豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

皆で来る年に「福」を迎える準備をしましょう…北斗市

2009-12-30 17:20:42 | ファース本部
今年もあと一日ちょっとなりました。
思えば、アメリカ発の不況風が吹き荒れて経済環境が大波乱の年でした。
自民党政権から、民主党政権への政権交代もありました。

不況風は我々の住宅業界もまともにその影響を受けています。
住宅業界と言うくくりでは影響を受けても、地域の小さな工務店は普段から生活で生ずる住まいの修繕、リフォーム、その延長で新築と、地域住民に育てられています。

地域密着の小さな工務店は、業界全体の影響が極めて少ないと言えます。
全く不安を抱く必要もありません。
今までどおり地域住民や建主さんに慕われ、愛される工務店経営を行う事で充分に生残って行けるでしょう。

ファース・グループ関係者は、こぞって「福」の乗った年を迎える機運と心構えを整えて参りましょう。写真は「福」を迎える準備完了の本社の神棚です。
皆様のご多幸を祈念して今年最後のメッセージを致します。

社長の携帯一言ブログは年末年始も続けて参ります
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来年一年の方針はこの年末に固めよう…北斗市

2009-12-29 14:02:55 | ファース本部
「一年の計は元旦にある」と言う格言があります。
今朝の今年最後の朝礼訓示では「来年一年の方針を今年中にまとめよう」と話しました。今年中に来年の自分の歩みべき道を意識してながら年末を過ごし、確信を持って新年を迎えようと言う事です。

会社のスタッフは、労働基準法の就労規則に則って業務を行わなければなりません。それは、年末年始をしっかりと心身ともにリフレッシュし、休養をとり、来るべき年に備え、万全の体調を整えて貰うと言う事なのでしょう。

いつも来てくれるヤクルトのオバチャンやダスキンのオバチャン達も、「どうぞ良い年を!!」と声を掛けてくれました。みんなが明るく元気、そして笑顔で新しい年を迎えて戴きたいものです。

毎年、年の瀬があり、毎年、新年を迎えます。
そして毎年、今年こそはきっと良い年にと祈念します。
時間を経ると言う事は、様々な試練を押し寄せてくると言う事でもありましょう。
その試練がソフトなものであって欲しい、そしてその試練を超えてた時にこそ幸せのあかしを見出して欲しい…誰もがそのように思いながら節目、節目を乗り越えて行きます。

今年も残すところ後二日あまりとなりました。
今年中に来年はもっと幸せなれるための方針を固めておきたいものです。
写真は本社詰めスタッフ全員でソバ食で打ち上げを行った会議室を撮りました。

来年もまた全員が元気でこの会議室に集まれる事を念じています。
弊社は、来年1月6日から通常業務となります。

さて、我々経営者は、仕事もあれば個人もあります。
年末年始は公私ともに通常よりもハードな身体の動きになりそうです。

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小石の歴史と人の歴史…北斗市

2009-12-28 18:16:23 | ファース本部
土が固まって岩になり、隆起したり崩れたりして岩石になり、その岩石が転がって角が落ちて丸くなって行くのでしょう。標高1000m以上の山岳から魚などの化石が出てきます。つまり大昔、その山岳地域が海底であった事を示しています。

噴火などで瞬時に隆起したものより、一年間にミリ単位で盛り上がって山になった確率の方がはるかに多いのだそうです。自然隆起と言うのだそうですが、日本列島もミリ単位で大陸側や太平洋側へ移動していると言います。今のようなアジア大陸、アメリカ大陸、アフリカ大陸と地球上の配置も少しずつ変わっているのだと言います。

山から転がり落ちた岩石が、石になり私達の目の前に現われる時期までには、何万回、何十万回も転がって、石どうしがぶつかり合い、磨き合って小石になったのでしょう。
写真は小さな方が私がいつもポケットに入れている小石です。大きな方が玄関先に落ちていた道路の舗装の下地材として用いる石です。

この輝いている小石は、徹底して磨き上げたものですが、海岸などに転がっている石を探せば人工的に磨き上げたモノでなくとも、ピカピカに光った小石もあります。その小石の出所と、辿った経緯によって輝きが異なってくるのでしょう。

