豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

主観と客観を思考する…大空町~女満別空港~新千歳空港~函館空港~北斗市

2014-09-30 18:08:22 | ファース本部
「素晴らしい家が建った」と言われ、是非とも見てくださいとの要請で、その家を見せて
戴いたことがありました。私はその家を素晴らしとはどうしても思えませんでした。
確かに外観や内装には斬新な意匠を施し、美しさと研ぎ澄まされた清廉を感じますが、口では「素晴らしいですね」と言ったものの、心からは思えなかったことがあります。
何処に価値観を置くかで人それぞれに評価が異なるのでしょう。

家の外観、自動車デザイン、洋服などの衣類、カバンや万年筆などの道具の意匠も人の感性の違いで評価が異なることが度々あります。
特に家となると、斬新で外観に拘った家ほど、温熱性能的なリスクが高まります。
つまり、サイコロのような真四角の家の方は、極めて熱損失が少ない省エネ住宅です。

しかしながら家は、住む人の人柄や感性などを包み込むのも大きな役割となっています。
周辺に迷惑を掛けない範囲では、他人がどうのように評価しようと、自分の家は自分の感性に合わせるのだと強く主張する建主さんもおります。私もその通りだと思います。

思想信条の自由は、日本国憲法にも明記されていますが、人に不安を与えず、実害を及ぼさず、関連の法律を遵守してさえしていれば何を作っても良いことになります。
最近できた住宅用の部材の意匠を巡って色々な論争があり、当方も現場に赴いて検証してきました。部材のスペックとか機能面ではなく、色合いなどがテーマとなっていました。

当方が見た結果は、やはりテーマになるだけの課題を抱えておりました。
見た目の問題は、見た人の複数人が違和感を覚えたら改善が必要なのでしょう。
住宅に限らず、産業品は競争原理が働いており、例えエンドユーザーやサブユーザーが違和感を覚えなくとも、ライバルメーカーは、格好のバッシング素材にすることでしょう。

競争社会の中では、常に客観的な感性を磨いていなければ、法令順守だけで通用しない厳しさもありそうです。さて、写真は道東のオホーツクのメルケン丘のネット画像です。
そのオホーツクから帰社して9月最後のコラムとなりました。
明日からはネクタイで出社しますが10月、一気に冬の気分は高まりそうです。

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住宅システム開発の師匠は建主さんが…北斗市~函館空港~新千歳空港~大空町

2014-09-29 21:48:55 | ファース本部
秋の深まりがいっそう顕著になってきました。
今日は道南から飛行機を乗り継いで道東にやってきましたが、気温が12℃、紅葉から一部の広葉樹の葉っぱが舞っており、既に晩秋から初冬の雰囲気となっています。

このやってきたオホーツクの厳寒期は、氷点下20℃を下回り、軽い雪が下から巻き上げる寒冷地独特の気候状態となります。
住宅の温熱性能は、このような厳しい地域で堪え凌ぐだけの部材スペックが無ければ成し遂げられません。
このようなエリアで揉まれ鍛えることで、どの地域に行っても通じることでしょう。

定期的に厳寒地域と温暖地域の住宅状態を見させて戴いております。
今日も寒さの厳しい地域で工務店経営を行う経営者さんと色々な情報交換が出来ました。
今日は、ファースの家のエアコン暖房方式を提案した初期(3年前)に建築した建主さまと色々な意見交換が出来ました。

北海道は北海道電力の発電キャパが小さいこともあり、原発事故の影響はユーザーさんに大きな負担を強いています。特に深夜電力が余剰していない現況にあっては、その時間帯の電気料金の値上がり幅が恐ろしいくらいに感じてしまいます。

震災を見越した訳でもなく3年前は、僅かな実績しかなかった時期に84坪の大邸宅をエアコン暖房とエコキュート給湯を備えた家の建主さまです。
しかしながらエアコン暖房は、エネルギー消費効率が高いため、電力料金値上げを殆ど気にしていないとのことでした。

