撲と、相手の立場を思わんばかりに気が抜けてしまった相撲も一緒に扱われています。いずれにしても真剣勝負だと信じて見ているファンに対しては裏切り行為である事に違いありません。

八百長疑惑は、黒も白もグレーも相撲協会に関わる関係者すべての連帯責任なのでしょう。
関係者の全てがファンに対して深謝し、常に真剣勝負を行うと誓うべきと思われます。
国民の多くから愛されて来た相撲文化は、此処で絶やす事を回避すべきです。

相撲はスポーツと神道の神祭事を複合した特殊な格闘技のように思います。
外国人力士でも白鵬のように日本人から慕われ、尊敬される大力士も現存します。
故に、金を稼ぎに来るだけの外国人をそのまま受け入れる事にも工夫が必要と思われます。

写真は昨日、浅草の雷門前から撮った東京スカイツリーです。
この写真の右側に国技館がありますが現在は、本場所とは云わずに「技能審査場所」なる大相撲が行われています。
これからは、この東京スカイツリーも常に真っ当な大相撲を見続けて行くのでしょう。
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50年ぶりの同期生と…都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2011-05-20 18:21:41 | ファース本部
私達同期の人は、まさに戦争で焼け野原になったばかりの日本で誕生しました。
あの終戦の混乱時期に子づくりをした親達のバイタリティーにも感心しますが…
何もない時代に生まれ身体の成長と同じに日本国土の成長を遂げてきたようです。
私達の世代は、親に仕え、家族に仕え、そして国の発展に仕えて来たと自負しています。

今日は、50年ぶりに上磯中学校の同期生の方々と合う事が出来ました。まさに人生色々、50年、半世紀に及ぶ時代の経緯は、其々の体型からもその人の歴史を感じるものです。
今日、私達が落ち合った場所は、都内浅草ロック通りの東洋館と言う演芸場でした。

写真はその東洋館4階の客席入り口前で撮りました。前のツルツル頭の人が漫談家の玉川平太朗(本名 高橋 博)さんで、彼の漫談を見る事が出来ました。左から元自動車メーカー勤務の小松直樹さん、私の隣が元重機メーカー勤務の高井信一さん、倉庫会社、現役所長の會澤宣昭さん、占師で民謡尺八奏者の佐藤晃山(本名 茂男)さんです。

50年の歳月は、小中学校時代の風貌を大きく変えるものです。おそらく街で出会っても気付くこともなく過ぎ去ってしまうでしょう。しかし話をしてみると幼かった時の面影が浮き上がり、幼少時の眼差しは当時とまったく変わっていないものです。

私以外は東京都内か近郊に暮らし、皆さんが歳相応のライフスタイルを楽しんでいました。小松さん、高井さん、會澤さんは、サラリーマン時代に活躍し、今は悠々自適の日々を過ごしております。漫談師の平太朗さんや占師の佐藤晃山さんは、定年の無いエンドレスの社会活動をおこなっています。

私達の同期は、この5人の方以外にも政治家、大企業経営者など色々なジャンルで活動する人々が多いようです。生まれ育った時の時代背景が既製品で出来ない人材を創ったのかも知れません。それぞれが大都会で暮らしながらも故郷を懐かしんでいるようでした。
さて、26℃の東京から12℃の北斗市に戻り、この時間は小雨になって…
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芸術と本当の豊かさとは…東京都内

2011-05-19 23:56:48 | ファース本部
住まいがあって身にまとう衣服があり、お腹いっぱいにご飯を食べられて幸福感を覚える人もいます。衣食住が伴ってくると次にはその衣食住の中身を問うようになります。
雨や風から人を守る家か、身体にフィットした衣服か、旨味の効いた食べ物なのか…

衣食住の中身の充実とともに次は時間の過ごし方をこだわるようになるのでしょう。
家は雨露をしのぐだけでなくデザインが良くて暖かく、涼しい空間に住みたくなります。
人は、この衣食住が足りると必然的にアートの世界がいつの間にか不可欠になりそう…

絵画を見て夢が膨らみ、落語を聴いて人情を知り、音楽を奏でている場所では異次元空間に身を置き、演劇を見ては人としての奥深さに触れる、この全てがアートなのか。
人間以外の動物は、食べていれば、生きながらえ、そのクオリティーなどを問いません。

ところが人生からこのアートを取り上げたら無色透明な世界となってしまうのでしょう。
つまり人の豊かさとは、衣食住以外の営みに、どれほどの意識、気持ち、時間を割く事が出来るかどうかに掛かっているようです。豊かな人生とはお金の有無や地位の上下では決まらないのでしょう。それに関係なく幸せな人が大勢いるのも事実です。