ダイヤモンドは、もっと硬いダイヤモンドでなければ研磨できません。
石は、その石どうしが擦り合って研磨されるのでしょう。
人も人に揉まれて輝きを増すと言います。石の歴史は、人の歴史と共通しているように思われます。

弊社は明日が仕事納めです。
実質的な業務は今日で終了する事になるので今日もスタッフのみんなが真剣な面持ちで仕事に励んでいます。日々の葛藤が人々の輝きを引き出して行くのでしょう。季節はずれの雨に見舞われた北斗市も少しずつ暮れて行きます。



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モノの価格と景気浮揚の切り札は…北斗市

2009-12-26 15:17:11 | ファース本部
消費大国と言われたアメリカがサブプライムローンの綻びで一気に財政悪化となりました。虚業と言う中身の無いマネーゲームで景気を保持して来たのでしょう。
我国でも企業を売ったり買ったりのマネーゲームで大儲けした新興企業が、あっと言う間に破綻した事がありました。真摯にモノを造って正当な利益を得る事が本分のようです。

景気が悪いから、安いものを買う。安く売るために企業は、資材購入コスト、賃金コスト、搬送コストなどを徹底的に値切って行きます。店頭に並んでいる商品は、生産メーカーに品物を納める企業で成り立っています。この下請け企業が安価な発注価格に喘いでいます。

派遣社員を切り、運送代金を値切り、原料原価をとことん安いものにします。
店頭価格を安くすると、多くの企業の収益が減り、社員の賃金が下がり、モノを買えずにいるともっと商品が安くなり、更に給料が減ると言う悪循環の事をデフレスパイラルと言います。

アメリカのように個人の借金による消費動向も虚業のような危うい経済環境でした。安売りを看板をした商売の裏側では多くの関係者が薄利で喘いでいるように思います。家づくりにおいても、家を安く売るためには30業種もの方々に様々な経済的なストレスを与えます。

私達は、安い買い物が出来たと得したような気持ちにはなりますが、モノの価格が安くなると言う事は、自分の所得も安くなる事なのでしょう。
良い品物を、適正な価格で買ってこそ、自分達の報酬も担保されると言う経済メカニズムがあります。

景気が悪いから安いものを買い、安いものを買うから更に景気が悪くなる…
この悪循環を変えるには、400兆円もあると言う富裕層の多額な預貯金に高額課税を課して消費を促す政策なども有効と思われます。
ともかく景気を浮揚させるには、価格だけの安売り商品に飛びつかず、品質重視で適正価格でモノを買う事が賢明のようです。

写真は毎日のように新聞折込に入る安売りを知らせるチラシです。
昔の八百屋、魚屋、洋服屋などは、チラシがなくとも客が来てくれました。
決して安くはありませんでしたが地域経済とは、売る方と買う方の双方に公平な豊かさを配分していたようです。

今日はかなり強い、季節外れの雨に見舞われている北斗市です。
今年最後の週末は、新しい技術の特許出願書執筆に追われそう…

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なるべくして為る管理職と平社員の異なり…北斗市

2009-12-25 18:02:20 | ファース本部
選挙では、自分の名前を書いたタスキを肩にかけて、更に自分の名前を自分で連呼して街頭を練り歩き、その経緯を踏んで議員や首長になります。
大きな志(こころざし)が無ければ出来る行動ではないと思います。物凄いバイタリティーが内在しているのでしょう。

昨今の若い人は、上に立つ人になどになりたくないと言う人が増えているそうです。のんびりとマイペースで自分のなりの生活が出来れば良いと言う生き方なのでしょう。それもまた人生価値観ですから、他人がとやかく言える立場にはないと思います。

金儲けと立身出世に奔走し、人間関係を歪ませたくないと思うのも立派な生き方です。しかし、能力もヤル気も気概も無く、ただ人の後に引っ付いて付録のような人生を送る人ならともかく、自己主張に執着しないで才能もあり、人間的にも優れた人ならば、少し惜しい気がします。