弊社ハウジング事業部が地元に建築したファースの家は、ことあるごとに現場に駆け付けることが可能ですが、飛行機を乗り継ぐ地域に住む建主さんを訪ねる機会は決して多くありません。
飛行機を乗り継ぐことは、東京乗り換えで日本列島各地に行けます。
北海道は函館から札幌で乗り換えると知床半島や宗谷岬まで行けます。

そこに暮らす人々の意見は、私達住宅システムの開発者に、何物にも変え難い教えを得ることになります。今日も多くのご指摘は勿論、ご称讃も戴き大きな励みになりました。
さて明日は、また札幌乗り換えで北斗市本社に戻ります。(写真は今日の乗ってきた飛行機)

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時間を使いこなす賢人達…函館市~北斗市

2014-09-27 16:15:20 | ファース本部
朝の連続ドラマ「花子とアン」が今日で終了となりました。
動乱の戦中戦後を生き抜いた一人の女性の生き方に共感を覚えた方も多かったようです。
私も出来るだけ見られる時間はテレビの前に、今朝はしっかりと最終回を。
主人公の一生をドラマにすると言うことは、まさに時間の経緯がストーリーとなります。

モデルとなった翻訳家の村岡花子さんは、時間を無駄なく使ってきたのでしょう。
「忙しい」と言う彼女からのセリフを耳にしませんでした。
以前にもこのコラムで書いたことはあるのですが、忙しいと言う言葉の「忙」は「心を亡くす」と書きます。

何かの依頼を断る理由なら、まったく心無い言葉なのです。
そもそも歴史に名を残すような偉人は、「忙しい」の言葉を使用しません。
忙しい、忙しい、忙しい…三回続けて言うような人に仕事の依頼を行なうなとの格言も。

事を起こすにための時間は、作るものであって与えられるものではありません。       忙しいと言わないのは良くても、何でも引き受ける人もまた仕事が中途半端になります。   時間は誰にでも平等に分け与えられ、その使い方で仕事の成果が全く異なってきそうです。  

勿論、時間を有効に使おうとして寝ないで仕事をしたら健康な身体が維持できません。
ビジネスをこなすには、スピードが要求されますが、それは需要と供給が時間差で稼働しているからでしょうか。
それには自身の寿命も大きく関わっているのですから… 

ただぼんやりと空を眺める時間も必要でしょう。しかし、切り替えも必要ですね。
仕事モード時は、喫茶店でコーヒーを飲む時も情報誌や資料などで情報を取り込みます。
上手にその時間を使いこなす人は、けっこう睡眠時間もとっているようです。

私も含め誰もが仕事モードだけで時間を過ごしている訳ではありません。
ビジネスでも時代背景の市場課題と個別な顧客ニーズなど異なる内容があります。      それ以外にも、家庭環境、交友関係、趣味などと過す時間は多岐にわたります。                     
情報収集、分析、企画運営などは、行っている事一点にひたすら集中する事のようです。
すると、次の課題に一気に切り替えられる事のポイントが見えてきそうです。
この切り替えが出来れば、きっと「忙しい」と言う言葉を発しなくなることでしょう。

さて、写真はリフォーム現場を視察する際に撮ったのですが、車の少ない畑の真ん中に、このような高規格道路が建設されていました。
僅かな時間を縮めるため、たいそうな税金の無駄をしているように感じます。

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家物語のひと駒に…七飯町~北斗市

2014-09-26 17:49:50 | ファース本部
人が生まれて様々な出来事を経験しながらいずれは、その生涯を終えて行きます。
それ一生を「人生」と言うのでしょうか。
家も出来上がってから人が住み、多くの人々に愛されながらいずれいつかは朽ち果てます。
人の一生が人生なら、家の一生は「家生」とでも言えるのでしょうか。

生まれてから亡くなるまでの人の生涯を、物語にするのであれば、波乱万丈の人でなく、どんなに平凡な時間を過ごした人であっても、ストーリーは繋がるものです。
いわゆる人物語には、時間経緯の一駒一駒に喜びや嘆き、哀しみが凝縮されそうです。
とても平凡な人生のようでも、喜怒哀楽の皆無の人など存在しないのですから…