今日は長男が経営する都内四谷3丁目、ジャズ喫茶・茶会記に行く機会がありました。
彼の本職は、IT関連のSEですが仕事が、あまりにも無機質なため過ごす時間に彩りを付けようと始めたジャズ喫茶です。彼の店には人生の豊かさと求める人々が参集しています。

喫茶・茶会記は儲かっていそうにありませんが演奏家、朗読、書家、ダンサー、建築家、演出家などアートを追求する人が参集し、ここに来る人には心根の豊かさを感じます。
写真は同じくこの店を多く利用して戴いている女優、劇団昴の吉田直子さんです。
この店のお客さんには、文化人だけではなく、吉田直子さんのような美人も多いのです。【吉田直子さんのブログと茶会記をご紹介致します
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手を繋いで歩く老夫婦…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2011-05-18 21:55:12 | ファース本部
飛行機から降りたビジネスマンは、急ぎ足で目的地に向います。
誰もが殺気立ったような鋭い眼差しでモノレールや京急線、リムジンバスなどの乗り場に向っているようです。
その中で80歳代の夫婦と思われる2人のゆっくりとした歩調が際立っていました。

2人とも手頃な大きさのリックサックを背負い、しっかりと手を繋ぎ、ご主人は急ぎ足で過ぎ去る人々から奥さんを守るような態勢で歩を進め、その穏やかな表情が印象的です。
奥さんの耳元で成りやら囁きながらモノレールの乗り場に向っているようでした。

昨日、家庭裁判所で若い夫婦間の紛争調停の業務を行いましたがあの老夫婦は、若い時からいつもあのように仲が良かったのでしょうか。
きっと2人は様々な夫婦間や他の家族とも多くの葛藤を経験し、試練を乗り越えてきたのでしょう。

幸せそうな老夫婦は、幾本もの年輪を重ねて来たからこそ何処から見ても微笑ましくて穏やかな夫婦の姿になったようです。
「終り良ければ全部良し」私達も、あの老夫婦のように歳を重ねて行きたいものです。

さて今日は、都内神田駿河台、山の上ホテル(写真)で、年恒例のファース・メーカー協力会(FMA)の総会がありました。今年のFAS全国大会は震災前の東京開催でした。
震災後に主だったメンバーが初めて参集しましたが状況が大きく異なっています。

震災地域の復興には、私達すべての日本人が相互に支え合う事の意義を話し合う事が出来ました。
山の上ホテルは昭和の雰囲気があり、その時代の文豪達が執筆活動に励んだと言う由緒ある場所です。
肩を寄せ合って昭和を生きた老夫婦の姿と日本人が支え合う姿が重なり、今日のブログテーマとなりました。

快晴で爽快な一日でした。その東京の夜も暮れて行きます。明日も都内に留まります。
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稼ぐ現場力を発揮させるには…北斗市

2011-05-17 18:42:42 | ファース本部
例外はあっても高年齢で高い地位にあるモノの発言は総じて保守的だと云われます。
経験軸だけで思考する役職が増えるとその企業の業績は横ばいから下降線に入るとも…
経験軸に頼る幹部は、とかく自分が経験した事を基にして判断し、上がってくる企画を批判する場合もあります。

ある提案をしても「過去にやりましたが良い結果が出なかった」などと受け止めます。
過去に遣った時の遣り方とその時の時代背景、社内環境などが今と同じでは決してありません。
このような消極的な意見に終始していれば確実に下降線に入る事でしょう。

事務所でのデスクワークだけで現場を確認出来ていない幹部は無用の長物となります。
一方、若い社員にしても理屈だけは達者でも確たるアクションが伴わない人もいます。
終日、パソコンと向い合い、営業外出してはまたパソコンに…

確かにネット時代ですが、パソコンだけで顧客への動機付けが出来るとは思えません。
現場力と言う言葉がありますが単に現場を動かす力だけでなく幹部は、その現場力を生かすための戦略、戦術を講じるため、とにかく現場を知っていなければなりません。

経験軸で否定的な意見を言う人は、現場状況をしっかりと把握していると納得させる事が容易になるものです。
幹部は、営業現場、施工現場、製造現場、課題を抱えた現場、良好な現場などを肌で知っている事が現場力を機能させるアクションに繋がりそうです。

時代遅れの思考を持った幹部は、積極的に現場にでる機会を多くさせるべきでしょう。
昨今の時代の流れはとても速く、数年前の現場情報は、既に完全に過去のモノになっている場合が殆どです。
飯のタネは現場にあると言う事を今一度、再確認が必要と自分にも云い聞かせています。