確かに管理職より、平社員の方がはるかに気楽でマイペースな時間を過ごせるでしょう。弊社の管理職もそうですが、大きな責任を背負わされて、それでいて大した給料も多くないのが実状なのです。したがって平社員のままが良いと言うもの理解できます。

しかしながら人には、自然のうちに権欲や出世欲と言うものが潜在していると言います。嫁と姑問題は、「主婦」の二人いる事が起因した家庭内の主導権争いなのかも知れません。出世欲も、給料より組織を自分の思うように動かしたい言う権欲が働いていそうです。

人を踏み台にしてまで出世しようとする人は、周辺の人だけでなく社会的にもその状態が透けて見えるもです。家族や人のため、会社のため、仲間のためにと懸命に仕事や社会活動を行っていれば、必然的に平社員でなく管理職になるものです。

また肩書きの無い平社員のままでも、仲間や関係者から尊敬される人も少なくありません。そのような人は、自分が人々から尊敬されている事すら気付かない、とても自然な振る舞いがライフスタイルになっているようです。
是非、そのような人生、ライフスタイルで過ごしたいものです。

写真は今日の快晴の北斗市本社ですが、社内で特許技術の情報収集を行っていました。これがまた地味な仕事なのですが…
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年の瀬に幾多の人間模様が…函館~北斗市

2009-12-24 18:23:39 | ファース本部
今日はクリスマスイブと言う事でイエスキリスト様の誕生を祝う日なのでしょう。会社の中にも自宅にもクリスマスの飾り物があります。考えて見ますと我家は禅宗で家内の実家は神道です。日本人は何とも寛容な人種だと言えるのでしょうか。

写真は昨夜、我家に結婚入籍の挨拶に訪問の弊社研究開発室の冨田武美君と竹沢佳代さんです。富田君と竹沢さんは、今日のクリスマスイブを良い日と定めて入籍するそうです。つまり、今日以降は冨田夫妻と言う事になるのでしょう。

冨田君は、今年の春から富田君の80歳のおばあちゃんと一緒に佳代さんも同居しており、このクリスマスイブに入籍となったと言います。若い二人が祖母との3人同居生活に自信を持っての入籍だと言う事で、とても頼もしく、そして凛々しく感じたものです。

と言うのも今日の午後には、家庭裁判所で新規案件の家事調停を行ってきました。家族間の気持ちの中にある少しのボタンの掛け違いが、家族の信頼感を逸してしまう場合があります。最初に抱いた思惑が一緒に生活する事で次々と阻害されたのでしょう。

冨田君は、小学生の時にお母さんをガンで亡くし祖母の手で育てられ、その祖母と暮らす事がライフスタイルなのでしょう。そしてそれを実践して自信を深めての入籍です。ちなみにクリスマスイブに拘った理由は、周りのクリスマスイブ祝賀の雰囲気で結婚披露宴など割愛しようと、宗教的な意味合いでなく何とも現代的で合理的な理由でした。

最初から人に何かを求めようとすると、それが得られなかった時の失望を、いつしか他人のせいにしているもので、その瞬間からボタンの掛け違い始まるようです。相手の立場になって自分の出来る事を見つけようとする事で相互の幸せを見つける事が出来るでしょう。

さて世の中は不況風が吹き荒れているようですが不況とは、人の心の中、気持ちの中に在るようです。デパートなどの売り場では行列を作る人出で賑わっています。

年の瀬で慌しい日々ですが、社会には幾多の人間模様があります。どうせ過ごすなら、写真の若い二人のように心豊かな時間を過ごして参りましょう。
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高寿命、超省エネ、太陽光発電、調湿省エネ、ソーラー活用、エコ給湯、エコ暖房のフル装備住宅…北斗市

2009-12-23 16:41:37 | ファース本部
我慢をする事もなく快適に生活をエンジョイしながら、それでいて地球環境に負担を掛けない家づくりを行うには、どのような家になるのでしょうか。
北海道の真冬はマイナス20℃以下にも気温が下がる場合があります。