家づくりにおいては、それを計画した時点から既に家物語の一駒一駒が始まっています。
今日は、ファースの家の竣工お引渡し式(写真)を挙行させて戴きました。
大切な家を建主さまのご厚意で構造見学会、そして竣工見学会も開催させて戴きました。
その一瞬、その時間、その一日も家物語の一頁なのでしょう。

今日のお引渡し式から形式的には、管理責任が建主さまに移ることになります。
明日からは、メンテナンスを行うにしても建主さまに解錠して戴くことになるのです。
そして新しい家で暮らす建主さんご家族には、その家で暮らすことの物語が綴られて行くのでしょう。その物語の中で私達、業者はとてつもなく重要な役回りを果たしています。

建主さまの家物語に汚点を残すことは決して許されません。
それでも人の行う仕事であり、幾万個の部材の全てが完全であることは不可能なのです。
万全を期して携わったとしても、建主さまがお住いしてからのメンテナンスフォローは、絶対的な要件と言えそうです。そのような人との関わりが物語になるのだと思われます。

紅白のテープを切る建主さまも、計画当時を振り返ると様々な思いが蘇ることでしょう。
そして自分の家に住めることの嬉しさで出たこの笑顔を絶やさないようにするのは、私達、施工した建築業者の責務なのです。
北海道の真冬は氷点下が連日となります。
今年の冬は、建主さまが家の中で、どの部屋に行っても春のような温かさを担保できます。

さて今日も秋晴れの好天に恵まれました。しかし一日一日が秋の深さが増すことを実感です。

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福沢諭吉の気概があれば…函館市~北斗市

2014-09-25 20:18:19 | ファース本部
人は、気概やヤル気があれば、誰もが自らの力で遣り抜こうと思考するものなのでしょう。
私は、21歳の時に夜汽車に揺られ、大都会の東京で独立したのですが、今から振り返ってみると何とも無茶でリスキーな行動であったと思われます。

トビ職の師匠には、独立するなら知ない場所、しかも生存競争の激しい都会に行け!と檄を飛ばされたことはしっかりと覚えています。
仕事を貰う営業手法、経営に必要な知識など、独立してから習得せざるを得ませんでした。
しかし必要で覚える知識や手法は、いつの間にか自身の身体に染み込んでいるものです。

「最初から気概のないものは、人に依頼する事ばかりを考え、依頼事が思うに進まなければ直ぐに怒り出し、直ぐに怒り出す人は、権力者の腰巾着になる」これは福沢諭吉の格言。諭吉は更に「独立する気概のなき者は、必ず他人に物事を依頼し、同時に他人を怒る、他人を怒る者は必ず人にへつらうものなり」と言う名言を残しました。

福沢諭吉は、人は1人だけで生き抜く事など絶対に出来ない、だからと言って自立する気概のない人の面倒などは誰もみない、独立心とは、自分自身が1人の人間として確立するための気力と努力を促すものだと諭したかったようです。

今日は「北海道連合調停協会調停委員全道大会」この長い名称のイベントが函館市内のホテルで開催され当方も参加してきました。調停委員の40%は弁護士の先生だと言います。その他の調停委員の職業や前職は、校長などの管理教職員が大多数を占めています。
おそらく私のような中学校卒で調停委員に就いているのは当方だけかと思われます。

自治体推薦で調停委員を拝命するに至ったのですが、調停委員は最高裁任命で格式の高い公職であり、推薦を受けた家庭裁判所も相当に戸惑ったと聞いております。
型に嵌らない調停委員を推薦するようにとのオファーで当方の推薦になったと言います。

その貴重な使命を果すため当方は、工務店経営者、住宅システムの開発者とまた大きく異なる試練を受けることに……この試練がまた自分器を形成してくれたのでしょう。
写真はその調停協会イベントの様子ですが、今年で19年目の調停員経験を積んでいます。
さて、帰社して問い合わせ返信などを行ない、ようやく帰宅できそうです。