写真は、今日の北斗市の空模様です。
昨日の朝も今朝も、とても爽やかな天気でしたが、どうも終日を晴天で通せるような気候ではありません。
政治や経済、世の中の動向全体が、昨今の天候に左右されているように…
明日は東京に移動致します。
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医療と延命治療…函館~北斗市

2011-05-16 18:37:04 | ファース本部
私達は、誕生した時点からいつかその寿命が尽きる事の宿命を背負っております。
つまり必ずいつかは死んでゆくと言う事です。
昨日のテレビドラマ「仁」では、人の命を助ける医療は宿命に逆らい、単に延命行為かを自問自答するシーンがありました。

ドラマの転結は、生きている証しを成就させるがために医療はあるのだとしています。
人の生き方はどう在るべきかを問うっているようです。
貰った生命を燃やし続け、その人生をどのような経緯で費やすかと言う事なのでしょう。

先月に亡くなった母は満95歳でした。誰もがうらやむような人生だったようです。
一方、東日本大震災では、志半ばで亡くなった若い人々が多くおりました。
震災で何の治療を受けずに亡くなった人の無念を思えば胸が痛くなります。
しかしそれは最初から与えられた宿命だったのでしょうか。

医療は、その人の使命で為す事を為すためには大きな意味があるのでしょう。
母が緊急入院し、主治医から回復は無理ですが「延命治療」を施しますかと問われました。
少しでも生きている時間を長くする治療です。私は迷わず、自然の成り行きに任せて下さいと要請しました。
生前の母の意志でもあり、私自身がそうなっても延命治療は望みません。

生命があっての人生ですがつまりは一刻一刻を大切に費やして行く事が必要なのでしょう。
今日は家庭裁判所で家事調停の業務を行いました。
調停室で当事者に対し、過ぎ行く時間の尊さに気付いて戴くような調停を行いました。

健康体でいる事に感謝できれば、おのずと人や時間の大切さに気付くような気がします。
写真は会社の近くで枯れそうになった桜の木を撮ったのですが、この桜に木は樹医さんの適切な治療で開花時期が少し遅れますが見事な花を咲かせてくれました。
この桜もその花弁を開花させる使命があったのでしょう。
今日の北斗市は気温10℃、この時間、冷たい雨となりました。
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原発事故の責任は何処に…北斗市

2011-05-14 15:26:17 | ファース本部
日本経団連の米倉会長が今回の原発事故の対応については政府の姿勢を指摘しています。
この中で「原子力発電は国の安全基準に遵って厳しい安全審査のもとで発電する国策民営の事業である」と位置づけています。
その上で政府の責任をただす事も無く東京電力だけの責任を問う事を問題視しています。

米倉会長は更に、「政府は原発運営の仕組みを国民に説明し、政府に責任があるか否かを国民の判断にゆだねるべきだ」とも述べています。
今回の賠償方法で政府の決めた枠組みは、東京電力が賠償責任を負い、電力会社の拠出金や公的資金で東電の支払いを支援するとし、一義的な責任は東京電力にあるとしています。

ところが法律には、「巨大な天災」で原発事故が起きた場合、電力会社の責任を免除する規定があります。
米倉会長は「この法律にそったスキームができないのか疑問に感じる」と強く指摘していました。この米倉会長の指摘は、単に東京電力も経団連メンバーで、仲間意識で発したコメントではなさそうに思われます。

今回のような原発事故は、いつ何処で発生するか予想すら付きません。
当事者が言う「想定外」と云う言葉は無責任だとの声があります。
しかし私達も含め誰もが建造物を構築する場合は必ず想定される自然災害の規模を加味した設計を行います。
今回の原発事故は、設計の際に加味すべき地震や津波の規模想定が甘かった事に尽きるようです。

事故を起こした福島第一原発は40年前に出来た設備です。
設計時点から既に50年の歳月を経ており、それも国の指導、審査のものとで運用してきた原発です。
運用企業の東京電力だけの責任を問う事の矛盾を経団連会長は危惧しているようです。

原発はリスクを抱えながらもエネルギー確保のために国策で行ってきました。
その国の責任を明確に提示しなければ、許認可制度の信頼性が問われるのです。

さて一昨日、ハウジング事業部スタッフの書いた「ふくふく日誌」で紹介した「しだれ桜」を見て来ました。
一昨日の写真と比べるとこの2日間の暴風雨で色合いが退化か…
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