酔っ払って眠った場合、朝になったら凍え死んでいたなどと言う話は、冗談話でなく在り得る事なのです。このような厳寒の地域でも快適で本当の省エネ住宅を思考しています。

先日に訪問した道東の斜里町、丹羽工務店さんが企画して施工したファースの家は、まさに次世代型のエコ住宅(写真はそのFEEL-J)と言えるでしょう。
先ず、熱損失係数(Q値)が完全に1.0w/k㎡を切る温熱高性能を保持しています。次に90年間は大規模改修を必要としない劣化耐久構造を為しています。

更に窓から入った太陽熱を床下に設置した潜熱蓄熱材に溜め込む機能を持っています。また、住む人の生活発生水を床下と天井裏に溜め込み、乾燥時に排出させて空気の乾き過ぎを防ぎ、人の身体から水分蒸発する際に体温を奪う事の無い保湿省エネを図っています。

まだまだあります。屋根には太陽光発電パネルが設置されていて日照時には、殆どの光熱費を賄い、余った電力を電力会社に買って貰うようになっています。
更には、厨房やシャワー、入浴なの給湯は、ヒートポンプ給湯(寒冷地用エコキュート)を設置し、一番肝心な暖房は、電気ヒーターで冷媒過熱を行うハイブリット式ヒートポンプを用いました。

厳寒地でのヒートポンプ暖房で、通年エネルギー消費効率(APF)を3.5(電気ヒーターの3.5倍)まで引き上げる事が出来ます。先日の訪問時は、最低気温マイナス10℃、最高気温マイナス1℃の真冬日でしたが、ヒートポンプ暖房機一台で全館暖房を為していました。

売り上手のハウスメーカーなら、このような家を「ゼロエネルギー住宅」とか「無暖房住宅」などと言うキャッチコピーを使用する事でしょう。ともかく、高寿命、高耐久、超省エネ、太陽光発電、調湿省エネ、パネルの要らないソーラー活用、エコ給湯、エコ暖房の全ての装備を入れて2000万円以内で供給しようと言うのがこの「FEEL-J」です。

このような住宅は建主さんもさることながら、社会的な負担の軽減に大きく貢献する事でしょう。丹羽工務店さんの助けを戴きながら、北海道だけでなく全国へ…
こう期待を…今日の祭日は、低温ながらも穏やかに暮れてゆく北斗市でした。
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外壁、内装の塗り壁が見直される…札幌~函館~北斗市

2009-12-22 22:41:56 | ファース本部
高度成長時代の昭和40年代の外壁の殆どがモルタル塗りの湿式塗り壁でした。砂、セメントを調合したモルタルをラスが隠れる程度の厚さでコテ塗りし、生乾きの柔らかいうちに粗いクシで細かい筋を幾本もつけて固めます。
一週間の養生で、もう一度モルタルを塗ります。さらに一週間してから石灰リシンで表面を白く色づけ仕上をします。

住宅の量産化で、何回も塗って乾かすような時間的なゆとりがなくなり、大量生産の時代に相応して開発されたのが乾式のサイディング壁です。
既に仕上がって乾き、何色ものカラーバリエーションも揃っており、短期間に施工完了します。

この乾式サイディング方式の外壁は、僅か10年もしないうちに完全に従来モルタル外壁の市場を奪ってしまいました。いまだにその乾式サイディングの勢いが続いているようです。新興住宅街に入ると、色とりどりの外壁の家が軒を並べています。

私が北欧を訪問した際に見た街並みは、白いリシン仕上げのモルタル外壁が殆どだったのにカルチャーショックを受けました。全部が真っ白のリシン仕上げなのに、1棟ごとに表情が異なり住む人の品性を感じます。

白い壁と濃い色の屋根は、女性が日々化粧を施すようにまめに手を掛けるそうです。道端の落ち葉を掃除するが如く、家の化粧も伝統文化となっているのでしょう。

写真は道東の丹羽工務店さんが企画建築した「FEEL-J」と言う、塗り壁主体のファースの家の温湿度です。内装の壁は全て塗り壁なので、乾燥時でも50%の湿度を保ちます。塗り壁は定期的な手入れが要りますが、その事で何十年も家に愛着を保持し続ける事も可能となります。この家は特殊エアコン一台で全館暖房をしており、次世代は塗る壁が主流になりそうです。