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経営の進路変更のリスクについて…北斗市

2014-09-24 18:10:30 | ファース本部
南海で発生し、フィリピン、台湾、中国に大きな被害を与えた台風16号は、今日、九州付近で急にUターンし、東側進路を変えたと同時に熱帯低気圧に変わりました。
低気圧に変わったからと言って油断は出来ませんが、台風のままで北上するよりリスクは少ないのでしょう。進路変更が一気に台風の形態を崩したようです。
台風は、気圧配置や偏西風の勢いなどで移動し、進路変更も自然現象のようです。

私達、企業経営者は、本来自分の道は信念を持って真っ直ぐに横目も振らず突き進むことを善としてきました。しかしながら時代の潮流は、大きく変動しております。
原子力発電の再稼働がままならない現況では、省エネビジネスが王道のようにも見えます。
地球温暖化は、昨今の異常気象の要因とも言われており、それもまた潮流なのでしょう。

特に家づくりを生業にする工務店経営者は、2020年に省エネ基準が、省エネ規制となり、省エネ住宅でなければ建築出来なくなります。高気密・高断熱住宅と言葉では知っていても実際に建築施工したことのない地域工務店も多いと言います。
私達は、26年前からこの2020年仕様の家づくりを実践して参りました。

私達ファースグループにとって、高気密高断熱などは既に当り前になっており、この分野での進路変更の必要性は全くありません。しかし、ファース工務店は、その経営手法について大いなる進路変更が不可欠のようです。今日は青森県南部地域でファース工務店を経営する株式会社 ニイヤマハウスの社長、新井山貴之さん(写真)にご来社戴きました。

工務店経営も無茶な進路変更は、様々なリスクを伴いますが、時代背景を正確にしかも客観的に見据えるとリスクを冒さずに線路変更が出来ます。
新井山社長には、私達ファース本部に従前のファースの家のキャッチコピーをダイナミックな進路変更を行うよう提案して戴きました。

私達フランチャイズ本部は、いつしか僅かでも上から目線になっているかも知れません。
最前線で活動する地域工務店の経営者から学ぶことは進路変更のタイミングなど大いに参考になりました。
さて今日は数組の方々にご来社戴き、幾多の課題を整理しながら仕事を進捗させています。
明日の午後は、調停協会の全道大会を函館市内で開催されるため参加したします。

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秋分の日の由来…知内町~七飯町~北斗市

2014-09-23 16:54:54 | ファース本部
秋分の日は昼と夜の時間が同じになる日であると理解してきましたが、実際には少しだけ昼間の方が長いのだそうです。そもそもこの「秋分の日」の祝日は、「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」として祝日法で制定となったようです。

秋分の日は、春のお彼岸である「春分の日」より、10℃も気温が高いのです。
これは地面輻射熱(夏の暑さを溜め込んだ地べたから放射する熱)であると推察されます。
春分の日の時期は、冬の寒さを地べたが溜め込み、その冷熱を放射しているからでしょう。

昔の農村部では、春分の日にその年の豊作を祈願し、秋分の日には豊作を祝い、五穀豊穣を祈る自然信仰のもとになっていたようです。
春には、山の神様である祖先の霊を里山にお迎えし、秋には山へ送る儀式として。

この春分の日、秋分の日の儀式は、仏教の教えをもとにしているようでが、明治時代には、秋分の中日を「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と定め、中宮行事になったようです。中宮、つまり皇室は、神道ですが、仏式の儀礼を取り込む寛容さも日本人らしいのです。

今日は、午前中、社内業務を行い午後から、福地家と家内の実家、知内町の大野家(歌手北島三郎の実家)の墓参りに行ってきました。写真は北島三郎一族の墓でこの一角に家内の父母兄弟が眠る墓があります。