今日は、ガラスの共同研究を行っている栃木県の星野アルミ建材の星野社長と磯副社長が来社され、ガラス性能実験の分析作業を行いました。
ガラスの性能は次々と改善されますが、外壁や内装は、昔の善さを見直す時代になったようにも思います。

昨日は北見市から札幌まで列車移動、今日は札幌から函館まで列車移動をしました。北海道は「でっかいどう……」

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肩の力を抜けばとてもラクになります…美幌~女満別~北見~札幌

2009-12-21 21:11:18 | ファース本部
「私は特別で話も文章も誰よりも秀でている」と心の中で思い、自分の自信を奮い立たせる事は、時に必要であると思います。同時にその自信が謙虚さとなっているかどうかを自問自答すべきでしょう。
勿論、大きな自信と誇りがなければ人をリードしたり、人をその気にする事など出来ません。ところがその自信がエゴのように映る事があります。

人々は、人生を生き抜く上でいつの間にか、様々な競争に巻き込まれているものです。人生は競争社会なのでしょう。その中で他人より優れていると自負する事が在って良いのでしょうが、私などはそれで人の気持ちを傷つける結果になった場合もあります。

自分が一番だという思いを無くし、他人の立場を重んじ、他人の特徴を賛美する心の豊かさが必要で、人に花をもたせるととても穏やかな気分になれるものです。私自身もよくある事ですが、人の話を遮り、早く自分の主張を納得させたいと強く思う場合があり、これこそがエゴだったのでしょう。

自己正義とは、程度の差こそあれ殆どの人に在ると言われ、その自己正義感で他人排除を行っていないかを確かめてみたいものです。自己正義は決して自分の利益にはならず、他人正義を理解しようとする気持ちが実は自分のためになるようです。我を張らず、相手に花を持たせると、いつしか肩の力が抜けて気持ちがラクになるものです。

今日は大雪のため飛行機が欠航し、大幅な予定変更となりました。急遽、北見市内のファース工務店を訪問しました。大企業の岡村建設さんは、官庁工事から民間工事にシフトしてこの住宅不況の影響をあまり受けておりませんでした。岡村建設の会長、社長さんの先見の明があったのでしょう。
何よりも大企業としての驕りない姿勢に感心させられました。

写真は午後に訪問した児玉建設の社長、児玉光功(みつのり)さんと、奥様の児玉啓子さんです。児玉さんは、ご夫婦が力を合わせ、地道ながらも堅実な工務店経営をしています。岡村社長も児玉社長も肩の力を抜いて我を張らない事が、気持ちをラクにさせ、それで建主さんや社員、協力業者さんへの気配り出来るようになったと思われます。

飛行機欠航で、対照的な形態の両企業から人の在り方を感じた訪問でした。
明日は遠くからの来客予定があり、飛行機を止め特急列車で北斗市本社に帰社する予定です。真冬の北海道の移動には飛行機欠航も計算しなければ…
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作り手の心を買って戴こう…斜里町~大空町~美幌町

2009-12-20 21:50:59 | ファース本部
弊社の無料相談コーナーには、家に問題が起きて困り果てた建主さんからの相談メールが多く寄せられます。このような課題をメールや電話で事情を伺う事で、住宅建築における様々な課題やハード開発の情報を得る事が出来ます。ゆえに何故、問題が発生し、そしてそのような問題が起きないようするにはどするかの方法が見えてきます。

徹底的にお客より学ぶ事で良い品質の商品開発テーマを構築できます。
ヒット商品の開発とは、お客を尊重すると謙虚な気持ちが潜在していなければならないようです。また開発部門のスタッフがどんなに良い性能の売り物を作っても、販売部門の仕組みや対応する社員の人柄、性格なども売り上げに影響されます。

私達の企業を存続させるには固定客だけでは必ず衰退します。
常に顧客開拓をし続けるための活動が必須なのであり、そのニーズなどを必死に研究し、そのため絶えずお客さまに接し、ナマの声を聞く事が糧となるようです。

人に対する思いやりや優しさは、必ず商品とサービスに表れるものだと言います。お客さまに対する思いやりの無い人は、礼儀を弁えず態度が悪く嫌われて不愉快にさせ、大事なお客さまの心に傷を売る事になりかねません。
特に家づくりを行う者には、リフォームや新築も含め、建主さんに作り手側の真心を買って戴ける人間力が必要だと思われます。

今日は、美幌町で「美幌・木夢」(びほろドットコム)(会長・高橋工務店)主催の勉強会(写真)で講話を行いました。
「美幌・木夢」は美幌町が窓口となり行政指導と支援で、地場産材を地域加工し、地域の工務店が家を建てる事で、運送時CO2と減らし、地域の販売代理店などの業者に金、モノ、人が行き交う事での経済波及を促す事業です。

私達の仲間は、美幌町の山岸工務店さんがファースの家で参加しています。
「美幌・木夢」イベント会場で家づくりを計画中の方々と話をする機会がありました。「作り手の心を買って戴こう」との掛け声に共鳴して戴いた事がとても嬉しく思います。役所の方々も日曜日の夜の貴重な時間を割いて参加して戴きました。

全く雪の無い美幌町ですが明日は、札幌経由で北斗市本社に帰社する予定です。

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次世代型の家づくりを考える…北斗市~函館空港~丘珠空港~女満別空港~斜里町

2009-12-19 22:30:59 | ファース本部
デンマークでのCOP15は、何とか鳩山政権の面子を保つ事がかろうじて出来たようです。温室効果ガスを削減するには、単に数値目標を並べるのでなく、どのようにして実践して行くかを問わねばなりません。特に北海道では、最高気温がプラスにならない真冬日ばかりが続き、暖房用のエネルギーコストも膨大な量となっています。

この暖房用のエネルギーを減らすには、徹底した家の性能が求められます。
ふとんの中が温かいのは、36度ある自分の体温でその中が暖房状態になるからです。家の中でも人の発する体温、生活で生ずる照明機器、生活機器などの熱があります。更には、窓から入る太陽熱も上手に使用すると大きな暖房の熱源となります。

これらの熱を家の中で上手に活用する事は、高気密、高断熱と言う括りだけでなく、室内環境の在り方も含めた総合的な家の性能が求められます。
家屋内の空気の乾き過ぎや、壁の中が露点温度、構造木材や建材の含水量、などと住む人や家の寿命にも大きく関って参ります。

今日は、道東、斜里町のファース工務店、丹羽企画設計さんが建築した、次世代型ファースの家の完成現場を訪れました。ファースの家「FEEL-J」と名付けたこの家は、熱損失係数(Q値)が1.0を切り、寒冷地型ヒートポンプ一台で全館暖房し、寒冷地型エコキュートの給湯、太陽光発電を取り付けた次世代型のタイプです。

今日の外気温は-7℃、5kw一台の暖房機で室内全てを20℃にキープしていました。写真は、この家を見学に訪れた私の隣から、網走の山内建設さん、北見の岡村建設さん、設計施工者で斜里町の丹羽豊文さん、旭川の泰平工務店さん社長ご夫妻と撮りました。

蓄熱暖房機や燃焼型暖房機などを一切使用せず、太陽光発電で殆どの光熱費が確保できる仕様となっています。集まった仲間たちは、このFEEL-Jをヒントに次世代型の家づくりを発展させて行く事でしょう。
とにかく家づくりは、単に性能に特化するだけでなく建主さんと力を合わせながら「楽しむ家づくり」を実践されていました。

建主さんも、施工する側も、楽しくなければ家ではない!!……
心に残る彼らの合言葉でした。
今日も地域工務店の経営者さんから多くの学びがありました。

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南国と北国の人の営み…北斗市

2009-12-18 18:00:58 | ファース本部
昨日まで滞在していた沖縄は気温が20℃ありました。
写真は、先ほど撮った北斗市本社の駐車場ですが横殴りの雪が吹き付けて、最高気温が-3℃、現在は-7℃となっています。
沖縄の人々は昨日の朝の気温が16℃でしたが、それも寒い寒いと言い合っていました。