もう一枚は当方、福地家の墓です。


この墓参の後に大沼公園の別荘で天然温泉に浸って休日気分も味わって参りました。
さて、明日からは来客対応や研究開発、原稿執筆などの予定が山積しているようです。

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電車内での携帯電話に…函館市~北斗市

2014-09-22 18:12:59 | ファース本部
電車の中で、携帯電話を喋り続けることはマナー違反であることを誰もが知っています。
それでもついつい電話の会話に引きまれたしまったのか。
ある電車の中で隣に座った年配のオバサンがしきりに携帯電話で話をしております。
最初は、声が小さかったのですが、しだいに甲高い馬鹿でかい声になって行きます。

電話の中では、相手と自分だけの世界に入り込んだのでしょう。
自分の世界とは主に五感で感じる、感覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五種です。
テレビの情報や、旅行で見たり、聞いたり、肌で感じたり、人の話を聞いたり、嗅いだり、触れたり、飲んだり、食べたりして感じます。

ところが、自分以外の人々のカラダの痛み、心の傷の痛みなどは、どんなに頑張っても、この五感だけでは感ずる事が出来ない事でしょう。
ところが理屈は判っていても中々、実現しきれていない自分がいます。

私の隣で携帯電話に夢中になっているオバサン。周りの人々も一斉に迷惑そうな顔に。
やむなく自分の携帯のメモ欄の文字を拡大して「電車内の会話はマナー違反ですよ(汗)」と書いてオバサンの目の前に差し出しました。
これは以前にも同じような指摘をしたことがありますが、それを目にしたオバサンは、恐縮そうにペコッと頭を下げ、早々に電話を切り「スイマセン」と廻りに謝っていました。
周りの人々もその動作に好感を感じてニッコリと…

携帯電話のオバサンも、電車内の通話は駄目な事と知りつつ、話し相手の世界に引き込まれて行ったのでしょう。「他人のふり見て吾が身を正す」の心境になったひとコマでした。
今日は家庭裁判所で電話を用いた遠隔調停を行いました。
姿の見えない相手に心情を伝える難しさを、身を持って感じてきたところです。

明日は祭日、弊社は全員休みとなります。休日谷間の平日は、経営者の行う事案が山積されます。それに家庭裁判所の調停業務でしたがどうやら明日も仕事になりそうです。
さて、写真は朝に撮った弊社屋ですが、その後にスコールのような雨…
そして真っ赤な夕陽がとても綺麗でした。

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今どきの若い人と言うが…七飯町~北斗市

2014-09-20 17:09:57 | ファース本部
「今時の若者は」と言う言葉に後に続くのは、総じて若者に対する不満が多いようです。
そして次には「我々が若い時は」と続くのでしょう。我々の時代は過去のモノなのですが。
今時の若者は、私達のように食う苦労をしない分、純正培養されているようにも思えます。

「食う苦労」は、食うために知恵や工夫が生まれ、強かなハングリー精神が培われるのでしょう。一方で、ゆとりやふくよかさを蔑ろにしてしまう怖れもあります。
自分の口に入れることのためにだけ努力してしまう傾向も無きにしも非ずでは。

写真は、昨日撮った搭乗風景ですが、茶髪で耳飾りを付け、だぶだぶのズボンを履いた、見るからにヤンキーの若者(写真と違う)が飛行機に乗ってきました。
直ぐ前を行く年配のオバチャンがカバンを棚に上げようとモチャモチャしており、怒鳴り声でもしそうな雰囲気だったのですが、何と優しく丁寧に棚へ上げてくれていました。

先を急ぐビジネスマン風の男性達は、通路を塞がれて邪魔そうな態度が多い中、茶髪の兄ちゃんの行い……窓側で動きの取れない当方は、その様子を観察するしか出来ません。
荷物を上げて貰ったオバチャンは恐縮顔で「有難うございますと」、すると何ともさり気なく、にっこりと笑った顔がとても好青年の印象的です。今時の若者に感心したしだいです。