今日の北海道のような気温を聞いただけで卒倒しそうになると言います。
しかし、この猛吹雪の北海道にも人の営みがあり、寒いからと言う事が理由で出て行った人はおりません。住めば都とも言いますが、寒さ暑さよりは、その地域で培った人々の繋がりがあります。

都会に出て行った人々は、人間関係を構築し難くて仕事しだいで躊躇いもなく引っ越してゆくと言う事です。気候的には、北東北の秋田県など、真冬の日照時間が月40時間、日の要らない真夏の日照時間が140時間にもなります。
その真東の盛岡では、真冬の日照時間が120時間、真夏が100時間に減ります。

このように気候だけを見れば、明らかに太平洋側の方が住み易いと思うのです。しかし、だからと言ってそれが理由で引っ越したと人が居たとは聞いた事もありません。どんなに日が照らなくとも、どんなに寒くても、また灼熱の暑さであっても、人々の営みが地域社会を形成しているように思います。

家族の繋がり、親戚の繋がり、同僚同士の繋がり、地域活動の繋がりなどで人と人との関わりが、寒い暑いを完全に超越してその地域に住み着いているようです。

全国を回る機会が多いのですが何処に行ってもその地域の人々は、その地域を愛し、その地域の特徴を誇りに思っており、特に地域自慢はそこに住む人自慢のようです。

チベットの山奥にも人が住み、北極圏の氷の世界にも人が住み、赤道直下の熱帯雨林にも人の営みがあります。人は人との関わりがあれば、どんな環境でも生きて行けそうです。

明日は昨日の沖縄と比べて2時間も時差のある、知床半島の付け根まで移動しますが、久々に道東の仲間達に逢える事が楽しみです。
吹雪で飛行機が欠航しない事を祈るばかりです。

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沖縄に木造建築の家づくりを…那覇空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-12-17 18:44:46 | ファース本部
我国の木造家屋の歴史は既に数千年にも至ると言う文献がありました。
高温多湿の気候風土の中で木造家屋の果たして来た役割があります。
鉄やコンクリートの無い時代では、木材の他には石材しかありませんでした。

石を削る作業や出来上がる家屋の構造にもことごとく制限が掛かった事でしょう。石は腐りませんが木材は腐食したりシロアリなどの虫害も受けます。
この木材の腐食と虫害を防ぐための工夫が必要です。私達が開発した「ファースの家」は、極力このような被害に遭わないような工夫を施しております。

コンクリートの家屋が建築されるようになったらシロアリ対策、腐食対策、そして沖縄などでは、台風対策などで一気にコンクリート住宅が普及し始めました。特に沖縄の家屋の殆どがコンクリート住宅です。ところが根本的な暑さ対策が為されておりません。

コンクリートが炎天下で熱せられて蓄熱してしまいます。コンクリート1立方メートルを一度冷やす、或いは一度温めるには、270wもの熱量を要します。これは空気の900倍もの熱量に相当し、いくら冷房機を稼動させても冷気がコンクリートに吸収されてしまいます。

更にコンクリートはたっぷりと湿気を吸い込んでおり、四六時中、湿気と輻射熱を放熱しているのです。冷房環境には最悪の環境となります。
コンクリートを完全な外断熱を行うなどの対応が必要です。
エコを考えれば、ファースの家のような機能を持った木造住宅こそ、沖縄の地域には向いているように思われます。

冬の無い沖縄で真夏を快適に過ごせると、こんな住み良い地域は無いと思います。シロアリ被害、台風被害に遭わない仕組みのファースの家を沖縄につくると、最高のライフスタイルが出来そうです。
沖縄へのファースの家展開の可能性を強くした来沖でした。

南国沖縄で充分に静養でき写真は、今朝の朝食ラウンジから撮った沖縄の朝です。
プラス23℃の沖縄から戻った北斗市の今の気温はマイナス7℃、その30℃…
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ひめゆりの塔と普天間基地の問題…嘉手納~普天間~那覇市