今日と明日、弊社ハウジング事業部は、ファースの家竣工見学会を行っております。
この家の建主さんはともに若いご夫婦です。大切な住宅を公開して戴きたいと申し出たら、何とも気持ち良く、承諾してくれました。建主さんは、私達も人様の家の見学会でファースの家を知ったのだから、今度は恩返しをしたいと……頭が下がります。

もしかして今時の若者達は、我々の時代より寛容性が向上しているように思えます。
今時の若者は立派ですよ……さて、当方は今日、少し早めに引き上げさせて戴きます。

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パーソナリティーと人脈…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2014-09-19 18:16:33 | ファース本部
家庭裁判所での勉強会では色々な当事者がおります。
そもそも調停制度とは、相手方の言い分を受容する寛容さも必要なのですが、中には寛容さどころか、自分の言い分を一歩も譲らない当事者もおります。
人格的な問題が伺える人も存在するというわけです。

昔は「人格障害」と言い方を致しました。
昨今、家庭裁判所では同じ症状を「パーソナリティー障害」と称するようになりました。
「人格」とはストレートに当事者の芯に迫る言葉であり、「パーソナリティー」とは芯に迫るのではなく、おおらかな人柄的な意味合いです。

パーソナリティーの備わった人には、色々な人脈がいつの間にか備わって行くようです。
人脈などは、利害だけでの繋がりも人脈のうちなのでしょうが、「利害の切れ目が縁の切れ目」となり、とても薄っぺらい人間関係と言えそうです。

一緒にいて楽しい、困ったときに話を聴いてくれる、いつも同じ目線だから、だから大好きになり、いつの間にか信頼関係が確立して出来た人脈は、絆がとても太いのです。
薄っぺらい人脈か、太い信頼の人脈かは、その付き合っている人どうしのパーソナリティーで解ってくるよう気が致します。

自分が困った時に手を差し伸べてくれる人が居たとするならそれは、相応の行いをして来たことに他なりません。つまり、他人のために行う善意、善行などは、裏返せばすべて自分に還ってくるのだと言うことでしょう。
仕事を頑張るにもボランティア活動を行うにも、それはすべて自分のためだと思って行うと何の苦痛にもならものです。それがいつの間にか人脈になっているようです。

今日も多くの方々と触れ合うことが出来ました。戴いたご縁をいつまでも大切にすること言うことなのでしょう。それが真の人脈なのかもね。
さて、写真は東京から戻って北海道の空を見上げたら、葦の穂の先っちょに綿帽子のような白い雲がふんわりと浮かんでいました。深まる秋が否応なしに…
明日の土曜日と日曜日は隣町の七飯町でファースの家竣工を行います。
是非ご体験ください。

七飯町見学会情報


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税金と税収のバランスとは…東京都内

2014-09-18 21:10:12 | ファース本部
今朝は、政治家の勉強会に参加してきました。政府は、企業収益をめざし様々な施策を打っているようです。企業の収益アップは、社員所得を多くし、消費マインドが向上させ、そのことで景気浮揚が為されると必然的に税収が増えることになります。

我国は、政府と地方自治体が1000兆円もの天文学的な額の借金体質となっています。
消費税を10%にしたところで12兆円、現在の借金利子23兆円の半分にしかなりません。
その上で法人税制を引き下げる法律を検討していますが、それによって見かけ上の税収が大幅に少なくなることが懸念されています。

一方では、法人税減税こそ景気浮揚の一里塚だと解くエコノミストも存在致します。
それは企業の内部留保でなく、減税分を社員給与に反映させることが前提なのですが…
税制改革には、裏側にまで配慮した法整備が必要なのでしょう。

そもそも赤字国債などは、発行してはいけないことになっているにも関わらず「公債特例法」と云う法律で「止むを得ない事態」に国会決議を行う事になっています。
この「止むを得ない事態」は、既に何十年も続いているのですから、これを「止むを得ない事態」ではなく恒常化した異常事態とも云えそうです。