2009-12-16 22:00:00 | ファース本部
沖縄の平和祈念堂に残された資料には、惨たらしい戦争の傷跡が生々しく記されています。今日は、戦時中に看護婦として従軍した何の罪もない女学生が、壕中の病院で亡くなった「ひめゆりの塔」の歴史を知って、戦争の怖ろしさを改めて心に刻んできました。

一方、同じ沖縄には、アメリカの軍事基地が多くの危険を孕みながら活動を行っています。今日、平和祈念資料と軍事基地の双方を見て、その矛盾に心を痛めてしまいます。アテンドしたタクシー運転手さんも毎日、米軍基地を見ながら仕事をしているそうです。

普天間基地はまさに市街地の真ん中に位置し、頻繁にヘリコプターの離着陸訓練を行っています。また嘉手納基地は、戦闘機や輸送機の着陸訓練(写真)を行っておりました。凄まじい爆音が鳴り響き、付近の住民の安全を脅かしているのでしょう。

それでも、アジアと我国の防衛を深慮すると米軍基地の必要性も理解せざるを得ません。しかしながら、少なくとも普天間基地の即時移動は一刻を争う事のように思います。全てに相手のある事だと、皆の意見を聞いて結論が先送りになり、もし犠牲者が出た時の責任は誰が…

また基地の町で成り立って来た沖縄経済の現況を考えると、安全確保と経済活動、国土防衛、米国調和などと、ある程度の方向性は見えてきそうに思います。

平和とは何か…国民に「友愛」を掲げ、その通りの政治が出来るに越した事はありません。全ての国民利害、関係国家間の利害、政党間の利害、自然保護観点などを尊重して政治を行う事が前提でしょう。

しかし先ずは、眼前にある危険を解決する事が何よりも優先すべきであり、それも半々の意見を聞いていたら決断実行など出来ないと思います。
政治とは、総理が全ての事に責任を持って実践実行する事なのでしょう。

私達のように家づくりを生業とするものは、出来た家、出来る過程、出来た後などの事象に対して、その全てに工務店経営者がその重責を担っています。

離発着する普天間基地の滑走路の脇にそびえる椰子の木が強風で大きく揺れ、樹木までもが早期解決を望んでいるように見えました。
今日で静養を終え、明日のこの時間は氷点下の北海道にいる事でしょう。

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優柔不断と人は言うけど…北斗市~函館空港~羽田空港~沖縄県那覇市

2009-12-15 20:30:59 | ファース本部
新政権になってから鳩山首相は、何一つ決められないでいるとの批判が渦巻いておりテレビのコメンテーターの多くが鳩山首相を優柔不断だと断じています。

確かに普天間問題、ダム問題、子供手当て問題、高速道路無料化問題などと、課題が曝されたままになっている感はあります。
一つ一つ固めて行く事も必要なのでしょう。このような政治課題のどれをとっても、日向と陰の部分が出てきます。

誰に何と言われようと、自分の信念のもとに決断実行すべきです。政治決断の善し悪しは、後世になってからでなければ見えて来ないのでしょう。

今日は、航空会社の期限付き優待券で静養のために沖縄に遣って来ました。その飛行機の機内で、自民党の重鎮と一緒になり、しばし懇談する事が出来ました。羽田空港の乗り換え時には、民主党の参院候補予定者と顔を合わせ意見交換が出来ました。

そう言えば先週末に来社された議員さんは、新党大地だったような…
また当方には、共産党の議員さんが時々来社され意気投合する場合があります。つまりは私自身が本物の優柔不断の張本人なのかも…

政治家を批評するのが評論家やコメンテーターの仕事だとしたら、陰と日向のバランスを客観的に示し、是々非々の内容であって欲しいものです。
自分がその場に立った事の無い人の一方的な批判的論評は、決して説得力の在るもでありません。

沖縄に来たので静養しながらも、明日は普天間基地などを見て来ます。
マイナス6℃で猛吹雪の北海道から気温22℃湿度90%の沖縄に来ました。
沖縄の人は半袖シャツを着てホテルは冷房を…同じ日本なのですが…
写真は、宿泊しているホテル前です。歩くと汗ばむ南国沖縄です。

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