景気浮揚が出来れば、金、モノ、人の全てが循環し始めます。
その試練の時期が今なのでしょうか。ともあれ景気浮揚の特効薬などは在り得ないのです。
私達が、働く意欲が湧き出る様な環境整備を行うのが政治なのでしょう。
多額な内部留保している企業には、ベースアップ財源にしなければ特別税を付加するくらいの政策が必要かも知れません。

今日は提携メーカー担当者と相互の損得勘定を譲り合いながら進捗させる方法について協議しました。自分の都合だけを主張していては、建設的な方法など見出せません。
また、来社されたリフォームコンサルの社長さんからとても感心する提言を戴きました。

工務店経営の切り口は、奥様を味方につけるリフォーム受注が重要だと。
何回も納得できる内容です。
私達民間企業は、様々な外部環境に対応し連携する企業同士が身を削って経営を行っています。
国政も親方日の丸が通じなくなった時代の潮流を意識すべきでは。

さて、今日は政経勉強会を終えてから終日、東京事務所で来客対応を行っていました。
写真は弊社東京事務所前です。
貿易センタービルに撥ね返った太陽熱が周辺気温を上げ、蒸し暑さを感じます。
北海道では暖房を行い始め地域もあるのですが…

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住宅情報の正しい伝わり方…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-09-17 21:27:54 | ファース本部
一般紙である大新聞に掲載される住宅情報とは、結果や途中経緯、その後の状況などが記事として掲載されることはありますが、確信に迫る内容が少ない様に感じます。
また住宅専門紙は、宣伝広告を大きな収入源となっており、スポンサーの顔色を伺うことが多く、当たり障りのない内容になりがちです。

今日は、先代社主から長い付合いの日本住宅新聞編集長と意見交換する機会がありました。
編集長には、一般紙が書かない内容こそを記事にすべきと提案をさせて戴きました。
原発再稼働などは、とてもデリケートな内容ですが、中央で見る背景と現場で見る現状では、その見える次元が大きく異なっています。

再稼働の是非などの情報は、安全性の実情、地域経済の実態などをつぶさに取材し、客観的な内容を伝える使命が専門紙にあるように思えます。
安全優先するか、経済優先するかと問われたら誰もが安全優先を選択せざるを得ません。
そのような短絡的な問い方ではなく、原発の現況を客観的に見る必要がありそうです。

原発問題がイデオロギー的な議論となっていないだろうか。
再稼働促進の理由はいくらでも引き出せます。また再稼働をさせない理由も多くあります。
様々な意見や主張を公平に伝えて大衆の判断に委ねることが肝要と思われます。

いまの時点で再稼働を唱えるものは右翼的な発想の持ち主との偏見も少なくありません。
真に国民の安全は、穏やかな環境で不安のない確たるエネルギー開発を、国を挙げて行うべきなのでしょう。一般紙の論調は結論ありきで理屈付けをしているように感じます。

このようなデリケートな問題は、専門紙が積極的に取り上げて行くべきと思われます。
今日は、専門紙の在り方の意見交換の他に、先進的な建材研究の先駆者などとも貴重な意見交換が出来ました。写真は宿泊ホテル前の光景で、都心にも秋の深まりを感じさせます。さて、明日も一日都内で過ごします。

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幸せリフォームを思考する…七飯町~函館市~北斗市

2014-09-16 17:54:33 | ファース本部
家に人が住むと何かが傷むのは人の住んでいる証しなのでしょう。
だからこそ人の暮らしには、家のリフォームが必須とも言えそうです。
汚れた綺麗にすることは、掃除することで成就するのですが、それは表面だけ。

外装や内装を取り替える、塗り替えることなどもリフォームと言います。
設備機器を入れ替えると床壁天井など直す大工さんが必要になることもあるのでしょう。
このようなリフォームはタイミングや業者選びなどが大きなポイントとなりそうです。

私達、ファースグループの工務店は、温熱リフォームを得意としています。
温熱リフォームを行うには、先ず既存の温熱性能を調査して掌握しておく必要が絶対です。
リフォーム前の温熱性能に対し、リフォームを行うことは、いったい何処までの効能があるかを出来るだけ正確にお施主様に提示することが求められます。

今年は全国的に秋になるのが早そうであり、北海道では既に暖房の準備をし始めたところもあります。ファース本部のゲストハウス(げっかそう)は、蓄熱暖房機から高機能エアコンによる暖房方式にリフォーム致しました。これは機材取り替えですが、断熱材やサッシなどの新機種導入も伴うことがあります。

暖房機を替えても家の断熱性能が脆弱では、真の省エネで暖かい空間を構築することは困難なのです。特に暖かい暖房空間は、住む人の疾患率(病気にかかる率)が低くなります。
昨今は、高齢化になりつつある社会です。
この高齢者ほど寒さによる疾患率が高まる傾向にあることは、様々な研究成果のエビデンスでも明らかです。

単に綺麗にするためのリフォームをその際には、温熱リフォームを思考することが重要だと思われます。またリフォームは、お施主さまが住んだまま施工する場合が多く、施工者との信頼関係の構築こそが優先されるべきでしょう。

今日は「げっかそう」の暖房切り替えを視察してきましたが、途中の大沼公園の駒ヶ岳の剣先に雲が乗っかって、すこし歪な山に見えました。(写真)さて明日は東京です。

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家づくりは地域密着型の工務店…函館市~北斗市

2014-09-15 17:11:14 | ファース本部
私達のように家づくりを生業にしているものは、家をつくって引き渡してお金を戴いて終わりにすると、手離れが良く経営効率が高いと思われがちです。
家を売って終わりにすると、次の受注は最初からの出直しになる…と言うか、作りっ放しの評価は、次の受注を難しく致します。

家をつくるほどメンテナンス対応などに追われることになり、お金は戴いた家をコストと見なすビルダーも少なくありません。
家づくりを行い、お引き渡しを終えた建主さまは、やりようによって施工工務店の営業をサポートして戴く重要なパートナーになって戴けます。

それには、技能的にも、技術的にも正しい家の性能を担保することが優先されます。
見た目だけやプレゼン上手だけでは、住んだ後に建主さまから、寒い、暑い、光熱費が高いなどの苦情を戴くことになり兼ねません。まずはハードの確立が先です。
次に施工者は、お引渡した後のアフターケアーが重要な要素となります。

私達は、建主さまの立場に立てば建築して住んでから全てが始まりなのです。
その同じ立場にいることが何よりも大切なのでしょう。常に建主目線で居られるか。
それがソフトなのでしょう。人任せにするのではなく、転勤も定年もない地域密着型工務店なら、経営者が先頭になってそれが出来ます。

写真は四国ファース会の方々ですが、「常に建主さんの立場に居る」を信念にしています。
私達ファース本部はハード開発を行い、地域仲間の工務店がソフトを極めます。
「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」が私達の基本理念です。
住む人の幸せを私達、家づくりに関わったモノの全て(工務店、協力業者含む)が一緒に分け合いましょうと言うことです。

今日は連休最終日の敬老の日です。誰もがいずれは年寄りになるのですが、時代を支えた方々を敬う気持ちを再認識する一日なのでしょう。
写真は先ほど撮った田圃に向こうの函館山ですが、秋晴れの夕陽を受けて佇んでいました。
さて明日からのハード日程の備えを怠らずにしなければなりません。

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何故に家を密閉するのか………北斗市

2014-09-14 20:38:34 | ファース本部
元々、我国の家屋は高温多湿な気候を鑑みて、開放の思想が基本となって家づくりを行って来ました。
しかし住宅産業は、経済成長の基幹産業に位置付けられてから大量生産大量消費の対象となった過去があります。

新建材で家づくりを行うと必然的に気密が出てしまい、それが住宅寿命に大きく関わるようになりました。
気密性を高めた家には、相応なバックアップ機能が不可欠となります。

写真はファース専用空調装置の1部ですが、30年前からこのような研究を行って来ました。
世の中の流れがようやく追い付いて来たようです。

今日は連休中日ですが研究室で新たな試験を行っていました。

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